複雑・ファジー小説
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- もしも俺が・・・。 『一時休載。』オリキャラなど募集
- 日時: 2012/05/06 09:48
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=26752
作者の今叫びたい一言 『申し訳ありません。その代り、『いのちが伝えるもの』を全力で執筆しますので、どうかよろしくお願いします!!』 (By 作者)
クリックどうもありがとうございます。
おはようございます、こんにちは、そしてこんばんわ。
どうも初めまして。初投稿となります。
私の名前はヒトデナシと申します。
自己紹介が終わったところで、この小説の注意点です。
1、荒らしの方々は回れ右して去ってください。
2、読んでいただけるとすごくありがたいです。
3、コメントをもらうと、作者は歓喜に満ち溢れます。
では次に、この小説はどんなものなのかを紹介いたします。
1、この小説の中心の視点は基本、主人公である俺(作者ではありません。)が中心です。
2、この小説は、主人公が『もしもの世界』を体験したとき、どのように思うのか、またはどのように動くのかを描いたものです。
3、基本、自由である。
-----------と言った感じでございます。
では早速書いていきたいと思います。
楽しんでいただけると幸いです。
・この作品の登場人物 (時々更新しているのでよければどうぞ。)------------- >>23
・オリキャラ、リクエスト募集中---- >>8
・イラスト広場 (神絵広場です。ぜひ訪れてくださいね!!) -------- >>316
コメントを下さった優しい読者様
・消防隊員になりたかった様
・葬儀屋様
・春野花様
・刻みネギ様
・マス様
・水月様
・死神様
・火矢 八重様
・紅様
・なっちゃん様
・アルテマ様
・椛様
・フレイア様
・みこり様
・青桐様
・檜原武甲様
・ガリュ様
・46鷺様→柚路様→しょぼん様
・highsky様
・Sky様
・遥様
・陽様
・るぅ〜様
・Kブル様
・秋桜様
・ゆぅ様
・かいき様
オリキャラをくださった優しい方々
・葬儀屋様 >>13
・刻みネギ様 >>20
・春野花様 >>24
・マス様 >>27
・水月様 >>39
・死神様 >>47
・火矢 八重様 >>80
・アルテマ様 >>84
・フレイア様 >>140
・檜原武甲様 >>175
・ガリュ様 >>185
・Sky様 >>234
・遥様 >>236
・八重様 >>322
・秋桜様 >>362
・るぅ〜様 >>368
---------目次------------
第一幕 『もしも俺が自己紹介をしたのなら・・・・・』 >>1 >>2
第二幕 『もしも俺が自分の世界を紹介するなら・・・・・。』 >>3 >>6 >>7
第三幕 『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・。』 >>11 >>12 >>17
第四幕 『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・続編。』 >>18 >>19 >>22
第五幕 『もしも俺が久しぶりの友達にあったのなら・・・・・。』 >>25 >>29 >>32
第六幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・。』 >>33 >>38 >>41
第七幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>42 >>44 >>49
第八幕 『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>52 >>56 >>59
第九幕 『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>63 >>66 >>69
第十幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・。』 >>73 >>76 >>83
第十一幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・続編』 >>94 >>99 >>104
第十二幕 『もしも俺が自分の世界についてレポートを書くのなら・・・・・その一。』 >>109 >>118 >>124
第十三幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>128 >>137 >>155
第十四幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>160 >>164 >>165
第十五幕 『もしも俺の世界に、少しづつ闇が迫ってきていたなら・・・・・。』 >>171 >>186 >>190
第十六幕 『もしも俺が二人の友人に助けられたなら・・・・・。』 >>205 >>213 >>225
第十七幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・。』 >>240 >>254 >>260
第十八幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>284 >>290 >>296
第十九幕 『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・。』 >>312 >>327 >>336
第二十幕『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>355 >>370 >>380 >>396
------------小ネタ(よければ見てね!!)--------------
・ この小説で出てきた、社会にいずれかは役に立つであろう? 名言集 (時々更新してます。) --------->>43
・ とある作者の『つぶやき』ラジオ!!
パート1 『ハロウィンでの最近の子供たち』 >>46
パート2 『ミドルネーム。』 >>53
パート3 『シュート。』 >>75
パート4 『北海道と沖縄。』 >>91
パート5 『二人いればなんとなく安心。』 >>114
パート6 『自由な時間。』 >>142 (1000参照突破記念!!)
