二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ep2裏側より(完結しました!)
日時: 2016/12/31 12:43
名前: YUMA (ID: w32H.V4h)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28722

今回はこのスレが実況席扱いです!

ep2のスレッドも起きますねw

余談・月輪の属性>>2
補足2>>16-20
補足3>>37-38
補足4>>64-66
補足5>>171-177
補足6>>184-186
補足7>>187-192

1.作者リンリィと始めの一歩>>1
2.作者ランスロットとパークエリアの住人達>>3-8
3.作者トーチと紅のショッピングモール>>11-15
4.作者榊秋人と契約の力>>23-28
5.作者羽清アユカと有名店巡り>>31-36
6.作者ヤマビコとトリコロシティの歩き方>>41-46
7.作者葉月と月輪の使用上の注意>>48-54
8.作者桜とドタバタすぎる彼女との交流>>56-63
9.作者Ga.と課題後日談>>71-79
10.作者グレイディアとユマサイドの作者の見解>>82-92
11.作者MAHOKOと電脳世界と奪う力>>100-108

番外編・今回限定の料理大会
S1.何故料理大会が開催されたのか>>110-112
S2.どうして試食に恐怖を感じるのか>>117-119
S3.どうして試食に恐怖を感じるのか(その2)>>125-129
S4.課題とはいかなるものだった>>136-139
S5.裏回を思いついた結果どうなったのか>>147-154
S6.勝利と断罪の女神が微笑むのは誰か>>163-166

個別エピローグシリーズ
個別エピローグ・それぞれの結末(その1)>>193-203
個別エピローグ・それぞれの結末(その2)>>204-213

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Re: ep2裏側より ( No.204 )
日時: 2016/12/31 11:43
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

個別エピローグ・それぞれの結末(その2)・1

残りはゲストチームだ。これで完全な完結です

11.作者リンリィと共鳴界にて

BGM:STEP UPモード、時の終点のテーマ
(beatmania IIDX 22 PENDUAL)

鍵の作者、リンリィは共鳴界の説明会を受講していた。その為に一部の契約者と共に共鳴界で実技講習なう。

リンリィ「...うぅ...以前葉月さんと共にユマさんが壊れた件で来たけれど...それが原因でユマさんに目を付けられちゃう可能性があったのね。(>_<)」
レピカ「うん。そうさ。ユマが壊れた件で僕ら契約者は共鳴界の介入手段を失っていた。ユマが全員に伝えた上で行動制限を存在核にかけていたんだ。」
宮地「ユマ姉のアレは本当にきつかった。一切合切ふざけた行動をとるな、ンなことしたら肉体的に8、9割殺すぞ、って脅されたモンです。(>_<)」
ベリゼベス「存在核レベルの行動制限はわたくしの様な悪魔でもユマ様に攻撃出来るか出来ないかの瀬戸際ですの。基本的に当時の状態では大半の契約者は彼女に手を出せません。」
進ノ介「ただ、一切怪我無しで相当な覚悟をしてたら城之内みたいにある程度逆らえる。それでも篠崎警視を足止め出来るか否かだな。あ、俺らみたいな仮面ライダーの契約者は少しだけ他と何かがズレてるのか不明なんだが...どんな状態、コンディションでも全員彼女に逆らえるぜ。」

リンリィはここにいる契約者が全員ユマに向けて得物や武器を突きつけた映像を浮かべたそうだ。

リンリィ「...で、あの当時にトリコロシティにいなかったベリゼベスとかはあの時どうなってたの?」

暴食の悪魔でもあるメイドさん、海常のエース、ヴァーダントのファクターは答えた。

ベリゼベス「ええ。わたくしも悪影響がありました。皆さんに食後のコーヒーを出した際、うっかりして全部に少量の牛乳を入れてしまいましたの。」
黄瀬「俺は部活の休憩中にみんなの飲み物を買いに行った際、ブラックの缶コーヒーを自分用に知らないうちに買ってたんス。普段はスポドリなのに(>_<)」
森次「私は一瞬だけユマが何処からか悲鳴を挙げていた声が聞こえていた。桐島にも矢島にもその話をしたら凄い形相だった。他の2人も何処までなのかは不明なんだが...同じ悲鳴が聞こえてたらしい。」

