二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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オリキャラ設定集と小話
日時: 2014/10/29 10:53
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: cFBA8MLZ)

(代・ω・)どうも初めまして、エストとか言う者です。まぁ代理もっきゅとでも呼んでk←

オリキャラや版権をごっちゃまぜにした小話をまぁ適当につらつらと書いていきます。
更新速度無いに等しいけどねー←





オリキャラはこちら >>

名前:ミア=ブルームフィールド
性別:女
年齢:15歳
性格:明るく、負けず嫌い。少々猪突猛進的な部分あり。大事な場面では多少ツンデレが入ったりする
外見:藍色のポニーテールに青い目、黒と赤を基調とした小さめのゴシックドレスを着用。背の高さは大体150cm前後
元になったキャラ:『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』の主人公『上葉みあ』
戦闘スタイル:両手に剣を一本ずつ持って戦う『双剣士』のスタイル
現在までの経緯:
ごく普通の環境で普通に育ったミア。ある日少女は偶然彼(以下に記載)の姿を目撃し、自分が強いんだということを示すために彼に戦いを挑もうとするも、いっつもやられてしまう。
それ以降ずっと彼をライバル視しているとか(勝手に
台詞サンプル:
「あたしはミア。どんなことが起きても突っ走るよ!」
「みぃつけたぁー!!今日こそ、今日こそあたしが勝ぁーつ!!あたしが一番ーっ!」
「な……べ、別にアンタにお礼を言われるようなことなんかしてないわよ!あたしがやりたかっただけよ、やりたかっただけ!」
逃走中でのスタイル:基本的にミッションは参加。ただし運要素のあるミッション(2つのレバーのうち1つはハンター放出など)は参加しないことがある。自首はしない



ダブルイ=ヴィスラング=フォード(ミアのいう彼)
性別:男
年齢:19歳
性格:ぶっきらぼうで少々誤解されがちだけど根は普通にいい人。仲間をひどく傷つけられたり陥れられたりするとキレる。あとなかなか表情に出さないけど照れ屋だったりする
外見:茶髪青目、緑のシャツの上に黒いジャンバー、青のズボン。背中に愛用の剣を背負っている
戦闘スタイル:剣による攻撃に特化した『剣闘士』スタイル
現在までの経緯(ネタバレあり):
血のつながらない妹(以下に記載)とともに各地を転々としているただの旅人剣士。
1年前に彼がとある世界……魔女界で生まれたことが判明し、その世界を救った英雄であるのだが、彼はそれを放棄。あくまで旅人のスタンスを崩さない。
魔女界で生まれたため、半分は魔女の血が流れており、変身して戦っていた時期があったが、魔女界を救ったと同時に、変身中に戦う力は完全に失われた……のだが、神の悪戯か、変身する能力自体は残ってしまったというオチ。
しかしリクエスト話にて再び魔女っ娘に変身して戦う力を得てしまった悲劇←
現在はライブにダンスなど、音楽業界に関する練習を行っている。
台詞サンプル
「オレは気ままに旅している方が性に合ってるんだよ」
「……ま、その諦めの悪さがお前の強さかもしれないな……」
「てめぇ……!!リコリスとミアを傷つけやがったなっ!!貴様のような下衆野郎は許さねぇ!!冥界の果てで懺悔しやがれ!!!」
逃走中でのスタイル:ミッションは必ず参加。自首はしない
備考:女難の相ありなのに女性に好かれまくり。一級フラグ建築士なのに超一級恋愛フラグクラッシャー
……だったのだが、デート体験にてフラグクラッシャーがついに消滅した

異世界の人物との交流経験(ただし女性のみ):
QMA(ルキア、アロエ、ユリ、アイコ、メディア、ミュー、マヤ)
ポップン(にじっ娘、ミニッツ、ポエット)
モバマス(安部菜々)
家族構成(NEW!):母(魔女界の女王様)、姉(女王様の娘)、妹(血は繋がっていない)
恋仲:夢野みらい
変身で性転換の共通点:観束総二←→テイルレッド




