BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】
- 日時: 2014/06/16 09:06
- 名前: かおる (ID: ZVqxEqci)
みなさん、会った事のある方はどうも。
はじめましての方は、はじめまして。
かおるです。
HQ、ノヤ→←縁前提のモブ縁です。
Rー18注意です。
この小説、別のんと同時連載しますんで、更新遅いです。
それでもいい方はどうぞ?
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.21 )
- 日時: 2014/06/25 23:56
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
バシン、と勢いよく教室の扉を開くと中にいた人達の視線が一斉に此方に向けられた。どうしたんだろう、とかいつもの縁下じゃないとかみんな色々話し始めたが、聞く気にもならない。
自分の机の側にリュックを置き、椅子に座ると、そのまま机に突っ伏した。
その行動も普段の俺にないからだろう、やっぱり変だ、とか風邪かな、と言う声が一層増えて聞こえた。
しかし、少しするとその声達が小さくなっていく。
そのまま、俺はHRが終わり担任に起こされるまでずっと眠っていた。
調子が悪いのか、と聞かれたが素直にハイと言えなかった。
***
職員室に呼び出され廊下を歩いていた時、誰かと肩がぶつかった。軽くぶつかっただけなのに、今の俺には突き飛ばされたくらいの衝撃で、倒れるそうになった。しかし、倒れる前に腕を掴まれそれは阻止されたのだった。
「大丈夫……って、縁下 !?」
「た、なか……」
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.22 )
- 日時: 2014/06/26 06:59
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
俺とぶつかったのは田中だった。腕を引いて立たせてもらうと、今日何度目か分からない無理矢理作った笑顔で笑った。
「ありがと…。」
「フラフラしてるじゃねえか……保健室行くか?」
「職員室行くからついでに行くよ……。」
「そうか。……無理すんなよ。」
田中は心配そうな顔を崩さずに俺に背を向け廊下を歩いて行った。
俺もまた、田中に背を向け職員室に向かった。
喉まで出た「たすけて」は口には出なかった。
***
その日は殆どの授業を寝て過ごした為、全くと言っていいほど授業内容を覚えていない。帰ったら復習しなくちゃな……と考えながら上靴を履き替えていると背後に気配を感じて振り向いた。
「ーっ!?」
「やあ、縁下。今日は何だか体調が悪いみたいだね。」
「あ……ぁ……」
昨日の先輩だった。
先輩の手が俺の頬を這う。それだけで身体中に鳥肌がたつのが分かった。触られるのが気持ち悪くなって俺は反射的に先輩の手を叩き落とした。
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.23 )
- 日時: 2014/06/26 07:18
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
先輩の顔から少しずつ笑顔が消えていく。
俺はそんな事気にせず上靴を履き直すと、廊下を走った。階段を昇り、三階まで逃げた。
しかし此処からどうしようか。
……そうだ、何処か適当な教室に入って中にいる人かスマホで誰かに助けを呼ぼう!
俺は偶々目についた、『視聴覚室』に入り、中に人がいるか確認した。
生憎誰もいない。俺はよく分からない大きな機械の裏に隠れると、スマホの電源をいれ、夕に電話をかけた。
『どうしたんだよ力。ラブコールでもしたいのか?』
「夕、今何処にいるの。」
『教室だよ。』
「今すぐ、来て欲しいんだよ………。」
『は?何処に。』
「視聴覚し……………っ!!!
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.24 )
- 日時: 2014/06/26 17:33
- 名前: ただの腐女子 (ID: MuN5clNF)
初めまして腐女子です
めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます。
頑張ってください(*^^*)
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.25 )
- 日時: 2014/06/26 19:05
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
ただの腐女子さん
コメントありがとうございます!
お、面白いだと……っ!?
ただの私得ですよてへぺろ←
更新頑張ります!