あの日関係の無かった契約者も、全員ユマが壊れた悪影響を何らかの形でキャッチしていた。

真矢「それが元で殆どの世界では再度正規契約者の絡みでは審議しているの。私の世界では関係無いけど...」
真司「...仮面ライダーでは士を始めとしたお偉いさん方々が審議会の真っ最中。今現在の契約者4人だけでは終われないかもしれない。最近飛彩先生と正規契約したらしいと聞いたけどね。」

そこでリンリィは血相を変えた。

リンリィ「え?じゃあ他にもここに来る契約者がいるのぉ?」
ミシェル「...近日中には。鏡先生の様にここ数日で契約者になった方々はユマさんの血液を浴びた事による改造が安定するまで時間がかかりますから、何らかの形で影響をキャッチしてどう足掻いてもユマさんに権限の事や力の制御方法や共鳴界へのアクセスを学ぶことからだと思います。」

実は契約者になっても体が安定するまで時間がかかるモノ。ユマの体が半分反映されているからだ。

リンリィ「...またあの時みたいにユマさんがブッ壊れなきゃいいけどなぁ(・_・;」
西谷「それは俺らも分かる(>_<)ジャンプの関連も雄英高校で推薦が2人いるらしいぜ。最低誰か1人は契約者になるか否かだ。」

鍵の作者はユマに力を奪われた件もあり、少し不安そうだった。

ゆかり「最近になって8人まで容量を確保出来たらしいって聞いたし、こっちはP4、P5の関係者で契約可能な人をもう1人調査してる真っ最中かな。誰が推薦されるかはまだ未定よ。」

次は咎落ち作者が2人分出演

Re: ep2裏側より ( No.205 )
日時: 2016/12/31 11:49
名前: YUMA (ID: w32H.V4h)

個別エピローグ・それぞれの結末(その2)・2

ここではep2.5作者も出てくる

12.作者ユリカと黄金レンズ秘話

大樹の作者、ユリカの件はあの際に黄金レンズである月曜魔弾を受け取り、シミュレーションテストを受けていた際だ。

ユリカ「ユマさん、結果はどうなりました?」
ユマ「...安定してますね。ひとまずこれで数日間耐久度もテストして、後日の結果をクリアすればそのままお持ち帰り可能ですよ。」

これでいい。黄金レンズがユリカとも波長が合った様で私は一安心。そこに...

??「すいませんユマさん。予定より5分早めですが...」

姿を見せたのは黒色のズボンと茶色の長袖シャツの上に黒と灰色のジャケットを着た青年。”ハル”こと探偵の作者、haru24。

??=haru24(以下、ハル)「ep2.5での私の黄金レンズなんですけど...」
ユリカ「え?」
ユマ「はい。こちらですね。」

ユマがハルに手渡したのは指輪。詳しくはまだ秘密だが、

ユリカ「...」

月霞>
月輪制御レンズと同じ鉱石を加工した指輪。モデルはビザールの蠍モチーフの指輪。ハルさんはこれを普段右手の人差し指にはめている。

ユリカ「ユマさん」
ユマ「何か?」

ユリカの発言だが...

ユリカ「ハルさんに手渡した指輪、見覚えのある色の金属ですけど。あの時臨時で提供して下さった月皇女はまさか」
ユマ「はい。以前、貴方がチャンスタイムで破損したあの指輪と同じ素材で作った黄金レンズです。あの際に良いデータがとれたのは有り難かったですぜ。ep2.5でハルさんにあの時とれたデータが偶然適してただけって事です。」

お気になさらず、とは言ったが...意外にも口を開いたのは探偵の作者。

ハル「黄金レンズってどうやって作成してるんですか。ユマさんの血を媒介にしてたと聞いてます。」

以前の黄金レンズならユマの血液に浸した魔宝石の原石を加工したモノ。今は...