リコリス=エルネシア=フォード
性別:女
年齢:16歳
性格:明朗快活で優しい。母性が強く子供が好きな一面も
外見:金長髪緑目、白ワンピ着用。頭に羽の髪飾り
戦闘スタイル:魔法による攻撃・回復・補助を扱う『魔道士』スタイル
現在までの経緯:
5歳の頃自分に宿る魔力のせいで村を追われそうになり、自分でその生まれた村を滅ぼしてしまった。
あれからしばらく虚ろな状態になっていたが、兄の献身により無事に回復。
現在は兄とともに旅先で仕事をこなしながら生活をしている、これまたただの旅人魔道士。
現在は自分よりも兄の恋の行方を心配しているとか←
逃走中ではゲームマスターも担当。
台詞サンプル:
「こういう時って、なんだか嫌な予感がするのよね」
「ねぇお兄ちゃん、これからどこに行くの?」
「まったくもぉ……お兄ちゃんってほんと鈍いんだから……」
逃走中でのスタイル:ミッションは必ず参加。ペアを組む時は兄優先。自首はしない



ミーティア=エル=セフィリス(6/24 NEW!)
性別:女
年齢:14歳
性格:おとなしめで、誰に対しても一歩引いて接する
外見:少し長めの茶髪に水色の目、簡素な空色のジャンパースカートに紋様が描かれた水色のマントを着用
実はオリキャラ勢の中で唯一B85以上でスタイルがかなりいい
戦闘スタイル:契約した様々な精霊を召喚し、戦わせる『精霊使い』
現在までの経緯:
9年前に魔族に襲われ、すんでのところで当時10歳だったダブルイに助けられた時から好意を抱く。
その後、友達にもらった本を捲った時に放たれた光により、自身に精霊と契約する力を得てしまい、各地の精霊を見つける旅に。
道中、再びダブルイと会い、彼と共に旅をしていたこともあった様子。
しかし、結局想いを伝えることができず、悪夢に苛まれてしまうがそこも彼に助けられ、彼から「想いには答えられない」と振られてしまうも、吹っ切れたようだ。
逃走中ではゲームマスター補佐も担当。
台詞サンプル:
「えっと……頑張ります」
「私、これでも皆さんの役に立てるでしょうか……」
「かないませんね……あなたには」
逃走中でのスタイル:腕力が必要になるミッションは参加しない(というかできない)、自首は時と場合による



スズ(9/3 New!)
性別:女
年齢:13歳
性格:無邪気で元気いっぱいだがかなりのイタズラ好き。あと女の子に対してのみ軽度のキス魔(!?)
外見:水色の短めのツインテールに透き通るような青い目、服は桃色のジャンパースカート。身長は140cmと小柄
戦闘スタイル:攻撃・回復・補助と一通り使いこなす万能タイプだが、その方法が一辺倒
現在までの経緯:
とある王国で冒険を続けていたところ、突如他国へ旅立つ決意をしたとか。
幼い頃からシャボン玉で遊ぶのが大好きで、いつの間にかシャボン玉による独自の技や魔法を編み出すまでに至った天性の才能を持つ。
可愛い女の子が大好きらしく、見かけては肌身離さず持っているシャボン玉セットで泡まみれにしたり閉じ込めたりしてはその様子を見て楽しんでいる(もっとも使わずとも出せるのだが)。
なお、本人に悪気はないので余計にタチが悪いとか(ダブルイ談)。
ちなみに上記の4名とは唯一何の接点も持たない
台詞サンプル:
「あたし、スズ!よろしくねー♪」
「えへへー♪あたしのシャボン玉のとりこになっちゃえ♪」
「むぅー……つまんないつまんないつまんなーい!!」



版権キャラはタイトルのみ記載

・pop'n music
・アイドルマスターシンデレラガールズ
・スマブラ
・QMA
・ブレイブルー
・ぷよぷよテトリス
・艦隊これくしょん
・ヴァンガード(主要キャラ&多分ユニットはバミューダ限定っぽい)
・彼女がフラグを折られたら
・ご注文はうさぎですか?
・日向美ビタースイーツ♪
・精霊使いの剣舞(NEW!)
・俺、ツインテールになります。(NEW!)



