二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- SNS的(非)日常観察日誌2
- 日時: 2017/09/28 00:00
- 名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7/index.cgi?mode=view&no=28385
初めまして又はこんにちは、抜間さんです。新しい「SNS的(非)日常観察日誌」に来てくださりありがとうございます。初代スレッドが満スレになったのでこの二代目スレに突入しましたが、初代同様相変わらずマイペースにやっていきますので今後ともよろしくお願いします。
なお、初代スレには参照のURLから飛ぶことができますので、初見の方や過去作を見返したいという方はそちらをぜひどうぞー。
更新日:9月27日
〈もくじ〉
キャラプロフィール >>1
【長文】
・『サバイバルとカオスとバカは紙一重』
・『わすれなぐさ』
Ⅰ:偶然は運命の始まり >>39-45
Ⅱ:束の間の平和 >>50-55
Ⅲ:錆色の雨 >>71-79
【短文】
特に意味のなさすぎる日常小ネタ >>2-7
初代スレからのサルベーシ集 >>18-21
寺坂竜馬殺人事件 >>59-61
スカッとする(はずだった)話 >>86-94
「I love you」の伝え方 >>125-129
イナギャラで銀魂パロ >>155-157
バグズパニック!(前編) >>164-169 ←NEW!
【SNSラジオ】(不定期更新)
※第1回〜第10回は初代スレ参照
第11回 >>138-141
【その他】
突発質問コーナー① >>115-116
〈タグ〉
スマブラ 暗殺教室 パズドラ イナズマイレブンGO 蒼い世界の中心で スマブラ四天王 クロスオーバー ギャグ カオス コラボ 裸族 NL オリジナル設定満載 キャラ崩壊要注意
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- バグズパニック!(前編) ( No.166 )
- 日時: 2017/09/27 23:21
- 名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
オリマー「アリですか…まあ、確かにこの季節は餌を求めて活発に動き回る時期ですからね。でも、どうしてまた急に屋敷に来るようになったんでしょうか…?」
ピーチ「それはこっちが聞きたいわ。今までスマブラにいてこんなこと一度もなかったのに、ここ数日になって急にわらわらと出だしたのよ」
アリの出所を探ったところ、どうやら近くの花壇のどこかに作った巣からやってきているらしい。オリマーはここのところ食事当番になっていなかったので知らなかったが、最近ガーデニング中によくアリを見るようになったのはそれだったのか、と一人ごちる。
ルフレ「まあ、あんたは趣味のお菓子作りで砂糖や蜂蜜をかなり使うもんな。アリに対するストレスもそりゃあ溜まるよな;でもだからって、フライパン乱舞は明らかにやり過ぎだからな?」
ピーチ「それは申し訳ないと思ってるわ;勿論キッチン管理担当のみんなともどうにかしなきゃって相談してるわよ?でも、相手が虫なだけに対策がなかなか難しくて…。スマブラ歴が長いリンクやルイージもこんなことは初めてだって言ってたし」
オリマー「うーん、でしたら市販のアリ退治薬は試してみましたか?ほら、毒入りの餌でアリの巣をコロリして巣ごと全滅させる置き餌とか、家の周りに撒いてアリを寄せ付けないようにする粉末とか」
ピーチ「試したけど、全然効果がなかったわ。粉末を撒いてもいつの間にか抜け道を見つけて侵入しているし、殺虫成分入りの餌も持ち帰ろうとすらしなかったの …どうやら相当警戒心が強いみたいね;」