ユマ「そうですね、2人共。少しだけ時間があるならこのタブレットの映像をどうぞ。ネオイクスさんにおととい手渡したムーンジェネレーターのシミュレーション映像です。」

ユマが2人の作者に見せたのは機神の作者がシミュレーションを受けていた映像。

*以下、映像

彼の腕が機械の腕に変化し、立ち塞がる巨大なキングスライムに技を放つ。

ネオイクス「炎・竜・毒・牙」

機械の両腕を前に向けると、龍型の炎を前方に放つ。しばらく爆音が響くと、

巨大キングスライム「」
<気絶

スライムを撃破。及び機械の両腕から何らかの熱蒸気が吹き出す。彼のリスクによる瞬間火力と瞬間熱量の負荷を抑える為に彼が思案したモノだという。

ネオイクス「通常使用時は変わり無しか。後は連続使用時に僕の刻印の負荷を気にしないとな。」

ユマ曰く、彼のガンプラ全身変化は刻印制限の都合上禁止しているのだが...両腕だけ変化させるなら回数制限と使用時間制限と使用時の諸注意を守るならギリギリ可能。そのまま黄金レンズに適合させた上、制限時間付きだが自らの月属性の力を限界まで引き出す機能すら搭載させたという。だが、この後の発言でさらに驚くぞ。

ネオイクス「ユマさん、以前までの魔宝石で使った黄金レンズと、今回僕のムーンジェネレーターに使った”新型の魔宝石”の黄金レンズですが...」

*映像ここまで

ハル「え」
ユリカ「新型の黄金レンズ!?」
ユマ「そうですよ。これから訪問してくる常連さんにもこの映像を見せて黄金レンズを取り替える作業をする予定です。ああ、今渡したユリカさんの月曜魔弾とハルさんの月霞はネオイクスさんのムーンジェネレーター同様に新型レンズを使ってるのでご安心下さい。」

*解説

旧式の黄金レンズ>
魔力を通しやすい不思議な宝石、魔宝石を数日ユマの血液に浸して加工したモノ。腕輪で渡すならこれでまだ良いのだが、咎落ち専用に加工する際が難しく、何回かシミュレーションが必要。出力を上げる為に相当な魔力を消費するので燃費があまり良くない。何十人もの作者がワザと悪意を持って使えばユマを魔月でブッ壊せる原因に使える。

新型の黄金レンズ>
こちらは最近になって一部の作者の世界で発掘されたジェムストーンをそのまま加工して作成した。毎秒の数値で叩き出す魔力放出量、濃度も高く、効率的に力を引き出すだけでなく、咎落ち専用にもある程度適合しやすくなったが、ジェムストーンが温度、湿度の変化に弱い鉱石なので加工には特殊な技術が必要。旧式と違いユマと完全に独立したモノなので、ブッ壊れを心配する必要がなくなった。

ジェムストーン>
ep2.5の前後からユマ以外の作者の世界で発掘される様になった特殊な結晶の塊。魔力を通しやすいだけでなく、月輪の魔力を僅かに通すと魔力を増幅させる性質を持つ。原石モデルは食塩のでかい結晶の塊だが、発掘された作者の世界では該当作者のイメージカラーの原石になる。(例・ユマの世界で発掘されたジェムストーンは常に紺色の原石で見つかる)

前述した事項を応用してコレを加工して作成したのが新型の黄金レンズだが、温度、湿度の変化に弱い鉱石なので加工には特殊な技術が必要。

さらに言うと黄金レンズに適した結晶の原石が発掘出来る世界は限られている。該当作者は...

長原淳二
ネオイクス
haru24
のらねこ
ルナ狐
奏月昴
鬼藤樟葉
グレイディア

の8人の世界のみ。今後も新情報があれば発掘出来る世界が増える可能性がある。なお、何故かユマの世界のジェムストーンはこれに該当しない。

作者ではユマの他にもあと4人これの99%完璧に近い加工知識を持つ作者がいる。

次は”あの人”の契約理由に関与する話

Re: ep2裏側より ( No.206 )
日時: 2016/12/31 11:58
名前: YUMA (ID: w32H.V4h)

個別エピローグ・それぞれの結末(その2)・3

このエピソードの為に医療関連を調べたが...駄作かもしれない

13.作者ネオイクスと権利者セン

某日、聖都大学附属病院

一台の救急車が運ばれて来たのは仮面ライダーエグゼイドの舞台となっている病院。その患者とは...

