二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 学園日和 ★参照1000突破!★
- 日時: 2013/03/09 21:14
- 名前: あさぎ組 (ID: m7pepIKd)
初めまして
日和を愛するあさぎ組と申します。
この作品はギャグマンガ日和の現代パロ。つまり、学園ものの日和です。
それでは設定を…
と、その前に。注意書きです。
まず最初に〝あさぎ組〟というのは一人の名前ではなく、三人で一つの名前ということ。
詳しく説明すると、この作品は私たちが中三の頃に書いていたリレー小説な訳です。ですので、ややこしいことも多々ありますがご了承下さい。
あとはまぁこんな感じで↓
一、荒らしや中傷はご遠慮です
一、見方によってはキャラ崩壊もあるかもです(-_-;)
一、更新の早さはまちまちです
一、女性向けです(多分…)
一、私たちはギャグが大好きですが、ギャグが書けません。
一、駄作です。日和への愛だけで書いています。
以上が大丈夫な、心が無限に広がる大宇宙な方はどうぞ♫
ちなみに、三人の名前と順番ですが
1番:団子 弟子男厨な腐った変態です。【ツイッター dango_gmb】
2番:流之介@るのすけ 飛鳥LOVEの腐ってない変態です。
3番:龍 芭蕉さんに溺愛してる変態です。
変態しかいねぇ(゜д゜)!!!!!
しかし本文は腐向けではないのでご安心を…
さて散々ひっぱた設定です(゜∀゜)
御門 太子 (みかど たいし)
3年A組。俳句部副部長。
閻魔と幼馴染。お調子者で何かをする時の言いだしっぺはだいたいこいつ。
勉強は、やればできるがやらないので成績は悪い。
小野 妹子 (おのの いもこ)
1年F組。俳句部部員。
苦労人。コツコツ努力するタイプなので成績はいい。
松尾 芭蕉 (まつお ばしょう)
古文の教師。俳句部顧問。
知識豊かで皆に好かれている。時々、廊下に転がっている。
河合 曽良 (かわい そら)
1年F組。俳句部部員。
天才的だが不器用。授業中はだいたい寝てるのにテストはなぜかいい点。
神宮寺 閻魔 (じんぐうじ えんま)
3年A組。俳句部部長。
太子と幼馴染。オシャレ番長的な。勉強は鬼男にやらされるので結構いい。
天乃 鬼男 (あまの おにお)
2年B組。俳句部部員。
後輩に優しく、先輩に厳しい。勉強はコツコツ努力型。
〜追加キャラ設定〜
>>24 >>35
〜あらすじ〜
舞台は豆岡高等学校。そこで活動する(?)俳句部部員たちのドタバタ物語。
しかし、周りからは談笑部と呼ばれ、俳句部が裏の名になりつつある。
1話は妹子と曽良が入部して1カ月たった、五月からです。
ギャグ(??)もシリアスも盛りだくさん(笑)
だいたいそんなかんじです
〜目次〜
【日曜日編】
第一幕 1話書くってプレッシャー感じるよね >>1
第二幕 イベントぱっひょい!! >>2
第三幕 下さい。 >>3
第四幕 24時間営業してるコンビニの身にもなってあげて >>4
第五幕 ぶっ飛び設定追加です >>5
第六幕 「ダメ俳句も使いどき」 >>6
第七幕 我が儘だって使い時 >>7
【林間学校編】
第八幕 学年行事なんてカンケーない! >>8
