複雑・ファジー小説
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- もしも俺が・・・。 『一時休載。』オリキャラなど募集
- 日時: 2012/05/06 09:48
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=26752
作者の今叫びたい一言 『申し訳ありません。その代り、『いのちが伝えるもの』を全力で執筆しますので、どうかよろしくお願いします!!』 (By 作者)
クリックどうもありがとうございます。
おはようございます、こんにちは、そしてこんばんわ。
どうも初めまして。初投稿となります。
私の名前はヒトデナシと申します。
自己紹介が終わったところで、この小説の注意点です。
1、荒らしの方々は回れ右して去ってください。
2、読んでいただけるとすごくありがたいです。
3、コメントをもらうと、作者は歓喜に満ち溢れます。
では次に、この小説はどんなものなのかを紹介いたします。
1、この小説の中心の視点は基本、主人公である俺(作者ではありません。)が中心です。
2、この小説は、主人公が『もしもの世界』を体験したとき、どのように思うのか、またはどのように動くのかを描いたものです。
3、基本、自由である。
-----------と言った感じでございます。
では早速書いていきたいと思います。
楽しんでいただけると幸いです。
・この作品の登場人物 (時々更新しているのでよければどうぞ。)------------- >>23
・オリキャラ、リクエスト募集中---- >>8
・イラスト広場 (神絵広場です。ぜひ訪れてくださいね!!) -------- >>316
コメントを下さった優しい読者様
・消防隊員になりたかった様
・葬儀屋様
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・マス様
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オリキャラをくださった優しい方々
・葬儀屋様 >>13
・刻みネギ様 >>20
・春野花様 >>24
・マス様 >>27
・水月様 >>39
・死神様 >>47
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・アルテマ様 >>84
・フレイア様 >>140
・檜原武甲様 >>175
・ガリュ様 >>185
・Sky様 >>234
・遥様 >>236
・八重様 >>322
・秋桜様 >>362
・るぅ〜様 >>368
---------目次------------
第一幕 『もしも俺が自己紹介をしたのなら・・・・・』 >>1 >>2
第二幕 『もしも俺が自分の世界を紹介するなら・・・・・。』 >>3 >>6 >>7
第三幕 『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・。』 >>11 >>12 >>17
第四幕 『もしも俺がドラえもんの世界を行ったのなら・・・・・続編。』 >>18 >>19 >>22
第五幕 『もしも俺が久しぶりの友達にあったのなら・・・・・。』 >>25 >>29 >>32
第六幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・。』 >>33 >>38 >>41
第七幕 『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>42 >>44 >>49
第八幕 『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>52 >>56 >>59
第九幕 『もしも俺がジョジョの奇妙な冒険の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>63 >>66 >>69
第十幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・。』 >>73 >>76 >>83
第十一幕 『もしも俺が魔法が使われている世界に行ったのなら・・・・・続編』 >>94 >>99 >>104
第十二幕 『もしも俺が自分の世界についてレポートを書くのなら・・・・・その一。』 >>109 >>118 >>124
第十三幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・。』 >>128 >>137 >>155
第十四幕 『もしも俺が吸血鬼の世界に行ったのなら・・・・・続編。』 >>160 >>164 >>165
第十五幕 『もしも俺の世界に、少しづつ闇が迫ってきていたなら・・・・・。』 >>171 >>186 >>190
第十六幕 『もしも俺が二人の友人に助けられたなら・・・・・。』 >>205 >>213 >>225
第十七幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・。』 >>240 >>254 >>260
第十八幕 『もしも俺がドラクエの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>284 >>290 >>296
第十九幕 『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・。』 >>312 >>327 >>336
第二十幕『もしも俺が名探偵コナンの世界に行ったなら・・・・・続編。』 >>355 >>370 >>380 >>396
------------小ネタ(よければ見てね!!)--------------
・ この小説で出てきた、社会にいずれかは役に立つであろう? 名言集 (時々更新してます。) --------->>43
・ とある作者の『つぶやき』ラジオ!!