ガコンッ

セン「...ぐ、うう...ゴホッ...」

救急救命医達
「患者、まだ吐血症状があります!」
「とにかく搬送しろ!許可は得てる!!」

な、何故本編で嫌味を吐いた女性権利者が?顔は青ざめ、口元には血が。搬送した前後の救急救命医達の証言では道中で吐血もしてたらしい。

同刻、とある廃ビルの地下

シェイド達
(>_<)つ”死んでかなり時間が経過してる、一部白骨化したモノも腐ってるモノも、研究員らしい死体もあった。死体は全て搬送済だけど罠には気をつけてね”
((((;゜Д゜)))))))つ”こっちは記録を抽出中、開始早々からヤバイ。この世界に無い病原菌らしい”
(ーー;)つ”多分撤収したのは最近。2、3ヶ月前後。残された死体は全てトップシークレット扱いで信用出来る筋の司法解剖結果待ち”

それと同刻。廃ビルの地下に広がる施設には大量の人間の死体が先程まで転がっていた。端末のデータには何かの生態記録が残っていた。異端者がこの世界の水面下で不審な技術を用いているという情報があり、センのみ先行して偵察してたら...

ユマ「奴の台詞を真似する気は無いけど...悪乗りが過ぎて厄介な奴にやられたらしいな、セン。本命には察知されて逃げられたか...」

センが罠に嵌められた。死体の中に1匹だけ生きていた”何か”が紛れ込んでいたモノがあったのだ。その”何か”への対策知識を持っている可能性がある機神の作者をもしもの為に連れて来たのが救いだ。

BGM:Versa
(pop'n music ラピストリア)

ユマ「...はい。鏡院長ですか。ネオイクスさんは?...了解。センの事は...やはり言ってますか。繰り返しになりますがあいつの生命についてはお気になさらず。基本権利...!は?」

連絡を受けて青ざめた。鏡院長からの恐ろしい連絡はセンがやられた病原菌に対権利者用の遺伝子改良がされていた事。このままだとセンが命の危険に...!

同刻、聖都大学附属病院

ユマが連絡を受けて青ざめていたのと同じ頃、聖都大学附属病院では機神の作者を絡めたメンバーによる緊急手術に関するミーティングの真っ最中だった。

ネオイクス「今回の緊急搬送された患者のケースについてですが...こちらをどうぞ。」

ネオイクスが見せたスライド映像には、センのX線写真映像。そこには大腸、小腸の周辺で小さい魚みたいな何か、周辺臓器には切開された傷らしい損傷。今回オペに関与する医者、看護師全員には”ミーティングが始まった際から全面的に覚悟を、何かあっても何を見ても絶対に動じてはいけない”と手術の事前準備と共に警告があったものの...作者ともう1人以外は驚愕するか青い顔をする。

飛彩「...その魚が...貴様の世界で新種の悪性病原菌、”ギルス”と呼ばれるモノか。」

はい、と唯一動じてない相手に対して頷く機神の作者。赤いメスと消毒液らしいボトルとタブレット端末と錠剤入り小瓶を取り出し、説明を再開。

ネオイクス「...コレを切除、対処する方法はカドゥケウスの世界と関与してな...失礼。要点を簡単に言えばこちらの世界では確立されていない技術です。コレを手術で摘出する為に僕の世界から手配、用意した道具はここに持って来た特殊メス含めた器具数本、専用の後処理用の消毒液、バイタル維持や傷口の縫合に必要な薬品と...知り合いの作者が用意してくれた最新式のギルス探知用のモニター、それと...この世界での理の都合上、応急処置レベルであまり効かないと思いますが僕の世界でのギルスの特効薬。それと」
看護婦A「手術室、その周辺、術後管理施設含めた全ての関与エリアの人払いはここの病院関係者が済ませています。ご安心下さい。」
医者A「摘出した後にあの化け物の成分から感染する二次災害を避けないといけないからだな。」
看護婦B「そして手術が全て終わったら私達全員も二次災害回避の為に特効薬を服用、なのね...」