※ただ今更新速度超低下中……
ご意見・ご要望はお気軽にこのスレにどうぞ
ダブルイ「宣伝すんな」



目次
裸族(QMA)出現 >>1
BBCS2ギャグルート再現(モテメガネ) >>4-7
スズ初登場回 >>8-10
モバマスアイドルが来た経緯 >>11
ヘタレ治療法 >>14 >>18 >>24-25 >>51
超小ネタ >>19
BBキャラ初登場回(裸族有) >>20
新規幼女アイドル参入 >>33
ヤンデレの勘違い >>46
花言葉 >>58
他人から見たオリキャラ >>60
版権キャラ参入 >>68



リクエスト話
From グレイディア様(完了) >>36-37 >>52-54
From りゅーと様(完了) >>40-42 >>71-72 >>74-75 >>80
From アリン様(完了) >>61

使用武器やスキルなどの説明(八雲様のリクエスト含む) >>45

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リクエスト話3−2.迫りくる恐怖 ( No.53 )
日時: 2014/01/12 19:27
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: 7hcYnd26)

その日の放課後、わたし達生徒が全員寮に戻った後……職員室にて。

サツキ「それは本当なのですか?マロン先生……」
マロン「間違いないよ。あの魔力……間違いない」
ガルーダ「マロン先生が言うなら、間違いないでしょうなぁ……誰よりも深く魔法や魔力の知識に長けているのだから」
フランシス「しかし、他の生徒達とは全く異質の魔力……いったい……」
リディア「怖いですけど、この時期に来てくれたのは、大きな助けになるかもしれません」
エリーザ「ですが、彼女の方は他の生徒達と同様の魔力だったとマロン先生は言っていました……」
アメリア「もうじき襲来するであろう……魔神……」
ウィーズ「万に一つもありえぬだろうが、もし生徒達が全滅するようなことがあったら……」
ミランダ「頼みの綱は、彼ということになりそうね……」





そしてまたしばらくして。
リコリス「えへへ〜。ほら、エサだよ♪」
???「くーまー♪」
この世界の通貨・マジカがたまってきたのでマジックエッグを購買部から買い、早速孵らせた。さまざまなエサを与えた結果、今は小さな熊の姿をしている。
というのもこのマジックエッグから産まれた、通称マジックペット。エサや色マナでペットの形や色が変わるという異色のペットのようだ。
ユウ「くまさん、リコリスさんによく懐いてるね」
サツキ先生の弟(最初知った時はビックリしたよ;)であるユウくんが来たみたい。
リコリス「うん。あ、ほら♪」
くま「くまぁ〜♪」
ユウ「え、えへへ……ほっぺぷにぷにされてるーっ」
ミュー「私のトンちゃんといい勝負です」
アロエ「ねーねー、くまさん、あたしの方にもおいでー♪」
そうしてマジックペットのくまのお世話をしているうちに、気づいてないけどわたしの心はほぼ晴れていた。

ダブルイ「……」
アイコ「どしたの?リコちゃんのことじーっと見て。あ、そっか。妹なんだっけ?」
ダブルイ「ああ。やっと笑えるようになったんだなって……」
マヤ「えっ?」
ダブルイ「ああ、なんでもない。気にすること無いから」
ルキア「えー?知りたい知りたいー!」
ユリ「知って減るもんじゃないしー!」
ダブルイ「悪いけどさ、話が重いから、聞いてて辛くなりかねないぞ?」
アイコ「それでも!知っておきたいもん!同じ生徒だから!」
ダブルイ「やれやれ……;;」
向こうでは女子生徒4人に根負けしたお兄ちゃんが何かを話していた。その前振りからして、わたしの過去なんだろう……。
でも大丈夫、わたしは……



—ずどおおおおおおおおおおん!!



ダブルイ「う、うわぁっ!!」
リコリス「な、な、何!?」
突如起こった強烈な衝撃、わたし達は思わずかがみこんだ。
レオン「お、おい!空を見ろ!!」
レオンくんに言われるまま空を見たわたし達は……絶句した。
リコリス「そ、空が……黒い……!?」

サツキ「皆さん、落ち着いて聞いてください!!」
あわただしい様子でサツキ先生が教室に入ってきた。そして告げられたのは……



魔神が、アカデミーに襲来した……



魔神の攻撃はとてつもなく強烈で、どんどんアカデミーを護る防御陣を叩き、陣を弱めていく……。もってあと数分といったところか。
サツキ「緊急事態です!今から皆さんには、酷かと思いますが……魔神討伐をしていただきます!」

えっ!?
わたし達が……魔神を……倒す!?