第九幕 大波乱 >>9 >>10
第十幕 サンd…キャンプファイヤー!! >>11
第十一幕 ていうかフォーエバー! >>12 >>13
第十二幕 終わりよければすべてよし? >>14
第十三幕 高校入ったらバイトしたいって人多くてちょっと驚いてる >>15
第十四幕 普段真面目で、完璧な人ほど勘違いした時の可愛さったらない >>16 >>17
第十五幕 雨の日 >>20
第十六幕 せっかくの誕生日なのに!!! >>21
第十七幕 占いにご用心 >>24 >>25
第十八幕 「コンタクト」 >>26
第十九幕 てすとなんてばくはつしろ。 >>27
第二十幕 テストと夢と留年 >>28
第二十一幕 カラオケ日和 >>31
第二十二幕 制服って!(パンッ)いいよね!(パンッ) >>36
【ソードマスターヤマト編】
第二十三幕 大根役者の“大根”の謎 >>37 >>39
【番外編】
もしも日和キャラが新撰組局長だったら >>29
男子高校生と温泉卓球 >>47
- Re: 学園日和 ( No.24 )
- 日時: 2012/04/11 22:56
- 名前: あさぎ組 (ID: YTT42QuR)
第十七幕 占いにご用心 その前編 (もも風)
いつもと変わらない日常。
今日もいつもと変わらず授業が終わり、ちょっと珍しく僕と曽良くんは掃除当番が同じ。
僕はサボり魔の曽良くんを無理やり働かせていた。
妹「うわぁ!」
曽「…妹子さん?」
僕は掃除中、何かに躓いて転んだ。結構派手に……。
曽「大丈夫ですか?」
その場で立ち上がれない僕に、曽良くんは手を貸してくれた。
妹「イテ…ごめん曽良くん。ありがと…?」
と言いかけて止まった。
妹「曽良くん?」
曽良くんは思いっきり床について赤くなった僕の手のひらを、じっと見つめていた。
そして…
曽「妹子さん…」
妹「うん?」
曽「気をつけて下さいね」
妹「は?」
気のせいだろうか…曽良くんが一瞬、笑った気がした……。
いつもと変わらない日常。
これからいつもと同じように部室へ向かう。掃除当番が一緒だったので曽良くんと。
曽「入ります」
妹「こんにちは」
と、中に入った。
相変わらず、うるさい。
太「おー妹子、曽良!」
芭「こんんちは〜」
今日はもう皆部室に居た。
鬼「ちょっと助けてくれ妹子…この大王イカがうるさくて」
閻「別にうるさくないよ!ねぇねぇ聞いて!妹子、曽良〜。俺、今日占い1位だったんだ!ラッキーカラーが赤で、ラッキーナンバーが2…イデデデ!!何よっ鬼男くん!?」
鬼「占いで1位になったくらいではしゃぐな!だいたい、当たる訳無いだろ」
閻「当たる訳無いだとー!!そう言ってるから当たらんのじゃい!!」
…と、こんな感じだ。
まぁ、いつもと同じだな。
そう。
いつもと変わらなかった……ここまでは。
芭「今日は何しようかなぁ」
特にいつも何もやってないと思いますが…。
というか芭蕉先生。あなた顧問なんだから、たまには部活動やらせてみたらどうです?
太「暇だなー。あっそうだ!」
また太子が変なことを思いついたらしい。
妹「何ですか太子?またモッヂボールとか嫌ですからね」
太「違うぞ妹子!今日はあれやろう、あの続き!!」
妹「続き?」
太「ほらっ!昨日のゲーム」
昨日…?