そして、このギルスのタイプはカドゥケウスシリーズ原作の序盤から見かけるポピュラーな種類だった。

ネオイクス「ギルスには種類がありまして、今回は”キリアキ”と通称されるポピュラーなタイプです。患者の体内を移動しながら裂傷を作るのが特徴であの映像の様に魚の姿をしています。対策としては裂傷を塞ぎながら、モニター端末で潜伏先を特定、メスで切開して本体を取り出しレーザーで焼き払うこと。そして」
飛彩「焼き払って患者の安全を確保したら奴が残した裂傷を全て塞げ、か。本来なら親と親が産んだ卵から増える子供の2種類いるが今回は親1匹のみ...」
医者B「権利者対策用に遺伝子を組み替えた悪影響があって卵を産まない親が1匹だけなのが救いだな。問題は化け物を焼き払ってから残ってる傷を塞ぎ、オペが終了するまでの間、患者のバイタルがもつか否かが問題だ。権利者で余裕があるとはいえ...」

そんな中でもやるしかない、と手術が開始。指揮はギルス知識を持つネオイクスがとり、メインの外科手術を担当してるのが飛彩。

ネオイクス「これより、ギルスの摘出手術を開始します。モニター、患者のバイタルには常に注意して下さい。奴が何処に潜んでいるかは調べないと分かりません。」
医者A「...全身麻酔の効果を確認」
飛彩「...メス」

で、センの体を切り開く。ここからが肝心だった。

看護婦B「モニター、現在大腸の周辺に潜伏しています。」
飛彩「(やけに静かだな。こちらの出方を見ているのか?)...まずは裂傷を塞ぐぞ。」

で、奴が原因の裂傷を塞ぐ作業をしていた際だ。

ズッ
<新しい裂傷が数本!

ネオイクス「モニター」
看護婦B「キリアキ、大腸、小腸の境へ移動。」
看護婦A「バイタル、低下していきます...」
飛彩「例のメスを。レーザーを用意」

ザクッ

そして、権利者を苦しめた魚の化け物が赤いメスを入れた部分から出現。コレが”キリアキ”か。

医者B「レーザー、いきます」

ジッ

しかし、レーザーメスでは完全に化け物を焼き払うことが出来ない。それどころかまた体内に潜り込もうとしている!

ネオイクス「まずい、焼きが甘い!(嘘だろ。こいつレーザーに耐性があるのか!?)」
看護婦A「バイタル、さらに低下。このまま低下が続くと危険です!」

ガキッ
<キリアキ、飛び上がって飛彩が持つメスにしがみつく

キリアキ「キハ、キハハハ...!」<下卑た声を出す&今度は飛彩に牙を...!
飛彩「!(動きが読まれただと?悪趣味な...!)」
ネオイクス「鏡先生、落ち着いて。貴方は裂傷を塞いで患者のバイタルを維持して下さい。」

ザクッ、...ガシャン!
<ネオイクス、ハサミとメスで銀盆にキリアキを貼り付け&抑えつける

キリアキ「ギ、ギギィイィイ!!」
ネオイクス「...このままレーザーを!こいつは耐性があって1発じゃ効かない可能性があります!動かなくなるまで零距離で長時間打ち込んで下さいッ!」
医者B「...!は、はい!」
飛彩「...患者の残った裂傷を縫合する。薬品と道具は」
看護婦A「...!こちらに。」
看護婦B「...!他のキリアキの反応、確認されません。今作者先生達が焼却している1匹だけの様です。」
医者A「バイタルの維持薬品は投与済みです。どうぞ。」

