社会問題小説・評論板
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- 学校と家庭
- 日時: 2015/12/26 17:58
- 名前: 水紀 (ID: .4mFzsId)
皆さんこんにちは、水紀と申します。
この『学校と家庭』では、学校では明らかに主人公のことを「気持ちが悪い」、「近寄るな」とでもいうような眼差し。
そして家庭内では、母親と父親がすれ違う日々。
日に日に溜まってゆくストレスと不安。
そんな少女に新たな人との関わりが出来た、その事を境に主人公の歯車は動き始めた…。
一回投稿して、修正、とゆうこともあります。
ご了承ください。
追加の注意点
学生ですのでほとんど、夕方、夜にしか投稿できません。
- 学校と家庭 ( No.1 )
- 日時: 2015/11/13 23:36
- 名前: 水紀 (ID: ChKdbj6w)
今日は始業式・・・。
今思えば、この日を境に私の中学校生活が変わったのです・・・。
「はぁ〜、サイッアク・・・。」
今日は・・・、今日こそは変わると思っていた。
でも。
「うっわ、来たし・・・。
てか、来なくていいのに。」
「キモッ」
じわっ
こんなことで涙が出てくる自分にイライラする。
まぁでも、小学生の時よりはマシか・・・。
小学生の時は先生、先輩、友達、全部から、目をつけられて、
泣かない日はなかった・・・。
でも、心の中ではすっごい反抗してた。
「何で私ばっかり」って・・・、でもそれは、喉を通りぬけて、空気に溶けた。
「きりーつ!」
っと、もう終わったのか。
(静かに暮らせればいいな。)
「新入生退場〜!!」
そんな事を思いながら、私は静かにため息をついた。
そのため息は、大きな、大きな、拍手に溶けて消えた。
See you next time.
- 学校と家庭 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/14 12:49
- 名前: 水紀 (ID: ChKdbj6w)
「・・・」
「・・・」
何だろ、すっごいさっきから気になるんだけど・・・。
隣の男の子がめっちゃ凝視してくるんですけど!?
なんか・・・。
目がすっごいキラキラしてる。
ここは勇気をだして聞いてみよう!
「あ、あのっ!」
「うんっ!なにっ!?」
「あ、いや、あの・・・。
ずっと見てるから・・・。」
「あ、ごっごめん、つい・・・。」
「?つい?何?」
変な人だな〜・・・。
「は〜い、皆席について下さい!」
いつ入ってきたかは定かではないが、女性の先生がそう呼び掛けると
皆おとなしく席に着いた。
でも・・・。
「ちょっと〜、そこの人達!」
「あ?」
と、一人の制服を着崩した女の子
「早く座りなさい!」
「え〜、どうしよっかな〜。」
と、笑いながら言う。
「あ、じゃあ、そこのブスと一緒にお話しさせてくれたらいいよ〜。」
そう指をさした・・・。
「っあ・・・。」
その指は間違いなく、私に向いていた・・・。
やだっ怖い怖い怖いっ!
でも、このまま騒がせて、ほかの人に迷惑かけるわけにも
いかない。
だから私は・・・。
「いいよ、話、しよ。」
「な!?」
っと、先生とお隣さんから。
ま、でも、もうこんなの慣れっこだよ。
「あ、お前、ちょっとは頭良くなったんだ、まあいいや、いこ。
じゃね〜、センセ❤」
あぁ、気持ち悪。
「ははははははははっ!
はぁ〜、やっべ、超おかしい。」
!?
「あ?何?文句ある?」
「いやぁ?べっつに〜?
でもさ〜、そこのブスって、絶対、あんたじゃないよね。」
?なに?この人。
馬鹿じゃない?
この場面で笑うって・・・。
「は!?何いってんの?目、大丈夫?」
「うん、やっぱり、目が可笑しいのは、お前らだよ。」
「・・・っ!?」
「ってことで、この子貰ってくね〜♪」
そう言われ、手を固く握られ、走る・・・、って。
「はいぃぃ!?」
あ〜!もうっ!マジ今日意味不すぎっ!
See you next time
- 学校と家庭 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/14 12:50
- 名前: 水紀 (ID: ChKdbj6w)
「っはぁ・・・。」
「いやぁ〜、疲れたね。」
と、なんとも無邪気な笑顔で言った。
ほんの少し、いや、かなり、腹が立ったが、ここは怒ってもしょうがないだろう。
だから私は、今、一番気になっている事を聞いた。
「ねぇ、なんで、私を助けたの・・・。」
「ん〜、助けた、ねぇ・・・。
それはちょっと違うかな〜。」
「は?じゃあ、何だってゆうの?」
本当に分からない、だって、私を助けて得るメリットなんて
何もないはず・・・。
「んっと、簡単に言うと、あんたにムカついて、説教しようと思ったからかな〜。」
「・・・はい?」
「えぇ〜、ここまで言っても分かんないの?」
「はい。」
キッパリと言った私に対し、少し苦笑いをしながら、そいつは話し始めた・・・。
「それはね・・・。」
See you next time
- Re: 学校と家庭 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/14 12:50
- 名前: 水紀 (ID: ChKdbj6w)
「・・・あんたがあまりにも、自分の姿と心を分かってないから、俺は怒ってんの・・・。」
「っはぁ?」
「だってそうだろ?
あんた、本当は辛いんだろ?泣きたいんだろ?怒りたいんだろ?
全部全部、ぶちまけたいんだろ。」
違う、違う違う違うっ!
「違うっ! 私はっ!
辛くなんかないっ! 泣きたくなんかないっ! 怒りたくなんかないっ! ぶちまけたいことなんてないっ! 私はもう慣れたのよっ!」
そう、私は、全ての辛いことに慣れたのよ・・・。
だからもう、辛くなんか、ないっ・・・。
「じゃぁ・・・。
何でお前は、そんな辛そうな顔をしてんだよっ・・・。」
「深月・・・。」ボソッ
「っえ・・・、なん、で・・・。」
何で私の名前・・・。
「っ・・・。」
「本当に、覚えて、ねぇのかよ・・・。」
そういったあいつは、とても悔しそうな、泣きそうな顔をしていた・・・。
See you next time
- Re: 学校と家庭そして友情 〜終わると思った悪夢〜 ( No.5 )
- 日時: 2015/09/13 22:19
- 名前: 和奏 (ID: 1CPnMR4A)
もうっ!男の子イケメン過ぎ!
これからどうなるんだー!!!楽しみー!
あ、あと、めっちゃ恋愛系に傾きつつあるねw
これから一緒に頑張ろう!!