BL・GL小説 (オリジナルで全年齢対象のみ)
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- カゲプロ曲で小説書きますっ
- 日時: 2014/09/19 17:34
- 名前: たかすぎ (ID: 0exqyz.j)
はい。ということで、俺の大好きなカゲプロ曲で小説を書こうと思いますっ!
とても長くなってしまうかもしれません。
感想、お待ちしています。
- Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.28 )
- 日時: 2014/10/03 19:16
- 名前: たかすぎ (ID: 4PEXSotl)
ヒヨリの腕から、スルリと黒猫は走って逃げ、交差点に向かう。
「ちょ…待って!」
ヒヨリはその黒猫を追いかけた。その時、信号機が赤に変わった。
ヒビヤは大声をだす。
「ヒヨリ!!トラックが!!」
「えっ?」
ヒヨリが振り向いた時にはトラックが目の前に現れ、ヒヨリは大きく目を見開く。
「きゃああ!」
「…!!!」
タイヤの引きずる音と共に轢かれるのは、悲鳴とヒビヤの大好きなヒヨリ。
彼女の身体から血が出て、見るからに痛々しい。
ヒビヤは彼女に近付く。
ヒヨリの血の香り、炎天下によりむせ返ってしまう。
「う…そ…」
『嘘じゃ無いぞ』
と、誰かの声が聞こえた。
振り返ると、ヒビヤと容姿と同じの【陽炎】が
ニヤリと嗤っている。嘲笑いだ。
「ヒヨリ…ヒヨリ!」
ヒビヤは彼女の名前を呼んでも、ヒヨリは目を覚まさなかった。
「…ヒヨリ…」
頭を掻き回すような蝉の声で、目の前が真っ暗に眩んだ。
- Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.29 )
- 日時: 2014/10/03 19:28
- 名前: たかすぎ (ID: 4PEXSotl)
「……はっ…!」
むくりと、身体を起き上がらせる。
ヒビヤは辺りを見渡した。ここはヒビヤの部屋…おしゃヒヨが机の上に置かれていた。
「確か僕…ヒヨリを助けて…ってか今何時だろ…」
自分のスマホの時間を確認する。
8月14日、12:00過ぎ。
昨日、ヒヨリは公園でヒヨリに会い、ヒヨリはバッと通ったトラックに 轢かれてヒビヤはショックで倒れてしまったのだろうか。
しかし、やけに煩い蝉の音だけ覚えていた。
「…何か、不思議だな…」
- Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.30 )
- 日時: 2014/10/05 02:55
- 名前: たかすぎ (ID: II6slNHe)
今までヒビヤは道路に居た筈なのに、
今日は8月14日。自分の部屋でぐっすりと寝て居たのだ。
もちろん、誰かに運ばれたという記憶すら全くない。
あれは夢だったのだろうか。
ヒビヤはまた、ベッドから起き上がり外へと出掛けた。
向かったのは昨日訪れたあの公園。
またヒヨリはブランコで遊んでいた。それも黒猫を撫でながら。
「…ヒヨリ」
「なぁに、ヒビヤ。話しかけないで…」
昨日と同じように、黒猫はヒヨリの腕からスルリと抜け交差点へと向かって逃げ出す。ヒヨリも追いかけようとするがヒビヤに止められる。
「ちょっと…!離して!」
「今日はもう帰ろう?嫌だよ、また…ヒヨリが死んでしまう…!」
「ヒビヤ…?」
悲しそうな顔をする彼を見て流石のヒヨリも心配になった。
もう2度とヒヨリを死なせたりしない。
絶対に。
ヒビヤはヒヨリの腕を引っ張り、違う道を走り抜ける。
無我夢中で走っていた。
その時だった。
「何あれ?」
「おい鉄柱が空から降ってくるぞ!!」
突然、悲鳴に近い声を出している方を見ていたのは
口を開けて上を見上げていた人達。
釣られてヒビヤとヒヨリは同時に上を見上げる。
「ヒヨリ!逃げて!」
「…っ!」
ヒヨリはヒビヤを押し、ヒビヤは尻餅を付く。その代わりヒヨリの腹には鉄柱が何本も突き刺さっていた。
周りには大量の血が溢れている。
「ヒヨリ…!?」
ヒビヤは駆け寄る。
風鈴の音、樹木の隙間から聞こえて乱反射する。
「こんなの…っ、夢に決まってる…!」
ヒビヤは頭を抱えてしゃがみ込む。するとあの陽炎の姿がチラリと見えた。
『夢じゃ無いぞ』
って嗤った。
- Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.31 )
- 日時: 2014/10/05 06:00
- 名前: 神革刺 (ID: hJ61Eh3M)
おうwサマータイムレコード諦めたww
ヒヨリイイイイイイイイイ!!
- Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.32 )
- 日時: 2014/10/05 07:24
- 名前: たかすぎ (ID: II6slNHe)
サマレコは気が向いたら書きます、多分www
カゲロウデイズが終わったら今度は何しようかなw