二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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戦国BASARA ☆完結☆
日時: 2011/07/28 20:51
名前: 九尾の狐 (ID: sicBJpKD)

初めまして!
アニバサ大好き九尾の狐です!
自己紹介をします。
名前 九尾の狐
年齢 1998年生まれ(中一)
趣味 ボカロの曲を聴く・アニバサ・本?
ここで、書くのは初めてなのでお手柔らかに…
友達になって下さる方は、宜しくお願いします!
キャラ崩壊が素晴らしいです。
参照300突破!
ご訪問、有難うございます!!


第一シリーズオリキャラ

陽(よう)12歳?位
毛利の妹姫。
弓、剣術の天才。でも、どこか天然バカ。
自分を労わってくれる人(兄、元親)が大好き。

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Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.39 )
日時: 2011/07/19 17:13
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: 8OSWocyP)
参照: なんか、話がずれてきた…『悪ノシリーズ』の積りなんだけどなぁ…

◇  ◆  ◇
「跪くがいい!」
昔、昔在る所に陽の(ひの)光が輝く大国が在りました。
頂点に君臨するは、緑の鎧を纏った君主様でした。
君主様は、人々を見下し『捨て駒』と呼んでいました。
君主様が想ウ人は、海を挟んだ向こうの国の人でしたが、想イ人は紅い人に心を奪われました。
君主様は、蒼の友にお願いをしました。
「紅の国滅ぼしてほしい」
と。
蒼の友は、とてもとても悩みました。なぜなら、紅い人は蒼の友と仲が良かったからです。
                                  昔々のお話です。
◆  ◇  ◆
政宗目線
「じゃあ、後でね」
「あぁ」
そう言って馬を影は降りる。
「……何…!」
何か聞こえた気がするが、気にもしなかった。
馬を奥州に向かわせた。
甲斐を、滅ぼす準備も兼ねて。
「(はぁ。どうしたんだろうか?)」

「お前ぇら、戦の準備だ!」
「筆頭、お帰りなさい!準備ですね?!分りやした!」
「筆頭、何処を攻めるんですか?」
「…甲斐の武田だ」

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.40 )
日時: 2011/07/19 17:14
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: 8OSWocyP)
参照: もーやだよぅ…これじゃ無くて、現実が。テストがぁぁぁぁ\(^o^)/

影目線  会話文多発
奥州に着いたのは、坤の刻だった。
「やっと着いたぁ…ん?何で、皆居ないの?」
色々見て回り、居ない事を確かめてから影は、こう結論付けてまた馬で駆けだした。
「(う〜ん?戦かなぁ?農民に聞こう)」

「ねぇ、政宗がどこ行ったか知ってる?」
「ぁ、はい!甲斐、武田の領地に向かっていました」
「ありがりとう」
「(甲斐ですって!?なにしに…?)」
こう言いつつも、甲斐に向け馬を走らせた。

声が、聞こえる。
何時もの声ではなく、戦の時の、声。
「DEATH FANG!!」
「あれは、政宗の声!」
「烈火ぁぁぁぁ!!」
初めて聞く声も混じっている。
「誰?あっ!」
その、政宗の相手をしていた、紅い鎧の人は地に倒れた。赤、を体に纏って。
「っ!大丈…」
「来るなっ!お前は…!」
けれども、影は止まらない。
「バカッ!どうして!この人は、『真田幸村』でしょ?大事なrivalだったんじゃ、無いの?」
「だが、コイツよりももっと大切な人に、『甲斐を、滅ぼす』って言われたんだ。俺はッ!俺はッ!」
影は、気が付いた。
あの時泣いていたのは、政宗だったと。
『幸村、すまない』
そう謝っていたんだと。

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.41 )
日時: 2011/07/19 17:14
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: 8OSWocyP)
参照: 政宗の技が、読めないのは私だけ?

