二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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英雄伝説Ⅵ・Ⅶ 無限に続く軌跡へ
日時: 2012/08/15 11:28
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: NtGSvE4l)

こんにちは。厨二病です。
このお話は「英雄伝説空の軌跡」「英雄伝説零の軌跡」「英雄伝説碧の軌跡」と言う知名度の低いRPGの外伝的なお話(別世界の時点で外伝もクソもねーじゃんとか言う奴はグーで殴るよグーで)です。
知らない人は、ウィキで調べて。

知ってる人へ
ストーリーは、SC・ちょい3rdと零・碧の順番で進めます。
ゲームの内容に少し変更?したストーリーになってるため、メチャクチャになる可能性もあります。そうなったら勘弁して。
オリジナルキャラは主人公だけ。(たぶん)

キャラクター
セシラル・ワイスマン 男 18歳(零、碧では20歳)
 唯一のオリジナルキャラ(そうでも無かった).眼鏡設定は無しにしてくれ。一人称は「私」
 小国リベールのボーズ地方で遊撃士をやりながら暮らしている。棒術使い。D級遊撃士。
 女性のような顔(エステル・ブライトの母レナ・ブライトによく似ている)をして声も高くて大人しい性格の為、初対面の人にはよく女性と間違えられる。そしてその度にへこむ。
 得意な物は、料理とピアノ
 ある人物と同じ名字だが・・・
大事な事書くの忘れてた。
 髪の色は、ちょい茶色で顔は可愛いとかそういうのじゃなく単に美人。

その他(空の軌跡)
エステル・ブライト(16歳) 空の軌跡の主人公
ヨシュア・ブライト (16歳) 空の軌跡の準主人公
シェラザード・ハ‐ヴェィ(23歳)
オリビエ・レンハイム(25歳)
クローゼ・リンツ(16歳)
アガット・クロスナー(24歳)

空の軌跡編
>>1プロローグ
>>2市長の依頼
>>3峠の土を昇って
>>4マレーシア孤児院
>>5暴走夫と手配魔獣
>>6第5話特に何も無い平凡な1日
>>7第5話特に何も無い平凡な1日・そして
>>8第6話始まりの軌跡新たな仲間
>>9第7話世にも奇妙なルーアン物語前編
>>10第7話世にも奇妙なルーアン物語中編
>>11第7話世にも奇妙なルーアン物語後編
>>13第8話《ahtfact》調査前に
>>14第9話《ahtfact》調査開始
>>15第10話 無限と空の軌跡


無限の軌跡編
>>16 少女の暮らす世界
>>17第11話大した変わらない世界
>>18第12話戦闘〜新しい希望
>>20第13話とりあえず王都に行こうお茶会への誘い
>>21第14話狂ったお茶会
>>22第15話迷い・遊撃士と《身喰らう蛇》
>>23第16話思い出はずっと心に在り続ける
>>24第17話命よりずっと大切な物

>>25回想

>>26第18話 守るべきもの
>>27第19話 無限という名の軌跡
>>28最終話 想いは新たな道へ
>>29後日談


零・碧の軌跡編
>>30零の軌跡・碧の軌跡編キャラ紹介
>>39解説
>>31プロローグ
>>32クロスベル警察パート1
>>33クロスベル警察パート2
>>34クロスベル警察パート3 挨拶巡り
>>35クロスベル警察パート4 題名未定
>>36 妹登場
>>37 後付けサイコー
>>38 仕事前のひと時
>>40 警備隊演習への参加要請・開始前
>>41 警備隊演習への参加要請 in 捜査二課
>>42 山積みの書類と軽くスル-された重大なイベント
>>43 弟分登場
>>44 散歩
>>45 偽ブランド業者の摘発
>>46 小ネタ的な何か
>>47 コリン少年の捜索
>>48 コリン少年の捜索2
>>49 秘密の問い
>>50 内容の無い殺し合い

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Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.11 )
日時: 2011/12/17 23:42
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: /ReVjAdg)

