BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】
- 日時: 2014/06/16 09:06
- 名前: かおる (ID: ZVqxEqci)
みなさん、会った事のある方はどうも。
はじめましての方は、はじめまして。
かおるです。
HQ、ノヤ→←縁前提のモブ縁です。
Rー18注意です。
この小説、別のんと同時連載しますんで、更新遅いです。
それでもいい方はどうぞ?
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.16 )
- 日時: 2014/06/23 07:24
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
皆様どうも、作者のかおるです!
第一部っぽい物が終わりました……。
いやぁ、エロってムズイね!うん!
この後の注意!
やっぱり縁下さん可哀想です!
玩具、強制オナニー、3Pとか出てきます!
無理な方はダッシュで御逃げください!
私の無茶苦茶トスでスパイク打てる方はどうぞ…。
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.17 )
- 日時: 2014/06/23 23:57
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
「無事でよかった……。ほら、帰ろう?」
「……うん。」
赤くなっている部分を制服の袖で隠す。
夕に体を起こされ、一歩踏み締めた。が、
「ーっ!!」
ドサリ、と床に膝をついてしまった。
腰から下に上手く力が入らない。
「立てないのか?」
「……うん。」
俺が小さく頷くと、夕は突然俺の背中に手を廻し、膝裏に手を入れひょい、と俺を持ち上げてしまった。所謂お姫様抱っこという奴だ。
「や……っ!夕…!そんな事しなくても!」
「立てないんだろ?じゃあ俺が運んでやる!」
にかっと爽やかに笑う夕に続けて俺からも笑みが零れた。
「それじゃあ、帰るか!」
(ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク)
「夕……、脚震えてる……降りようか?」
「ち、違う!これは……武者震いって奴だー!!!」
「はいはい。」
***
家に帰るとすぐにお母さんが心配したのよ、と俺を抱き締めた。
その後色々聞かれたが殆どを「覚えてない」の一言で片づけた。
自室に戻ると鞄を開き、スマホの電源を入れた。
夕にメールを送ろうとし、メールアドレス帳の画面を開いた。
「………あれ?」
- I deleted it. ( No.18 )
- 日時: 2014/06/24 23:56
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
知らないアドレスが入っている。
名前の欄には『???』と表示されていて、誰のものかわからない。
俺は背筋がぞくりとした。
まさか、
メールを送ってみようかと思ったが、辞めた。
もしもこのアドレスの持ち主が何かと危ない人間だったら…………。
俺は画面を操作し、誰のものかわからないアドレスを消去した。
***
夜中、俺はふと目が覚め、机の上にあるスマホの方へ目を向ける。
メールが一通届いていた。
知らないアドレスから。
俺は唾液を飲み込み、スマホに手を伸ばしメールの内容を確認する。
「ひっ………」
内容を確認した途端恐怖のあまり思わず声が漏れる。
メールに本文はない。ただ、画像が大量に貼られていた。
自分の写っているものばかり。しかも全てカメラから視線が外れているものと言うことは、隠し撮りしたものばかりなのだろう。
最後の画像は白濁に濡れ、乱れた制服を見に纏い床に倒れている自分だった。
きっと意識が飛ばされた後に撮られたものだ。
「あ……ぁ…」
画像を呆然と眺めていた俺はメールの着信音に無理矢理我に帰らされる。
震える指で受信ボックスを開いた。
『愛する縁下へ
縁下、御前は僕のものだ。絶対逃がさないよ?
分かってると思うけど、もしも誰かに相談なんかしたらあの写真バレー部だけじゃなくて、学校全体にばら撒くからね。勿論西谷にも。
……嫌だよね?』
俺の手からスマホがするりと落ちてしまった。
自然に体が震える。
もしかしたら、今もあの悪魔に監視されているのかもしれない。
そう思うと、いきなり吐き気が襲いかかってきた。
近くのゴミ箱を引き寄せ、思い切り吐いた。
「うげ……ぉ……、は……」
その夜は全く眠れなかった。
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.19 )
- 日時: 2014/06/25 07:25
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
翌朝、俺は重い体を引きずって学校へと向かった。
「田中……おはよ……」
「おー、縁下……ってどうしたんだよ!何か調子悪そうだぞ!?」
田中が酷く心配した顔で俺に近付いてくる。
近くにいた菅原さんや澤村さんも田中の声に気付き心配そうに俺の顔を覗きこんできた。
「大丈夫……です……。」
無理矢理笑顔を作って笑う。
澤村さんは腕を組み、少し考えてから話し始めた。
「いや、大丈夫じゃないだろう。今日は帰った方がいいぞ。」
「本当に大丈夫……平気………です。今日も、部活ないし……」
それでは、と三人の横を通り校門を潜った。
澤村さんはずっと俺の方を見ていた。
***
「あ、夕……」
「おう!力!!」
校舎に入れば、靴箱の近くにいた夕が蔓延の笑みで愛挨拶してくる。
流石守護神、元気の塊って感じだ。
「って力!御前何かスゲー顔死んでるぞ!」
「昨日よく眠れなくて………。」
夕にも無理矢理笑顔を作って笑ってみせた。
しかし夕にはこれが本当の笑顔では無い事ぐらい分かっているようだ。
「縁下、昨日何があったのか話してみろ。」
「何にもないよ……。」
「嘘つけ!」
「何もないって言ってるだろ!!!」
今日一番の大声を出し、自分の靴箱に向かった。
上靴に履き替え、後ろから呼び止める夕の事など気にせず、急いで教室へと向かった。
- Re: 【HQRー18】I deleted it.【ノヤ縁】 ( No.20 )
- 日時: 2014/06/25 19:06
- 名前: かおる ◆D7srdkd1KM (ID: 0YtH4wPS)
すいません更新夜ばっかで……
でも夜のエロ読みまたは書き最高なんです!
頑張りますんでよろしくお願い申し上げます!!