複雑・ファジー小説

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もしも俺が・・・。 『一時休載。』オリキャラなど募集
日時: 2012/05/06 09:48
名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=26752

 


    作者の今叫びたい一言  『申し訳ありません。その代り、『いのちが伝えるもの』を全力で執筆しますので、どうかよろしくお願いします!!』 (By 作者)









    クリックどうもありがとうございます。

    おはようございます、こんにちは、そしてこんばんわ。

    どうも初めまして。初投稿となります。

    私の名前はヒトデナシと申します。



自己紹介が終わったところで、この小説の注意点です。


   1、荒らしの方々は回れ右して去ってください。

   2、読んでいただけるとすごくありがたいです。

   3、コメントをもらうと、作者は歓喜に満ち溢れます。




では次に、この小説はどんなものなのかを紹介いたします。
    

  1、この小説の中心の視点は基本、主人公である俺(作者ではありません。)が中心です。

   
  2、この小説は、主人公が『もしもの世界』を体験したとき、どのように思うのか、またはどのように動くのかを描いたものです。

  3、基本、自由である。



-----------と言った感じでございます。



   では早速書いていきたいと思います。

   楽しんでいただけると幸いです。




  ・この作品の登場人物 (時々更新しているのでよければどうぞ。)------------- >>23 



  ・オリキャラ、リクエスト募集中---- >>8



  ・イラスト広場 (神絵広場です。ぜひ訪れてくださいね!!) -------- >>316



   コメントを下さった優しい読者様

 ・消防隊員になりたかった様
 ・葬儀屋様
 ・春野花様
 ・刻みネギ様
 ・マス様
 ・水月様
 ・死神様
 ・火矢 八重様
 ・紅様
 ・なっちゃん様
 ・アルテマ様
 ・椛様
 ・フレイア様
 ・みこり様
 ・青桐様
 ・檜原武甲様
 ・ガリュ様
 ・46鷺様→柚路様→しょぼん様
 ・highsky様
 ・Sky様
 ・遥様
 ・陽様
 ・るぅ〜様
 ・Kブル様
 ・秋桜様
 ・ゆぅ様
 ・かいき様




   オリキャラをくださった優しい方々

 ・葬儀屋様  >>13
 ・刻みネギ様 >>20
 ・春野花様 >>24
 ・マス様 >>27
 ・水月様 >>39
 ・死神様 >>47
 ・火矢 八重様 >>80
 ・アルテマ様 >>84
 ・フレイア様 >>140
 ・檜原武甲様 >>175
 ・ガリュ様 >>185
 ・Sky様 >>234
 ・遥様 >>236
 ・八重様 >>322
 ・秋桜様 >>362
 ・るぅ〜様 >>368

 

---------目次------------



  第一幕  『もしも俺が自己紹介をしたのなら・・・・・』  >>1 >>2

  第二幕  『もしも俺が自分の世界を紹介するなら・・・・・。』 >>3 >>6 >>7

  第三幕  『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・。』 >>11 >>12 >>17

  第四幕  『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・続編。』 >>18 >>19 >>22

  第五幕  『もしも俺が久しぶりの友達にあったのなら・・・・・。』 >>25 >>29 >>32

  第六幕  『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・。』 >>33 >>38 >>41

  第七幕  『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>42 >>44 >>49

  第八幕  『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>52 >>56 >>59

  第九幕  『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>63 >>66 >>69

  第十幕  『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・。』 >>73 >>76 >>83

  第十一幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・続編』 >>94 >>99 >>104

  第十二幕 『もしも俺が自分の世界についてレポートを書くのなら・・・・・その一。』 >>109 >>118 >>124

  第十三幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>128 >>137 >>155

  第十四幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>160 >>164 >>165

  第十五幕 『もしも俺の世界に、少しづつ闇が迫ってきていたなら・・・・・。』 >>171 >>186 >>190

  第十六幕 『もしも俺が二人の友人に助けられたなら・・・・・。』 >>205 >>213 >>225

  
  第十七幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・。』 >>240 >>254 >>260

  第十八幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>284 >>290 >>296

  第十九幕 『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・。』 >>312 >>327 >>336

  第二十幕『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>355 >>370 >>380 >>396











------------小ネタ(よければ見てね!!)--------------


 
  ・ この小説で出てきた、社会にいずれかは役に立つであろう? 名言集 (時々更新してます。) --------->>43




  ・ とある作者の『つぶやき』ラジオ!!


