複雑・ファジー小説

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魔法少女戦記
日時: 2014/08/10 06:19
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

明るく笑える魔法少女小説の開幕です

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Re: 魔法少女戦記(キャラ募集!) ( No.51 )
日時: 2014/08/04 10:52
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

彼女たちの対戦結果をフレンチの所持している万能スマホで見て、俺は度肝を抜いた。

「3戦2勝1引き分け…!?」

「信じられませんね…」

けれど、驚きと同時に喜びが内側から溢れ出てくるのがわかった。

彼女たちは、俺の予想の上をいく成長速度を見せつけている。

もしかすると、今のまま成長していけば、奴らに勝てるかもしれない。

俺が期待に胸を膨らませていると、ジャドウが口を開いた。

「それはよかったですなあ…だが、まだあとひとり、お前の仲間は残っているのではないかな?」

その言葉に俺はすぐさま現実に戻される。

「魔法少女たちが彼女に勝てるかどうか、見ものですな。フフフフフ…」

奴は不敵な笑みを浮かべ、会計を済ますと煙のように消えてしまった。

俺が協力を依頼した最後の相手…4人の中では最強の強さを持つあいつに、彼女たちは勝てるだろうか。

そんな不安が頭をよぎるが、フレンチは笑いこう言った。

「彼女たちを信じてみましょう。
後々彼女たちを鍛える僕たちが、弟子の力を信じられなくてどうするんですか?」

「…だな」

「僕たちもこのお店を出て、彼女たちのがんばりを観に行きましょう」

「それがいいな」

店を出て、俺たちは奴らのがんばりを見届けようと飛び立った。

Re: 魔法少女戦記(キャラ募集!) ( No.52 )
日時: 2014/08/04 13:59
名前: モンブラン博士 (ID: CMSJHimU)

俺たちは彼女たちのがんばりを観に行くつもりだったが、急に最後のひとりの対戦相手から連絡が入り、どうしても抜けられない用事があるから、対戦を2週間後にしてほしいという。

どうせこのまま対戦しても彼女たちは満身創痍であるから、まともに闘えるはずがないと踏んだ俺はその件を承諾し、彼女たちを地球へ送り返すことにした。

対戦までの2週間、俺たちが彼女たちを徹底的に鍛えてやろう。



「ふっ〜戻ってきたんだ〜!」

わたしは地球に戻ってこれたことが本当に嬉しかった。

天国、もといエデン星の滞在はわずか数時間だったけど、生まれ故郷である地球(日本)を離れたと知ったときは帰りたくてしょうがなかった。

まあ、闘いが終わった後、天国の観光名所をフレンチくんが案内してくれたから楽しかったけど、やっぱり住み慣れた地球が一番だなあ〜



「おや、どうやら彼女たちが帰ってきたようですね」

魔法少女から発せられる特殊な電波をキャッチしたわたしは、嬉さのあまりニヤリとほほ笑みを浮かべました。

初めにウルフマン、次にスチールマン、そしてパペットマンときて最後にこのわたしが出動することになりました。

ですが、どうも乗り気になれません。

もしかするとそれは、地球ではまり、まとめ買いした読みかけの漫画があるせいなのかもしれません。

正直な話、漫画を読むのに忙しくて、今は魔法少女を相手にしている暇はないのです。

マイナスエネルギーを集めたいのですが、寝ながら集めることはできませんし…

「ん?寝ながら…」

ふと、わたしの頭の中にアイディアが閃きました。

なるほど、これならわたしが直接動くことなく大量のマイナスエネルギーを集めることができますね。

わたしは早速、黒いボールを5つ秘密道具箱から取出し、パペットマンに渡して指示を出しました。

「このボールを、それぞれ1個ずつ彼女たちの家に投げこんでください」

すると彼は可愛らしい顔でコクリとうなずき、

「わかったねぇ。投げてくるねぇ」

「どうもありがとうございます。これでわたしも安心して漫画の続きが読めるというものですよ」

わたしはパペットマンに役割を任せ、再び漫画を読み始めました。

おそらく彼は大量のマイナスエネルギーを集めてくるでしょう。

彼が帰ってくるのがとても楽しみです。

Re: 魔法少女戦記(キャラ募集!) ( No.53 )
日時: 2014/08/04 14:17
名前: モンブラン博士 (ID: CMSJHimU)

「ああ…眠い〜っ!」

あたしはつい、日ごろの不満を口に出してしまった。

なぜだかわからないけど、このところ全然眠ることができない。

とにかく眠たくて眠たくてしょうがないよぉ…

「ハニーさん、おはよう!」

「わっ!」

「ごめん。驚かせちゃったかな?」

話しかけてきたのは、わたしと同じクラスの西園寺修也くん。
背が高くてスリムでホスト風の髪が特徴のイケメンで、性格も外見と同じで爽やかで冷静。おまけに声も透き通るように綺麗。

そうだ、こういうときは西園寺くんに相談してみるのもいいかもしれない。

「実は最近眠れなくて…」

わたしの話を聞いた彼は顎に手を当てて考えるしぐさをした後、ニコッと微笑んだ。

「もしかすると、環境が変わったのかもしれないよ。何か、最近変わったこととかなかった?」

変わったこと…変わったこと…そういえば、最近スター=レスリングジムに通っているけど…

「たぶん眠れなくなった要因はそれだよ。ある程度慣れて生活リズムを整えることができれば、ちゃんと眠れると思うよ。じゃあ、僕はお先に行くね」

また彼はわたしに綺麗な笑顔を向けた。

そのとき、わたしは自分の顔が耳まで赤くなるのを感じた。

もしかしてこれは、人生で初めての恋?

※西園寺くんの声優イメージも代永翼さんです。爽やかイケメンは代永翼さんの声のイメージが離れません…!

Re: 魔法少女戦記(キャラ募集!) ( No.54 )
日時: 2014/08/04 19:06
名前: キコリ ◆yy6Pd8RHXs (ID: gOBbXtG8)

こんばんはー、早速やってきました。
西園寺君のキャラ像が想像通りで何よりです!
そしてハニーちゃんとの色恋沙汰にフラグが立ったwww
更新頑張ってください!

Re: 魔法少女戦記(キャラ募集!) ( No.55 )
日時: 2014/08/04 20:04
名前: モンブラン博士 (ID: EhAHi04g)

キコリさんへ
はい!色恋沙汰フラグが立ちました!これから恋の展開を書いていこうと思います。更新がんばります。ありがたいコメント感謝しています!


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