二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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SNS的(非)日常観察日誌2
日時: 2017/09/28 00:00
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28385

初めまして又はこんにちは、抜間さんです。新しい「SNS的(非)日常観察日誌」に来てくださりありがとうございます。初代スレッドが満スレになったのでこの二代目スレに突入しましたが、初代同様相変わらずマイペースにやっていきますので今後ともよろしくお願いします。
なお、初代スレには参照のURLから飛ぶことができますので、初見の方や過去作を見返したいという方はそちらをぜひどうぞー。


更新日:9月27日


〈もくじ〉

キャラプロフィール >>1

【長文】
・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』

・『わすれなぐさ』
Ⅰ:偶然は運命の始まり >>39-45
Ⅱ:束の間の平和 >>50-55
Ⅲ:錆色の雨 >>71-79

【短文】
特に意味のなさすぎる日常小ネタ >>2-7
初代スレからのサルベーシ集 >>18-21
寺坂竜馬殺人事件 >>59-61
スカッとする(はずだった)話 >>86-94
「I love you」の伝え方 >>125-129
イナギャラで銀魂パロ >>155-157
バグズパニック!(前編) >>164-169 ←NEW!

【SNSラジオ】(不定期更新)
※第1回〜第10回は初代スレ参照
第11回 >>138-141

【その他】
突発質問コーナー① >>115-116


〈タグ〉
スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で スマブラ四天王 クロスオーバー ギャグ カオス コラボ 裸族 NL オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意

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スカッとする(はずだった)話 ( No.91 )
日時: 2016/12/26 21:45
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


case3: 電車で妊婦さんに席を譲ろうとしたら知らないDQNに横取りされた


アナウンス『間もなく、4番線から電車が発車します。危ないですから、黄色い線までお下がりください。間もなく、4番線から…』


カルマ「よっと、到着!はぁ、はぁ…何とか間に合ったね…」
瞬木「ああ、ギリギリセーフだったな…間に合わなかったらどうしようか焦ったぜ…」



とある休日の昼下がりのこと。この日、ギャグカオス組のオフ会に向かおうとしていたカルマと瞬木は、任天街大型ターミナルから目的地に向かう電車にほぼ駆け込み乗車同然で乗りこんでいた。

瞬木「あと少しで出発…っと。こういう時鍛えておいてよかったと思うよな」
カルマ「うん。にしても、電車だいぶ混んできたね…もう座れそうな所といったら、優先席くらいしかないよ?」
瞬木「まあ、無いよりはマシだろ…ふぃー、疲れた…」

ホームをダッシュで走った甲斐あって、出発まであと1、2分くらいといったギリギリのところでなんとかお目当ての電車に乗れた二人。だが、その分電車に乗り込んだ途端に安心感から疲れがどっと押し寄せ、息を整える合間にも額からは汗がじんわりとにじみ出ていた。
汗をぬぐいながらどこかの席に座って休めないかと辺りを見渡し、座れそうな場所を探す。すると、ちょうど優先席が二人分だけ空いていたのを見つけたので、これはラッキーと思いつつ二人は小走りで駆け寄った。


瞬木「ちょっと気は引けるが誰も座る奴がいねーなら座ろうぜ…ん?」
妊婦「よかった…間に合ったわ。ふぅ…疲れた…」


と、そこへ大きなお腹を抱えた女性がよたよたと電車に乗り込んできた。
おそらく臨月間近の妊婦であろうその女性も先ほどまでの二人同様に急いで電車に乗ってきたのかはぁはぁと息を切らしており、持っていた大きなバッグを床に置いて壁にもたれかかる。

妊婦「はぁ、はぁ………」
瞬木「なぁカルマ、あの女多分妊婦だよな?」
カルマ「大きなお腹、ウエストを締め付けないゆったりとしたワンピース、でっかいマタニティバック…妊婦以外に何があるのさ?タイミング悪いね−。瞬木…あんたならこういう時どうする?」
瞬木「どうするもこうするも、んなもん聞かれるまでもねーだろ?」
カルマ「だよねー、俺、あんたのそういう察しのいいところ嫌いじゃないよ」