 パート1 『ハロウィンでの最近の子供たち』 >>46 

 パート2 『ミドルネーム。』 >>53

 パート3 『シュート。』 >>75

 パート4 『北海道と沖縄。』 >>91

 パート5 『二人いればなんとなく安心。』 >>114

 パート6 『自由な時間。』 >>142 (1000参照突破記念!!)

 パート7 『友情。』 >>145 (1000参照突破記念!!)

 パート8 『声という大切な伝達手段。』 >>161

 パート9 『死という経験。』 >>233 (2000参照突破記念!!)

 パート10 『私の2011年。』 >>267 (2011年を振り返って・・・。)




  ・ とある作者の『気まぐれ』図書館!!


 パート1 『光と闇。』 >>178

 パート2 『できるか、できないか・・・・。』 >>208

 パート3 『もう一度、笑いあおう。』 >>217

 パート4 『焦らず、急がず、今を楽しもう。』 >>274

 パート5 『終わりなき人生の階段。』 >>343




  ・とある作者と黒川の『マル秘』会談!!!


 パート1  『今後の展開。』 >>365

 パート2  『メインキャラについて。』 >>373

 パート3  『細かいキャラ設定について。』 >>386













------------名誉、歴史--------------


 ・10月26日、小説カキコに初めて来ました。
 ・10月27日、『もしも俺が・・・。』投稿。
 ・11月02日、100参照突破!! (ありがとうございます!!)
 ・11月06日、200参照突破!! (や・・・やったぁ!!!)
 ・11月11日、300参照突破!! (皆様に深く感謝!!)
 ・11月15日、400参照突破!! (心優しい皆様のおかげですね・・・。)
 ・11月18日、500参照突破!! (俺はどれだけ幸せなのだろう・・・。)
 ・11月22日、600参照突破!! (1000参照まであと半分を切った・・・か。)
 ・11月24日、700参照突破!! (嬉しいなぁ。これからも頑張るぞ。)
 ・11月24日、100返信突破!! (これは名誉だ・・・・・嬉しいなぁ。)
 ・11月26日、800参照突破!! (皆様の応援は私の原動力です!!)
 ・11月28日、900参照突破!! (私の夢に到達するまであと少し!!!)
 ・12月01日、1000参照突破!! (いや〜・・・泣きましたよww 本当にww)
 ・12月03日、1100参照突破!! (ついにここからは・・・・未知の世界ですww)
 ・12月04日、1200参照突破!! (これからも精進しなくては・・・・。)
 ・12月04日、TOPページの『カキコ住民がおすすめする小説』に乗せていただきました。 
         (どなた様かは分かりませんが・・・・あなた様には本当に感謝しております。)
 ・12月06日、1300参照突破!! (すごい・・・・。)
 ・12月08日、1400参照突破!! (テスト勉強も執筆も頑張ります!!)
 ・12月10日、1500参照突破!! (励みになります。頑張るぜ!!)
 ・12月12日、1600参照突破!! (私が頑張れるのは皆様のおかげです。)
 ・12月13日、200返信突破!! (ううッ・・・・・感動・・・。)
 ・12月14日、1700参照突破!! (テストも終わったし、これからもガンガン頑張るぜ!!)
 ・12月16日、1800参照突破!! (もうすぐ・・・もうすぐで2000・・・。)
 ・12月18日、1900参照突破!! (あと一歩・・・・未知の世界へ・・・!!)
 ・12月20日、2000参照突破!! (感謝の気持ちでいっぱいです。夢が叶ってよかった・・・。)
 ・12月22日、2100参照突破!! (もうすぐクリスマス・・・・楽しんでいきましょう!!)
 ・12月25日、2200参照突破!! (メリークリスマス!!!)
 ・12月26日、2300参照突破!! (寒い冬を吹き飛ばすほど感謝!!!)
 ・12月28日、2400参照突破!! (おおぉぉぉーーーー!! もうすぐ2500!!)
 ・12月30日、2500参照突破!! (これは来年良い事がある前兆でしょうか・・。)
 ・01月02日、2600参照突破!! (今年もどうかよろしくお願いします!!)
 ・01月04日、2700参照突破!! (もうすぐ3000・・・。頑張る!!)
 ・01月06日、2800参照突破!! (小説大会終わってしまいましたね。)
 ・01月10日、2900参照突破!! (皆様、小説大会お疲れ様でした!!)
 ・01月12日、3000参照突破!! (キタァァァアアーーーーーーー!!!!!!!)
 ・01月12日、300返信突破!! (皆様の応援があるから・・・私は頑張れるのです。)