パート7 『友情。』 >>145 (1000参照突破記念!!)
パート8 『声という大切な伝達手段。』 >>161
パート9 『死という経験。』 >>233 (2000参照突破記念!!)
パート10 『私の2011年。』 >>267 (2011年を振り返って・・・。)
・ とある作者の『気まぐれ』図書館!!
パート1 『光と闇。』 >>178
パート2 『できるか、できないか・・・・。』 >>208
パート3 『もう一度、笑いあおう。』 >>217
パート4 『焦らず、急がず、今を楽しもう。』 >>274
パート5 『終わりなき人生の階段。』 >>343
・とある作者と黒川の『マル秘』会談!!!
パート1 『今後の展開。』 >>365
パート2 『メインキャラについて。』 >>373
パート3 『細かいキャラ設定について。』 >>386
------------名誉、歴史--------------
・10月26日、小説カキコに初めて来ました。
・10月27日、『もしも俺が・・・。』投稿。
・11月02日、100参照突破!! (ありがとうございます!!)
・11月06日、200参照突破!! (や・・・やったぁ!!!)
・11月11日、300参照突破!! (皆様に深く感謝!!)
・11月15日、400参照突破!! (心優しい皆様のおかげですね・・・。)
・11月18日、500参照突破!! (俺はどれだけ幸せなのだろう・・・。)
・11月22日、600参照突破!! (1000参照まであと半分を切った・・・か。)
・11月24日、700参照突破!! (嬉しいなぁ。これからも頑張るぞ。)
・11月24日、100返信突破!! (これは名誉だ・・・・・嬉しいなぁ。)
・11月26日、800参照突破!! (皆様の応援は私の原動力です!!)
・11月28日、900参照突破!! (私の夢に到達するまであと少し!!!)
・12月01日、1000参照突破!! (いや〜・・・泣きましたよww 本当にww)
・12月03日、1100参照突破!! (ついにここからは・・・・未知の世界ですww)
・12月04日、1200参照突破!! (これからも精進しなくては・・・・。)
・12月04日、TOPページの『カキコ住民がおすすめする小説』に乗せていただきました。
(どなた様かは分かりませんが・・・・あなた様には本当に感謝しております。)
・12月06日、1300参照突破!! (すごい・・・・。)
・12月08日、1400参照突破!! (テスト勉強も執筆も頑張ります!!)
・12月10日、1500参照突破!! (励みになります。頑張るぜ!!)
・12月12日、1600参照突破!! (私が頑張れるのは皆様のおかげです。)
・12月13日、200返信突破!! (ううッ・・・・・感動・・・。)
・12月14日、1700参照突破!! (テストも終わったし、これからもガンガン頑張るぜ!!)
・12月16日、1800参照突破!! (もうすぐ・・・もうすぐで2000・・・。)
・12月18日、1900参照突破!! (あと一歩・・・・未知の世界へ・・・!!)
・12月20日、2000参照突破!! (感謝の気持ちでいっぱいです。夢が叶ってよかった・・・。)
・12月22日、2100参照突破!! (もうすぐクリスマス・・・・楽しんでいきましょう!!)
・12月25日、2200参照突破!! (メリークリスマス!!!)
・12月26日、2300参照突破!! (寒い冬を吹き飛ばすほど感謝!!!)
・12月28日、2400参照突破!! (おおぉぉぉーーーー!! もうすぐ2500!!)
・12月30日、2500参照突破!! (これは来年良い事がある前兆でしょうか・・。)
・01月02日、2600参照突破!! (今年もどうかよろしくお願いします!!)
・01月04日、2700参照突破!! (もうすぐ3000・・・。頑張る!!)
・01月06日、2800参照突破!! (小説大会終わってしまいましたね。)
・01月10日、2900参照突破!! (皆様、小説大会お疲れ様でした!!)
・01月12日、3000参照突破!! (キタァァァアアーーーーーーー!!!!!!!)
・01月12日、300返信突破!! (皆様の応援があるから・・・私は頑張れるのです。)
・01月14日 〜 01月26日 『空白の二週間。』
(人生に行き詰って、更新が出来なかった時期ですね。なお、この間に参照数が3200を突破しました。本当に感謝です。これを胸に、私はもう一度飛び立ちます。絶対に完結させると、心に誓いました。)
・01月29日、3300参照突破!! (3という数字は個人的には好きですww ありがとうございます!!)