第7話 世にも奇妙なルーアン物語後編

「お兄さんの名前セシラル・ワイスマンでしょ?」
「えっ?何故」
「ふふ、忘れたふりはさせないわよ、覚えてるわよね?あの時の記憶を」
「一体何の事ですか?」
「あれホントに忘れた〜?私は覚えてるわよ。貴方に遊んで貰った事を」
「君は・・・まさか、でもなんで」
「考えなさい。貴方になら分かるわ」
「なぜ私の前に現れたのですか?」
「うるさいわね、これ以上追求するとそこの女の人殺すわよ」
少女の指をさした先には旅行者と思える女性
「クッ、分かりました。その代わり私の前には二度と姿を見せないでください」
「できればそうするわ。じゃあもう消えなさい」
「そのつもりです。じゃあサヨナラですね。二度と会わない事を」
「ふふ、願いたいわね」
セシラルはエア=レッテンをでてアイナ街道の道に入ると、側にあった木に手をあて、跪いた。
「父さん、何で今さら僕の前に。やっと願いが叶ったのに、もう関わらないと決めたのに。」
目から出た生まれて2度目の小さな涙はその場に溢れる様に落ちた。



約2時
「ねえ」
「・・・」
「ねえってば」
「・・・・・」
「起きろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「うわっ、あ・・・、エステルさん、貴方は重剣の・・・アガットさん」
「何ボーーーっとしてんの」
何がいったいどうしたのか、気付けばアイナ街道の片隅にある「紺碧の塔」の前で寝そべっている。
状況が理解できないがその場にエステルとあの重剣のアガットがセシラルの前にいた事だけは頭に入った。
「ここ・・は?」
「なに言っんの、アンタ倒れてたのよ。何があったのよ」
状況が理解できないなか、新たな疑問が次々と沸く。何故自分が紺碧の塔の前にいる、エア=レッテンで何があったのかまだ1分からない。
「分からない」そう返すしかなかった。
「魔獣と戦った覚えは?」
アガットが質問する。
「ありません」
そんなのある訳がない。エア=レッテンを出てから何も思い出せないのに。
「やっぱりな、あの殺し方で分かる」
「何でよ、分からないじゃない」
そう当たり前のようにアガットは言うが当然エステルが指摘する。
「魔獣が、死んでたのですか?」
セシラルも確認するがアガットは何食わぬ顔で
「ああ、真っ二つだ。体内の物も派手に飛び散っていた。セシラルの武器はお前と同じ棒だ。魔獣を真っ二つに出来るのはあのオヤジぐらいしかできない」
想像するだけで吐き気がする。
「そっか、セシラル気分はどう?」
「ちょっと気持ち悪いです。」
「しゃあねえ、お前の気分が良くなるまでここにいてやる」

2時半
その後会話を交わしている間にセシラルの気分が良くなりハッキリと喋れるようになった。
「そうだ、エア=レッテンに行ってたんでしょ?幽霊を見たって話を聞かなかった?」
幽霊、あの話の事だろう。
「あ、はい昨日隧道門前の警備をしていた人がみたっていう話を聞きました。あまり深くは聞いていないので本人から聞いた方が良いと思います」
「そうか、じゃ俺らは予定道理エア=レッテンで聞き込みを行う。セシラル、帰りは気をつけろ」
「はい」
それからルーアンまでは何も無かったそうだ。


午後3時過ぎ ルーアン市
「おっ、久しぶり・・・でもないか。まあお帰り。」
「2日振りですね。」
帰って来た・・・と言う表現はおかしい。でもまあそう言う事にはなる。
「んっ、前より暗いぞ、明るく明るく。美人な顔が台無しだよ、なんて君は男だよね」
ルーアン市遊撃士協会受付ジャンがセシラルを励まそうと喋ったが気付くと誰も居ない。残ったのは
「とりあえず孤児院に行ってきます」
と書かれた手紙だけ。
「展開早っ。作者は何考えてるの。某マンガの作者よりも早いぞ。」
良く見ると手紙の裏にはさらに文字が・・・
「展開早くてごめんね。君に嫌がらせしただけ。作者よりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
「作者酷っ」