 ・01月14日 〜 01月26日 『空白の二週間。』 

  (人生に行き詰って、更新が出来なかった時期ですね。なお、この間に参照数が3200を突破しました。本当に感謝です。これを胸に、私はもう一度飛び立ちます。絶対に完結させると、心に誓いました。)



 ・01月29日、3300参照突破!! (3という数字は個人的には好きですww ありがとうございます!!)
 ・01月31日、3400参照突破!! (今日でテストが終わったぜ!! 頑張ります!!)
 ・02月02日、3500参照突破!! (最近凄く寒く感じるww 皆様もお身体に気を付けてくださいね!!)
 ・02月07日、3600参照突破!! (二日ほど前から東京に行ってました。東京は大阪に比べると寒いですねww)
 ・02月12日、3700参照突破!! (もうすぐ4000ですね。ですがまずは執筆の時間を確保せねば・・・ww)


 ・02月15日〜03月07  『2度目の空白期間』

  (お久しぶりになりますね。ヒトデナシです。またもや期間を開けてしまったことを深くお詫び申し上げます。これからも不安定な時期が続くかもしれませんが、途中で諦めることは絶対にしません。よければこれからも長い目で見てくださるとありがたい限りです。これからもどうかよろしくお願いします。あと、3900参照突破できた事、本当に感謝です!!)



 ・03月08日、4000参照突破!! (ここまで来て改めて理解しました。私は本当に幸せ者なのだと。ありがとうございます!! さらなる高みをめざし、努力します!!)
 ・03月15日、4100参照突破!! (もうすぐ春ですね。早く来てほしいものです。)
 ・03月16日、4200参照突破!! (皆様の応援に本当に感謝です!! めざせ4500!!)
 ・03月21日、4300参照突破!! (もうすぐ4月ですね。新しいシーズンの幕開けです。)
 ・03月27日、4400参照突破!! (4500まであと少しですね・・・。頑張ります!!)








Re: もしも俺が・・・。 『ザ・ワールド!!』 オリキャラなど募集 ( No.59 )
日時: 2011/11/14 20:59
名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)





          「パート3」








   -----------まさかこんな早く会えるとは・・・・運がいい。


  
      さて、皆様にちゃんと説明をしておこう。



  この学ランを着た長身の男、彼の名前は『空条 承太郎』(くうじょう じょうたろう)。


 彼の『スタンド』の名前は『スタープラチナ』と呼ばれている。
 身体は人間の体格に近く、かなりの筋肉質の『スタンド』だ。



   説明するのもなんなので、『スタープラチナ』の評価、強さに関してはこの下に書いておいた。





   -------------『スタープラチナについて』---------------


    
       5段階(A〜E)で評価しているぞ。




   ・破壊力(攻撃力) ------A
   
   ・スピード    ------A
 
   ・射程距離(スタンドが移動、もしくは攻撃が届く距離) -------C (約、2メートル)

   ・精密動作性   ------A

   ・特殊能力、『スタープラチナ・ザ・ワールド』を持っている。
    これは、1〜2秒間だけ、時を止められるという反則的能力。
    





























   -------------まさに最強ではないか? 射程距離以外は全てトップクラスの能力を持っているのだ。



  時を止められる能力・・・・だぞ? 誰が勝てるというのだ。

  ちなみに私たちが助けられたのも、この能力のおかげだろう。      


  
  
     「おおぉぉーーー!!! 承太郎くんだぁーー!! 初めまして。」



  ----------花狩先生!? いきなりそんなこと言ったら不審者ですよ? 