パート1 『ハロウィンでの最近の子供たち』 >>46
パート2 『ミドルネーム。』 >>53
パート3 『シュート。』 >>75
パート4 『北海道と沖縄。』 >>91
パート5 『二人いればなんとなく安心。』 >>114
パート6 『自由な時間。』 >>142 (1000参照突破記念!!)
パート7 『友情。』 >>145 (1000参照突破記念!!)
パート8 『声という大切な伝達手段。』 >>161
パート9 『死という経験。』 >>233 (2000参照突破記念!!)
パート10 『私の2011年。』 >>267 (2011年を振り返って・・・。)
・ とある作者の『気まぐれ』図書館!!
パート1 『光と闇。』 >>178
パート2 『できるか、できないか・・・・。』 >>208
パート3 『もう一度、笑いあおう。』 >>217
パート4 『焦らず、急がず、今を楽しもう。』 >>274
パート5 『終わりなき人生の階段。』 >>343
・とある作者と黒川の『マル秘』会談!!!
パート1 『今後の展開。』 >>365
パート2 『メインキャラについて。』 >>373
パート3 『細かいキャラ設定について。』 >>386
------------名誉、歴史--------------
・10月26日、小説カキコに初めて来ました。
・10月27日、『もしも俺が・・・。』投稿。
・11月02日、100参照突破!! (ありがとうございます!!)
・11月06日、200参照突破!! (や・・・やったぁ!!!)
・11月11日、300参照突破!! (皆様に深く感謝!!)
・11月15日、400参照突破!! (心優しい皆様のおかげですね・・・。)
・11月18日、500参照突破!! (俺はどれだけ幸せなのだろう・・・。)
・11月22日、600参照突破!! (1000参照まであと半分を切った・・・か。)
・11月24日、700参照突破!! (嬉しいなぁ。これからも頑張るぞ。)
・11月24日、100返信突破!! (これは名誉だ・・・・・嬉しいなぁ。)
・11月26日、800参照突破!! (皆様の応援は私の原動力です!!)
・11月28日、900参照突破!! (私の夢に到達するまであと少し!!!)
・12月01日、1000参照突破!! (いや〜・・・泣きましたよww 本当にww)
・12月03日、1100参照突破!! (ついにここからは・・・・未知の世界ですww)
・12月04日、1200参照突破!! (これからも精進しなくては・・・・。)
・12月04日、TOPページの『カキコ住民がおすすめする小説』に乗せていただきました。
(どなた様かは分かりませんが・・・・あなた様には本当に感謝しております。)
・12月06日、1300参照突破!! (すごい・・・・。)
・12月08日、1400参照突破!! (テスト勉強も執筆も頑張ります!!)
・12月10日、1500参照突破!! (励みになります。頑張るぜ!!)
・12月12日、1600参照突破!! (私が頑張れるのは皆様のおかげです。)
・12月13日、200返信突破!! (ううッ・・・・・感動・・・。)
・12月14日、1700参照突破!! (テストも終わったし、これからもガンガン頑張るぜ!!)
・12月16日、1800参照突破!! (もうすぐ・・・もうすぐで2000・・・。)
・12月18日、1900参照突破!! (あと一歩・・・・未知の世界へ・・・!!)
・12月20日、2000参照突破!! (感謝の気持ちでいっぱいです。夢が叶ってよかった・・・。)
・12月22日、2100参照突破!! (もうすぐクリスマス・・・・楽しんでいきましょう!!)
・12月25日、2200参照突破!! (メリークリスマス!!!)
・12月26日、2300参照突破!! (寒い冬を吹き飛ばすほど感謝!!!)
・12月28日、2400参照突破!! (おおぉぉぉーーーー!! もうすぐ2500!!)
・12月30日、2500参照突破!! (これは来年良い事がある前兆でしょうか・・。)
・01月02日、2600参照突破!! (今年もどうかよろしくお願いします!!)
