複雑・ファジー小説
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- 僕の彼女は天使な悪魔
- 日時: 2011/11/01 16:10
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: yAL.k7HO)
えーと、こんにちは。
『悪魔な私と天使な君』の番外編ですw
天界の友達だったり、人間界実習の様子などを書いていきたいと思います。
お楽しみください。
絽羽真と痢唖螺以外の関係者の物語はここに記そうと思ってますw
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.14 )
- 日時: 2011/11/01 18:11
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
いえいえ^^
続きは、コメントのように本文として書けば続きとみなされますよ^^
書いてるんですか?! 頑張ってくださいね^^
いえいえ その言葉すごく嬉しいです♪
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.15 )
- 日時: 2011/11/03 19:42
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
番外編①-7
私は…悪魔なのですよ?
なのに————……恋をしてしまったのです。
もう、無理です…この気持ちは抑えきれなくて———…。
ああ、どうすればいいのですか?
……何でですか?
「あの…僕は、春山さんが———…。」
嘘…純粋に嬉しかったけど、私は悪魔です。
———…悪魔だから、付き合っても良いですよね?
私は、1つの可能性に賭けてみます…!
上手くいけば…悪魔として付き合えるかもしれないし、
悪かったら…消えてしまいます。
それでもいいです。
この恋、叶えたいんです————……。
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.16 )
- 日時: 2011/11/02 20:15
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
許されない恋を突き進む2人————……。
どうなるのでしょうか?
続きは、金曜日に〜
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.17 )
- 日時: 2011/11/03 19:50
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
番外編①ー8
僕は、朝からずっともやもやしていた。
男子たちが春山さんに声をかけている。
挨拶じゃないか…度々、そう思っていたのに醜い気持ちで一杯になる。
もし、春山さんが…僕じゃない人と恋愛したら———?
そう考えると不安で、気が散っていた。
放課後、彼女を屋上に呼び出した。
「どうしたの?何かあった?」そう言って心配そうに僕の顔を見ている。
僕は、自分でも気付くほど緊張して、真っ赤になっていた。
そのまま、「僕は、春山さんが…好きです。」と、告白した。
彼女はしばらく驚いて、少し考えているようだった。
もしかして…困らせた?
僕も後悔と不安が押し寄せて、青ざめていただろう。
すると、彼女は…顔を手で覆いつくした。
「え?!ごめん…その、泣かせるつもりじゃなくて……。」
腰まである、長い髪の毛が揺れている。
僕、最低だなぁ…。そう思っていたら、彼女はかすかな声でこう言った。
「私…良いなら……。」
僕は驚いた。え?じゃあ…今泣いてるのって……。
「ごめんね・・・嬉し泣きです。」そう言って微笑む彼女。
嬉し涙以外は流させないようにしようと思った。
- Re: 僕の彼女は天使な悪魔 ( No.18 )
- 日時: 2011/11/04 16:52
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: HK6OImIM)
番外編①−9
付き合うことになった私たち。
呼び方は…『福井君』『春山さん』ですけどね……。
でも、痢唖螺と絽羽真君のような関係になりたいです。
どうしたら良いのでしょうか?
大体、私のどこが好きなんでしょうか?
気になってはいますが…勇気が出ません。
そんなことが顔に書いてあったのか、福井君が帰り際こう言ったのです。
「僕は、春山さんが礼儀正しくて…可愛くて…天子みたいだなって思ったんだ。」
その言葉を聞いて…嬉しかったけど、本当は悪魔なんです。
言えないもどかしさ。つまり、騙して嘘をついてるようなものです。
…本当のことが言いたい。だけど、言ってしまったら離れてしまうかも知れません。
嘘はつきたくないです。だけど…彼と離れたくないです。
欲張りになってきてます。これは、悪魔として成長したことなのでしょうか?それとも————…人間の感情が学べたのでしょうか?