      「・・・なぜ俺の名前を知っている?」


  そりゃそうなるだろう。向こうが俺らを知っているわけがない。
  
  
    とりあえず・・・・自己紹介とワケを話すとするか。

















    「------------なるほど。スタンド使いではなさそうだ。」



   どうやら分かってもらえたようだな。ちなみに今、私たちは喫茶店に入っている。


  ----------花狩先生も水島さんも腹が減っていたようだからな。一緒についてきてもらった。




    「と・・・ところで・・・・なぜ学ランを着ていらっしゃるのですか?」




  ----------ナイス質問だ水島さん!! 俺もさっきから気になっていたんだ・・・。


 承太郎さんは見た目からしても学生ではない。(確か20代後半。)




     「・・・着ていた服が汚れてしまってな。代わりに着ている。」

     「あ・・・・なるほど・・・ありがとうございます。」



    ご丁寧にペコリとおじぎをする水島。

  きっちりしてるなぁ。まぁ多分緊張してるのだろうが。


  それを見た承太郎さんは、




     「・・・お嬢ちゃんはしっかりしてるな。俺の周りの女達とはわけが違うぜ。」

  
     「えっ・・・!? あ・・・ありがとう・・ございます。」




  -------------だろう? 俺の将来の女だからな。











  -----------えっ? 違うだって? いや、私は頑張るぞ?


   そんな話をしていると、



















     「------------ん? おい黒川君、表が騒がしいぞ!?」



   花狩先生はふと外を見て言う。

 確かに騒がしい。何かあったのか!?





     「----------外に出るぜ。」


   承太郎さんが店を後にするのに続いて、俺らも急いで店を出る。



















     「アリアリアァーーーーリィーーー!!!!!」







   俺たちが外を出てみると、そこには・・・・・





      「---------スタンド使いか。」



   町で周りのモノを容赦なく壊しまくる一人の長身の男がいた・・・。








     「ウゥゥーーーーーァァーーーーー!!!!!」



  短い金髪で、赤い瞳をして、背中にギターを背負っているその男は雄叫びをあげる。

 その後ろには、『スタープラチナ』と同じ人型の『スタンド』がいた。






  -----------明らかに様子がおかしい!? 一体何が・・。




   そう考えていると、承太郎さんはゆっくりとその男に近づいていく・・・。



     「・・・承太郎さん!?」

     「そこで見てろ。すぐに抑えてくる。」






  --------------確かに俺らにはどうしようもない。

 はっきり言って、『スタンド』は普通の人間が戦って勝てるほど弱くはない。俺でも勝てないだろう。






   承太郎さんに・・・・任すしかないか。

 だがまぁ大丈夫だろう。最強の名は伊達じゃない。




















   -----------『最強のスタンド』と呼ばれるその力を、ゆっくり見させてもらおうかな?











       ----------------第八幕 完-----------------


   


 

Re: もしも俺が・・・。 『最強のスタンド。』 オリキャラなど募集 ( No.60 )
日時: 2011/11/15 17:23
名前: 刻みネギ ◆IeakDfwO1s (ID: d2sOH2lv)

おぉ!ダイヤモンド編でしたかww更新頑張ってくださいww

Re: もしも俺が・・・。 『最強のスタンド。』 オリキャラなど募集 ( No.61 )
日時: 2011/11/15 18:11
名前: 火矢 八重 (ID: wVDXtEbh)

こんばんわ、火矢八重です。
以前、私の小説にコメをくだった時、ヒトデナシ様の小説気になったので、読ませていただきました。

主人公の黒川(仮名)が面白すぎですw自己紹介の所から突っ込みましたw突っ込みっぱなしでしたw

これからちょこちょこ覗かせて頂きます。更新頑張ってくださいね!

Re: もしも俺が・・・。 『最強のスタンド。』 オリキャラなど募集 ( No.62 )
日時: 2011/11/15 19:59
名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)




     コメントが二件も・・・・・。

    夢なのかこれは!? (疑ってしまうぐらい嬉しいのですw)



   

     刻みネギ様へ


  おお、大正解ですww その通りでございます。

 後にまた第四部の主人公である彼が出てきますので。


  コメント&応援のほうありがとうございます。
  執筆頑張ります!!




      火矢 八重様へ


   読みに来ていただいてどうもありがとうございます!!
   

  嬉しい限りです!! 私も黒川君もあなた様のような突っ込んでくれる心優しい神を待っていましたww


  応援ありがとうございます!! 
 また来てくださるよう、私も執筆頑張ります!!