二人は妊婦と優先席を交互に見比べてほんの一瞬だけどうしようか戸惑ったが、そこは普段はカオスを撒き散らすとはいえ弱い者いじめを嫌うカルマと母親思いの瞬木、お互いに目を合わせると優先席に座らずに妊婦に声をかけた。


瞬木「なぁそこの妊婦さん、ここ…よかったら座れよ。妊婦って腹がでかいから立ちっぱなしはつらいんだろ?」
妊婦「え!?そんな…そこは貴方達が座ろうとしていたのでは…?」
カルマ「いいっていいって。若くて体力の有り余っている俺達が座るよりは、赤ちゃん育てるのに沢山体力を使っているあなたが座った方がお腹の赤ちゃんのためにもなるよ」
妊婦「…ええ、ありがとう。あなた達優しいのね」

妊婦はにこりと微笑みながら深々と頭を下げ、カルマと瞬木に心から感謝をする。そんなカルマ達の様子に、周りにいた人々も「見た目によらずいい子達だなぁ」と感心したような目を二人に向けていた。



だが…………





妊婦「では、お言葉に甘えて座らせてもら「よっし間に合った!!あ、ラッキーここ座れるじゃん!!!」「マジで!?座ろうよ!!」きゃあっ!!!」
カルマ&瞬木「「!!!?」」




何と妊婦が席に座ろうとしたまさにその時、駆け込み乗車をしてきた二人組の若い女が妊婦を突飛ばして席を横取りしてしまったではないか!!?


女A「あー、よかったねー!うちらチョー疲れてるから座れないとかマジで地獄だし!!」
女B「だよねだよねー!いやー、都合よく席があってラッキーだったわ!」
瞬木「おい、大丈夫かよあんた!?」
妊婦「あいたた…いきなり誰かがぶつかって…;」
カルマ「……随分非常識なことをするねいやはや……」

瞬木は突き飛ばされて倒れた妊婦にとっさに駆け寄りゆっくりと立たせ、カルマは転がり落ちたバックを拾って妊婦に手渡す。だが、当の突き飛ばした女達は一同を無視した上に二人でペチャクチャと雑談をする始末であった。

瞬木「…おいカルマ、こんな公共の場でこんなことを言うのも何だが、状況が状況だしそのアバズレ共に一言言うくらいならバチは当たらねーよな?」
カルマ「だよねー、俺も同じこと思ってた。ちょっと言ってやろうか?」
妊婦「え……。あの、私なら大丈夫だから無茶は……」

妊婦を突き飛ばしておきながら謝罪の一つもしない女達のあまりの非常識さに顔に青筋を立てるカルマと瞬木。その中学生とは思えない極悪面にギョッとした妊婦が慌てて止めようとするも二人の怒りは収まるわけもなく、妊婦を制すと顔に青筋を立てて悠々と優先席でくつろぐ女達をギロリと睨み付けた。

カルマ「いや、あんたがよくても俺達の気がすまないよ……。ねぇそこの人達、ちょっといい……話があるんだけど?」
女A&女B「「!!」」
カルマ「その席は優先席な上に、たった今俺達がこの妊婦さんに譲ろうとしていたところなんだけど?よく平気な顔をして座れたものだよね?」
女A「は?」
カルマ「は?じゃないよ……。しかも何?さっき明らかにこの妊婦さんを乱暴に突き飛ばしてたよね…この人のお腹が大きいのが見えなかったの?明らかに優先席を使うべき人がいるのに居座りつづけるのはあんたらのその厚かましさとバカさ加減に免じて10000歩譲っていいとしても、突き飛ばしたのはよくないよね?下手したら妊婦さんは危うく大惨事だったんだよ。せめて謝罪の一つでもしたらどうなのさ??」
女A「……」
女B「……」
瞬木「……おい!!このクソアマ!!さっきから黙ってねーで何か言ったらどうなんだ……」





女A「Hey, do you know what you, these Funny men of the head say?」
女B「No, I never know what they say! In the first place we do not do any bad thing. However, it is not what except the nuisance to accuse it unjustly! I want you to go there early!」
女A「Be fagged out quickly!!」
妊婦「え…?」
瞬木「……は!?」





何とこの女達、二人を一瞥した途端に英語で喋り始めたではないか!?先ほどまでは確かに日本語でペチャクチャと駄弁っていたはずなのに、突然のこの掌を返したような切り替えは何なのか…。