アイコ「うぅー、来るなんて思わなかったー!こんなことならもっとマヤちんとラブラブになれば」
マヤ「そんなノンケしてる場合じゃないでしょ!;アカデミーが無くなって、私達も死んじゃうのよ!?」
セリオス「やるしかないか……僕の力を見せてやろう!」
シャロン「こーなったら、ドーンと来い!ですわ!」
生徒の何人かはやる気があるようだけど、わたしには……
ダブルイ「……リコリス」
リコリス「お兄ちゃん?」
ダブルイ「……こうなった以上、逃げられない。やるしかないんだ」
リコリス「で、でも……」
ダブルイ「アカデミーではオレよりお前の方が成績優秀なんだ!きっと、お前なら……あ」
気付いたら、わたしは震えていた。きっと、魔神に対する恐怖だけじゃない……そう、9年前の、あの事件……





—……みんな……みんな……消えちゃえばいいんだっ!!—





あの時に暴走した魔力の感触を、わたしは今でも覚えている。それが、フラッシュバックでより顕著に再現されてしまったのだろうか。
ダブルイ「すまん、期待をかけすぎた……」
リコリス「ううん、大丈夫……」
ダブルイ「とにかく、皆がいるんだ。きっと大丈夫。行こう」
リコリス「……うん!」
お兄ちゃんに勇気づけられたのも、これで何回目かな……普段は頼りなさそうに見えるのに、ここぞという時に……まったくもう。



—校門前—
レオン「おいでなすったか……」
タイガ「やるしかあらへんで!」
ほとんどの生徒が魔神を倒すために集まってくれた。
ちなみにアロエとメディアは回復役として戦線に参加はしない。といっても回復役は大事だからだ。
サツキ「来ます!皆さん、魔力をためて魔神にぶつけて!」
レオン「いっけぇ!!」
タイガ「おらぁ!!いったれー!」
早速数十名もの生徒達が魔力を集中させて魔法を放ち、魔神に一斉攻撃!
ダブルイ「う、嘘だろ……!?効いてない!?」
しかし魔神はまったく効いていない様子で、逆にこちらに向けて炎を吐きだした!!
ダブルイ「あ、危ないっ!!」
リコリス「きゃーっ!!」
咄嗟に教師達と共に防御魔法を展開したが、それすら打ち破る威力で、一気に生徒の数十名が戦闘に参加できなくなるほど……。

……怖い。
わたしがここまで震えが止まらなくなるなんて……。
ダブルイ「お、おい大丈夫か!?」
リコリス「だい、じょうぶ……」
アイコ「大丈夫じゃないよ!お兄さん!リコちゃんを避難させてあげて!」
マヤ「ええ、このままじゃ共倒れしちゃうわ!」
ダブルイ「……無理するなよ」
リコリス「う、ん……わたし、戦える……から……!!」

震えながらも、しっかり立ち上がって魔神を見据える。

短い期間だったけど、友達ができた。
その時、わたしの心は晴れ渡った。
それはもうあの時ラスくんが言ったように『誇ってもいいんじゃないか』?

……そうだ。
わたしはもう、お兄ちゃんに護られてばかりのわたしじゃない!
わたしの力で、お兄ちゃん達……大切な人達を護ってみせる!

リクエスト話3−3.諦めないこと ( No.54 )
日時: 2014/01/11 22:48
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: 7hcYnd26)

魔神との激しい攻防がしばらく続く。
時折痛みこそ見せるものの、決定的なダメージにはなっていないようで、逆にこちらの被害が大きくなっていく。

と、そこへ。
ガルーダ「ぶるあああああああああ!!!待たせたなぁぁぁ!!!」
高らかな咆哮と共に上空からやってきたのはガルーダ先生!
待機していた教師陣は魔力を集めていたらしく、ガルーダ先生の合図で強大な一撃を叩きこむ!