昨日は太子の誕生日パーティーで、ゲームなら死ぬほどたくさんやった。
閻「ああ!!あれか」
閻魔先輩は読心術かなんか使えるのだろうか…。何故か分かったらしい。
閻「摂政ゲーム!」 ←(元は王様ゲームです)
太「そうそうそれだ!摂政ゲーム!!昨日、一番楽しかったやつ!!」
鬼・妹「………。」
勿論、面白がってたのはこのアホ二人のみだった。こいつらが王様…いや、摂政になった時には……思い出すだけでも頭が痛い。
芭「あーそうだね。昨日は曽良くんが摂政になってゲーム終わらせちゃったしね」
曽「摂政になったら何でも命令してもいい。それがルールでしょう」
芭「そうだけど…」
太「っということで、今日の俳句部メニューは摂政ゲームだ!」
閻「わーい」
こんな感じで再び始まった摂政ゲーム2。
部活で王様ゲームなんてする高校生なんて聞いたことねーよ。
「「摂政だーれだ」」
このゲームを始めて約30分経過。特にかわった事は無いが、部室はもの凄い盛り上がっていた。(イカとカレーを筆頭に)
太「あ!私だ!」
妹(うげっ…)
そう思ったのは僕だけじゃないだろう。
太「じゃあ、5番の人。今日終わるまでずっと5,7,5で喋ろ!」
鬼「5番…誰だ?」
し———ん。
すると…
芭「あっ…あの……」
太「へ?」
芭「…私…」
芭蕉さんはおずおずと手を上げた。
曽「良かったじゃないですか。スランプから脱出できるかもしれませんよ」
芭「良くないよ!今日終わるまでなんて…それに…」
閻「芭蕉さん。5,7,5だよ」
芭「良くないよ 今日が終わる までなんて」
鬼「無理っぽいですね…」
閻「じゃ、次!次行こう」
閻魔先輩は1〜5の棒と、“せっしょー”と書かれた棒をまとめた。そしてその棒を、さっき摂政だった人が持って、皆で引く。そういった感じだ。
「「摂政だーれだ」」
——そして…——
曽「…僕です」
——この時がきてしまったのだった——
太「ちぇー。はずれた。曽良!また『このゲームを終わらせます』なんて言わせないからな!!」
曽「分かってます」
——僕は知った——
曽「それじゃあ———」
いつもと変わらない日常なんて、棒きれ一本で簡単に掻き消されてしまうものだと。
つづく
★次回予告★
蘇我入鹿、初登場!
そして…妹子の運命や如何に!?
…なぁーんて。
結構、字余ったから次回予告してみたw
そしてこの前忘れた、新キャラの自己紹介を書いておきます。(修正するの面倒なので)
新キャラといっても…会話の中に出てきただけなんですけどね。
蘇我 馬子 (そがの うまこ)
豆岡高校の教頭。
すごい厳しい先生で有名。
しかし、アンケートをよく取っていたり、必殺技を多く秘めていたりと意外とユニーク(?)
蘇我 入鹿 (そがの いるか)
1年G組。部活所属なし。
基本的に何もできない、残念な子。
妹子と曽良とはよく一緒にいる。
次回の文字数の関係で、入鹿の紹介もしておきます♪
…ここに書くのもなんだけど、
ヒュー助達の紹介も、そのうちしておいてくれよ団子!
- Re: 学園日和 ( No.25 )
- 日時: 2012/04/14 00:31
- 名前: もも風 (ID: YTT42QuR)
★前回のあらすじ★
あまりにも暇で、摂政ゲームをやることになった俳句部。
摂政になった曽良は、ある命令を下す……。
ノリであらすじを書いてしまった。
すぐ上を読めば分かることなのに…。
まぁ、いいや!
それでは本編のその続き、どうぞ〜
第十七幕 その続き (もも風)
部室前の廊下にて。
入「!!?」
妹「あ…入鹿くん…」
入「いっ…妹子!?どうした、その格好…」
妹「言わないで!」
入「えっごめん!?」
入鹿くんは疑問形で謝った。
普段、結構仲良くやっている入鹿くんにこんな姿を見られるなんて…。
すると、付けさせられたイヤホンから声が聞こえてきた。
妹「はぁ!?できるわけ無いでしょ、そんなこと!!!」
入「妹子!?」
突然叫びだした僕を前に、入鹿くんが引いた顔をしている。…無理もないか…。
もぅ…、逃げたい。
でも僕は意を決して入鹿くんに向き直った。
妹「い、入鹿くん!」
入「お…おう…」
....
僕は炭酸水のCMの人の様な爽やか笑顔を作り、チョンとスカートをつまんだ。
妹「……どう…?」
すると入鹿くんは口をあんぐりと開けて愕然として
入「妹子が目覚めたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
妹「入鹿くん!!??」
入鹿くんは逃げ出した。
…もう、僕がどんな格好をして、何をしたか分かっただろう…。
あの時——。
——数十分前——
太・閻・芭・鬼「へ?」
曽「何ですか?もう一回言いますよ…3番の人を2番の人の趣味につき合わせてあげて下さい」
芭「え?どういう…」
太「芭蕉さん」
芭「…どういう ことなのでしょう 曽良くん」
曽「そのままの意味ですが」
その場にいるほとんどの人の頭の上に“?”がついていた。
だけど、僕だけはすぐに分かった。曽良くんが何をしようとしているか…
妹「…誰、ですか…?2番」
閻「2番は俺だよー!」
終 わ っ た
太「じゃ、3番は?」
「「………」」
鬼「もしかして妹子か…?」
妹「……」
曽「妹子さんですか…運、悪いですね」
閻「曽良っ!本当にその命令でいいのか!?」
曽「いいですよ、閻魔さん。これも妹子さんの【運】なんですから」
っ!!