・01月04日、2700参照突破!! (もうすぐ3000・・・。頑張る!!)
・01月06日、2800参照突破!! (小説大会終わってしまいましたね。)
・01月10日、2900参照突破!! (皆様、小説大会お疲れ様でした!!)
・01月12日、3000参照突破!! (キタァァァアアーーーーーーー!!!!!!!)
・01月12日、300返信突破!! (皆様の応援があるから・・・私は頑張れるのです。)
・01月14日 〜 01月26日 『空白の二週間。』
(人生に行き詰って、更新が出来なかった時期ですね。なお、この間に参照数が3200を突破しました。本当に感謝です。これを胸に、私はもう一度飛び立ちます。絶対に完結させると、心に誓いました。)
・01月29日、3300参照突破!! (3という数字は個人的には好きですww ありがとうございます!!)
・01月31日、3400参照突破!! (今日でテストが終わったぜ!! 頑張ります!!)
・02月02日、3500参照突破!! (最近凄く寒く感じるww 皆様もお身体に気を付けてくださいね!!)
・02月07日、3600参照突破!! (二日ほど前から東京に行ってました。東京は大阪に比べると寒いですねww)
・02月12日、3700参照突破!! (もうすぐ4000ですね。ですがまずは執筆の時間を確保せねば・・・ww)
・02月15日〜03月07 『2度目の空白期間』
(お久しぶりになりますね。ヒトデナシです。またもや期間を開けてしまったことを深くお詫び申し上げます。これからも不安定な時期が続くかもしれませんが、途中で諦めることは絶対にしません。よければこれからも長い目で見てくださるとありがたい限りです。これからもどうかよろしくお願いします。あと、3900参照突破できた事、本当に感謝です!!)
・03月08日、4000参照突破!! (ここまで来て改めて理解しました。私は本当に幸せ者なのだと。ありがとうございます!! さらなる高みをめざし、努力します!!)
・03月15日、4100参照突破!! (もうすぐ春ですね。早く来てほしいものです。)
・03月16日、4200参照突破!! (皆様の応援に本当に感謝です!! めざせ4500!!)
・03月21日、4300参照突破!! (もうすぐ4月ですね。新しいシーズンの幕開けです。)
・03月27日、4400参照突破!! (4500まであと少しですね・・・。頑張ります!!)
- Re: もしも俺が・・・。 『日常編』 オリキャラなどを募集中 ( No.29 )
- 日時: 2011/11/03 14:32
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート2」
・・・・さて、ちょっと暗い話になってしまったな。すまない。
-------------ただどんな人にも何かしら重い過去がある・・・とだけ言っておこう。
花狩先生は俺の方をじっと見て、「なぁ・・・・黒川くん、」と呟くように言う。
その声は弱く、低い声だった・・・。
------------しまったな。もしかしたら先生の気分を害してしまったのかもしれないな。・・・・謝ろう。
そう思った俺は、謝罪の言葉を述べようとした瞬間・・・・・
「・・・・水島ちゃんとはなんか進展あったのかよ?♪ えぇ?」
------------------前言撤回。この野郎ッ・・・人が心配してるってのになんだそのニヤニヤ顔は!?
さっきまでとは打って変わってのニヤニヤ笑顔。お前は修学旅行の夜にはしゃぐガキンチョか!!