ドクン

飛彩「!?」
看護婦A「鏡先生、何か?」

で、飛彩が縫合作業中に一瞬だけ既視感に似た謎の違和感を感じた以外何事もなく手術は終わったのだが。それはセンを搬送した後に起きた。

ネオイクス「鏡先生...キリアキの死骸の回収関連で僕のみ少しだけここに残り、同時に室内の消毒も行います。皆さんへセンの搬送と術後管理、そして例の薬の服用を忘れずに言...」
飛彩「...(何だった、さっきの違和感は)」

メキッ

2人「!?」

2人が驚愕。焼け焦げたキリアキの死骸が肥大化、さらに人の口が生え、喋り始めた。

??「クク、九九、ギャはははははははは!!キサマ、ネオイクスダナ?」
ネオイクス「そうだけど何?手術のレーザーメスよりも僕の力でこんがり焼き払った方が良かったのかい?(...クソッ...こんな狭い部屋な上、他に人がいる!武装も予備レンズも手配して無いから蜂の力を使えない、どうする...!)」
飛彩「...」

その病原菌は語り始めた。コレが問題だった。

??「マアイイ。ギネ様からあばずれ女権利者ノユマとセンと作者のネオイクスにメッセージダ。まずはセン。”センは私のプレゼントには満足して頂けたかな?撤収する際に1匹だけゴキブリみたいな生きのいい”魚”を残しておいた。色恋沙汰でクソビッチだから悪いんだよ!呪うなら自分を呪っとけエロ女!”2つ目ハユマ、”奴の条件とはいえ目玉でミーティングも手術の詳細も録画しやがって。どうしてくれんだこの引きこもりのスネ夫のネクラッタ!お前...”希少データの記録と毎日の仕事にしか興味ねぇだろ!データ採取の為なら他人の命が消えてもいい癖に!!””」

オペは終わったけど話は続く

Re: ep2裏側より ( No.207 )
日時: 2016/12/31 12:01
名前: YUMA (ID: w32H.V4h)

個別エピローグ・それぞれの結末(その2)・4

ネオイクスさん後半

ネオイクスサイド>

ネオイクス「シェイド、ユマさんは?」

僕のみだと話が分からない為、

スゥウ...
<シェイド、迷彩を解除

シェイド(・_・;つ通信のみ繋ぐ。5秒待て

そして何処からか迷彩を解いたシェイドとユマさんとの通信が繋がる。

ユマ「話は大体センを搬送した看護婦さんとお医者さん達から聞いてます...?な、何故飛彩がここに!...まあいい。その悪趣味なモノを使って通話してんのはギネだな。元からシェイドをミーティングの場所と手術室に隠していたのはセンの手術をネオイクスさんに依頼した際の彼女からの条件だ。あいつもプライドと権利者の義務がある。」

センが出した”僕が手術を執刀する許可の条件”は僕と院長が聞いていた。

*過去回想、手術前。

鏡院長「とにかく、君の手術に関しては息子含めて我々では...いや、セン君がネオイクス君の事をどう思っているかは大体聞いて...だ、だから...」
セン「こほ、ゴホッ...分かってる。ネオイクスじゃないとあの化け物を取り出す手術は駄目なのね。...大嫌いな作者に頼らないといけないなんて。クソッ!本当の意味で死にたくないからやむを得ないって奴?」

他から聞いていたとはいえ、権利者が作者を嫌っているのは本当だったと僕も知る。だが今回は僕が手術の執刀に介入しないとセンは100%死ぬ。院長が信頼出来る筋に頼んで彼女の臨床データを調べて貰ったら対権利者用にギルスが遺伝子改良されていて、裂傷と共に遅効性の権利者のみに効く毒を分泌してた事が分かったからだ。少し悩んだ後、彼女は僕と院長にこう返事した。