・01月31日、3400参照突破!! (今日でテストが終わったぜ!! 頑張ります!!)
・02月02日、3500参照突破!! (最近凄く寒く感じるww 皆様もお身体に気を付けてくださいね!!)
・02月07日、3600参照突破!! (二日ほど前から東京に行ってました。東京は大阪に比べると寒いですねww)
・02月12日、3700参照突破!! (もうすぐ4000ですね。ですがまずは執筆の時間を確保せねば・・・ww)
・02月15日〜03月07 『2度目の空白期間』
(お久しぶりになりますね。ヒトデナシです。またもや期間を開けてしまったことを深くお詫び申し上げます。これからも不安定な時期が続くかもしれませんが、途中で諦めることは絶対にしません。よければこれからも長い目で見てくださるとありがたい限りです。これからもどうかよろしくお願いします。あと、3900参照突破できた事、本当に感謝です!!)
・03月08日、4000参照突破!! (ここまで来て改めて理解しました。私は本当に幸せ者なのだと。ありがとうございます!! さらなる高みをめざし、努力します!!)
・03月15日、4100参照突破!! (もうすぐ春ですね。早く来てほしいものです。)
・03月16日、4200参照突破!! (皆様の応援に本当に感謝です!! めざせ4500!!)
・03月21日、4300参照突破!! (もうすぐ4月ですね。新しいシーズンの幕開けです。)
・03月27日、4400参照突破!! (4500まであと少しですね・・・。頑張ります!!)
- Re: もしも俺が・・・。 『細かいキャラ設定。』オリキャラなど募集 ( No.394 )
- 日時: 2012/03/29 16:27
- 名前: ガリュ (ID: s7P63baJ)
- 参照: http://www.doumori.com/design/show_kanri_mes.php?kiji_id
どうもです!おひさしぶりですね!
おおお!延長戦ときましたか!
それにしても、水島さんが水谷さんだったとは…!
僕も質問していいですかね?
黒川くんはもしも水島さんにお付き合い断られたら
どうするんですか?
では失礼いたしました。
- Re: もしも俺が・・・。 『細かいキャラ設定。』オリキャラなど募集 ( No.395 )
- 日時: 2012/05/01 16:09
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
-----------皆様、お久しぶりでございます。
忘れた方も多いかと思いますが、ヒトデナシでございます。
さて、実は私、今まで自分のパソコンを封じられておりました。
おかげで身動きを取れず、投稿したいのに投稿できないという事になっておりました。
受験が終わるまでパソコンを触ってはいけないという、理不尽な条例を何日もかけて親に説得し、やっと昨日解禁されましたww
ですが・・・相変わらず忙しいのは変わらずです。
ですから・・・真剣に引退も考えました。
受験が終わるまで触れないと考えると、いくら私のような者を待ってくださる優しいお客様でも離れていってしまいます。
そうなると悲しいです。ガラスのハートである私にはとても耐え切れません。
ですが・・・受験と戦い、更新が遅れようとも、あきらめなかった先輩方を私は知っております。
そして私も諦めずに、逃げるのではなく、やり遂げようと思ったのです。
そもそも書くのが嫌になることはあり得ませんからww
・・・さて、久々の更新なので暗い話はここまでにしておきましょう。
せっかくのコメントが台無しになってしまいますww
テンションMAXでこれからまた頑張っていきますので、応援してくださる優しい方はどうかよろしくお願いします!!
水月へ
どうもお久しぶりです!! 忘れてしまったかもしれませんがww
延長戦入りました!! 遅くなりましたが更新しますww
黒川君の推理楽しみにしておいてください!! 衝撃的な展開を予定しておりますww
質問ありがとうございます!! ほぉー・・・・いい質問ですねww
・・・だってさ黒川君ww せっかくの水月様の助言をありがたく受け取るようにねww
コメントありがとうございます!! これからまた執筆頑張りますので、応援よろしくお願いします!!
ガリュ様へ
どうもお久しぶりです!! ただいま帰還しましたww
そうなんですww 私のおバカな行動のせいで結果的に水島に・・・ww (おいっww)
質問ありがとうございます!! ・・・これはまた黒川君にとっては酷な質問ですなww
コメントありがとうございました!! よければまた応援の方よろしくお願いします!!