「ん? さては俺がちょっとブルーになったからって心配になったか? 大きなお世話だっての。はっはっは。」
花狩先生は俺の背中を笑いながら叩きまくる。痛いって。もっと加減してくれ。
「忘れたか? 『嫌なことはすぐに忘れられる』んだぜ俺は。 ・・・なんだ、その疑いの眼は? これが俺のチャームポイントなんだよ。心配なんざいらねえよ。」
と言って豪快に笑う花狩先生。だが・・・・分かってるんだ。
-----------無理する必要なんてねぇのに。やれやれだよ。
「おう、黒川よく聞け。男ってのはな、押し倒すのが一番男らしいんだよ!!」
------------花狩先生、皆様が勘違いするような発言はやめてくれ。
・・・・ちなみにこの会話が30分ぐらい続いてるよ。そろそろ疲れてきたよ。
そろそろ先生との話を切り上げて、帰ろうかなと思い始めた時、
「黒・・・川くん・・・久しぶり。」
後ろからを俺を呼ぶ声が聞こえた。
-----------ん? この独特の呼び方はまさか・・・、
おそるおそる振り返ってみる・・。
「き・・・みを・・・見たのは久しぶりだよ。」
------------おお、やはり『袋井 飛以呂』(ふくろい ひいろ)だ。
久しぶりだ。2・3か月ぶりかな?
彼の特徴は、身長は150㎝で体重は不明。
彼は常に紙袋をかぶっているから顔は謎だ。
-----------なぜかぶっているのかって? 彼はね、『仮面ラ●ダー』が大好きなんだよ。それを意識してるのだろう。
彼はすごいことに、この町の平和を守ってくれているのだよ。
『特殊部隊』に所属している。いわば警察みたいなものだ。
そして、彼は悪い人を懲らしめる『権利』を持っているのだ。それぐらいすごい友達なんだ。
---------ごっこ遊びじゃないぞ? 彼は強いんだ。本当のヒーローみたいだろう?
「おっ、君が袋井君かな? 噂は聞いているぜ。」
「き・・・みは・・・誰?」
花狩先生を知らないところを見ると、どうやら初対面のようだな。
「俺は花狩 椿だ。よろしくな袋井君。」
「・・・へぇー・・・女か?」
-----------あらら。みんなそれ突っ込むな。まぁ分かるけどね。
皆様にも一応言っておくが、花狩先生は立派な男だ。
ただ名前が女っぽいと感じる人がほとんどだろう。
それはなぜか? 理由は親からの『嫌がらせ』だ。
親が男性恐怖症で、女の子を望んでいたんだ。だけど生まれたのが男。だからだよ。
----------それだけのせいで花狩先生は親からも見放された。それが先生の暗い過去の始まりだったんだけどね。
「男だよ袋井君。名前が女だからかは知らんが俺はれっきとした男。文句を言うのであれば母親に言ってくれよ?」
「・・・そうか。ところで、き・・・みは・・・三分と言って三十分引っ張るヒーローとバイクに乗ったりベルトで返信するヒーローどっちが好き?」
--------------来たこの質問。これが袋井君にとっては一番重要になるポイントなんだよな。
ちなみに前者はウルト●マン、後者は仮面ラ●ダーだよ。君はどっちかな?
-------------俺は仮面ラ●ダー派だよ。結構好きなんだ。じゃないと袋井君と友達になんてなれるわけがないだろう?
「おいおい袋井君。比べるまでもないだろう? 俺は断然、仮面ラ●ダー派だ。」
-------------そうだったのか先生。そんなに好きだったのか。
「・・・き・・・みとは・・・仲良くなれそうだよ。ぼ・・・くと・・・三人で語り合わないかい?」
「おっ、いいねぇ!! 1時間でも24時間でも語ってやるぜ? 語るぞ黒川君!!」
意気投合する二人を見て、思ったことがある。
確かに俺は仮面ラ●ダーが好きだ。
しかし、俺は皆様に『もしもの世界』を見せなければならないという『使命』がある。
------------------それでも俺は熱く語らなければならないのか?
------------今日はなかなかハードな日だ。夜は疲労でよく眠れそうだよ。
- Re: もしも俺が・・・。 『日常編』 オリキャラなどを募集中 ( No.30 )
- 日時: 2011/11/03 18:54
- 名前: 葬儀屋 (ID: cX9VSRxU)
ドラえもん編、面白かったです!
