社会問題小説・評論板

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冷たい手
日時: 2009/01/27 19:28
名前: 蒼嵐 (ID: FCLyGM6a)

クリックどうも有難う御座います^^*

シリアス・ダークからやって参りました
蒼嵐そらと云う者です。

社会問題系で書くのは初めてですが、
頑張りたいと思います!

若くして母になってしまった
ひとりの少女をえがこうと思います。


*登場人物*

新井 優華
(あらい ゆうか)

※話が進むにつれて増えてゆきます

Re: 冷たい手 ( No.38 )
日時: 2009/05/06 15:44
名前: 蒼嵐 (ID: ZEtdBFlK)
プロフ: http://x119.peps.jp/may0naka/

あげ↑

Re: 冷たい手 ( No.39 )
日時: 2009/05/07 17:56
名前: ぽぽ (ID: uiVbj.y2)
プロフ: http://今「メルト」頑張って覚えてまっす!あとぜんまい仕掛けの子守唄とか・・・・・・・皆ぁータメ口おk☆だからねぇ〜♪^3^/

いえーぃ

元気復活!!

最新頼んます—ω—人

Re: 冷たい手 ( No.40 )
日時: 2009/05/16 19:42
名前: 蒼嵐 (ID: LXdRi7YQ)
プロフ: http://x119.peps.jp/may0naka/

 
ふわっと明るい闇夜の炎。
汚い金が灰になる。
私の心はいまだ晴れない。
汚いものが汚いものを燃やしたってどうしようもない。
いっそ自分の手ごと燃やしてしまいたかった。
私も汚いから、
この金みたいに灰になれるかな?
それとも無駄に丈夫なあたしの身体は、
燃え尽きずに醜い姿で焼けただれるだけなのかな?
そんなのやだな。
死ぬ時くらい綺麗な姿で死にたいな。

とんとん——

「?」

——と肩を叩かれて、
私は後ろを振り返る。
若い男が三人。
にやにやといやらしい笑みを浮かべて立っていた。

「君なんでそんなにお金持ってんの? しかも燃やしちゃってるし。そんなことしちゃうくらいなら俺たちに恵んで?」

私は黙ってその場から逃げ出そうとした。
が、男たちがそれを許さなかった。
私の右手首を掴んでぐいっと引き寄せる。
私はバランスを崩して、男の一人に抱きとめられた形になった。

「離して!」
「逃がさないよ。俺たちすごい困ってんの。だからちょっとでいいんだ。お金貸して? そしたらお兄さんたちがイイコトしてあげるから」

そう言って男は私の首筋につぅっと舌を這わせる。
ぞくぞくっと背筋に走る悪感。
もがくも男三人の力には敵わない。
男の手が制服の下の肌に直接触れた。
 

Re: 冷たい手 ( No.41 )
日時: 2009/05/16 19:47
名前: 蒼嵐 (ID: LXdRi7YQ)
プロフ: http://x119.peps.jp/may0naka/

 
この小説消されるかも
 

Re: 冷たい手 ( No.42 )
日時: 2009/05/17 18:19
名前: 蒼嵐 (ID: LXdRi7YQ)
プロフ: http://x119.peps.jp/may0naka/

「やぁっ…離っ…」

言いかけた時だった。

「ぐあぁっ!」

鈍い音と同時に男の低い声が吐き出された。
私の身体は解放された。
何が起きたのかなんてわからなかった。
私の足元には私を羽交い絞めにしていた男が伸びている。
視線を上げるだけで確認できた。
さっきまでいなかった、
男を伸した張本人。

「平気?」

冷たい手をした温かい笑みだった。
 


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