複雑・ファジー小説

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私は罪悪感に殺される 完結しました
日時: 2011/04/06 23:13
名前: 千咲 ◆864fRH2jyw (ID: lPEuaJT1)

こんにちはonこんばんは。

この小説は以前社会問題系で書いていた、花言葉の約束の続編として書くつもりです。
前の話を知らない人でも楽しめるようにしていこうと思ってます。

ちなみにこの小説は、この前まで社会問題系で書いていましたが内容が明るくなってきたので、こちらのジャンルに移動させていただきます。

内容と題名が少し合ってないような気がしたので変えさせていただきます。

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【目次】

>>1 プロローグ
>>2 一章「ガラスの海で、溺れたい」

Re: 私の居場所は作らない。 ( No.46 )
日時: 2011/03/26 10:50
名前: 千咲 ◆864fRH2jyw (ID: wdJ38sA2)

>>修也@

まぁね、桜は積極的だからねー。
多分これからも琴音は桜に付き合わされるだろうね。

Re: 私の居場所は作らない。 ( No.47 )
日時: 2011/03/26 17:05
名前: 千咲 ◆864fRH2jyw (ID: wdJ38sA2)

……6時、1分。いや、2分か。
目覚まし時計の音で先程目覚め、漫画の主人公のようにうるさい、と呟いてから時計を止めた私。

私は今、布団の中で眠気と格闘していた。
ベッドに潜り込んだ時には冷たかった布団も体温で暖かくなり、起きるのが嫌になったのも原因の1つ。
疲れは洋服のまま寝たからか首の痛みとなったが、でもやはり起きるまでの原因にはならない。
夢の代わりにぐっすりと寝ることが出来たし、もう起きてもいいかなとは思うのだが。
本が12冊ほど入った本棚の上にあるうさぎのぬいぐるみを3秒ほど見つめ、目線を時計に戻す。
4分、か。
ダラダラ寝てても母親は夜中に帰ってくるので、別に誰からも文句は言われない。父親は単身赴任。
「やっぱ寝よっ!」
わざと大声で叫び、再び寝ようとする。
布団の中の温かさが私を眠りの世界へと誘い、2つある枕のうちの1つを抱きしめながら眠気を感じる。
目を閉じて、眠る。

……はずだった。

さっきまで感じていた眠気は嘘のように消え、眠れない。
布団の温かさははっきりと残っているのに。当たり前か。
「非日常でも来たりして」
小さな声で呟く。あるわけないけどね。
ファンタジー本が好きだからだろう。そんな風に錯覚したのは。
「はぁ」
溜め息をつき、布団の中だけを見る。
幸せが逃げていっても別にいいや。
何故か指先だけが冷たくなった手を温めるように握り、離す。
眠れない事にイラつきを覚え、もうやけになりくっついているような布団を体からはがして起き上がる。
窓の前に立ち、寒さは気にせず窓を空ける。
すぐ向こうに宮本桜の家。マンションだけど。どこの部屋かは知らない。
丁度7階建てのマンションを眺め、息を吐く。
二酸化炭素は冬の寒さに薄化粧され、白く染まる。

Re: 私の居場所は作らない。 ( No.48 )
日時: 2011/03/26 17:40
名前: 千咲 ◆864fRH2jyw (ID: wdJ38sA2)

眼下に広がる景色を、ただ見据える。
そして、窓を聞き慣れない音を聴きながら閉める。
「明日からもまた、引きこもってやるから」
誰に言うでもなく、小さく呟く。
また繰り返す。引きこもって自分の殻の中に閉じこもって。
だからお前は成長しないとか言われる。実際言われた。
昔も今も私は勇気がなくて逃げてる。
自分が嫌いになり、軽い自傷を繰り返し。
弱虫な自分を更に嫌いになり、でも、刃物で手首を傷付ける事すら出来なくて。
"勇気がなかったら自分がどんなに嫌いでも自.殺も出来ないのにね!"
そう、何度も思った。
やろうとした。
親に止められ、無理だった。
今度こそやってやろうとした。
誰にも見つからなかった。
でも、体が震えて、怖くて無理だった。
あの時の事は鮮明に覚えてる。
実際にやろうとしたのは2回だけだからだろうな。
暇だし、ちょっと感傷に浸るのもいいかもな。

まず1回目。
大胆に、包丁を台所から持ってきて刺そうとした。
私の頭の中は、死.んでやる、死.んでやる、死.んでやる、死んでやる。
死.んでやるで満たされていた。今思うと、死.んでやるって誰に言ったんだか訳が分からない。
当時馬鹿だった私は、親の目の前で自.殺しようとしたので呆気なく止められ、終了したというだけのお話。

次に2回目。
丁度誰もいなくなった教室(3階)から飛び.降りようとした。
屋上には入れなかったし。
「さよなら」とか言いながら格好良く死ぬつもりで、靴を脱ぎ(幽霊足ないから必要ないだろうと思って)窓側のランドセル入れる棚によじ登り、窓を開けてそこから華麗に落ちる、つもりだった。
その日は夏が来る前で、風がひゅうひゅう吹いて冷たかった。
でもそれ以外の理由で、体が震えた。
怖くて堪らなくなり、棚から降りて窓を閉め靴を履き、何事もなかったかのようにその後を過ごしたはず。(ここは曖昧)
死.ぬ怖さを実感した時だった。

Re: 私の居場所は作らない。 ( No.49 )
日時: 2011/03/26 20:51
名前: 修也@ ◆HXIbnblSOA (ID: BsB4CdF8)

>>千咲
 朝ぐらいになったら布団の中って温かいよね〜^^ 布団から出たくなくなる!!
 だから、琴音ちゃんの気持ちが分かる!!よく!!

 私も「あ〜・・・明日○○が起きそう〜」とか勝手に想像してる・・・;
 本とか結構読んでたら、そう思っちゃうよね〜><

 ちょぉぉぉぉぉぉぉぉ!???自殺!??ちょ、それ、怖い!ヤメテよ!!??
 あ、もう2回も経験してるんだ・・・
 でも、私、やっぱ、自殺は怖い・・・;;
 昔はよく「自殺したい」とか、思っちゃってたけどね><;; 今は生きたい気満々!!

 頑張ってね^^d

Re: 私の居場所は作らない。 ( No.50 )
日時: 2011/03/27 20:23
名前: 千咲 ◆864fRH2jyw (ID: wdJ38sA2)

>>修也@

たまに夕方に寝たりするんだよねー、私。
だから私もそれ分かるよ^^

結構本読んでるとたまにあるよね。でも当たんないんだけどねw
う〜ん、怖いって言われても困るなぁ。
読んでくれてる人は少ないと思うけど、そういう重いテーマももっと上手く書けるようになりたいからね。

私も今は、生きたい気持ちが強いよ。


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