—ウオオオオォォォ!!
これがかなりの威力だったか、魔神がついによろけだす!
ダブルイ「うわっ、先生達が来てなかったのはこういうわけか;」
リコリス「と、とにかくチャンスだよ!このままいけば……」

しかし次の瞬間。
わたしの希望は打ち砕かれた。

—ガアアアアア!!!
サツキ「……!!い、いけません!!これは、この力は……!!」
リコリス「……う、嘘……!?きゃあああああ!!!」
逃げる間もなく、魔神の放った暗黒の一撃を……わたし達は真に受け、成す術もなく吹き飛ばされ、地面に叩きつけられてしまった。





—???—
どこを見渡しても真っ暗……。
わたし……死んじゃったのかな……?

???『……』

……だれ?

???『……ス……』

……声……?

ダブルイ『リコリス……っ!!』

……おにい、ちゃん……?お兄ちゃんの、声……?

ダブルイ「しっかりしろ、リコリスっ!!」



—中庭—
リコリス「……っ!?わ、わたし……」
ダブルイ「よ、よかった……無事、だったか……」
お兄ちゃんが、本当に安堵した……わたし、そこまで危なかったなんて……。
ダブルイ「休んでろ、オレが行く……!」
リコリス「だ、だめだよ……お兄ちゃんが死んじゃったら、わたし……!!」
お兄ちゃんがわたしを大切にしてくれる以上、先に死なれたくない……死んでほしくない。もう戦力は圧倒的に不利なのだから。

しかし。
ダブルイ「……行くまでもなかったか……!!」
なんと魔神がわたし達に目を付けて移動してきたのだ。
リコリス「そ、そんな……!!」
ダブルイ「くそっ、やるしかねぇ……うおおおおおお!!!」
必死に魔力をためた、お兄ちゃんの一撃!!

—ずどーんっ!!

他の生徒達がやってもあまり効かなかった魔法攻撃、でもお兄ちゃん一人だと……

—ギャアアアアアア!!!

リコリス「……へ?」
わたしは唖然とした。数十人の生徒が放った魔法攻撃よりも、お兄ちゃんたった一人で放った魔法攻撃が……魔神に直撃?しかも、かなり効いてる……?
お兄ちゃんはお兄ちゃんで、今の状況に困惑している。
マロン「やっぱりなのだ……」
リコリス「マロン、先生……?」
マロン「ダブルイくんには、どうやら特別な力があるみたいだね。その力が、ちょうど魔神に発揮されたんだと思うよ」
ダブルイ「特別な、力……?それって……」
マロン「そこまでは私にも分からないね。でも、その力がなんだったのか分かったとして、受け入れる覚悟はある?」

ダブルイ「……妹を護れる力だったら!皆を護れる力だったら!」
その言葉こそが誓い。それこそが……

リコリス「あ……体が、輝いてる……!?」
ダブルイ「オレもだ……どういうことなんだ?」
マロン「きっとこれは兄妹の絆パワー発揮で攻撃力10倍アーップ!みたいなのだ?←」
ダブルイ「疑問形やめてください←」
リコリス「い、今ならやれそう……お兄ちゃん、いくよ!!」
ダブルイ「あ、あぁ!やってやろうぜ、リコリス!!」
今までで一番強力な魔力が集まっていく。そして……

リコリス・ダブルイ『いっけえええええええ!!!!』

聖なる力が魔神を直撃し……魔神は絶叫を残して完全に消滅した!



リコリス「や……やった……?」
ダブルイ「やった……やったんだリコリス!」
リコリス「お兄ちゃん!やったぁー!!」
いつの間にかわたしは、お兄ちゃんと手を取り合って喜びあっていた。
マロン「兄妹の絆……見せてもらったのだ。ユウくんとサツキちゃんよりも強いかもしれないのだー」
リコリス「ま、マロン先生、そんな恥ずかしいこと言わないでくださいっ!!;」
ダブルイ「冗談ぽいことを本気で言うからなぁ;;」

その後、生徒達と教師達が集まり、魔神の完全撃退を報告、空も晴れ渡りアカデミーの生活は護られた。



数か月後。
ヴァルアドス校長「リコリス、ダブルイ……以上の2名を、賢者と認定する……よく、ここまで頑張ってくれた」
リコリス「ありがとうございます……!」
ダブルイ「あ、ありがとうございます……」
わたし達はサツキ先生に呼び出され、校長先生により、賢者の位を授けられることになった。
その要因はなんといっても魔神を撃退した功績が大半を占めている。無理もない。