セン「...今回と似た件が再度起きた際の献体と資料として私のケースを使いなさい、ご心配なく。権利者は特別な事さえなければ普通の人間だとキツイ手術にも耐えられる体よ?ああ、それとユマのシェイドを2匹ミーティングと手術の録画用に借りるわ。細かい映像データも必要でしょ。...勘違いしないでね。ネオイクス。作者を皆殺しにして粛清したい気持ちに変わりはない。今回はギルスの希少データを確保したい事と、単純に死にたくないだけだから。理由は。これでも妥協してんのよ?」
鏡院長「...毒は権利者...君や篠崎さんにのみ効く毒らしい。普通の人間や作者のネオイクス君には毒性が無いから手術関連は問題ないそうだ。それとネオイクス君、特効薬の件は感謝するよ。協力してくれる皆にも私から服用する様に言っておく。...っと、もしもし。ああそうだ。これから始まる手術関連が新型の病で下手に執刀すると病院関係者にも二次感染が起こる危険なモノらしい、だから...」

そして、院長は僕から受け取ったギルスの特効薬を服用し、瓶を白衣のポケットに入れ、携帯電話を取り出して連絡を入れ始めた。手が空いた研修医や看護師数人に頼んでセンの手術関連の人払いに協力してくれるそうだ。セットで特効薬も人払いに協力してくれる全ての関係者に服用してくれると言う。これで執刀するメンバー以外の病院関係者への二次災害は抑えられそうだ。

*過去回想終了

ネオイクス「...残念だったね。ユマさんの世界でも新種ウィルスや新型の病原菌、あり得ない悪性腫瘍...ギルスみたいなヤバすぎるモノの研究や監察もやってるんだ。」
??=ギネ「ンのクソ作者...!及び全面的にナメきった真似をしやがったな同胞。テメェみたいナ半分異端」
ユマ「...貴様も人の事言われへん行為やらかしてる異端者やろ、違法な種類の麻薬や毒や病原菌を別世界に持ち出しして人体実験までしてたやん。後処理が中途半端だったせいか証拠は充分過ぎるほどある。実刑は免れへんと思え、へたれた×××垂らした×××××野郎が(^ω^#)」
飛彩「...」
<平静ながらもユマとギネにドン引き

禁止ワードの”同胞”、”異端者”のせいかユマさん相当な汚い言葉。りゅーとさんの本気のマジギレ並みに背筋が凍るよコレ((((;゜Д゜)))))))

ギネ「女の子なのにそういう汚い言葉遣いなんて。おお怖い怖い。生まれて来てから今までずっと受けてきたあらゆる理不尽や不条理からお前は権利者に選ばれたが、残虐行動や血を見る行為や殺人を平気で出来るとか、幾らか人の良識を失ったらしいな。だからエグゼイドまでの平成仮面ライダーやジャンプ系のヒーロー軍団やガンダム軍団と全面戦争しようとするのも悪くないと言い切れる、自分がクズで嫌いで早く死にたいとしか見れない、人間が嫌い、特に男は全て嫌いでケダモノ以下のクズとか...古い頭した両親の脳みそをかち割ってすげ替えたい、とかそんな捻くれねじくれキチガイでドロドロな病んでる中身じゃ女として見られる事が無いよな。残念女。そウソウ。ネオイクス...」

映像だから分からないけどあの暴露でユマさんは無表情だがめちゃくちゃ怒ってる。そして僕への罵倒も入れて来た。

ギネ「毎回毎回毎回毎回ダメ出しとお仕置きに関するコメントオタク王子様だからこそユマに作者失格のレッテル貼られちまうんだぜ?見殺しにされそうにだってなるんだ。力だってトリコロシティのあの際みてぇに面倒見てた患者に襲われる、なーんて絶望要素込みで奪われたのに?幾らあの女の世界では医学才能があるとはいえコレらで全面的に台無しだよなー。ユマ達は本気でテメェを見殺しにしようとしてた。りゅーとやMAHOKOやユリカや昴も呆れ果てていた。つかキレテタナ、あはははは...トーチも反省してないですねー、ってコメント言うのも分かるぜ。イヒ、ヒヒヒヒッ」

僕も隣の飛彩も悪趣味な闖入者の罵倒に平静を保つことしか出来ない。...正直いい加減にしろ(怒)

