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カゲプロ曲で小説書きますっ
日時: 2014/09/19 17:34
名前: たかすぎ (ID: 0exqyz.j)

はい。ということで、俺の大好きなカゲプロ曲で小説を書こうと思いますっ!
とても長くなってしまうかもしれません。
感想、お待ちしています。

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.13 )
日時: 2014/09/20 16:55
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

今度は、少年ブレイブ!









「っう、い…虐めないでよぉ!」
白いフードを被った少年がしゃがみ込んで泣いていた。
彼の名前は瀬戸 幸助。泣き虫だが心優しい少年だ。
しかし今、虐められている最中だった。
「泣いてばっかりじゃねーかよ、この弱虫瀬戸君!」
クスクスと笑い声が聞こえる。幸助は耳を塞いだ。
孤独を敏感に恐れてしまっている。
幸助と勇気は無縁なのかもしれない。
トボトボと雨の中歩いていると、段ボールに捨てられていた子犬が鳴いていた。
子犬に理解を求めていた。
「友達になろう?」
幸助は子犬を抱き寄せる。その子犬も幸助の頬を舐めている。
「はは、くすぐったいよ…」
しかしその時。
突然、誰かの声が盛大に聞こえた。
「あいつは汚い」
「あいつを騙そう」
「大嫌い」
「死んじゃえよ」
何ていう声が聞こえた。涙がポロポロと流れていく。
どうして聞こえるんだろう。
何で?
どうして?
また幸助は小さいから、まだ何もわからない。

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.14 )
日時: 2014/09/20 19:45
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

また声が責め立てる。
今度もたくさんの嫌な声が。
聞きたくない。なのに聞こえてしまう。
幸助の瞳が赤に変わった。目を…盗む能力だ。
逃げ出そうと森に駆け込む。走って、息を整える。
その場に座ろうとした時、少女の声が聞こえた。
『助けて…一人は寂しいよ…誰か来て…っ』
少女は幸助と同じで孤独なのかもしれない。
幸助はすぐさまに少女の元へと向かって走る。
一つの家を見つけ、上を見上げると白い髪の、可愛らしい少女が本を読んでいた。
「あの…っ」
「えっ…きゃっ」
少女は驚いたのか転けてしまったようで、
幸助は慌ててドアを開けた。
「だ…大丈夫!?」
「う…うんっ…」
しかし少女は突然涙目になって蹲った。
「ど、どうしたの?痛かった?」
「違うの…っ、昨日も今日も一昨日も、楽しい世界が簡単に崩れちゃう夢を見たの…これは未来なのかもしれないけど…黒い蛇を纏った人がね、世界を壊したの…」
少女は震えている。ポロポロと涙が流れ、床に零れ落ちる。

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.15 )
日時: 2014/09/20 19:54
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

そんな少女を見て幸助は何だか悲しい気持ちになった。
「怖いよね…そういうの」
「うん…怖いよ…」
「でも、大丈夫!泣かないで!」
幸助は笑顔で少女に手を差し出した。
2人、いやたくさんいれば怖くはない。
幸助と勇気は一つとなって寄り添う。
「そんな事は無いよ!」
「うん…!」
「そういえば君、名前は?」
「わ…私は茉莉っていうの…」
「茉莉か、僕は幸助!よろしくね、茉莉!」
「うん…こちらこそ…」
茉莉は安心したように微笑んだ。









終わり

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.16 )
日時: 2014/09/20 20:18
名前: たかすぎ (ID: m9NLROFC)

今度は、アウターサイエンス!










「あーあ、なんて惨めなんだろうなぁ」
そう呟いたのは黒い蛇に包まれたクロハだった。
クロハは自分の主であるアザミに向かって見下ろすように言い放つ。
「こんな生命が、一体何を意味していると思う?主…知っているだろう?主が終わらないセカイを作ったおかげであいつらは生きてる…」
「黙れ…」
「黙んねぇよ…なんであんな人間と付き合った?何故女王の母親を産んだ?」
「黙れと言っているだろう!それにお前にツキヒコの事など関係無い!」
アザミは睨みつけ、クロハに向かって怒鳴る。
「関係ねーのか…」
「…っ、何て嫌な話だ…!」
「大きく広がってるぜ?この蛇の喉と胴体が死んだ心を溶かしてる。
醒ますの命をゆっくり飲み込めば更にだ」
クロハの口元が歪む。目を大きく開かせる。
「おばあ…ちゃん?」
クロハとアザミの前に立っていたマリーは驚いた顔をしている。
「!…マリー!」
「女王じゃねーか…なぁ。祈っちゃったんだろう?俺に睨まれた時に」
「祈っ…た?」
「そう。あとな、俺は悲壮精神が大好物なんだよ。
…ようこそ、我が胎内へ」

Re: カゲプロ曲で小説書きますっ ( No.17 )
日時: 2014/09/20 22:57
名前: 神革刺 (ID: osQJhSZL)

やっぱり、上手いですね…。

アヤノ…アヤノォオオォオ!!
セト可愛い…。

そーしーてー
クロハアァアァアアアアァ!!!!
やばすやばすやばs((殴
素敵…。
なんてゲスい奴なんだ!!でも好き!!

すいませんでしたm(。≧Д≦。)m


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