そして。
エリーザ「魔神との戦闘跡にゲートのような空間を発見しました」
エリーザ先生の案内で、わたし達はそこへ向かってみる。

確かに、空間がゆがんで見える。これは間違いなく『門』だ。ただ、どこへ行くのかは分からない。とはいえ、何があっても、このくらいなら大丈夫だろうと、わたしは思えるようになってきた。

アロエ「行っちゃうの……?」
リコリス「うん、短い間だったけど、お世話になったね」
アイコ「またおいでよー!その時はおかえりなさいパーティーするからさー!」
ダブルイ「なんだその大げさな……;まぁ、来れたらな」
それぞれお世話になった人達に別れを告げ、わたし達はゲートへ入る。
そこからまた新しい生活が始まるが、それはまた別のお話。

あとがーき ( No.55 )
日時: 2014/01/11 23:20
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: 7hcYnd26)

(代・ω・)というわけでグレイディアさんのリクエスト、1−3を執筆しました。あれ?後半シリアスになってr
ダブルイ「な に や っ て だ」
(代・ω・)やっぱりギャグ物は苦手だということが改めて分かった一本である
リコリス「とりあえずこんな話でごめんなさいね;」
(代・ω・)仕様上、全キャラと絡ませるのはさすがに無理でした、ごめんなさい

(代・ω・)感想あると喜びます

Re: オリキャラ設定集と小話(リクエスト話更新) ( No.56 )
日時: 2014/01/12 08:45
名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: 3CAtWHbZ)

それがダブルイとリコリスの学校生活でしたか……懐かしい……

シュウ「で、そのゲートってのが、エストさん所に通じていた、って訳だな?」

倖「それにしても小さな——じゃなかった、マロン先生が言ってた『ダブルイさんの特別な力』って一体……?」

千沙『だけど、その前のデートはちょっと面白かったなw』←倖が鏡に写っているもうひとりの倖(裏人格みたいなのだと思ってください)。

シュウ「クロに決まりました……ダンガンロンパか!」

この2人(と、裏人格一人)の紹介は短編集に載っています。ぜひとも見に来て下さい。
後ダブルイ。お前、シスコンじゃなくて本当に良かったな。

ダブルイ「やかましい(^ω^#)」



因みにQMAの世界を見てみると……


シュウ「クイズか……全然解らん!」

倖「私は……仮面ライダーの様なアニメや特撮なら得意かと……」

千沙『雑学系なら、多分……』

こんな感じでした。

Re: オリキャラ設定集と小話(リクエスト話更新) ( No.57 )
日時: 2014/01/30 14:34
名前: エスト ◆yExe7MqAhc (ID: wf9BiJaf)

(代・ω・)遅くなりました

八雲さん>
ゲート先がその世界かどうかは、とりあえず秘密です。曖昧にしといたほうが想像力が膨らむかなーって

ダブルイ「とりあえず言っておくがオレはシスコンじゃねぇからな;;あと、これは後で知った話だけど……マロン先生のやつ、オレが半分魔女の血を引いてることを見抜いてたみたいだ;」
マロン「とーぜんなのだ。私にかかれば、このくらいは」
ダブルイ「はいはい;;」
マロン「最後まで言わせるのだー!!;;」
リコリス「倖さんはアニメ&ゲームの『アニメ・特撮』、千沙さんはライフスタイルと社会の一部……が得意そうね。中の人だと『ゲーム・おもちゃ』と理系学問の『物理・化学』が割と得意みたい」



裕子「ほんと、ひどいですよねー。女心を分かってくれないんですもん」
法子「せっかくの料理ですら全部食べ切ってくれないんだもん、困っちゃうよ。ねぇ」
ダブルイ「おい;裕子はともかく、あのケーキとドーナツの量はありえねぇと思いたいんだが?;;」
かな子「自信作を足蹴にするってひどいですよ」
ダブルイ「胃袋には限界があるんだよ!!;;ギャ○曽根じゃあるまいし!!;;←」


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