スカッとする(はずだった)話 ( No.92 )
日時: 2016/12/27 00:34
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


英文は翻訳サイト使ったので文法的におかしいところあるかもですが、細かいところはスルーしてくださるとありがたいです;



どうやらこのクソアマもとい非常識女達は、英語で会話することでこの場をしらばっくれようとしているようだ。事実、椚が丘中トップクラスの成績保持者であるカルマにはともかく、瞬木は会話の節々にある単語しか聞き取れないため、飛び交う英単語にどうしていいかわからず、ハテナマークを飛ばして戸惑うばかりである。

カルマ(…そういうことね。つまり、英語で喋って日本語を分からないふりをしてしらばっくれようってことか)
瞬木(よりによって英語かよ…なぁカルマ、こいつらの言うことわかるか?;)
カルマ(直訳すると、「こいつらなにいってんだよwwwあたしらはなーんも悪いことしてねーってのさっさと失せやがれwww」みたいなことを英語で捲し立ててるよ。まあ、俺に言わせれば日本語混じりのへったくそ極まりない発音だけどね?ビッチ先生が聞いたらダメ出しの嵐だろうねーこれ)
瞬木(へいへい、どうせオレはあんたと違って万年追試常連者だっての;)
妊婦「え、これって英語……?でもさっき、確かに日本語でしゃべってたはずじゃあ……?あのー…「Shut up!」「ーー!!あっぶね!!(ドカッ!!)」ひっ!!?」
カルマ「瞬木!!?」

と、何とこの女達それだけでは飽き足らず、流石に呆れて文句を言おうとした妊婦に逆ギレし、膨らんだお腹を殴ろうとしたではないか!!幸いにも不穏な動きを察した瞬木がとっさに妊婦をかばったために無事だったが、下手したらただではすまなかっただろう。これには妊婦や周りで様子を伺っていた一般の乗客達もただただ口をあんぐりさせるしかない…。


瞬木「いって−、腹にクリーンヒットかよ…んだよこの女どもは!!おいあんた、大丈夫か?腹に違和感とかは……;」
妊婦「え、ええ、なんとか大丈夫よ…かばってくれてありがとう……」
サラリーマン「え?あの女達、妊婦を突き飛ばした上にあそこまでするか…?;」
子供「ねぇねぇママ、あのお姉ちゃん達は外人さんなの?」
主婦「いいえ、わざと外人さんのふりをして嘘をついているのよ。あんな大人になっちゃ駄目よ?」
瞬木(……カルマ、このクソアマ共どうするよ?あんたはともかく、俺は英語はからきしだし何にも言い返せねーぞ。それに、ここは電車だから迂闊に荒々しいことは出来ねーし…)

瞬木は、立ちはだかる言葉の壁とここが電車の中であることに、果たしてこの女達をどうしたもかと頭を悩ませる。しかし、一方のカルマはにんまりと悪どい笑みを浮かべたかと思いきや瞬木に目配せをしてきたではないか。

カルマ(大丈夫、俺に考えがあるよ。瞬木、あんたは英語とか日本語とか深く考えずに適当に俺に話を合わせてくれればいいからさ♪)
瞬木(…?)

意味ありげに笑うカルマの言葉に首を傾げる瞬木。よく分からないが、ずば抜けて賢い彼のことだからこの女達をギャフンと言わせる何かいい考えがあるに違いない…そう判断した瞬木は、カルマの言うとおりにアドリブで適当に相槌を打ってみることにした。



瞬木「…はぁ、しょーがねーな。おいカルマ、こいつらにはどうやら英語しか伝わらねーみたいだぜ?」
カルマ「そうかなー?さっきまで確かに日本語でペチャクチャお喋りしていたと思ってたんだけど……ちょっと他の言葉で試してみる?(スタスタスタ…)」
妊婦「え?あの、そちらは優先席…彼は一体何をするつもりでしょうか…?」
瞬木「さあね。オレにもわかんねーが…まあ、あいつのことだからさぞかしいい作戦なんだろうさ」

台詞に合わせてカルマはアドリブをしつつ、そのままスタスタと女達の座る優先席まで歩み寄っていく。そして瞬木と妊婦が息を呑んで見守る中、カルマは女達の目の前でピタリと立ち止まった。果たして彼の考えとは……?



