複雑・ファジー小説

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時雨の刀【完結しました!】
日時: 2012/04/16 16:33
名前: Sky  ◆M7x9jXIufw (ID: 5fqeGTW2)

嗚呼、此処は何処だろう?
“私”という名の存在は【自分の意志】を持たない、持てない。
“私”という名の存在は貴方に【命令】されなきゃ動けない。

「おい、お前お茶を汲め」
「分かりました、御主人様」
「おい、お前服を脱げ」
「分かりました、御主人様」

“御主人様”が言った通りに体を動かす“私”という名の存在
感情を持たない。
けれどーーーー。

「おいっ!大丈夫か!」

現れた男の人達に手を引かれ、“私”という名の存在は“時雨”という名の存在に移り変わって行った。


私は見つけたーーーー“存在する”という事を。



時雨の刀

Re: 時雨の刀 第一部 ( No.6 )
日時: 2011/10/23 12:29
名前: Sky  ◆M7x9jXIufw (ID: a1.gBlqJ)

何故かは少女は分からない。
気が付いたときから少女は男共に汚され、使わされ、そして今も鎖で繋がれている。
助けを呼べばいいのだが、それすらも少女は行わない。
ましてや男共に反抗もしなかった。
それは気づいた時から、行われる男共の命令に従い続けていたのだから。
男共の命令に従うしか少女の存在意味は無かった。『存在』という言葉すら脳内に無かった。

「服を脱げ」と命令されれば、少女は服を脱ぎ男共の汚い指が自分の体を張って自分は何知れず男共に遊ばれる。
そういう日々を送っていた。

最初は何人か自分と同じ境遇の女の人たちが居たのを少女は知っている。
しかし、誰一人少女に話しかける事無く男共に逆らったり売られたりして消えて行った。
艶やかな髪が少女の肩から綻んで流れた。
手を動かす事さえ、瞳を動かす事さえ命令されなければ動かない。

まるで西洋から送られてきた人形の様であったーーーー。

満月が何も言わずに少女を見つめる。そして少女も何も言わず月を見つめていたがーー

「新選組だぁ!!」

『御主人様』達の声が少女の耳に入って行く。

Re: 時雨の刀 ( No.7 )
日時: 2011/10/23 18:32
名前: アニホとミシン (ID: Qh0QXHw.)

>>3 Sky様

いえいえ、私もSky様の小説読みたくて読みたくてたまりませんでしたし(笑)

時雨ちゃんの銀髪と青い瞳っていう組み合わせを読んでエスペランサを思い浮かべちゃったのは秘密です((
というかあれだね、鎖って萌えアイテムだよね!←黙れ

こんな変なテンションですいませんww
ではでは、更新がんばってくださいねー!

Re: 時雨の刀 ( No.8 )
日時: 2011/10/23 19:03
名前: グラハム (ID: E.ykc75A)

はじめましてグラハムと言います。

江戸時代で新撰組が登場するということでとてもテンションが上がってます(笑)

Re: 時雨の刀 ( No.9 )
日時: 2011/10/25 18:04
名前: Sky  ◆M7x9jXIufw (ID: a1.gBlqJ)

>>7アニホとミシン様

有り難うございます…なんかよく分からない私の小説を呼んで下さって←

そういえば時雨とエスペランサ容姿が似てますね…おそらく時雨はエスペランサよりも髪が長いですし…言動も異なりますね(笑)
萌えアイテムですよね…鎖。
女子にも男子にも鎖は使えるから私は好きです←

一週間程度更新出来ないかもですが、それでも読んで下さったら嬉しいです。

>>8グラハム様

江戸時代も新選組もいいですよね!
なんかあの苦しい時代を生き抜いた武士達の生き様が何か好きです。

Re: 時雨の刀 ( No.10 )
日時: 2011/10/25 19:25
名前: アニホとミシン (ID: Qh0QXHw.)

>>9 Sky様

いや、なんかよく分からないのは私の小説も同じことですし(笑)

エスペランサは第一話でばっさり切られましたからねww
元から時雨ちゃんのほうが長いですけど((
まあ髪や瞳の色が同じのキャラって漫画やアニメにいくらでもいますし、頑張ってエスペランサはエスペランサの魅力をばりばり出して行きたいと思います!
負けませんからね、Sky様!←すでに才能で劣っていることに気付け
鎖も手錠も首輪も大好きです(キリッ
萌えアイテムは上げていけばキリがないですよねうふふ←

いつまでも待ちますとも!
更新がんばって下さいね!


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