二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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戦国BASARA ☆完結☆
日時: 2011/07/28 20:51
名前: 九尾の狐 (ID: sicBJpKD)

初めまして!
アニバサ大好き九尾の狐です!
自己紹介をします。
名前 九尾の狐
年齢 1998年生まれ(中一)
趣味 ボカロの曲を聴く・アニバサ・本?
ここで、書くのは初めてなのでお手柔らかに…
友達になって下さる方は、宜しくお願いします!
キャラ崩壊が素晴らしいです。
参照300突破!
ご訪問、有難うございます!!


第一シリーズオリキャラ

陽(よう)12歳?位
毛利の妹姫。
弓、剣術の天才。でも、どこか天然バカ。
自分を労わってくれる人(兄、元親)が大好き。

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Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.29 )
日時: 2011/07/08 19:46
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: /u41yojS)
参照: 九尾の狐が、更新遅くて申し訳ありませんっ!  by鶴ちゃん

影はその時、何も知らなかった。
自分が、何故『神子姫』と呼ばれていたのかも。何故、あの夢を見るのかも。
影は何一つ知らされていなかったのだから…

「ここで休むか?無理は、しない方がイイ」
「ううん、大丈夫。少し、頭が痛いだけだもの」
「…それを無理、と言うんじゃないか?神子」
ふふっ、そうかもね。
と言って、影は馬を降りた。
その瞬間、影と政宗は恐ろしいほどに神々しい、女神を見たのだった。
「…神子。久しぶりですね」
美しく、威厳のある、声音だった。
「貴方の声は夢の声と似ている」
「…ようやく、我が元に神子が帰ってきた…」
女神の声は、喜びに満ちていた。
「何だ?神子。アンタは誰だ?」
「わたくしの事ですか?蒼い竜」

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.30 )
日時: 2011/07/08 19:47
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: /u41yojS)
参照: これは、ボカロの悪ノ娘を戦国風にした、物語のつもりです。

「蒼い竜。わたくしは、天照大御神。代々の神子からは、伊勢大神と呼ばれているもの」
「天照…?誰だ?」
「神子を、どこへ連れて行くのですか?わたくしの、加護を受けし者を」
影は天照の前では、生き生きしていた。
「私は、この人と安芸へ行くのです。彼の友に、会いに行くのです」
「そう…ならば、わたくしが安芸まで飛ばしてやろう」




To皆様
更新が遅く、文章も短くで、誠に申し訳ありません。
でも、短くても、遅くてもイイよと言う方は、これからもお願いします。
                                By九尾の狐

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.31 )
日時: 2011/07/08 19:49
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: /u41yojS)
参照: 何か、生きて行くのが辛くなってきた…

気が付いたとき二人は安芸、厳島神社に居た。
「あの天照って奴は、凄いんだな」
「えぇ。伊勢大神は凄い力を持っているから」
「政宗、何用ぞ?」
少し低く凛としていて威厳のある、声。
影と政宗は声のした方を向いた。
緑色の兜の男。
男は非常に端整な顔立ちで、十分に政宗と渡り合えるほどだ。
無表情だったが。
「そなたは?」
影は、口を閉ざしたまま、何も言わなかった。
「…神子?どうした」
その言葉で、我に返り自己紹介をした。
「えっと、私は陽影。神子と呼んで下さい」
自己紹介をした時の影の顔は少しだけ、赤く染まっていた。
「影か…いい名だ。我の名は毛利元就。日輪の申し子よ」
「よろしくね、元就」
影は、笑っていた。何よりも美しく。
「あぁ、覚えておこう」
「そうだ、元就。家具、増えたか?」
「あぁ。我に恐れをなした愚民どもが」
「…そうか」
「ねぇ。私に、二人が友達になったきっかけを教えてよ」
「いいだろう」

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.32 )
日時: 2011/07/08 19:47
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: /u41yojS)
参照: 動画で蘭丸を見て萌えてきた帰りっ!!!

元就が、語り始めた。
「我らが出合ったのは、ある戦の時。
その戦場は嵐のような天候だった。轟々と風が吹く中、我らは戦をしていた。
しかし、お互いに戦力は等しく終る兆しが無かった。
その時、敵方の大将が我が本陣に近づいているとの報が入った。
それが、政宗だった。
我は戦を終らせる為、大将の首を取ろうと思い、我自ら輪刀を握った。
だが、大将の力も互角。
そこに、在らぬ感情が芽生えたのだ。友情と言う感情がな…」
そこで元就は一度話を切った。
「これが、俺達の出会いだ」

Re: 戦国BASARA 悪ハ誰? ( No.33 )
日時: 2011/07/08 19:48
名前: 九尾の狐 ◆w2tRc5MALM (ID: /u41yojS)
参照: 暑ーーーーい!マジここ蒸し暑い

「その戦の後、我らは親しくなった」
ここで、元就の昔語りは終わった。
「そうなんだ。じゃあ、政宗と元就は運命的な出会いなのね。ふふふ、だから二人とも仲が良いんだね。私も中に入れるかな?」
「もう三人はトモダチ、じゃ無いのか?」
政宗は、笑いながら言う。
この時から、未来への歯車は歪んでしまっていたのだ。
「そうだな」
二人が、影の本当の力を知ってしまった所から…
「(わたくしの元へ、来るのです。神子の居場所は其処では無い。神子の居場所は、伊勢の神宮なのだから…)」
「嫌っ!私は伊勢などに行きたくない!」
「?どうしたんだ?神子」
「え、だって伊勢大神が…」
「は?何の事だ?」
彼らには聞こえていない、声が影の耳の入った。
影には人外の力が有るのだと、二人はここで気づいた。


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