カルマ(今だ!!耐えられるものなら耐えてみなよ…!)







カルマ「バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカry」
瞬木「ブッファーーー!!!wwwwww」
女A「!!?」





はい、めっちゃくちゃ単純でした(爆)。えー、カルマが何をしているかを一応説明すると…女達に近い位置に立ったカルマが他の乗客の迷惑にならないように彼女らにしか聞こえない声の大きさを保ちながらひたすら「バカ」を連呼し始めたのである。すいません、やってることが小学生レベルなんですが?

瞬木「なるほど、そういうことかwwwやっぱあいつ頭の出来が違うわーwwwまあ確かに、本当にあいつら英語しか分からねーなら「バカ」って単語の意味も知るわけねーもんなwwwww」
妊婦「言いたいことはなんとなく分かるのですが、あの赤髪の方の口の動きが早送りみたいになっててちょっと怖いのですが…しかも女性を見下ろすあの目から狂気を感じる…;」
女A「……(プルプル)」
女B「……(プルプル)」
カルマ「…うーん、ダメかぁ。やっぱり日本語じゃなくて英語じゃなきゃ伝わらないのかもねー?」
瞬木「…だったら、試しに英語で話しかけてみよーぜ?今度はオレがやってみていいよな?」
カルマ「いいけど…あんた英語わかるの?」
瞬木「任せろって!見てろ〜……」

女達は突然のバカ連呼に一瞬ピキリと顔を引きつらせはしたが、なんとか堪えてシカトを決め込もうとするようだ。この姿に、瞬木はすぐにカルマのやろうとしている事を理解すると、笑いを必死に堪えながら女達の前に歩み寄り、口を開き…






瞬木「クソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチry」
カルマ「ちょwwwwwwwww」
女A&女B「「」」







はい、赤い悪魔に続いてこのダークサイドもやらかしました。いや確かにその程度の単語ならお前でも分かるだろうけどwwwカルマ同様声の大きさは気を遣っているとはいえ、女達には丸聞こえだからさっきから顔に浮かんでいる青筋半端ないぞwwwwww


なにこの精神攻めwww

スカッとする(はずだった)話 ( No.93 )
日時: 2016/12/26 19:46
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)


カルマ「瞬木あんた最高だよwwwファーwwwwwwwwww」
女A「……(##^ω^)ピキピキィ…」
女B「……(##^ω^)ピキピキィ…」

こんなことをされるのは相当の屈辱なのか女達は顔を茹で蛸のようにしながら瞬木とカルマをギリリと睨みつけるが、カルマも瞬木も声を抑えているので、端から見れば女達の前に立ちすくむ二人の男と、顔を真っ赤にした二人の非常識女(と、それを困り顔で遠巻きに眺める妊婦)にしか見えない。

瞬木「クソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチクソビッチ…」
カルマ「待って瞬木!さすがにそれだと相手には伝わらないんじゃない?」
瞬木「ん?」

と、ここで大爆笑していたはずのカルマが突如として瞬木にストップをかけた。瞬木も目をぱちくりさせる。彼の発したクソビッチの一体何が問題なのか…いやまぁ、まず人に対してクソビッチ連呼って時点で色々おかしいんだけれどもね?


瞬木「伝わらない?どこが問題なんだ?だってビッチって英語なんだろ?あんたの所の英語教師も言ってたじゃねーか」
カルマ「問題大ありだよ!だって…」







カルマ「「ビッチ」はともかく「クソ」は英語じゃないから伝わらないって!!」
瞬木「そうだったぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!オレとしたことがなんたる不覚!!!」
ナレーション「そwwっwwちwwかwwよwwwwwwwwww」
女A&女B「「(´°ω°`)」」


おいwww何かと思えばそっちにツッコむのかよお前はwwwいやまぁ確かに言われてみればそうなんだけれどもwwwwww


瞬木「やっべー、うっかりいつものノリでクソビッチって言っちまった…こいつら日本語分からない(笑)から日本語を使ったら失礼だよな?じゃあ気を取り直して…ベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチベリービッチry」
カルマ「いやいやいやいや俺が言いたいのはそういうことじゃないwww厳密に言えばベリー(very)は形容詞や副詞を修飾する言葉だから名詞であるビッチにつけたら文法的に変なことになるんだけどwwwまあ、母国語が英語なのか日本語なのか分からないこいつらにはちょうどいいのかもねーwwwww」
女A「(#######▼益▼)ピキピキピキピキピキピキ」
女B「(#######▼益▼)ピキピキピキピキピキピキ」