ギネ「まあいいや、話戻してどうしようか。私の可愛いおチビちゃん達の事ー。周辺の街にばら撒いてバイオハザードもどき起こそうとしたんだけ...?や、やめろ、ケツァル女史がマーリンにやらかした風コブラツイストとぱっつぁん風味な鼻フックデストロイヤーは嫌だってばよーーーー!?」

しおしおしおしお...ベチャ
<キリアキ、元の小さな死骸になってしまう

唖然とした僕と飛彩。急に何だ?相手の通話中に何らかの不測事態があったみたいだけど(・_・;

ネオイクス「へ?キリアキが元の死骸に...どういう、訳?」
ユマ「はい、はい。了解。...ネオイクスさん。余計な事項となりますが...場所を移しましょう。後処理の作業終えてから直にお話します。そして飛彩、センとあの化け物の件で大事な話がある。勤務終了後はすぐCRに。...逃げてもええけど、何処逃げてもウチには無駄やぞ」
飛彩「...!」

僕へのあの不測事態絡みの話の場所指定と...仮面ライダーブレイブに対して平静ながらもとても冷えきった声色。その後、別な場所でユマさんから聞いた話ではあの悪趣味な通話をしてきた異端者...ギネはあのメッセージが途切れた前後ですぐ拘束された模様。頭が回るが所々後処理で甘い輩だったらしい。後日、ユマさんの世界で有効な特効薬も完成、ギルスの手術技術も確立。バイオハザードは寸前で止める事が出来た。

ネオイクス「(ただ...何で鏡先生を呼んだんだ、あの人が何かしたのか?)」

そして、彼がユマさんと無理やり契約させられて正規契約者になった話は数日後、ここを訪問した際に本人から聞いた。あのユマさん絡みの暴露を偶然聞いた事も理由だが、もう1つ...”詳しく話せないが契約して黙らせないといけない理不尽な理由”があったらしい。

次の作者、ヒントは”禍罪”

Re: ep2裏側より ( No.208 )
日時: 2016/12/31 12:02
名前: YUMA (ID: w32H.V4h)

個別エピローグ・それぞれの結末(その2)・5

ここからは短めのエピソードが多い

14.作者鬼藤樟葉と未来の可能性

某日、白百合邸書斎

鬼藤「私の未来の可能性って、どんなのあるんですかー!(`・ω・´)」
サフィラ「こら、作者。あの際ブッ壊れてたとはいえ首をはねた相手になんて態度だ(・_・;」

おげんきな禍罪の作者。ユマは彼女の対応は別に気にせず、質問へ答えた。

ユマ「まず、未来の可能性とはどんなモノなのかをお話しします。もう存じてると思いますが、今以降に覚える、習得するモノを月輪の力を用いてある程度再現する事全般が”未来の可能性”です。」

ただし、未来の可能性を再現する不可能を可能にする加減は作者の月輪適性や能力、特技にもよるらしい。ユマの場合はチートな事も可能だが、作者...特に一般作者レベルでは容量という限界もある。

ユマ「鬼藤さんは...そうですね。泡の魔法を用いて泡を考えなく1個出してみて下さい。ヒントのみ与えましょう。」

で、鬼藤は泡を出して浮かべてみた。すると...

ふよふよふよふよ...パチン。

なんと、ユマの元に行って体に触れた途端、泡はそのまま割れて消えた。

ユマ「コレでいいでしょう。これだけで最低1つは派生が出来ますぜ?」
鬼藤「え、これだけがヒントですか。ちょ、厳しい(・_・;」
サフィラ「当たり前だろ作者、質問してる相手はユマさんだぞ。簡単に教えないと思う。」

鬼藤にはあえて教えなかったが、さらにヒント。他の作者に対してもユマの時と同じように使ってみよう。最低1つと言ったが...実は別口で他にもう1つ、合計2つ派生出来る。

ユマ「さて、鬼藤さんはシミュレーションを行うらしいな。ん?誰か来たみたいだが。」
<シェイドからのメッセージを見ている

次は男性作者


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