やはりタケコプター、どこでもドア辺りの何回も使う道具は古いのですね。毎回新品の者を出していたらどれだけ資源の無駄が……しかし、タケコプターは使い捨てかと思っていました。
そして、ドラえもんの脚の短さ。浮いている状態になりそうですね……上から見ると。それがかわいらしさを演出しているのでしょうが。
三十分ですか……うまくいかなければメインキャラとも会われない惨劇が……黒川さんは運もお持ちなのですね。
霧島さんの性格は私的にグットですね。遠くから彼の言動を観察してみたいです。水島さんとはぜひ友達になりたい。可愛いですね、言動とか。可憐な少女が身の回りにいるだけで生活が輝くと言うものです。
そして、オリキャラを出してもらいありがとうございます。変態な校長に興味がわいています。
更新を毎回わくわくで読んでおります。これからも執筆がんばってください!
長文失礼しました。
- Re: もしも俺が・・・。 『日常編』 オリキャラなどを募集中 ( No.31 )
- 日時: 2011/11/03 21:59
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
葬儀屋様へ
おお、来てくださってありがとうございます!!
よ・・・・よかったぁ。すごく安心しました・・。(筆者は内心、すごく心配だったのでうれしいです!!)
新品は高いんでしょうね。まぁあんな便利グッズが安いわけありませんもんね。
霧島君も水島さんもよい方なので、きっとすぐ友達になれますよ。
・・・ただツッコミどころは満載でしょうけど。
いえいえ、こちらこそありがとうございます!!
いかがでしたでしょうか?
ちゃんと動かせられたどうかが心配で心配で・・・。
何かアドバイスがあれば気軽にどうぞ。
ありがとうございます!!
このようなコメントをまたいただくためにも精一杯頑張りますので。
どうかよろしくお願いします!!!
- Re: もしも俺が・・・。 『日常編』 オリキャラなどを募集中 ( No.32 )
- 日時: 2011/11/05 19:10
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
「パート3」
・・・さて、今時刻は午後の4時過ぎ。
もう『もしもの世界』に行ける時間が来たようだ。
-----------だがすまない。花狩先生と袋井君の仮面ライダー話に終わりが見えないのだ。
もう何時間語っているだろうか。
------------私の眠気がすでに限界に近づいているのだが・・・・・
今日は駄目かもしれん。みんなすまない・・・・。
では皆様、
『おやすみ。』
-----------冗談だよ。安心したまえ。本当は眠いけどね。
さて、どうしようか。
俺には二人の仮面ライダー話に付き合うような体力はないしな。
・・・ん? 向こうの方が騒がしいな。事件か?
「ひったくりだぁぁーーーーーー!!!!!」
------------まじか。運良すぎるな俺。やっと解放されそうだ。
俺はとりあえず二人に事件が起きたことを伝えようとする。
・・・・が、どうやら袋井君は悲鳴を聞いてたようで、
「・・・ぼ・・・くが・・・今行くぞっ!!!!」
と言ってすごいスピードで走って行ったよ。さすが『特殊部隊』。
----------さて皆様、これから仮面ライダーファンにとって面白いものが見れるぞ。
何が見れるって? 『ヒーローショー』さ。
「どけどけぇーー!!!!!!」
ひったくり犯は今だ街中を逃走中。奪ったカバンを持ちながら、人々を避けて進む。
俺は20メートル後に引っ付いていて、袋井はもちろん先にいっているはず。先生は後にゆっくり来るんだと。
ちなみに俺が捕まえても全然かまわないのだが・・・・、
-----------彼がなぜ『特殊部隊』に所属しているか・・・理由をまだ語っていなかっただろう?