- Re: もしも俺が・・・。 『細かいキャラ設定。』オリキャラなど募集 ( No.396 )
- 日時: 2012/05/01 17:04
- 名前: ヒトデナシ ◆QonowfcQtQ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「パート4。」
「---------では始めようか。私の未知の可能性の推理を・・・!!」
「未知の可能性? なんなんだそれは!?」
目暮警部を含め、ほとんどの人が首をかしげる。コナン君もその内の一人である。
「まず・・・コナン君の推理内での犯人は一応『山田幸子さん』になっている。これは皆様ももう分かったことだろう。
だが・・・毛利さんの推理には『二つ』おかしな点がある。」
-------黒川の本格的な推理が始まった・・・。
「一つ目、その推理だとどうしても山田聡さんにバレてしまうという点。なぜなら、彼は室内で待機していたのだからな。」
「・・・!! そうか!! では共犯ということか!?」
目暮警部の言葉に黒川はゆっくりと首を横に振った。
「残念だがそれはない。それ以前に山田幸子さんが犯人でない理由がはっきりとある。」
黒川の言葉に誰もが驚く。
そんな中、花狩先生だけは気が付いたようだ。
「そうか!! 確か俺たちが悲鳴を聴き、急いで階段を登った先にいたのは・・・」
「そう、我々に4階から悲鳴が聞こえたと教えてくれた山田幸子さんだ。おかしいだろう?」
「だが君、山田さんが急いで降りてきて、君たちと合流したという可能性もあるぞ!?」
目暮警部の言葉にうんうんと頷く人もいた。
だが黒川はまたもや首を横に振り、
「いえ、それはないだろう。そんなに急いできたなら、何よりも息が切れると思いませんか?」
「た・・確かにそうだが・・・。」
「でしょう? そんなに動き回れば息が切れるのも当然です。
ですが、私が見たとき、息はおろか、動いた形跡がないほど落ち着いていました。」
「・・間違いないのかね?」
目暮警部の質問に黒川は首を縦に振る。
そしてもう一度語りだした・・・。
「では誰が犯人なのか? ・・・残念ながらこの事件、あなたたちが体験したことないほど『異例な事件』ではないかと私は考えております。」
言葉が出ない・・・今がまさしくその状況だった。
仮にも名探偵と言われた探偵の推理をくつがえし、ふりだしに戻した男の登場に、目暮警部もコナン君も焦った。
そしてコナン君自身・・・・なぜかワクワクした。
自分の推理を否定してまで乱入した黒川の推理に興味を持ったのだ。
「先ほど毛利さんの推理は97点と言いました。この理由は、『もしも犯人が人間だったらと考えれば、正解に一番近い回答だった。』からなのだ。」
---------この黒川の言葉をすぐに理解できた人間はいなかった。
だが、花狩先生がいち早く気が付き、驚いたように立ち上がった・・・!!
「おい・・・まさか黒川君。犯人というのは・・・・」
花狩先生の驚いた表情に黒川はニヤリと笑って見せた。
「-------------そのまさかだ。この事件の犯人は『人間ではない』。」
その瞬間、その場にいた全員が戸惑った・・・。
「どういうことかね!? まったく意味が分からんぞ!?」
「ええ、私もまだ詳しくは分かりませんよ。ただ、犯人は分かります。」
黒川は一瞬ニヤリと笑った・・・!!
「この事件・・・『一番身動きが取れやすく、なおかつ一人でいた人』が犯人です。」
「なッ・・!! その根拠は!?」
「簡単だ。もしも我々の推理力を試しているのなら、いつでも身動きをとれやすく、なおかつ常に我々の近くにいる必要がある。」
そこまで言うと、黒川は急に首を振った。
「・・・否、『我々』ではない。『俺』を試していたのだろう----------?」
黒川はニヤリと笑いながら、一人の人物を見つめ、言い放った・・・・!!!
「-----------山田聡。いや、『バケモノ』と言ったほうがいいかな?」
その瞬間、そこにいたすべての人が視線をそちらに移す。
だが山田聡は俯いたままだった。
---------否、俯いたまま笑っていたのだ・・・!!!!
「----------合格です、黒川殿。満点です。」
黒川は一瞬ゾクッとした・・・!!