もしかして曽良くん…。
確信犯か!?
——現在——
間違いない。
曽良くんは、僕と閻魔先輩の番号を知ってたんだ!
どうやって知ったのかは分からないけど…。
でも、もし本当に知ってたんなら、わざと僕をセーラーにしたってことだ…。
ユルサン、ゼッタイニ。
すると、後ろから声が聞こえた。
太「あ…あの妹子……大丈——」
妹「黙れ」 太「すみませんでした!」
振り向くと、太子だけじゃなく他の4人もいた。
もちろん曽良くんも含めて。
妹「曽良くん!いや、曽良!!」
曽「何ですか?」
バチバチと火花が散る。
その場で僕と曽良くんはそのまま睨みあっていた。
その後、僕は摂政ゲームの続きで借りを返してやろうと思ったけど、鬼男先輩によって強制終了された。
けど、いつかこの借り…必ず返す。
僕の中の敵メモリに、太子の次に登録した。 “河合曽良”を。
END
——おまけで、その後の話——
※妹子sideじゃないよ
すっかり外は暗くなり、妹子と太子、閻魔と鬼男は帰った。
しかし、部室には曽良と芭蕉が残っていた。
芭「そ…曽良くん。そろそろ帰ってくれないと、私戸締りできないよ…」
曽「5,7,5はどうしたんですか?芭蕉さん」
芭「えぇ!まだやらないといけないの!?」
芭蕉は少し落ち着いて話した。
芭「ねぇ…曽良くん。分かっててやったの?あれ…」
曽「あれ?」
芭「妹子くんと閻魔くんの番号……あっ!」
芭蕉はあることを思い出した。
芭「2番…って、閻魔くんのラッキーナンバー!?…そうだ、それに妹子くん言ってた!掃除の時に手のひら見てたって…。それって手相!?」
曽「……」
芭蕉は続けてしゃべる。
芭「占い!?曽良くん、占いできるの!?」
曽「…何言ってんですか?鬼男さんが言ってたでしょう…占いなんて当たる訳ありませんよ。ただ…」
芭「ただ…?」
曽「番号を知っていたことは確かです」
芭「えええぇ!!?」
芭蕉は曽良に詰め寄った。
芭「な…何で!?何で分かったの!?それに分かってて何で妹子くんにあんな……ギャフンッ!!」
曽「近寄るな、臭ジジィ」
曽良のチョップを頭に食らって、芭蕉は動けなくなった。
曽「番号を知っていたのは…ただ、何故か分かった。それだけですよ」
芭「何故かって…」
曽「それと、妹子さんにあてたのは仕返しです」
芭「仕返し?」
曽「掃除の、仕返しです……それと、もう1つ」
芭「え?なになに??」
曽良は、一つ間を置いてはっきりこう言った。
曽「似合うかなと、そう思っただけです」
今度こそEND
曽良くんって…何か不思議な力とか持ってんの?
って感じの話にしたかった。
ちなみに、曽良の仕返しとは普段はサボっているのに、掃除の時間に妹子によって無理やりやらされた。だけです。
案外、曽良くんって子供っぽいところもあるんじゃないか、と思い、この話を作りましたw
次回は…龍! よろしく!!