先ほどよりも無駄に発音に気を使ったベリービッチ連呼を始める瞬木と、笑いで割れそうになる腹筋を堪えながら文法のミス(ついでに女達に対する精神攻撃)を指摘するカルマ。もはや優先席の周りではなんとしてでも女達の本性を暴きたいクソガキと、英語しか分からないふりを続ける女達との耐久レース会場と化していた。
…そして、そんなアホなやりとりを続けているうちに、意外にあっさりとその時は訪れた。






「もう限界!!!!ちょっと!あんたらさっきからふざけてるの!?さっさとどっかに消えればいいものを好き勝手言いやがって!?」






女達は顔を真っ赤にしてガタンと立ち上がった!カルマと瞬木による数多の挑発に怒りが抑えきれず、責任逃れをしようとしていた女達の化けの皮がとうとうはがれ落ちたのだ。


カルマ「ふん、やっと化けの皮がはがれたね。やっぱりあの英語はダミーだったんだ?それなら俺達がさっき言ったこともわかってるはずだよね?」
女B「は?なんのことだよ?」
瞬木「しらばっくれるんじょねーよ。この妊婦さんを突き飛ばしたり腹にパンチしようとした件をまさか忘れたとは言わねーよなぁ??」
女B「あー、そんなこともあったっけ?でも、それが何さ?あたし達が座る前にさっさとそこのババアが座れば良かったじゃん?」
瞬木「話聞いてなかったのか?オレ達が席を譲ろうとしていたってちゃーんと話したはずだぜ。それに、無理やり相手を突き飛ばした時点で「先に座ってろ」もクソもねーだろ!?」
女A「あ、そうなんだーwwごっめーん、聞こえなかったぁー!!」
カルマ「…はぁ…あんたらがここまでバカだとは思わなかったよ。瞬木、そんなバカには何を言っても無駄だからやめときなよ。それとあんた達、会話に夢中で落とし物してるけどいいの〜?」
女A「は?…あ、あんた!!それ…!!」

言い争いの最中で意味ありげににっこりと微笑んだカルマの手には、いつ手に入れたのか手帳らしきものが二つ握られていた。それを見た女達は途端に血相を変えて飛びかかってきたが、カルマはひょいと身を翻しながら女達の特攻を避ける。


女A「ち、ちょっと!それあたし達の生徒手帳じゃん!あんたいつの間に取ったの!!?」
カルマ「まあまあ落ち着いてって、俺はただ落ちていたものを拾っただけだよ?ポケットの中にねwww」
瞬木「おまwwwそれ落ちてたとは言わねーよwww」
女B「は!?さっきから散々人を舐めたような態度をとるわ勝手に生徒手帳パクろうとするわサイテーだな!!返せよこのクソが!!!」
瞬木「おい、妊婦を突き飛ばしたり腹を殴ろうとしたりして赤子殺し一歩寸前までやらかしたテメーらの方がよっぽど最低だっつの!いくら何でも、やっていいことも悪いことっつーのがあるだろーが!!」
女B「は?腹殴ったくらいじゃあガキはくたばんねーよ!くたばったとしてもガキを守る母親が打たれ弱いもやし女なだけの話だろーがよ!あたしらはなーんにも悪くねーし!」
妊婦「そんな…!?ひ、酷い……赤ちゃんが死んでいたかもしれないのにそんな言い方…!」


いつの間に手帳をスったカルマに食ってかかる女達と、女達の暴言に負けじと言い返す瞬木の怒鳴り声ので電車の中は一触即発状態に。しかも最悪なことに女達が妊婦に対してあまりにも身勝手かつ差別的な言い方で罵倒するものだから、場の空気はさらに悪化する一方であった…。
…だが、この後カルマが放った衝撃の一言によって、今にも大乱闘に発展しかねなかった雰囲気が一瞬で収まることとなった。