◇  ◆  ◇
しかし、蒼の友は紅の国を滅ぼしました。
蒼の友は、君主様の事が紅い人より大切だったからです。
幾多の家が焼き払われ、幾多の命が消えて逝きました。
苦しむ紅の国の人の嘆きは、君主様には届きませんでした。
悪の華は、冷たく咲きます。
狂おしい彩で。
とても美しい華なのに、嗚呼。
棘が多すぎて触れない。
                  昔々のお話です。
◆  ◇  ◆
「政宗、感謝する」
「あぁ。だが、俺はそのせいで神子に怒られたんだぜ?」
「我の知った事ではないわ」
しれっと返す元就は、無表情だ。
不意に声が聞こえた。
何かを叫ぶ声だ。
「…今こそ我らに………!!!」
「なんだ?元就?何があったんだ?」
ガラッ
と、襖が開いた。
「毛利様、御伝えします。農民が一揆をおこした模様。首謀者は、紫色の男だそうです!」
「…布陣を敷け。我の策…」
「農民集、城門前に集まり、門を攻撃中!」
「なっ!何をして居る。貴様も食い止めぬか!」
ガラッ
また、襖が開いた。
奥に立って居たのは、———?

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.42 )
日時: 2011/07/19 17:15
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: 8OSWocyP)
参照: 政宗の技が、読めないのは私だけ?

◇  ◆  ◇
悪の君主を倒すべく、遂に人々は立ち上がります。
彼らを率いるは、紫色の鬼でした。
積りに積もったその怒り、国全体を包み込みました。
度々の戦で疲れた、兵たち等は鬼の敵ではありませんでした。
遂に城は囲まれて、家臣達も殺されました。
とても、冷酷な君主様と蒼の友人は、遂に捕えられました。
「この、無礼者!」

昔、昔在る所に陽の(ひの)光が輝く大国が在りました。
頂点に君臨するは、緑の鎧を纏った君主様でした
処刑の時間は午の刻。
陽(ひ)の光が君主様の頭の上にくる瞬間(とき)です。
『君主様』と呼ばれた英雄(ひと)は独り牢獄で何を思う?
『蒼の友人』と呼ばれた英雄(ひと)は独り牢獄で何を思う?
遂にその瞬間(とき)がやってきて、終りを告げる陽(ひ)が昇ります。
農民等には目もくれず、君主様はこう言いました。
「跪け!日輪の前に!」
ザシュ
その一言の後、君主様と蒼の友人は首を斬られました。

後の人々はこう語ります。
君主は『悪ノ英雄(ひと)』
蒼の友人は『悪ノ友人』と。
                    昔々のお話です。
◆  ◇  ◆
奥に立っていたのは『二人』の影。
『まるで鏡に映したような』という表現が最も相応しい。
彼女たちはこう言う。
「ほら、私たちの服を貸してあげる」
「これを着てすぐに、逃げて」
「大丈夫。これは、神の采配」
「きっと二人で逃げられるよ———」

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.43 )
日時: 2011/07/19 17:16
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: 8OSWocyP)
参照: 政宗の技が、読めないのは私だけ?

◇  ◆  ◇
紫色の鬼は、気づいていました。
君主様が身代りである事に。
しかし、紫色の鬼は身代りを逃がそうとも、本物を探そうとも思いませんでした。
何故なら、紫色の鬼は身代りの『意志』が、とても勁かったからです。
                 昔々のお話です。
◆  ◇  ◆
「きっと二人で逃げられるよ———」
「何を!」
「そんな事、できる訳が無い」
「ふふっ。大丈夫だよ。ほらっ」
そう言って服を、差し出す。
「何故、神子は『二人』居るのだ?」
それは、この状況下で最も、そして一番不可解な事なのだから。
「あぁ、これ?」
「これはね———」
影は、語り始めた。
『二人』居ることについて。
『自分』の事、いついて。
伊勢大神に聞いた事を、全て。


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