- Re: 学園日和 ( No.26 )
- 日時: 2012/04/14 17:58
- 名前: あさぎ組 (ID: SkZASf/Y)
第十八幕 「コンタクト」(龍)
in部室・・・
今、部室には曽良、鬼男、妹子の3人だけ。
太子と閻魔といえば今日は用事がある!とか何とか言って帰って行ってしまった。
芭蕉先生はまだ来ていない。
妹(ん〜さすがに空気が重い…)
鬼(この空気どうにかならないものか…)
するとパッと妹子と鬼男の目が合った。
どうやら同じことを考えていると感じたらしい。
妹「あの〜太子と閻魔先輩の用事って何なんでしょうかね。」
曽「さぁ。」
シ———————ン
妹(なんで話終わらせちゃうんだよ!!曽良くんはもう!!)
せっかくこの重たい雰囲気を軽くしようと話を持ちかけたのに秒速で終わってしまった。
すると鬼男が話を持ちかけた。
鬼「えっと…芭蕉さんはどうしたんだろうね…さぼり?…」
鬼男の最後の言葉に曽良がピクっと反応した。
曽「さぼり?」
ちょっと怒り気味に鬼男に聞いた。
鬼「あっ…いやっあのその冗談だよ!芭蕉さんがさぼったこと一度もないし…多分…」
鬼男が自信なく答えた。曽良はまだ怒っているように見えた。
曽「僕はちゃんと部活動をしていると言うのに」
妹「いや…活動の「か」の字もないよ。」
曽「芭蕉さんがさぼって遊ぶなんてなめているにも程があります。」
妹「なんか話盛ってない?遊んでるなんて一言も…」
曽「職員室へ行きましょう。」
とちょいちょいつっこんでいた妹子の話も聞かず芭蕉先生を呼びに職員室へ行くことになった。
in職員室
職員室をのぞきこむと2、3人ほどの先生がよつんばいになりなにやら必死に探している。その中の1人ハリス先生に話を聞いた。
妹「先生何やってるんですか?」
ハ「いや〜それがね…コンタクト落としたらしいんだよ。」
妹「え?ハリス先生コンタクトだったんですか?」
ハ「いや、私じゃなくて芭蕉先生が…」
妹「え!?芭蕉先生コンタクトだったんですか!?」
ハ「そうみたいだよ。ねぇ、芭蕉せん…せ…?」
妹「芭蕉先生、いませんよ。」
ハ「え!?どこいったの!?あんな眼悪いのにふらついたら危ないでしょ!」
妹(そんなに悪いのか…)
曽「どうやらめんどくさいことになったようですね。」
鬼「探しに行くか。」
というわけで探しに行くことになった。
妹(こんなんでいいのか俳句部…)
あれから探し回ったのだが不思議なことに全く芭蕉先生が見つからない。
鬼「どうなってんだ…芭蕉さんはどこに行ったんだ…」
曽「まったくどうしようもない弱じじぃですね。」
妹「どっかですれ違ったんですかね?さっき人通り多いところは入りましたし。」
と悩んでいるところにベル先生が通りかかった。
妹「あ!ベル先生!芭蕉先生知りませんか?」
べ「え?あぁ〜さっきすれ違ったよ。廊下で。すごく危なっかしかったよ…ふらふらしてて」
妹「あ、ありがとうございました!」
やっと居場所が分かった。ということで全力で妹子たちは廊下へ向かった。
廊下。
曽、妹、鬼「はぁ はぁ・・・」(いた——————)
なんだかものすごいフラフラしている。と曽良がいきなり全力で走り芭蕉先生にドロップキックをした。
ガッシャ——————————ーン
芭「いった———めっちゃ痛い…誰だよ!もう!!」
曽「何やってんですかあなたは。」
芭「その声は曽良くん?うっすらもう二人くらい見えるけど…」
本当に目が悪いらしい。
妹「僕です。妹子です。そして鬼男先輩です。」
芭「あぁ!!ん?で君たちなんでいるの?」
妹「あのですね…」
—————かくかくしかじか——————
in部室
芭「・・・あの、ごめん・・・ほんとにごめんなさい。」
曽「本当に何やってるんですかあなたは。」
と、曽良が部室のバームクーヘンを食べながら説教していた。
ちなみにコンタクトは無事職員室で見つかりました。
芭「いや…だってまさかコンタクト落ちるとは…」
曽「そういうの考えてから行動してください。とても迷惑です。」
芭「はい。」
芭蕉先生がしゅんとなっていた。
妹「でもなんでコンタクト落ちたんでしょうね?そんな簡単にそんな簡単に落ちるものでもなさそうなのに。」
芭「そうなんだよね〜なんだろう…落としたときに頭にものすごいチョップがきたような気がするんだけど…気のせいだったかな…」
妹(そういえば曽良くんが部室に来る前…なんか言ってた気が…あ!!!!←思い出した。
—————回想—————
妹「あれ?曽良くん先に部室行ってたんじゃないの?」
部室に行く途中に曽良くんとあったのできいてみた。
曽「はい。部室にはいましたけど芭蕉さんがちっとも来ないので職員室へいって一発かましてきました。」
妹「・・・・・・ひどっ・・・」
—————回想終了—————
妹(曽良くんが一番の原因だった!!!)