「・・・そ・・・こまでだ。ひったくり犯。」
ひったくり犯の前に立ちふさがる袋井。
さすがだな。先回りしていたのか。
「貴様、死にたくなかったらどけぇ!!!!」
そう言いつつ、すごい形相をして包丁を取り出す。
これはやばいな。凶器を持っていたか。
だが袋井がこんなことで引き下がるわけがない。
袋井はポケットから『ある物』を取り出した。
それは・・・・『仮面ライダー1号』の人形だ。
-------------みんな頭に?が出ていることだろう。気持ちは分かる。
だが、いたって真面目だ。むしろ『あれ』が一番重要なんだよ。
---------さて、いきなりだが皆さんに重大なお知らせであり、『屁理屈』を言わせていただこう。
・・・・聞いて怒るなよ? 筆者が事前に仕掛けていた『屁理屈』をひも解くだけなのだからな。
皆様は私たちの世界をどう思っている?
皆様の世界と『さほど』変わらないと考えてはいないだろうか?
だが、第1幕のこの『言葉』を思い出してほしい。
『この世界はいたって普通だ。多分君たちのいる世界とまったく変わらないだろう。』
-----------これだけを言って『意味』を分かった君は天才だ。自信を持っていいと思うぞ。
では答え合わせをしよう。率直に言おう。
この世界は『君たち』から見れば、『普通ではない』。
----------と言うことだ。?がいっぱい出ていることだろう。詳しく言おう。
つまり、私から見ればこの世界の『異常性』は『普通』であり、また君たちから見れば『普通でない』とそういうことだ。
答えのヒントは二つある。
一つは『多分』という言葉。
実は私は君たちがどんな世界で住んでいるかは『知らない』のだよ。
だから確信はできないから『多分』という言葉を使った。
もう一つは、『だろう。』。
これも一つ目の理由とまったく同じ、確信がないから使ったのだ。
----------お分かりいただけたかな? すごく『屁理屈』だろう?
だが、著者はすでにこれを『用意していた』のだ。そこのところは理解してくれ。
さて、本編にもどろう。つまり『普通の世界ではない』ということは何とかお分かりいただけたかな?
だって俺だって『普通ではない』だろう? まぁ俺は普通と言い張るが。
そして袋井も普通ではない。特殊な能力を持ってる。
それは・・・・・、
「・・・行け。仮面ライダー1号!!!!」
そう言って、仮面ライダー1号の『人形』を高く上に放り投げる。
そしてそれが光に包まれ、『誰か』が降り立った。
それは・・・・・なんと仮面ライダー1号だ。
正真正銘、実体の仮面ライダーだ。
袋井の能力は、『特撮モノなどのおもちゃにそれ同様の力を与える』というものだ。
つまりヒーローのおもちゃを本当にヒーローにしてしまうのだ。
-----------だから言っただろう? 『ヒーローショー』だって。
さて、事件はすぐに解決したよ。
袋井の召喚した仮面ライダー1号があっさり犯人を捕まえてしまった。
-----------改造人間だからな。やっぱりヒーローは強いよ。
その後先生と合流し、能力を知った先生はまたテンションが上がって・・・・・
「もっと語ろうぜ!! 詳しく教えてくれよ!!」
・・・・と言って、二人でどこかに行ってしまった。
-------------やれやれ。趣味が合うってのは良いもんだ。
だけど・・・・・
---------------よかったな。花狩先生。袋井。
-------------第5幕 完-----------------
- Re: もしも俺が・・・。 『アンドロイド編』 オリキャラなど募集中 ( No.33 )
- 日時: 2011/11/05 21:40
- 名前: ヒトデナシ (ID: j553wc0m)
--------第六幕『もしも俺がアンドロイドの世界に行ったのなら・・・・・。』--------
さぁ皆さん。お楽しみにしていた『もしもの世界』に行く時間が来ましたよ。
--------そんなに楽しみにしていない? そんな悲しいことを言わないでくれよ。
私たちが今回、行く『もしもの世界』は・・・・・
------------『アンドロイドの世界』だ。
なぜそのような世界に行くのか? 無論、興味を持ったからだ。それ以外に理由はない。
--------理由になっていない? まぁいいではないか。
ちなみに、時刻は日曜日の午前8時。
結局、花狩先生と袋井と別れた後、家に帰って寝てしまったよ。すまないね。
今日一緒に行くのは、霧島一人だ。
---------水島は急用があるようだ。男だけでむさぐるしいが仕方なかろう。
----------では、さっそく行こうか・・・・。
さぁ、着いたよ。二回目だから少しは慣れたかな?