午後3時半
マレーシア孤児院
「あっセシラルさんだ」
子供たちの声が一斉に聞こえる
「こんにちは」
丁寧にそう挨拶すると、遅れて走って来たクラムが笑いながらセシラルに飛びつく。
「もうクラムったら、失礼よ」
しっかり者のマリィがそう言うと
「あっごめん。セシラル兄ちゃんごめんなさい」
クラムが謝りながら離れる。
「誰か来たの?」
家の中から女性の声。もちろんそれはテレサ先生の声。
「あら、セシラル君こんにちは。それにしても今日はここに来る人が多いわね。」
「誰かここに来たんですか?」
「ええ、巡回神父さんと遊撃士の方が2人」
「その遊撃士はエステルさん達なの〜」
「セシラル兄ちゃんも「意地悪短期遊撃士怪獣エステル」には気を付けた方がいいよ。」
「それは流石に言いすぎじゃない?」
「そうよ、あっちだって好きでクラムの相手してる訳じゃないんだし」
おっとりとした声で割り込んで来たポーリィがそう言うと子供たちが続けて話しはじめる。
「エステルってあの女性の遊撃士の方ですよね」
セシラルが発言した時(エステルさんって顔が広いんだな)と思った。
「そうだよ、あの意地悪遊撃士がエステルだよ」
(クラム君はそう言うが、ほんとに意地悪なのだろうか?)
クラムが言うと余計に話が分からなくなって行く。
「まあ皆お元気そうで良かった」
そのあと孤児院で前のように楽しいひと時を過ごした。


午後5時
「じゃあ時間なので私は帰ります。」
「ええーもう帰るの」
「そうなの〜、もっといるの〜」
クラムとポーリィが引き留めるがエステルとの約束があるのでここに長居するわけにはいかなかった。
「でも約束があるので、ほんとにごめんなさいね。今度来た時お土産いっぱい持ってくるから」
「セシラル兄ちゃんが返るのは嫌だけど、俺たちのせいで約束守れなくてセシラル兄ちゃんが悲しむのはもっと嫌だ」
子供達は残念そうな顔をするが、そんな状況でセシラルが返りやすくしたのはクラムだった。
その言葉で周りの雰囲気は明るくなり、他の3人もセシラルが帰る事を納得し、セシラルは気持ちよくそこを去った。



午後5時半
遊撃士協会ルーアン支部
「ただいま帰りました」
「おっ、帰って来た。エステルからの伝言だよ」
「何ですか?」
「幽霊の隠れ家が分かった。退治しに行くから明日話そう、だって」
「え・・・まああちらもお仕事ですしね、仕方がないです。それにしてもこうなるならも少し孤児院にいても良かったな」


午後9時
それからセシラルはホテル・ブランシェの地下に泊まり、そこで1日を終えた。
しかし何故かエア=レッテンの出来事はあまり思い出せなかった。まるで記憶を操作されたかの用に。



その頃エステル達は幽霊の正体が用意した敵と戦っているのであった。

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.12 )
日時: 2011/12/27 11:28
名前: 蒼姫ラピス (ID: TW1Zh9zP)
参照: http://youtu.be/IdInq0CQbFU

本格的ですね!

ココまで知っているなら…

あの、レンの物語あるじゃないですか?

あの物語の意味理解できましたか?

僕は1発では理解できませんでしたが

姉や父に教えてもらいこの前分かる事が出来ました><

また、PSP・PCどっち派ですか?

PSPは短縮されてて色々とストーリーが短くなっているので

PCがお勧めです♪

偉そうにごめんなさい

又、コメに関係ない事ばかりすみません><

つい、語ってしまいました…((泣

すみません

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.13 )
日時: 2011/12/31 14:38
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: zh8UTKy1)

前回からかなり期間が空いてしまったけど決してパタポン3を購入してインフラしまくってた訳じゃ無いぞ。

蒼姫ラピスさんコメント有り難う。
the3rdの時はゲームの内容上D∴G教団が存在しておらず、レンはハロルド夫妻に売られたと言う設定になっていたためPC版レンの物語は1回で理解できました。
しかし零で明かされたレンの過去が、当時の設定との変化が大きかったので零終了後からはPC版the3rdで何度もレンの過去(レン物語)を観返しました。