もちろん、台所の管理担当者達もこの事態を重く見ており、アリが入りそうな隙間を塞いだり見つけたらその場で駆除するなどの対策をしてはいるが、すぐに別の隙間を見つけたアリが侵入してしまう上に市販のアリ撃退グッズもまるで効果がなかったという。しかもアリの巣があるであろう花壇はガーデニングが得意な面子の植えた花が所狭しと咲いており、広さも如何せんかなり広いので闇雲に掘り返して巣を探すわけにもいかないのだ。
オリマー「まあ、虫に限らず生き物は周りの危険や環境に合わせて知恵をつけていくものですしね…恐らく今回のアリは手強いですよ?;」
ルフレ「要するに打つ手なしかよ……はぁーあ……;」
もはや八方塞がりとなった現状にがっくしと項垂れるオリマーとルフレ。それからルフレは疲れたようにはぁとため息を溢すと、ぽつりと呟いた。
ルフレ「それこそ、俺らが直接アリになって巣を探し出して直接潰すとかしかできないだろうな…
………ん?」
果たして今の言葉のどこに何を思うところがあったのか、ルフレは自身の放った台詞を何回も口の中で反芻し始めた。そしてしばらくの間ぐるぐると忙しなく頭の中で思考をめぐらせていたと思いきや、いきなりバッと顔を上げてある一点を凝視した。その様子を黙って見ていたピーチもどうやらルフレの意図に気づいたらしく、彼と同様にしてそちらに顔を向ける。
期待のこもった眼差しでただ黙ってじいっと見つめるルフレとピーチ。その視線の先にいたのは……
オリマー「…………え」
羽ピクミン「?」
オリマー「……」
ブラピ「ひっこぬかーれてーあなただけにーついていくー♪」
マリオ「今日もー運ぶー戦うー増えるーそして食べられるー♪…ってこれ何年前の歌なんだろうな?それにしても、ルフレも突拍子もない作戦思い付くものだよなぁ」
ブラピ「全くな。あいつの頭の中は一体どうなってんだかな」
オリマー「……」
マリオ「…おーいオリマー、いつまで黙ってるんだ?俺にブラピ、何よりピクミン達もいるんだからさ」
ブラピ「オリマー、いつまでへこんでんだよ?もう来ちまったものは仕方ねーんだから気持ち切り替えていこうぜ?」
オリマー「…はぁ…でしたらその前に、僭越ながら一言だけ言わせていただいてもよろしいでしょうか?」
ブラピ「どーぞ」
オリマー「何 を ど う し た ら 私 達 が ア リ サ イ ズ に な る と い う 発 想 に た ど り つ く ん で す か ?」
ブラピ「あんたの場合は久々に元のサイズに戻ったってことでいいんじゃね?」
オリマー「いやいやむしろそれよりも小さいんですけど!?」
…はい、つまりそういう事です。ルフレが思いついた名案…それは要するに「ピクミンがアリみたいに小さくなってアリの巣を探し出せれば数の暴力でなんとかできるんじゃね?」という大変なげやり極まりない作戦である(爆弾投下)。……ってオイ、あんだけ悩んでおいて結局は武力制圧で解決するのかよ!!!??
マリオ「しっかし、ルフレもなかなかに突拍子もない作戦思い付くよなぁ」
オリマー「ええ、全く…ルフレさんのあの目線からして嫌な予感はしていましたが、まさか本当にやるとは。この小さい目線は懐かしいですが、こんなシチュエーションで見たくなかったですよ」
ブラピ「あー、あんたに限らずスマブラではある程度のサイズ補正がかかってるもんなー。でも、まさかガチでやるとはなw」
オリマー「はぁ、もうこうなったら私も腹を括ってピクミンの犠牲覚悟の上でやりますよ!!…勿論、本音を言うなら犠牲0を目指したいところですけどある程度は諦めて妥協します;」
ピクミン達「えー…(;・ω・)」
まあ色々言いたいことはある。あるのだが…もう既に小さくなって花壇に突撃してしまった以上、アリを討伐するまで帰ることは出来ない。マリオとブラピは勿論、オニヨンがない今の状態ではピクミンの補給も出来ないので、オリマーはいつも以上に慎重に行かなければならないことだろう。…命の危機にさらされるピクミンには少し気の毒かもしれないが。