   

Re: もしも俺が・・・。 『最強のスタンド。』 オリキャラなど募集 ( No.63 )
日時: 2011/11/15 22:05
名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)






    --------第九幕『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・続編。』--------






        「パート1」







    「スベテヲ・・・・ハカイスルッ・・・コノ『スーパークラッシャー』デェ!!!」

  
    「『スーパークラッシャー』・・・それがテメェのスタンドか。」




   承太郎はその男の前でピタッと止まる。


  男と承太郎の距離は、約3メートル。ちなみに承太郎のスタンドは、2メートルまで近づかないと攻撃が届かないのだ。



 否、あえて『近づかない』のだ。理由は簡単。射程距離を見抜くためだ。


  

   あの男の『スタンド』も、承太郎と同じ人間型のスタンド。
  射程距離がほぼ同じなのではないかと、承太郎は考えていた。




 ---------だが奴は攻撃してこない。つまり、奴の射程距離も『2メートル』なのだ。





     「かかってこいよ。それとも怖いのか?」





  そして攻撃を誘い込むように挑発し、射程距離を確実に確かめる。さすがだな。





     「『スーパークラッシャー』ァァーーー!!!!!」



  

  男は『スーパークラッシャー』を出しながら、一歩一歩近づいてくる・・・。


  そして承太郎との距離が『2メートル』に達した瞬間・・・。













    「アァリアリアリアリアリアリアリィーー!!!!!!」







   いきなりのパンチの嵐ッ・・・!! 我々の目ではそのパンチは速すぎて見えない。






  ---------だが、承太郎はもうそこにはいない・・・。






     「・・・ッ!?」



  男も気付く。獲物がそこにいないことに・・・。
 
   男はキョロキョロとあたりを見渡す。







     「ここだぜ。」





  承太郎は男の背後にいた・・・・。だが気付くのが遅かった・・・。


   -----------回避する時間などない。











 








   「オオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァーーー!!!!!」

















   

  30発ほど殴られた男は宙に浮くように吹き飛ばされた・・・・。

   なんて速いパンチのラッシュだ。さすがだな。






     「やれやれだぜ。」




  そう言って承太郎さんはゆっくりと俺らの方に向かってくる。圧勝だった。








     これで全てが終わった・・・・・はずだった。









 


     「承太郎さんッ!!!! 後ろだッ!!!」


     「何ッ!?」




  花狩先生が叫ぶ時には遅かった・・・。

  なんと、男はまだ生きていた。そして承太郎に襲いかかるッ・・・!!!


    ガードが間に合わないッ・・・!!!











     「アーーーリアリアリアリアリィーー!!!!!」


     「・・・ッグッゥゥ!!!!」





   まともに重いパンチのラッシュを食らった承太郎は、

 『ダンッ!!!』という大きな音をたて、壁に叩きつけられた・・・!!



   


     「承太郎さんッ!!!!」







  花狩先生の呼びかけに一切の応答、動きをしなかった・・・。


  まさか・・・・気絶したか!? まずいッ・・!!!








   「水島ちゃんを連れて逃げろ黒川君ッ!!! ここは俺が食い止めるッ・・・!!!」



   「でも先生ッ・・・」


  水島は必死に先生に呼びかけるが、













   「うるさいッ!!! 『生徒』を守るのは・・・・『先生』の役目だッ!!!!!」












  そう言って一人、花狩先生は向かっていく・・・。だが、




     「ぐぁああっ!!!!」




  すぐに殴り飛ばされた。ヨロヨロと身体を揺らし、そのまま地面に倒れこむ・・・。




     「花狩先生ェ!! ・・・くそォッ!!!」






  黒川は悔しい気持ちを振り切り、水島を連れて走る・・・!!!

  今の俺には水島を連れて逃げることしかできない!!





     ほんの1・2分走った頃だった・・・・。





     その行動さえ、無と化した・・・。








      

    「なッ!?」



 
  すぐに追いつかれたッ・・・!? なんて速いんだッ!!!


  男はどうやら先回りしていたようだ。




    「スベテヲ・・・・ハカイスルッ!!!!!」




   そう言って走ってこちらに向かってくる・・・・。

  『スーパークラッシャー』は大きくこぶしを引き、力を溜める。







  -----------もう逃げられない・・・・ならば!!!!












    「逃げろ水島ッ!!!!!」










   黒川は水島の前で手を大きく広げ、水島を庇おうとする・・・。


  『スーパークラッシャー』は、すでに目の前にいた・・・。












    「黒川くんッ!!!!!! やめてぇぇッ!!!!」
























    「水島・・・・・お前だけは・・・・俺が守るからな。」


































   『スーパークラッシャー』のこぶしは、無残にも黒川の腹を突き抜けた・・・・!!!




  


  飛び散る返り血。水島に降りかかる血のしずく・・・・。












   ---------だけど黒川は・・・・なぜか満足したかのように微笑んでいた。





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