第8話 《ahtfact》・調査前に

午前9時ホテル・ブランシェ
「それがもう大変だったのよ」
説得力の無いエステルの説明は常人には決して伝わらない。相手がセシラルだから伝わるのだろうか?
そんなエステルの愚痴を、
「へえ〜、そんな事があったんですか」
こんな感じで返す。
「竜の像が動いて、地下に行って、意味の分からない魔獣と戦って・・・具体的に言うと変な所で変な奴に会ったて事」
何を言いたいのかがさすがに作者でも分からない。
でもセシラルはエステルの気を落とさぬよう配慮して
「意味がイマイチ分かりませんが・・・何となく分かります」
やっぱりこんな感じで返す。
「詳しい事はアガットさんに聞いておきますね」
「やっぱり、そうして」
エステルが説明をして、セシラルが戸惑いながら聞いたり受け流したりする。想像すると美しい光景かもしれない。
そもそもエステルがホテル・ブランシェいる理由は・・・話が長くなるから彼らの言ったと思える会話らしい事をそのままリピート。
「起きてセシラル、ちょっと時間が無いし紹介したい人も居るから来て・・・って言うつもりだったんだけど」
「はい、ここがホテル・ブランシェです」
「急いで遊撃士協会に怒鳴り込んだんだけどねアガットに怒られた」
「ふふ、今着替えますから部屋の外で待っていてください」
「OK」
これが理由で今は他の仲間を1階の椅子らしき所で待っていると言う事になる。
「それにしてもアガットは来ないわね、1度遊撃士協会に戻るとか言っといてまだ帰ってこない。まさかレイヴンの不良達を殴りにあの倉庫へ行ったとか」
想像すると何か怖い。
「そこまで悪い人たちじゃないと思いますよ。本当に悪いなら今頃市長殺人計画とか立ててそうですし」
何考えてるんだコイツ。
「無い無い、やっても無差別殺人か身代金よ」
こっから話しがここに書き込めないレベルになるので省略
           省
           略
           ・
           ・
           ・
「話が盛り上がっているようですね・・・あら貴方は」
「こんにちは、初めまし・・・貴女は」
エステルを訪れた紫髪でジェニス王立学園の制服を着た少女、前に1度会った事がある。そのせいか2人は一時的に言葉が詰まった。
「クローゼ紹介するね。あれ既に知り合い?」
クローゼ、前に正遊撃士の紋章を孤児院のクラムに盗られた時に色々合って仲良く話した人。
「戻って来たんですか?」
今の彼女の言葉には、不安・悲しみ・寂しさ・疑問などの感情がまじっている。

よく覚えて無いけど数日前
「そういえばクローゼさんの着ている制服ってジェニス王立学園のですよね」
「ええそうですけど・・・」
「いや、2年前にそこを卒業した知り合いが居て」
「そうなんですか。」
「レクター・アランドールって人なんですが」
「え!」
「何か」
「彼は卒業なんかしてません。2年前に自主退学しているんですよ」
「そういえばその名前自体どこで覚えたんですか?
ルーアン市に来たのは昨日が初めてじゃなかったんですか?」
「そう考えすぎないでください。彼とは昔から仲が良い知り合いってだけです。余談ですが2年前に彼に王立学園に入学したと言う手紙も貰いましたし、彼の住んでる場所も分かります」
「じゃあ彼は今どこに居るのか分かるんですか?」
「はい、でも彼から口止めをされてるので残念ながらお教えできません」
「そんな、お願いします」
「すみません。彼との約束なんです。でも1つ言える事があります」
「彼に関わらない方がいい。貴女の立場上いずれ会えます。それまで決して彼を探そうとはしない事です」
「もし、私が彼の事を知ったら?」
「時が満ちる前に彼の事を知った場合、運が良ければ何も無い」
「悪ければ?」




「それは自分で考えてください」




こっから現在
「セシラルさん。教えてください貴方は」
「エステルさん、そう言えば紹介したい人って一体誰ですか」
良くあるアニメの用に彼女の言葉は打ち消される。
これはありきたりなパターンである。
「こっちこっち」
エステルがそう言い地下に走り去ると残されたのは2人。
気まずい空気の中、セシラルはクローゼに対し
「貴女の言いたい事は分かります。でも会いたいと願っていればいずれ会えますよ」
「でも立場的にって一体どういう意味ですか」
「考えれば分かります。でもあまり考えないでください。貴女にはまだ早い」
「早いってつまり」
「早く早く」
さっきのパターンに似たパターンでエステルの声が間に入りセシラルは口を閉じ、地下へ行ってしまった。


