複雑・ファジー小説
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- 魔法少女戦記
- 日時: 2014/08/10 06:19
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
明るく笑える魔法少女小説の開幕です
ありがたいお客様、いつもありがとうございます!お世話になってます!
みららさん【来店6回】
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siyarudenさん【来店1回】
蜻蛉さん【来店1回】
登場人物紹介>>1
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- Re: 魔法少女戦記 ( No.1 )
- 日時: 2014/07/31 19:15
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
登場人物紹介
波多野 由希
太陽の魔法少女マジカルブライトに変身する、赤い瞳と茶色の髪の毛が特徴の女の子。正義感が強い。
中島 舞花
土の魔法少女マジカルシードに変身する、黒い目に黒髪のショートカットが特徴の女の子。めんどくさがりな性格。
ハニー=アーナツメルツ
金髪碧眼の小柄な少女。雷の魔法少女マジカルハニーに変身する。
じゃんけんが大好き。
翌樹 愛菜
森の魔法少女マジカルセラフィーに変身する、黄緑の長髪に緑の瞳の少女。おしとやかで優しい性格。
- Re: 魔法少女戦記 ( No.2 )
- 日時: 2015/08/25 11:20
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「つまらん」
衛星中継で、地球の魔法少女と余の配下であった怪人軍団の戦闘を余は見ていたが、面白くない。
魔法少女達のせいで、怪人軍団が全滅してしまうとは。
これでは陰で奴ら怪人軍団を操っていた、余の面目が丸つぶれになる。
よし、こうなれば…
早速、余は自慢の部下4人を呼び出した。
「ウルフマン、パペットマン、サンドウィッチ、スチールマン。地球のマジカルガールズをちょっと相手してしてきてほしい」
「「「「了解しました、暴走大帝様」」」」
こうして部下4人は、地球へワープした。
彼らに任せておけば、余の毎日の楽しみがまたひとつ増える。
- Re: 魔法少女戦記 ( No.3 )
- 日時: 2014/07/31 19:23
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
「そんなこんなでチッキューのニーッポンに来た訳だが…
マジカルガールズとやらはどこにいるんだ?ウォンウォン!」
「それが私にもわからないんですよねぇ。敵が現れるまで、適当に町ぶらでもしますか」
サンドウィッチの提案で、俺たちがチッキューのニーッポンのコンビーニに入ったその刹那、甲高い悲鳴が上がった。
「なんだ、強盗でも入ったのかよ、ウォンウォン!」
「それは違うねぇ、ウルフマン。客は君とスチールマンの姿を見て悲鳴をあげたんだろうねぇ。君たちは異形だからねぇ」
「ああ…そうだったのかよ、パペットマン。ったく俺たちの姿見てビビるとか、チッキュー人はマジでパネェな、ウォンウォン!」
俺は事情がわかったのでほっとし、店内を歩き回った。
よく見るとかなり珍しい品ぞろえだ。
俺たちの星ではまず売っていないようなものが売っている。
俺は食い物らしきものを買い物かごに入れ、レジへ持っていった。
ちなみに俺たちの会計担当はスチールマンだ。
名前の通り宇宙スチールの甲冑で覆われた、武骨で武人肌、脳みそ筋肉のコイツならいくら払っても金の価値なんかわかんねぇだろ、と思っていたら、ギギギギと金属音を立てて俺の方を向くと、奴が5か月ぶりに口を開いた。
「割り勘」
わ、割り勘だと!?こいつ、いつからそんな単語を覚えたんだ!?
「では、お会計は頼みましたよ、お二方。我々は先に外で待っていますね」
畜生、サンドウィッチの野郎、覚えてろよ、割り勘の怨みは恐ろしいんだからな…!
- Re: 魔法少女戦記 ( No.4 )
- 日時: 2014/07/31 19:24
- 名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)
私は同じクラスの友達であるゆきちゃんと一緒に学校へ行こうと彼女の家まで来た。
「ああ、待って、ハニー!いますぐ行くから!」
その返事と共に、ドタバタと赤い色の瞳に茶色の髪のゆきちゃんが玄関のドアから現れた。
「ごめんごめん、朝寝坊しちゃって。待った?」
「ううん、みんな待ってないよ。ね?」
「「「うん!」」」
私には仲のいいクラスメートが3人いる。
ゆきちゃんに黒い目に黒髪のショートカットが特徴のまいかちゃん、黄緑の長髪に緑の瞳が印象的なあいなちゃん。
実は私たちには誰にもばれていないすごい秘密がある。
それは世界を悪の手から守るスーパーヒーロー、魔法少女マジカルガールズってこと!
つい、この間も怪人軍団っていう悪者から世界を守ったの。
それにしても、敵のボスさんは最後の最後まで現れなかったけど、逃げちゃったのかな?
「ウォンウォン!それは違うぜぇ!」
突然上空から声がした。見上げてみると、人(?)が4人浮遊している。
「あんたたち、何者!?」
ゆきちゃんが訊ねると、ドーベルマンの顔をした人が口を開いた。
「よくぞ聞いてくれた。俺たちは、暴走大帝様の偉大なる部下…4大幹部。お前たちが闘っていた怪人軍団…奴らは俺たちの中では最下層の集団…そして俺たちは、最高位にして最強の4人組なのだ!ウォンウォン!」
「…行きましょ。学校に遅刻しちゃう」
ゆきちゃんの言葉にみんなは同意し、歩き出した。
私も後を追いかける。
後ろの方で、「人の話を聞けーっ!」って声がしたけど、今は関わらないほうがいいみたい。
また、放課後あの人たち来るのかな?
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