BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

カゲプロ曲で小説書きますっ
日時: 2014/09/19 17:34
名前: たかすぎ (ID: 0exqyz.j)

はい。ということで、俺の大好きなカゲプロ曲で小説を書こうと思いますっ!
とても長くなってしまうかもしれません。
感想、お待ちしています。

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.3 )
日時: 2014/09/20 09:54
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

そう、僕も同じようにちゃちな理想が頭の中でインプットして
心臓を飲み込んだんだ。その時気付いたんだ、僕たちメカクシ団は。
僕は古くなったテレビに座り、眠り始めた。
単純に理想が叶ったとして、それで嬉しいのかな。
ひとりぼっちじゃこの世は生きていけないし。
その時、もう一人の僕が問いかける。
「それも嘘なの?」
僕は少し考え、ニヤッと笑う。
「いやいや、本心だよ」
その時に僕は目を覚ました。夢だったんだろうか。
僕の側に、仮面が落ちていた。黒と白の不思議な仮面。
まるでピエロみたい。
僕はその仮面を拾い上げ、それを顔に覆う。
凄い。まるで本物の道化師みたいだ。
これで夜咄が出来る。
でも、崩れそうな脳が「NO」で満ち満ちていく。
これではまだ不十分なのかな?
あぁ…もっと聴いてよ、僕の心を。
我儘をこの嘘も…本物を。
「…寂しいよ」
何て言って、何にも変わりはしない。でも、
にやけそうなほど、常々呆れてるんだ。ちょっぴり肌寒くなってきた。
そりゃあこんな夜中に古くなったテレビの上で寝ていたら風邪引いちゃうよ。
それにキドも心配しているだろうし。そろそろ帰らなきゃ。
突然、僕の持っていた仮面がポロリと落ちて壊れてしまった。
「仮面が…!」
もう、嫌いだ。こんな僕なんて。
呆れちゃうような僕なんてもう救えは出来ないだろう。
もう問題無いや。君はやっぱり変わらないよ。
「あぁミスっちゃった」
また不気味な僕に、何処かで溺れていく。
…さてと。帰ろっかな。皆のところで。




終わり

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.4 )
日時: 2014/09/20 09:58
名前: 神革刺 (ID: pGxW5X.O)

初めてまして!!
たかすぎさん!
僕、神革刺って言います!!

小説お上手ですね…。
曲の世界観を潰してなくてとても読みやすいです!!

これからも見に来るんで、宜しくお願いします!!
( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.5 )
日時: 2014/09/20 10:13
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

小説書くの、下手なんですがありがとうございます!
はい!宜しくお願いします!

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.6 )
日時: 2014/09/20 10:30
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

今度はアヤノの幸福理論!












思い出していたのは、また家族のこと。
今日はアヤノの家に子供が三人来るらしい。
「アヤノはお姉ちゃんだから、皆のこと宜しくね」
アヤノの母、アヤカが微笑みながらそう囁いた。
「出来るな?アヤノ」
ケンジロウも、娘の頭を撫でる。
「うんっ。頑張る!」
黒い車が、赤煉瓦の家にたどり着く。
車の中から出てきた三人の瞳は赤かった。
一人は緑の髪の女の子、もう一人は茶髪で猫目の男の子、もう一人は黒髪で泣き虫な男の子だった。
「よろしくね、お名前は?」
「…」
三人共、下を俯いたまま何も喋らない。
黒髪の男の子は、怯えた顔で「僕は…化け物だから」と小声で呟いた。
すると、アヤノは部屋に駆け寄りすぐ戻った。
アヤノの手元には絵本で、ヒーロー漫画の表紙を見せる。
「そんな事は無いよ!真っ赤な色は主人公の色だから、怯えなくてもいいんだよ」
「ヒーロー…?」
「うん!かっこいいでしょ?」
アヤノは顔を覗き込むと笑顔でそう言った。黒髪の男の子も、ちょっぴり笑顔になった。
「さ、部屋に入ろう!」

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.7 )
日時: 2014/09/20 11:33
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

アヤノは三人を部屋に招き入れると、色んな遊びを見せた。人形、お手玉、おままごとセット。しかし三人は黙ったまま目を逸らしている。
お姉ちゃんぶって、また嫌われたら悲しい…
するとアヤノは閃いた。ぐるっと赤いマフラーを巻き付けると三人は驚いた顔をした。
まるで初めて物を見るような表情で。
「ほら、見て!赤いマフラー!秘密組織みたいでしょう?」
「ほんとだ…秘密組織みたい!」
「かっこいいー!」
あんなに黙っていて暗い顔していた三人が、明るく笑顔になってアヤノを見た。
茶髪の男の子が、「僕、秘密組織の一員になりたい!」とはしゃいだ。
緑の髪の女の子は「ダメ、修哉は後で」と欲張っている。
黒髪の男の子は「喧嘩やめようよ…」と泣いている。
アヤノは三人を止め、「喧嘩はやめよう?」と苦笑いで三人を止めた。
「あっ…さっきは黙っててごめんね…僕は瀬戸 幸助っていうんだ」
「幸ちゃんか、よろしくね」
「僕は鹿野 修哉!で、こっちがつぼみ!」
「修ちゃんに、つぼみちゃんか!私はアヤノ。こちらこそ、よろしくね」


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。