ちなみにピクミンをよく知らない人に説明すると、ピクミンの舞台はオリマー目線で見た地球であり、彼目線では私達の身の回りにある物体が全て巨大なものに見えているのだ。そのためあちらこちらに電球や紙袋や蓮の葉などの物体を利用したギミックが多数存在しており、オリマーはそれらのギミックをピクミンを駆使して進んでいくのである(紙袋をピクミンの重みで潰す、蓮の葉に乗って川を渡るなど)。
なお、今回結成されたアリ討伐部隊のメンバーは、オリマーと彼の相棒であるピクミン(赤、青、黄、岩、羽それぞれ10匹ずつの計50匹)とピーチのSOSを受けて駆けつけたマリオ、それからガーデニング組兼オリマーのサポート役として召集されたブラピの計3人と50匹であり、全員が両手の魔法で約1cm台にまで縮められている。原作だとオリマーの身長は4cmなので、今の一同はそれよりもかなり小さい、まさにアリサイズということになるのだ。
ブラピ「……にしても、普段手入れしている花壇もこうするとなんかおっかなく感じるよなぁ…おわっと!(砂粒に躓いてよろける)」
マリオ「大丈夫か?そういやピクミンにもこんな感じの花が咲いたステージあったよなぁ。いやまぁ、あっちは軽く箱庭みたいな感じかもだが」
オリマー「でもここまでうっそうとはしてませんよ。とちらかと言えば平地の所々にタンポポやクローバーの花が咲いてたり、煉瓦や鉢植えらしきものがある程度ですかね。しかし私はいいですが、皆さんはこういう世界感には慣れてないから大変じゃないですか?」
マリオ「いや、俺もブラピも適応力あるから大丈夫だろ!それにオリマーにピクミン達もいることだしな!」
ブラピ「そうそう、大船に乗ったつもりで行こうぜオリマー?」
オリマー「すいません、まず私以外の二人が両方ギャグカオス組、しかも片方は腹筋ブレイカーでもう片方はクソガキという辺り、大船どころかむしろ幽霊船レベルレベルで不安なんですが?」
ピクミン達「どーかんー」
マリオ&ブラピ「「ドイヒーwww」」
幽霊船レベルに不安な面子はともかくとして、ふかふかの肥料で足元がおぼつかない中を三人と50匹は、軽く雑談や愚痴を交えながら進んでいく。
身長1cmの目線から見た花壇はもはや花壇というよりもどこまでも広がるジャングルそのものであり、無造作に生える雑草や土に混ざる石ころが障害物となって一行の行く手を容赦なく阻んでいた。
- バグズパニック!(前編) ( No.167 )
- 日時: 2017/09/27 23:40
- 名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
……しかし、その時であった。
ヒュウウウゥ……
マリオ「……ん?……なっ…みんな避けろ!!上だ!!」
オリマー「えっ!!?……うわぁーーーーっ!!?」
ブラピ「うぎゃああああーーーー!!?」
ドシーーーーーーン!!!
マリオの声にオリマーとブラピが上を向いたその途端、何と目の前に巨大な丸い物体が迫ってきたではないか!!三人がとっさに回避行動をとって距離をとるや否や、その物体が目の前にドムッと鈍い音を立てて勢いよく落下し、地面にくっきりと跡を残す……。
ピクミン達「#♀*◆!!◎△□$ーーー!!(パニック)」
オリマー「ピクミン達、まずは落ち着きましょう!一度集まって!!(笛を吹く)」
ブラピ「おい、今のはなんなんだ一体!?下手したらオレらまとめてぺちゃんこだったぞ!?」
マリオ「…あっ、見ろ!あれだ!!」
見ると巨大な物体は一度落下して勢いよく弾んだ後、一行のいる地点から少し離れた地点に花をクッションにぽすりと落ちていくところであった。
ブラピ「……なんだありゃ?やけに綺麗な丸だな。…ん?でもあの物体、なーんかどっかで見たような気がすんな……」
???「おーい、多分そっちの方に行ったぞ」
オリマー「……!静かに!誰かがこっちに来ましたよ……」
一体何が起きたのか全く理解が追い付かず混乱していると、今度は頭上から誰かの声が聞こえてきた。驚いて上を仰ぎ見れば、そこには見覚えのある、しかし今は巨人のようにすら感じられるほどに大きい二つの人影があった。
ピチュー「……あっボールがあんな所にいっちゃったデチュ!お花さん、びっくりさせちゃってごめんなちゃい…;」
