複雑・ファジー小説

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この世界で
日時: 2011/09/12 00:00
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)

初めまして。「きなこうどん」という者です。
小説をネット上で書くのは初めてのことなので、多少矛盾があるかもしれないです。でも、多くの方に読んでいただけると幸いです。
よろしくお願いします。


この物語は、ある家族の物語です。
この世界のどこかに、こんな家族が存在しているのではないでしょうか。
どうぞ、最後までお楽しみください。

Re: この世界で ( No.19 )
日時: 2011/09/23 07:20
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)


「でも、杉田さんって良い人だと思う」

「そうか? みかは会ったこともないのに、わかるのか」

ぼくは半分感心して、半分疑問に思って言った。

「そりゃあ、あなたの話を聞いていれば、代替どんな人だかわかるわ」

腰に手をあてて、ふんぞり返る勢いで言った。みかはまた、夕食をぼくのために運んでくる。この光景もずいぶん見慣れた。ただ、ゆうたはいつもいない。

「そういえば、ゆうた、元気?」

あまりにも父親らしくない言葉だ。自分でも、あきれた。

「もう、父親なのに」

みかもあきれ顔だ。

ぼくはなんだか違和感を感じた。

「父親なのに、か」

呟いてみる。

Re: この世界で ( No.20 )
日時: 2011/09/24 01:00
名前: ファルシナ ◆OjcrLFo6Is (ID: UjH259gp)

すみません。最近コメントしないで・・・。
自分の小説更新するので精いっぱいで・・・。
本当に申し訳ありません!

Re: この世界で ( No.21 )
日時: 2011/09/24 08:38
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode


あ、と僕は思った。まるで、ぼくは。

おかあさんみたい、だ。

Re: この世界で ( No.22 )
日時: 2011/09/24 08:54
名前: 蟻 ◆v9jt8.IUtE (ID: V9u1HFiP)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode

どうも、来てみました。

基本、宣伝されて読んでも、つまらないと思ったものはコメントを残さないのですが、この小説はカキコにはあまりない、家族の平和な日常の小説で何だか見ていて安心する小説です。

たけしくんの過去はどうやら傷だらけの様ですね。おかあさまとたけしくんの仲がなおってくれる事を願って更新を楽しみにしておきます^^

では、一気読みして目がちかちかしている蟻でした。

Re: この世界で ( No.23 )
日時: 2011/09/24 21:24
名前: きなこうどん (ID: QGQgEihT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode


家計簿を頭を抱えながらつけるおかあさん。

ぼくを本当に望まなかったであろうおかあさん。

弟を大切にしていたおかあさん。

おかあさん、おかあさん、おかあさん……。

——ぼくはため息をついた。

「大丈夫、大丈夫……」

知らず知らずのうちに口にしていた、魔法の言葉。この言葉を唱えるのは久しぶりのような気がしている。


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