「ここここ、さ入って」
地下にある客室、ここは誰の部屋だろう。そう戸惑ッていると割と強引にエステルに部屋に入れられた。
「おっ、エステルか。隣に居るのは・・げっお前は」
部屋の椅子に緑の髪をした20代後半の男が座っている
「あっ、貴方は」
「ゆゆ許してくれあの時はあの時で色々有ったんだ。しかも2年前の話だし、ホントに許してくれよな、な」
男は命乞いをしたつもりなのか、その場に土下座し近所迷惑を通り越す位の大声で誤った。
「命乞いはそれだけですか?じゃあ覚悟はできましたね」
「ひぃぃぃ、頼む許してくれ」
普段優しいセシラルが珍しくキレている。その証拠にセシラルの体中から何か知らんけど変な電流が流れている。
「ナイアル何したの?」
当然のようにエステルが突っ込む
「あれは仕事だったんだ、許してくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「覚悟」


第8話おしまい

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.14 )
日時: 2012/01/09 21:00
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: EZ3wiCAd)

「覚悟!」
「ストーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーップ」
「えっ?」
「何考えてんの、連行されたいの!」
「あれ、・・・まさか」
「お助けを〜、空の女神<エイドス>よどうかお助けを」
「もう大丈夫よ、セシラルあんた怒ると歯止めが利かないみたいね」
「すみませんついカッとなってしまい、面目ない」
「ナイアルホントに何したの?」
「それを言うとマジで殺されるからいえねぇ」
「良かった」
「はぁ〜〜先が思いやられる、セシラルは一旦部屋からでて」
「はい、すいません」


第9話 《ahtfact》・調査開始 ちなみに今回は作者の介入の可能性あり

まあそんな訳で部屋を出たセシラルはとりあえず地下から階段で1階へ上がった。・・・・・・・・・・・・・が
「はぁ、やっちゃった。この癖中々治らないですね、あっアガットさんだ」
階段を昇っている最中に見えた緑のバンダナと赤毛は確かにアガットのものだった。しかし協会から帰って来たアガットの隣には長い金髪の髪をした男・・・嫌な予感
「こんにちは、そちらの方は?」
そう言った途端、セシラルの背中がゾッとした。
「ああこいつか、関わるなコイツには」
「酷いじゃないかアガットくん。もしや照れてる?」
この話を観た人も作者もこう思ッただろう。何だコイツ。
「セシラル、こうなるから知らない方がいい」
何故だろ、アガットが可哀想になってくる。
「僕の名前はオリビエ・レンハイム。それにしても可愛らしいね、抱きしめて熱い口付けをしてあげたいくらい」
「やめろ、コイツは男だ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
作者の心の声「しまったこの後どう突っ込めばいいか分からない。どうすりゃいい、うーーん仕方ないテキト-に書くぞ」
そーゆーことで色々あってオリビエはアガットに殴られました。

「あ、はい、自己紹介がまだでしたね。私はセシラル・ワイスマン。男ですよ。」
「そう言えばお前、昨日俺たちが入った所を軍の調査隊が来るまで調査するらしいが時間はあるのか」
アガットの一言でハッとした顔でセシラルはホテルのロビーの壁に張り付いた導力時計を見た。時間が無い。そうきずいたのが遅かった。慌てて遊撃士手帳など色々入った袋を持った。そして別れ際にオリビエにすれ違うようにして耳元でそっとこう囁いた。
「さよなら、オリヴァルト・ライゼ・アルノール」
   と
   り
   あ
   え
   ず
   色
   々
   あ
   っ
   て
   少
   略
「とりあえず色々合って今はジェニス王立学園の学園長室の中に居ます。それと作者適当でごめんなさい。があれ誰に話したんでしょう?。一人事ですかね?」
さっき言った通りセシラルはジェニス王立学園の学園長室の中で学園長に調査の件で訪れていた。
「場所は昔使われていた旧校舎と聞いていますがそこは一体?」
セシラルは何度かルーアンを訪れた事はあったがあたりまえだがジェニス王立学園には入った事は無い。だから旧校舎を知っているはずもない。てな訳で旧校舎の場所を聞くと、学園長は隣に立っていた2人の生徒を指差し「2人を同行させよう」と言った。
当然魔物が徘徊している所に民間人を入れる訳にもいかないため否定しようとしたが、そうなると場所が分からなくなる可能性もあるので途中までと条件を付けて同行を認めた。

まあそんなわけで旧校舎の地下遺跡を調査する事になったとさ。

第9話 《ahtfact》・調査開始 おしまい

Re: 英雄伝説 空・零・碧の軌跡 無限に続く軌跡へ ( No.15 )
日時: 2012/01/14 23:40
名前: 作者くしゃくしゃ ◆HOZN/8Uj3A (ID: oKgfAMd9)