ムジュリン「おーいピチュー、花を踏まないように気をつけて拾えよ?せっかくオリマー達がきれいに手入れしてるんだからな?」
ピチュー「はーいデチュ!そっと拾うデチュ!」
討伐部隊「…………;」
ボールはピチューに抱えられ、ピチュー共々花壇から遠ざかっていった。 どうやら先ほどの巨大な物体の正体はうっかり花壇に入ってしまったボールだったようで、ボールは相当勢いがついて花壇に落ちてきたのか、落ちた際に下敷きにされたであろう花の頭が気持ち下向きに傾いていた。
ブラピ「…ふぃー…何かと思えばムジュリンとピチューのボールだったのかあれ。つーか、ただのボールも今のオレらにとってはもはや凶器だな;」
オリマー「そうですね…小さくなってる分、予想もつかないものも危険なトラップになりかねませんよ…;」
ボール自体は当たっても怪我しない程度に柔らかくぷにぷにしたものであるが、今の自分達がもしあれの下敷きにされていたらと思うと……。三人の背筋にひやりと嫌な汗がつたう。
マリオ「しっかし、自分が小さいだけでこんなに周りが怖くなるのか…オリマー、お前…相当の修羅場くぐったんだな;」
オリマー「それはお互い様でしょう;とにかく、ボールも消えたことですし早く先へ進みましょ…」
パサッ
オリマー「うわっぷ!!」
と、今度はオリマーの顔面に何かがばさりと覆いかぶさってきたではないか。
ブラピ「ん?なんだこりゃ?」
マリオ「今度は何なんだ?」
オリマー「…布?どうしてこんなものが花壇に?」
それはオリマーの顔…リアルの大きさにして5ミリ四方くらいの紫色の布切れであった。よく見ると端があちこちほづれて糸が見えており、恐らく破れた衣服か何かの一部であろうことがうかがえる。
オリマー「布とはボールとはまた別ベクトルで反応に困るものが出てきましたね…風で飛ばされてきたのでしょうか」
ブラピ「さあな。でも、そんな木っ端微塵な布なんて…ん?どうしたマリオ?そんな難しい顔して」
マリオ「いや、なーんかその布に見覚えがある気がしてな。あれはなんだったかな……誰かの服だった気がしたんだが……」
オリマーとブラピはこの布は果たしてどうしたものかと、困ったように顔を見合わせる。一方のマリオは何か思い当たる節があるのか布の正体を記憶の中から必死に手繰り寄せようとしていたが、それにしては布の欠片が小さすぎるし、第一花壇の近くには布を破るような鋭利なものはないはずである。
…しかしこの直後、オリマーは謎の布の正体を知ると同時に、こんなもの拾わなきゃよかったと凄まじく後悔することとなった。
なぜなら……
マリオ「……あ!!思い出したそれ!!確かその紫色は……」
ワリオ「ぬあぁぁぁぁーしまったぁぁ!!俺様としたことがオナラでオーバーオールとパンツを突き破って破っちまったぜぇぇぇぇぇぇ!!!」
オリマー「ごぺらばしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!(布を勢いよく地面に叩きつける)」
ブラピ「おwwwまwww布の正体がまさかすぎんだろwwwというか、オナラで破けたパンツの欠片がいきなり降ってくるとかざけんなオイwwwwww」
マリオ「ワリオのパンツだ!!!……って、あっちゃー…ちょっと遅かったか;」
何とその布の正体はオナラ勢いで破けたワリオのパンツの欠片だったからだああぁぁぁぁぁぁーーー!!!!謎の布のまさかすぎる正体にブラピは腹を抱えて大爆笑、一方ワリオのケツから飛んできたパンツをモロに顔に喰らったオリマーはあまりの衝撃に布を捨てながらその場で嘔吐。すいません、オナラでオーバーオールとパンツが破れるってどんな勢いでオナラしてんだお前は!!?
ワリオ「それは違うぞナレーション!!俺様のオナラが強いんじゃなくて、このパンツとオーバーオールが弱すぎるだけだ!フンガーーーー!!」
そういう問題かよ!?というより、よく考えれば布をぶち破る程強いオナラだろうがオナラごときで破ける布だろうがどっちにしろ大問題だぞ!?