なぜなら……

スカッとする(はずだった)話 ( No.94 )
日時: 2016/12/26 00:26
名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)

カルマ「妊婦さん、そんな女のいうことなんて気にしなくてもいいよ?…いやぁ〜、それにしても偶然だねぇ?」
女B「は?何が偶然なんだよ?」
カルマ「だって…」








カルマ「さっきから非常識なことばっかりするから一体どこの底辺校かなーと思って手帳を見てみればまさかの椚が丘、しかも三年A組だったなんてさ?奇遇だね、実は俺も椚が丘中、しかもエンドのE組なんだよねぇ〜? あまりに衝撃的だったから思わずうちの担任に電話して浅野理事長に繋いでもらっちゃった☆(ポケットからスマホ登☆場)」
女A&女B&妊婦「ゑ?」






すいません、ここにきてとんでもない核弾頭が放たれました。カルマのカミングアウトに一同が一斉に彼に注目すれば、その右手にある女達の手帳には椚の実を象った校章が確かに刻印されており、左手にあるスマホには「通話中」の文字が浮かび上がっていた。しかもこの悪魔、ご丁寧にスマホを最大音量のハンズフリーモードにするという徹底ぶりである。…言いたいことは多々あるがとりあえず、お前どのタイミングで電話をしたんだ?もはや手さばきが中学生のものじゃねーぞこれ。


カルマ「…というわけで、浅野理事長サン、聞こえる〜?」
浅野『聞こえてるよ。全く、君達の化け物担任がいきなり押しかけてきたから何事かと思いきや、まさかこんな騒ぎになっていたなんてね…。赤羽君、後でそこの妊婦さんの連絡先を聞いておいてくれないかな?後日僕から改めてお詫びを入れさせていただくよ』
女A「浅野理事長って、え……まさかあんた椚が丘だったの!?;」
女B「……待って、制服じゃなかったから気づかなかったけどまさかこいつ、学校で一番の秀才兼不良って噂の、あの赤羽カルマじゃない!?;」
瞬木「ちょwwwまさかDQN女が椚が丘中だったとはなんつー偶然だよwwwこれお先真っ暗じゃねーかwwwあ、一応言うけどオレは違うからな妊婦さん?」←海王学園
妊婦「あの、椚が丘中って確かあの都内有数の超名門進学校よね…?まさか、そちらの親切にしてくださった赤毛の男性はともかく、私を突き飛ばした女性の方もそうだったなんて……しかもお電話の相手って、そこの理事長さんなのよね?;;」
カルマ「そうだよ。ちなみに、「あんたらさっきからふざけてるの!?さっさとどっかに消えればいいものを好き勝手言いやがって!?」辺りから電話は繋がってたよ。いやー、上手いこと挑発に乗ってあんたらが自滅発言を連発してくれてよかったよwww」
瞬木「待てwwwお前あの流れでいつの間に電話かけたのかよwwwファーwww」

電話の相手がまさかの椚が丘中の化け物理事長こと浅野學峯だったことに、女達も妊婦のみならず、電車にいた他の乗客達も戸惑いを隠せない。特に女達は先ほどまでの挑発体制はどこへやら、一気に顔を真っ青にしてガタガタと震えだした。


女A「………;」
女B「………;」
浅野『やれやれ、赤羽君は相変わらず予想外はことばかりやってくれるね。…さてと、話は聞かせてもらったよ?○○さんに△△さん。どうやら、一般人…しかも妊婦相手に大層な無礼を働いたみたいだね?』
女A「えっと、これはその……;;」
女B「違う…あたし達は何もしていな………;;」

女達が必死に言い訳を考えて挙動不審になるが時既に遅し、彼女達の言動は電話によって全て理事長に筒抜けとなっているのだ。しかもカルマ同様に三年生で進学に大切な時期であるにも関わらず、DQNとしか形容しようのない行為といい先ほどの妊婦の腹にパンチをしようとしたことといい、その行動や発言は極めて悪質極まりない。