「お願い、私たちもあの遺跡に入れて」
頭が良さそうな眼鏡の女子生徒が手の平を合わせてセシラルに頼み込む。
「駄目です。学園長さんが言った通りあそこは魔物が徘徊していて危険なんですから。」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜。お願い美人で可愛くて優しい女遊撃士さん」
「ジル、少しは我慢しろよ。しかもこの人男だって言ってたろ」
「はーい」
濃い紫髪をした男子生徒の説得で女子生徒は諦めたが、その後も諦めきれなかったのか魔物が出ない所まで付いてくと言い出し仕方なく承諾した。

第10話 無限と空の軌跡

セシラルと学園の生徒2人はいま旧校舎の地下への入口に居る。
以前、この入口は竜の像で隠されていたが、謎の男《怪盗紳士》と名乗る者を追ったアガット達が入口をを発見たらしい。
まっ、そんな訳で3人は地下遺跡への階段を降りた。

階段を降り、その先にある扉を開いた。
アガットの報告には魔物が徘徊していると言っていたのだが、その魔物はどこにもいない。もしかしたら昨日の機械兵器戦の影響、つまり遺跡の主を失った魔獣は無力に等しいと言う事になる。
隠れている魔獣を探し出すのは容易いが殺傷が目的ではないので魔獣に関しては放って置くことに。
そのまま何も無いまま奥へと進んでいき、巨大な部屋に来た。
例の機械兵器がバラバラになって壊れていることからここが一番奥だと言える。
「へーこりゃ凄い、遺跡ってこんなんなってんのか」
男子生徒がそう言ったが実際作者もプレイ中に同じ事を思った。
「遊撃士さん、いやこの呼び名だとかたっ苦しいから互いに自己紹介しようよ」
「あっそう言えば俺達この人の事全然知らないで話していたからな、そうした方がいいな」
確かにその通り素性は知らなくても名前の知らない人が何時間も同じ空間に居るのはさすがに不自然だ。
「分かりました。私はセシラル・ワイスマンです。」
「私はジル・リードナー宜しくね」
「俺はハンス、下の名前は個人情報だぜ」
3人の自己紹介が終わった後セシラルは調査、2人は邪魔にならない程度に見学する事になった。

「えっとまずこの機会のような物から調べよう」
「床は何でできているのだろう」
「この機会兵器何で出来ているのだろう」
セシラルは限られた時間の中で調査出来そうな場所を何時間も調べ続けた。
そして軍の調査隊到着予定時刻まで5分を切った。
「これぐらいですかね、んっ、あの柱よく見ると文字が・・・」
柱の文字、さっきまでには無かったはず。
セシラルの見落としか、だったら珍しい。
文字の量は後数分しかないこの状況で読み切れるものでは無かったが、少しばかり気になる。好奇心からか時間を忘れセシラルは柱に書かれた文字を読み始めた。

1176年7月1日「塩の杭」事件
旧ノーザンブリア大公国に「塩の杭」と呼ばれる巨大物体が空中に突如として出現し、大公国が崩壊に至った。
本来なら公都ハリアスクを含む3つの行政区が塩の海となって壊滅し、人口の3分の1が犠牲になったはずだった。
しかし、この事件をあらかじめ予測していた空の女神エイドスは数百アージュ程の大きさから100アージュへと縮小させ、人口も3分の1減っただけで済み、未来を変えた。
その事によって本来存在しなかった筈の人間が居る世界、無限の軌跡(この小説の世界、ちなみに無限の軌跡の意味とはこの世界は未来を変えてしまった世界なので今の時間軸が一番新しい時間でこれからもこの世界は終わりが無い未来を築いていく。つまり終わりが無い=無限と言う事で)と本来の歴史をたどり未来がある世界、空の軌跡(ゲームの方の世界)世界がこの2つに別れてしまった。

そして未来を変えたエイドスは罰を受け、無限の軌跡に人として生きる事を強要された。
その後エイドスはある一人の男に育てられ、今新しい未来を築いている。


「これは一体」
「塩の杭」事件の事なら自分でも知っている。歴史の書いた本にも載っている。もしこの事が本当なら・・・私はどっちだろう。

第10話 無限と空の軌跡 おしまい


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