ネス「ワリオ、裸族講座まで日がないからって無理しないで!まずはお尻にあるワリオのオリーブをちゃんと治療したほうが…!」
ワリオ「いつつ…止めるなネス!俺様の裸族パフォーマンスを楽しみにしている同志がいるんだから今頑張らなくていつ頑張るんだよ!だーーーーーもう!!せっかくお花の香りとオナラの匂いが乱れ舞う裸族技のアイデアが浮かんできたっているのに、オナラの加減が全然だわケツのイボの痛みが増すわ俺様のとっておきの勝負パンツが行方不明になるわで今日は散々だぜ!!」
ブラピ「同志やファンのためにとことんまで身体を張るその頑張りは称賛に値するが、オナラでパンツぶち破るレベルの無理は明らかにおかしいだろwwwヘッポコ丸だってそんな芸当はやらかさねーぞwww」
マリオ「そういやあいつ、この前任天街で開かれた裸族講座で新しい勝負下着はいてフルチンダンスしてたなwww確かピンク色であちこちに黒のレースやフリルリボンをふんだんに使った、めっちゃくちゃ高いやつwww」
オリマー「とりあえず、花壇に入り込んだ挙げ句に裸族技の練習をしていることに関しては後で説教ですね(#^ω^)しかしワリオさん、七不思議の時からだいぶ経つのにまだ痔が治ってなかったんですね…;」
ギャグカオス組であるブラピとマリオはネスとワリオのやりとりに腹を抱えてゲラゲラ笑うが、ワリオのケツが間近に迫る光景は中々にキツいものがある。しかもよく見たら破れたオーバーオールから見えるワリオのケツからは、痔によって出来たイボがコンニチワして…っておい、前スレの七不思議ネタで出たワリオの痔ネタがここにも出てくるってどういうことだ?
マリオ「……でも、どうするんだ?こんなに近くにいられちゃ迂闊にこの先通れないぞ」
オリマー「うーん、このまま進むと目の前にいるだけに確実に踏み潰されますよね。かといって迂回するのもあれですしね…」
まあツッコミ所満載なやりとりはともかく、マリオの言う通りワリオは花壇に設置された柵をわざわざ乗り越えてまで中に侵入して裸族技を練習しているため、(ワリオ本人は無自覚だが)一行の行く手を遮るように立ちはだかっており邪魔なことこの上なかった。
感想まだ。こ れ は ひ ど い
- バグズパニック!(前編) ( No.168 )
- 日時: 2017/09/27 23:45
- 名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
オリマー「さて、どうしたものですかね……「むぎゃっ!」…ん?むぎゃ……?」
ブラピ「どうしたものか、だって?そんなの、単純にあのクソデブをどうにかすればいいだけじゃねーか!!つーわけでオリマー、この岩ピクミン借りるぜ!」
岩ピクミン「いやー!いやー!;;(ジタバタ)」
と、オリマーがこの場をどう切り抜けようか頭を抱えていた時、背後からいきなり「むぎゃっ!」という声が聞こえてきた。振り向くとそこには、ブラピが岩ピクミンをひっ掴みながらニヤリとほくそ笑んでいるではないか。自分達のリーダーではない人物に掴まれたことに混乱した岩ピクミンはあわあわと狼狽えるが、ブラピはそんなことは知らないと言わんばかりにぐっと岩ピクミンを掴んだまま足で踏ん張り、ハンマー投げのような体制をとった。…おい、ブラピお前まさか……;
ブラピ「ピクミン攻略の基本は、敵の弱点を見つけて的確に攻撃することなんだろ?だったら、弱点なんざ目の前にあるじゃねーか」
オリマー「……ちょっと待って下さい!!ブラピさん、貴方まさか……;」
ベテランパイロットはブラピのやろうとしていることを悟り、さっと青ざめた。堕天使が見据えるターゲットはただ一つ。それは目の前にいる敵…ワリオのむき出しになった弱点である。
えー皆さん…この後どうなるかはもう、お分かりですよね……?;
ブラピ「食らいやがれイボ痔野郎!!!岩ピクミンボンバーーーーー!!!(ドカカカカカカカ!!!)」
ワリオ「アッーーーーーーーーーー♂!!!」
岩ピクミン達「「「イヤアアアァァァァァーーーーー!!!!;;;」」」
オリマー「岩ピクミーーーーーーーン!!!!;;」
はい、ブラピはワリオのイボ痔めがけて岩ピクミンを投げまくりました(爆弾投下)。おい、予想はしてたけどやることがえげつないなこの堕天使は!!?