と妹子は心の中で叫んだ。
十八幕おしまい!
1人ワールド。(こっから個人で勝手にしゃべるので小説とは無関係です。ご了承ください。)
芭蕉さんについて眼鏡かけたら可愛いだろうな。←変態
と思ってこんなネタにしてしまった…
誰得っていわれると俺得ですかね〜((笑
ほんとすみません…
————————————————————————————————
追加設定。
芭蕉さんはコンタクトor眼鏡。大抵コンタクト。めっちゃ目悪いです。
次 団子です〜よろしく〜
- Re: 学園日和 ( No.27 )
- 日時: 2012/04/17 22:28
- 名前: 団子 (ID: PfnP2WII)
第十九幕 てすとなんてばくはつしろ。
「中間試験?」
ああそういえばそろそろか。妹子はそう考えた。
数週間前には入学試験があったので最近は試験続きだが
この時期は仕方ないのだろう。
「そう。みんな普通に部活来てるけどもう一週間もないんだよ。
勉強頑張ってね!!」
マーフィー君も応援してるよ!と人形の手を動かしながら言った芭蕉が
曽良に断罪されるのを気にも留めず妹子は考えた。
<まあ何日か前から試験勉強はしているし、大丈夫だろう>
このバカ共に感化されてはいけない。
入部してからそう思い、より一層努力するようになったのだ。
<僕には頼れる先輩が(一人だけ)いるし、いざとなったら…>
その先輩を見ようとしてふと顔を上げると、異様な光景が広がっていた。
楽しそうにしているのが一人、無表情なのが一人、顔が死んでるのが二人、実際死んでいる(?)のが一人。
状況を整理し終えると、妹子は一番意外な反応を示す人物に声をかけた。
「鬼男先輩、どうしたんですか?顔色悪いですよ?」
顔が死んでいた、鬼男だ。
たしか彼はその性格上努力したのだろう、成績は良かったはずだ。
「いや、勉強は前々からやってるんだけど、いざ結果が出るとなると…」
なるほど。
それに鬼男自身は"君あの談笑部の部員なんだね(笑)"と教師に言われたのが気になっているのかもしれない。
そっとしておこう。
心の底からそう思った。
「で、閻魔先輩はどうしたんですか?」
顔が死んでいる二人目、閻魔に声をかけた。
普段からは想像もできない疲労っぷりである。
「鬼男君にこの分のテキストやれって言われたんだけど…
もう無理!!!終わらない!!!」
そう叫んで何枚かのプリントを床に投げつけた。
ほとんどの解答欄が真っ白だ。
「そんなことしなくたって、別に点は取れるでしょう」
無表情だった曽良君が口を開いた。
「うるさい!!曽良のバカ!アホ!天才は黙ってろ!!」
「褒めているのか貶しているのかどっちですか」
そういえば彼は天才型であった。
赤点の心配はないのだろう。羨ましい。
「…それで、お前何で一人で楽しんでるんだ!!」
「いだいっ!理不尽!!!」
一発殴ってやると楽しそうにしていた太子は涙目で叫んだ。
どこが理不尽なものか、僕はそれ相応の態度をとったまでだ。
「私だってただ楽しんでたんじゃない!本読んでたんだよ!」
それでも試験には関係ないじゃないか、と机をのぞきこむと"カレー大特集!"とかかれた何かのパンフレットが置いてあった。
「カレーが載ってる本読んで楽しんでんじゃないですか!この馬鹿が!」
「馬鹿とはなんだ!私はな、本気を出したらすごいんだぞ!」
「はあ?そんなわけないでしょう!」
「すごいったらすごいんだ!」
お互い一歩も譲らず。
そんな状態でにらみ合っていると、いつの間にか読書を始めていた曽良君が声を上げた。
「そんなに言うなら今度の試験で決着をつけては?