目の前にいるのはただの老人にしか見えないが・・・、何か嫌な雰囲気を漂わせている。
これはまるで・・・ハロンドを目の前にしているようだッ!!!
「貴様ァッ!!!」
黒川は隙を与える間もなく、シャイニングブレイドで老人に切りかかったッ!!!!
「落ち着いてください。私は貴公と争うつもりは毛頭ないのですから・・・。」
そう言うと老人は黒川の攻撃を華麗にすり抜け、窓を割り、外に出て行ったッ・・・!!!
「逃がすか!!!」
黒川、そしてそこにいたすべての人も窓の外でフワフワと浮く『バケモノ』を見つめた・・・。
その姿は、すでに老人の姿ではなかった。
そこにいたのは・・・『人間』には程遠いものであった。
本来頭があるところに、頭ではなく丸い円柱の水槽のようなものがあり、その中には・・・・『脳』が二つ泳いでいる。
身体の色は緑、身長は低く、140cmほどしかなく、上に白いマントのようなものを羽織っている。
「・・・これではっきりしたな。お前もハロンドの仲間だろう?」
黒川の言葉にゆっくりと頷き、
「さよう。私の名はセルダーク。貴公の推理力、頭の柔軟力をはかる為にこの世界に来た。」
「なんでぇー?なんで黒川だけなの?ボクはぁ?」
「・・・紫苑君、少し落ち着こうか。」
紫苑がピョンピョンと跳ねているのを、落ち着かせる花狩先生。
「それにしても、よく分かったものだ。なぜ貴公は私が犯人だと?」
「・・・そこでピョンピョン跳ねている子がいなければ私は分からなかったさ。その子の占いはよく当たるのだ。占いの結果、犯人は『人間でない』という結果が出たのだ。」
----------そう、紫苑の言っていた『分かったけど分からない』とはこういう意味だ。
つまり、紫苑は犯人が『人間ではないこと』は分かったが、『そのバケモノが誰なのか』が分からなかったのだ。
その占いの結果を聞いて、独自に黒川が推理をし、結果『答え』につながった。
「今思えば何もかもおかしかった。どのような推理をしても、かならず矛盾が生じた。だが、バケモノであるお前が全てやったとなれば話はまとまる。」
「・・・素晴らしいです。では、ご褒美として私の能力を一つ明かしてあげましょう。」
「・・・能力?」
黒川達にはセルダークが何を言っているのか理解できなかった・・・が、すぐに意味が分かった。
目の前にいたはずのセルダークが、黒い衣に包まれたかと思うと、黒い衣から現れたのは・・・、
----------私たちがよく知る、『黒川』そのものであったッ・・・!!!
「・・・なるほど。つまりお前の能力は『変身』。違う人物になりきることができるのだな?」
「そういうことだ。声、口調、身体つきを全てコピーできる。明かしたところで貴様らには見抜けないだろうな。」
黒川にとっては変な感覚であった。まるで自分と話しているようで気持ち悪かった。
だが、これではっきりした。
セルダークはいろんな人になりきることで、あの矛盾極まりない犯行を実現させたのだ。
渡辺さんを殺したときは山田幸子さんになりきり、それ以外は聡さんに化けていた・・・こんな感じだろう。
「では山田聡さんはどうしたのだ!? どこにいる!?」
目暮警部は声を荒くして言う。
「もうこの世にはいない。彼の命は私の研究に貢献したのだ。喜ぶべきだろう?」
「ふざけるなッ!!!!!」
---------その一言が黒川に怒りの炎をともした!!
何よりも、まるで自分が言っているかのように聞こえて余計に腹がたったのだ。
黒川は自分の履いている靴の電源を入れた。
皆様には一度教えただろう。ドラクエの世界で使ったエアブーツだ。
彼は宙に浮いている。つまりこのままでは攻撃できない。だから・・・・、
「------おっと、エアブーツだろう? だが残念だ。私はもうこれで失礼させてもらうよ。」
--------くッ・・・知っていたか!!
「ま・・・待て!!」
黒川に化けたセルダークが少しずつ闇に包まれていく・・・。
--------まずいッ・・・逃げられる!!
「逃がすかッ!!!!」
この声は・・・コナン君か!?
コナン君はベルトあたりから一つのボールを出現させたッ・・・!!
そして・・・・・、
「いっけええぇぇ!!!!」
そしてそのボールを光り輝く右足で思いっきり蹴りこんだッ!!!!