…皆さん、もうおわかりですよね?そう、こんなことをした女達は…





浅野「椚が丘中の生徒がこんな非常識なことをするなんて非常に残念だよ…。しかもデータを調べてみたら君達、福祉系の高校に進学を希望しているみたいだね?誠に残念だけど、君達みたいな社会的弱者を労れない、むしろ障害事件一歩手前の悪質な行為をした生徒にいい内申点なんてあげられないし、ましてや素知らぬ顔して福祉系に進学しようだなんて聞いて呆れるね。…というわけで、後日保護者を交えた進路についての三者面談をしようか?」
女達「「」」
カルマ&瞬木「「ざwwwまwwwあwwwm9(^Д^) プギャー!!」」





……後日、浅野理事長は「この度はうちの生徒がご迷惑をおかけしました」と妊婦に直々に謝罪をした上で、病院の検査費用を全額負担することと女達には椚が丘側で厳正かつ適切な処罰を受けさせることを提案、妊婦もそれを承諾したことでこの事件は丸く収まることとなった(幸いなことに、お腹の子供は無事だった)。
カルマと瞬木は事の経緯を聞いた殺せんせーと円堂から「気持ちはわかるが電車の中で騒いだのはちょっとやりすぎだ」とお説教をされたくらいで大きなお咎めはなし。対して女達は保護者を交えて行われた三者面談にて、推薦入試で決まっていた福祉系高校の内定取り消しとA組からD組への格下げという厳しい処分が下されたが、そのことで女達に同情する者は誰一人としていなかった。




今年最後の更新がクリスマスもくそもない話ですみません;でも書いてる側としては普段あまり書かないDQNや久々の裸族や裸族パフォーマンスを沢山かけて結構楽しかったですハイ。
そんなこんなで色々ありましたが、カキコの皆様、今年も一年お世話になりました。来年もどうぞ抜間さんとSNS団をよろしくお願いいたします。

感想おK。皆様、よいお年を〜!





CASE:おまけ

前原「たまに思うんだけど、何で女って胸の大きさですあーだこーだ言うんだ?そりゃあデカイ方がステータスっちゃあステータスだろうけど、小さいからって別に死にはしないんだからいいじゃないかwww」
茅野「じゃあ前原はチ〇コの長さが今の半分以下になっても文句は言わないって誓える?「うわーwwwなにこのアルトバイエルンサイズはwwwちっさwwwマジで男としてないわーwwwファーwww」って彼女に言われても我慢出来る??」
前原「ごめんなさい俺が悪かったですマジですみませんでした許してくださいOTL」

Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.95 )
日時: 2016/12/25 23:01
名前: YUMA (ID: nAia7yCz)

ユマです。お久しぶりですね。

ユマも長いスランプだったから分かります。今、今年最後の仕上げ更新の準備なうです。

本題になりますが...

Case1>
嗚呼、いますよねこんな奴ら。人様の家の前で何て事を...!

そして、裸族が。毛糸のアレは本当あきませんって。風邪ひかん様にして下さいな(>_<)

で、新技とピコ太郎ネタがwwwwおじさんのきんのたまはユマの腹筋的に止めてwwww

そして不法駐車犯。お前らの事は0.5秒だけ忘れないから。全裸にされて裸族バイクは当たり前の処刑と思え。

余計な事項ですが...夏場より冬の方が生の食べ物が痛まないので昨日のみそ汁を明日の朝飲めるからなぁ。

Case2>
これは酷い。ナンパ男の相当なキモさでドン引きしました。さらに思い込みが激し過ぎ。それを追い払ったゼルダも凄いです。

こんな輩とあったらオール無視して逃げるのが最適ですな((((;゜Д゜)))))))逃げ手段も考慮しとくべき?

Case3>
こんな時はちゃんと妊婦さんやお年寄りには優しく席を譲るのがマナーですが...想定以上に最低な輩を見ました。いや、英語分からんから。

及びカルマ君のバカ連弾と瞬木のクソビッチ連弾で撃退もあかんでしょwwwww

そして放たれた核弾頭...同じ学校の学生だった衝撃のネタと浅野さんの暴露電話。いつの間にやったんだよ。手際が怖いぐらい良過ぎ((((;゜Д゜)))))))

おまけ>
女性にそれは駄目だろ(怒)とりあえずボインちゃんに萌えとかひんぬー萌えもロリコン萌えもいるんだ、そこらへんに(ここから先はケチャップで読めない)

*で、ではお目汚しコメ失礼いたしました、よいお年を。


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