幸いこの学校は試験の順位が廊下に張り出しますし、分かりやすいかと。」
最後に曽良は、そんな小学生のような喧嘩を続けるならばの話ですが、と付け加えた。
その一言が引っ掛かり再びお互い睨み合っていたが、
「よし!テストの順位で勝負だ妹子!!」
「望むところです!」
売り言葉に買い言葉、まさにそんな言葉が当てはまる。
「もし私が勝っていたらその…えっと、なんだ…なんかおごれ!」
「決めてから言ってくださいよ!」
「き、気分で変わるかもしれんだろ!これでいいんじゃい!」
「わかりましたから、代わりに僕が勝っても太子が奢って下さいね」
「ツナおにぎりを?」
「違うよ!!」
まあどうせ、僕が太子に負けるわけないだろう。
結局奢る"なにか"は決めなかったので、好きなものを頼んでいいわけだ。
試験の結果がこれ程楽しみなのは、思えば初めてかもしれない。
あ、芭蕉さんは無事でした。
数日後。
試験の出来もよかったので、さっそく廊下に張り出された紙を見に行く。
どうやら各学年の校舎ごとに張り出されるようだ。
つまり1年の僕は3年のあいつの結果は見れないのだ。
結果は学年5位。
上の順位に曽良君がいたことは不服だが、太子へ自慢するため部室へ向かう。
「あ、妹子!どうだった?」
ちょうどそこには太子しかいなかった。
「入ってましたよ。5位です!そういう太子はどうなんですか!?」
「私?私は1位だよ」
…?
「だから、学年1位。まあ私が本気を出せばこんなものだ!」
…。
「あれ?妹子聞いてる?」
「…ぼ…、ぞ…」
「え?」
「僕は認めないぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「あっ待て妹子!おーーい!」
その後太子に奢るはめになったが、レトルトカレーで済んだ。
やっぱりこの人はバカなんだと、改めて思った。
もう眠い…これ書くのに2回失敗して心が折れそうになりました。
ヒュ助たちの紹介はまた次回にします。
- Re: 学園日和 ( No.28 )
- 日時: 2012/04/17 00:36
- 名前: あさぎ組 (ID: Vhz3S.Kc)
第二十幕 テストと夢と留年 (もも風)
※天国オンリーです!
〜中間試験前日〜
ピンポーン
鬼男は神宮寺家のチャイムを鳴らした。
閻「う"…鬼男くん…いらっしゃい」
鬼「『う"』って何ですか?折角来てあげたというのに」
鬼男は不気味な笑みを浮かべて言った。
鬼「お邪魔します」
閻「もう。何でいつもテストの前になったら来るんだよぉ!」
鬼「僕が見張ってないと、怠けるでしょう。逆に感謝してほしいですね」
閻「うぅ…」
閻魔は渋々、鬼男を自分の部屋に案内した。
鬼「さぁ大王。勉強してください」
閻「鬼男くんは?あんなに不安そうだったじゃん」
鬼「僕はもう昨日の時点でやることはやっておきましたから、後は受けるだけです」
閻「…俺を見張るためだけに来たのね…」
閻魔は仕方なく、ノート広げた。
が
彼の集中力が続くはずもなく、僅か十分で漫画を読み始めた。
鬼「何やってんだ!アホ大王イか!!」 閻「マツタケッ!」
鬼男の爪が閻魔の頭を貫いた。
鬼「ったく…。僕が見張ってると分かっててもこれですか…あんたは少しでも努力しなさい!」
閻「だって、つまんないんだもん勉強なんて!特にこの数学の問題、さっぱりだよ!!」
鬼「あんたは考えてもないでしょう。ったく、このままじゃ留年することになりますよ!」
閻魔は少しうつ向いて呟いた。
閻「…いいもん。別に…」
鬼「はぁ!?言い分けないでしょう!あんたみたいな変態と、もう1年付き合うなんてまっぴらです!ちゃんと進学してくださいよ」