そのボールは凄いスピードで一直線にセルダークのもとに向かっていく!!
だが、セルダークのもとにたどり着く前に、ボールは何かに弾かれた・・・!!
「なッ・・・!?」
セルダークが何かしたとは思えない。
まるで見えない壁に阻まれた・・・そんな感じだった。
「良いシュートだったよコナン君。が、私に攻撃することは誰であろうとできない・・・とだけヒントとして言っておこうかな? あ、それと・・・・」
セルダークは黒川の姿のまま二やりと笑い、言い放ったッ・・・!!!
「----------もうすぐ『闇』が 訪れる・・・・。貴公の『光』と私達の『闇』。本当の戦争がもうすぐ始まる。楽しみにしてるといい。」
そう言うと、セルダークは姿を消した・・・。
黒川達は唖然とするしかなかった。
なにせ色々なことが起こりすぎた。整理するのに時間がかかる。
「戦争・・・・?」
ふと黒川はストップウォッチを見た。時間は40分を表していた。
普通ならもうとっくに帰れている時間のハズ。
「私たちの世界に・・・いったい何が起きているというのだ・・・・。」
-------何も謎が解けぬまま、時間だけが過ぎていくことに、黒川は何とも言えない悔しさを感じていた・・・。
-----------第1章、『日常編』完------------
- Re: もしも俺が・・・。 『コナン編、完結!!』オリキャラなど募集 ( No.397 )
- 日時: 2012/05/01 18:01
- 名前: 火矢 八重 ◆USIWdhRmqk (ID: kGzKtlhP)
- 参照: http://www1.x-feeder.info/hotaru/
来たぁぁぉぁぁ!! 新作だぜやっほぉぉい!!
まさか、山田さんが『犯人』だったとは!!
って、山田は二人いたかww
黒川君に変身しているセルダークと話す黒川君は、さぞかし気持ち悪かったでしょうなww
しかし、かなりびっくりする話でした! 流石です。
私もコナン君も、非日常を楽しめたようです。
ああああ・・・・・・続きが気になります!
一時っていっても悲しいなあ・・・ああでも、短編も気になるしなあ・・・・・・・。
とりあえず、無理をせずに更新頑張って下さい!!ww
- Re: もしも俺が・・・。 『コナン編、完結!!』オリキャラなど募集 ( No.398 )
- 日時: 2012/05/01 21:20
- 名前: 陽 ◆Gx1HAvNNAE (ID: ixlh4Enr)
こんにちわあああああああああ!!!!((殴
めっちゃ会いたかったよヒーくん!!!(><。)
そっか……受験ですか……私も1回経験したので大変さはわかります(д)
全然励みにならない気がしますが、私の経験から。
私も受験期にものすごく夢中になっていたものがあり、おまけに見栄を張って偏差値だけで志望校を選んだので大変でした。
このままではどちらも中途半端で終わってしまうと思い、正直どちらか妥協しようと思いましたが……無理でしたw
どちらも大切だからどちらも手を抜けなかったんですねー(ω。)
だから『自分ルール』というか、ここまで勉強したらこれだけ趣味に徹する! みたいな感じでやってましたb
時間だけかけて勉強してても成績は上がらないんだぜ! というのが私の持論ですwむしろ切り替えが大事b
(あと、夏休みがんばったら冬休みは楽だよ)
執筆に手を抜いても後悔すると思うし、勉強に手を抜いたら絶対後悔します。
今は「こんなに頑張らなくていいんじゃないか」と思うかもしれないけど、行きたい学校に行った方が好きなことできます、絶対^^
これだけつらつら長く書いて結局何が言いたいかって、
何か一つの大変なことのために、他をあきらめないで! ということですかね?
でも無茶はしないでね……無理と無茶は違うので。私は丈夫だから多少の無理はできたけど、睡眠だけはがっつりとった方が良いよw
あとしんどいときは思い切り休むこと。
長文ごめんなさい><
でもヒーくんの小説も受験も応援してます!
どれだけ更新速度が遅くなっても必ず読み続けるので……かくいう私も来年に大学受験を控えているのですがorz
辛くなったらいつでも雑談に来てください!
あと明後日複ファジに新スレ立てるからそこでも←さりげ宣伝
駄作者の分際で800文字近く消費してごめんorz
うざかったら消しますので言ってください(д)
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