複雑・ファジー小説
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- 僕の彼女は天使な悪魔
- 日時: 2011/11/01 16:10
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: yAL.k7HO)
えーと、こんにちは。
『悪魔な私と天使な君』の番外編ですw
天界の友達だったり、人間界実習の様子などを書いていきたいと思います。
お楽しみください。
絽羽真と痢唖螺以外の関係者の物語はここに記そうと思ってますw
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/29 22:09
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
番外編①-1
私は痢唖螺の友達の癒蔚(ゆい)と申します。
え?天使みたいだって?
私…悪魔なんですよ?
皆、話し方に騙されて、天使だと思い込むみたい。
でも、悪魔なんですよね。 正真正銘の由緒正しき悪魔。
ああ、暇な日常。
どうするべきか……。
そこで、ある天使に出会った。荷物を大量に持って落としてしまった。
必死に拾い集める私に、「大丈夫?」そう言って手を差し伸べた。
顔が真っ赤に染まる。
体温が一気に上昇し、私の感情を苦しめる。
この、天使に恋をしました———————…。
「癒ー蔚! 拾い終わったよ。」
気がつくと、痢唖螺が拾ってくれていた。
「あ、絽羽真! 今度の休日わかってるわよね?」
そう言って天使の方に行く痢唖螺。
「絽…羽真君……。」
呼ぶだけで精一杯だった。
だから、絽羽真君と一緒に実習へ行きたかった。
絽羽真君は痢唖螺を選んだ。
私は誰と組めばいいの————……?
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/29 14:18
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
今日は ここまでにしようと思いますw
ではでは 明日出来るかわかりませんが
月曜日にお会いしましょうw
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.3 )
- 日時: 2011/10/29 18:25
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
番外編①−2
「あーあ…ついに2学期かぁ。」そう言いながら学校までの道を歩く。
部活も運動部に入って必死に練習していた日々が昨日のようだ。
夏が終わり、引退試合も終えた僕は、これから何を頑張ればいいのだろう?
もちろん、勉強だってことは分かっている。
でも、将来的に何をすればいいのか分からない。
休日もほとんど部活で疲れきっていたから、将来を考える余裕が無かった。
2学期になったからって変わった事も無く、友達は部活の引退試合で応援してくれていた女子と付き合う事くらいしか変わらなかった。
僕の隣の席の場所は空いていた。
ある日———…僕が登校すると、僕の隣に席が置いてあった。
転校生が来ることを友達から聞いた。
でも、それも少しの変化しかないことだ。
どうせ、1週間したら…半年前にいたような気がするほどなじむはずだ。
「本日、転入しました。春山 優衣(はるやま ゆい)と、申します。
よろしくお願します。」そう言って、微笑む彼女。
由緒正しき家とかのお嬢様って感じがした。
隣の席の僕は、彼女に学校案内することになった。
「———ここが、体育館で 3階に行くとこの場所が音楽室になるんだ。」
彼女はキョロキョロ周りを見渡している。
学校案内も終えて、教室に戻ろうとすると、彼女が僕の手を握り
質問してきた。「あの…お名前教えてもらえませんか?!」
キョトンとする僕。
彼女があまりにも可愛かった。
「僕の名前は———……」