まずは、皆様にも分かりやすいように周りの環境の説明から始めていこうか。
俺が今踏んでいる地面は『砂』。コンクリートではない。つまり、『砂漠』だ。
砂の地面が辺り一面に広がっていて、砂漠と言っても過言ではない。
風によって砂が舞い上がり、まるで雨のように砂が降ってくる感じだ。
だが、建物はある。ビルはないが、小さい民家や店はある。
そしてそこら中には人間型ロボット、つまりアンドロイドがいる。
アンドロイドの見た目は、人間に確かに近いが、見た感じはやはりロボット。
『作られている』という感じが見ればすぐに分かる。
-----------だが一つ、何かが違うな・・・。
そう思っていると、ふと霧島が口を開く。
「なぁ黒川。アンドロイドの中にも、笑ったりしてるやつはいる。感情はあるんだよなぁ。でも・・・・」
そこまで言うと、霧島は周りを見渡す。
そして、ある二人のアンドロイドを見て、
「・・・・なんか全体的に暗いよな。どう見ても何かある。」
と言う。
--------------やはり霧島も気付いたか。確かにそうなんだよな。
さっき霧島は笑ってるやつがいると言った。
でもそれは本当のごくわずか。上手くはいえないが・・・・、
まるで『上下関係』がはっきりしているようだ。いや、何かに支配されていると言った方が正しいかな?
そんなことを考えていると・・・・・・・
「ねえ、あなたたちはだあれ?」
------------ん? 後ろから声が・・・。
そう思って俺と霧島はふっと振り返る。
そこにいたのは、少女。
見た目は俺たちより年上だろうか? 大人っぽいな。スタイルもかなりいい。
身長は俺らと同じぐらいの170程度だろうか。
腰ほどまである長いレモン色な髪、透き通ったサファイヤみたいなきれいな瞳をしている。
あっさりしたワンピースを身にまとっている。
「ん? あれ? 人間?」
霧島は黒川と少女を交互に見ながら、気の抜けた声で言う。
「そうだよぉ? ティアナはニンゲンだよぉ!!」
「ティアナ? 誰だそれ?」
霧島は首をかしげながら少女に問いかける。
「え?だあれって? ティアナ!!」
と言って少女は自分を指さして言う。
----------なるほど。彼女の名前がティアナと言うのか。
「お兄ちゃんたちこそだあれ? 髪の毛もおめめも地味な色ぉ。。」
「うっ・・・・なかなか毒舌だなお嬢ちゃん。」
霧島は内心気にしつつも、笑顔でなんとかごまかす。
確かに地味だけどな。まぁ仕方ないだろう。
「ティアナはねえ、今日おたんじょうびなんだよぉ。10歳になったんだぁ。」
---------へぇー。10歳の誕生日かぁ。それはおめでたいなぁ。
ん? 今日が10歳の誕生日? この大人っぽい子が!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
----------------------------ええっ!? うそーん!?
「なぁんだぁってぇぇぇーーーーーーーーー!!!!!!」
-----------霧島。お前の気持ちはよくわかる。てっきり年上かと・・・。
「・・・? どおしたのぉ?」
ティアナは首をかしげ、目をパチパチとまばたきする。
「ふ・・・・ふははははは!!!!!!」
-----------どうした霧島? ついに頭がイカレたか? いや、もともとか。
霧島は笑い終えると、ゆっくりと黒川の隣にいき、ティアナに聞こえないように小声で話す。
「黒川・・・・・俺は決めたよ。」
------------どうした? こいつの表情なんか決心がついたみたいな顔してるぞ?
「俺は・・・・この子を嫁にもらう。」
---------------------なんだってぇぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
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