閻「嫌だよ!俺今、すっごい楽しいもん!妹子と曽良が入部してきて…芭蕉さんと太子がいて…」
その先の言葉に戸惑いながら鬼男を見つめる。
閻「それに、鬼男くんがいる」
鬼「…。」
閻「鬼男くん達ともっと一緒にいたいな」
鬼男はそれを聞いて溜め息をついた。
鬼「…何言ってるんですか。キャンプファイヤーの時、偉そうなこと言っておきながら」
閻((汗
鬼(さっきは酷いこと言ってすみませんでした、大王…)
「…大王は裁判官になりたいって言ってましたよね」
閻「う、うん」
鬼「なら、留学してる暇なんかありませんよ!難しい大学に行かなければならないんですから」 (知らんけど)
閻「う…」
鬼男は乱れた机の上をきれいに整えた。
鬼「…大王。僕は大王の夢を聞いた時、嬉しかったんです。きっとなれます、あんたなら」
閻「鬼男くん…」
鬼男は優しく微笑んだ。
鬼「大王が僕達居たいが為に、それを実現させれなかった…なんて嫌ですよ僕は」
鬼男がすとんっと閻魔の隣に腰を下ろした。
鬼「僕にできることなら何でもします。その為にここに居るんですから」
閻「ありがとう鬼男くん。じゃあ、数学の———」
それから、午後の一時頃まで勉強会は進んだ。
鬼「お邪魔しました。大王、明日はお互い頑張りましょう」
閻「うん!ありがとう鬼男くん!!俺、絶対に十位以内に入るよ。特に数学は!」
閻魔はあれから、1、2年の数学を鬼男に叩き込まれ、3年の分は自力で頑張った。
鬼「当たり前です。あれだけやったんだから!これで上位に入ってなかった…なんてこと、ないようにしてくださいよ!」
閻「おう!見とけ!俺、絶対留年なんかしないから!!」
鬼「はいっ」
鬼男は神宮寺家を後にした。
そして…
〜テスト数日後〜
閻「……」
閻魔は順位発表を見ていた。
閻「あ…」
そして、自分の名前が八位に入っているのを見つけた。すると…
鬼「大王!」
閻「おっ、鬼男くん!?どうしてここに…!」
鬼「気になったから見に来たんですよ。どうでした?結果の方は」
閻「へ?あっあ〜…八位だったよ…」
鬼「八位!?すごいじゃないですか!どれどれ…」
閻「ちょっ待って!何で見るの!?」
鬼「何でって…いいじゃないですか、見たって」
閻魔は大量の汗を流していた。明らかに焦っている。
鬼「何でそんなに焦ってるんですか…まさか、八位って嘘…」
閻「そっそんなことないよ!俺八位だったってば!!」
鬼男は、必死に自分を順位表から引き離そうとする閻魔に一発入れ、表を見た。
鬼「……え」
表には確かに、八位に閻魔の名前を載せていた。
が、
鬼「…大王……?」
閻「ひゃいっ!!」
閻魔は鬼男にばれないように、そろそろっとこの場を去ろうとしていたが、鬼男の冷たい声に身を震わせた。
振り返ると鬼男は、今まで見たことのないような笑顔と、長く伸びた爪が殺気と共に準備してあった。
閻「お…鬼男くん、たんま!たんま!!」
鬼「待てるかコノヤロォォォォォォォォ!!!」
閻「ぎゃあああああああああああああ!!」
表には、数学だけで見ると確かに閻魔は八位に入っていたが、
しかし、全教科では350人中346位 と書いてあっったのだ。
えー色々すみません。
前回の団子の設定、少し無視したところがありますが気にしないで下さいよ!
(祝)20幕達成!!
だからなんてことも無いのですが、とにかくおめでとう!
わーい。
———————————————次回は龍★
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