岩ピクミン「「「☆※←@#●▽ーーーーー!!; 」」」
ネス「ワリオ!!!どうしたの今の声は!?」
ワリオ「いつつ…ネスてめぇ何しやがるんだ!地面からカンチョーとか卑怯だろ…アッーーーー♂!」
ネス「え!?違う違う僕じゃないって!!冤罪だって僕何もしてないよ!?…ってぶっはwwwやめてやめてその阿部さん顔はやめてワリオwww苦しんでるのかネタなのか分からなくてなるんだけどwww」
ブラピ「ちょwwwケツへのダメージの余り顔が阿部さんになるとか裸族の鏡だぜあいつwwこれなら白ピクミンもいれば良かったぜwww」
オリマー「それ絶対毒でとどめを刺そうとしてますよね!?というより、岩ピクミンを投げるのはやめてくださいいい加減可哀想になってきましたから!!!これならダイオウデメマダラにいたぶられながら食い殺された方がまだ100倍マシですよ!!?;」
岩ピクミン達「「「いやぁぁぁぁーーー!おによんにかえるぅぅぅぅーーーー!!((((´;Д;`))))」」
岩のように硬い身体を持つピクミンがターゲットに与える攻撃力は凄まじく、ワリオは手で尻を抑えることすらままならないレベルで悶絶。しかもブラピの持つ某夜も狼仕込みの狙撃スキルもあってか、彼が投げるピクミンは見事にイボ痔の弱点をえげつない程的確に攻め立てていた。
マリオ「なんだこの展開wwwひっでぇ下ネタだなwww(ブォォォーーー!!)…ってうぉげろぉぉぉ☆※←@#●▽くっせぇーーーーー!!!鼻が曲がる!!曲がる!!!;;」
ワリオ「俺様のたくましいヒップがぁぁぁぁぁーーー!!止めろ止めろ俺様のケツがくそみそテクニックになっちまうーー!!」
オリマー「貴方のケツ事情なんて心の底からどうでもいいですよ!!それよりも岩ピクミンが…私の可愛い岩ピクミンがぁぁぁ…!!!」
マリオ「おーい、それもさりげなく酷くないか?おえっぷ……;」
…まあその代わりに、ワリオの放ったオナラによる嗅覚へのダメージ及びこのえげつない攻撃を間近で見せられたことによる精神的なダメージは計り知れず、特に岩ピクミン達はトラウマレベルの体験に頭の花が一瞬で枯れて葉になってしまったのは言うまでもないのだが…;
えー、念のため言いますが良い読者さんも悪い読者さんもイボ痔の人を見かけても攻撃することは決してしないであげてください…実際なったことがある人やイッテQのイモトのイボ痔ネタを見てる方はご存じかもてすがあれ、実際なったら死ぬほどつらいらしいので;
ワリオ「フンガーーーー!!どこの虫けらかは知らないが俺様のケツを攻撃するのは止めろーーー!」
マリオ「おわっ!!何だ!?」
ワリオ「止めろ!止めやがれーーー!!!(ドスドスドス!!)」
事実、こうして説明している間にも容赦なく尻を襲う激しい痛みにワリオがパニックにならないわけがなく。痛みに耐えかねたワリオは何と足元にいるであろう自分の尻をいたぶっている何かを踏み潰そうとその場で激しく足踏みを始めたのだ!!
マリオ「うわっ!!あいつマジギレしてるぞ!!」
オリマー「いや当たり前ですよ!!;ブラピさん、一旦ストップです!!このままだと確実に私達踏み潰されますよ!!岩ピクミンも集合して!!;」
ブラピ「よっし、ようやく動いたか!!っと、最後に……そーらっ!!」
ワリオ「……!!そこかぁぁぁーーー!俺様のケツを傷つけた奴はどこだぁぁぁぁーーー!!(ドスドスドス!!)」
これはやばいと判断したオリマーは岩ピクミンを笛で集めてブラピを呼ぶと、ブラピは仕上げとばかりにワリオから離れた地点に岩ピクミンを一匹投げつけた。ピクミンが近くに咲いていたコスモスに当たり花をガサリと揺らすと、揺れた花に気がついたワリオが雄叫びをあげながらそちらにずんずんと向かっていく。
だから、こ れ は ひ ど く な い か ?
- バグズパニック!(前編) ( No.169 )
- 日時: 2017/09/28 09:28
- 名前: 抜間さん (ID: z/hwH3to)
オリマー「ピクミーーーーン!早くこちらに!!;」
岩ピクミン「うわぁぁぁぁぁん!!!おりまぁぁぁぁーーー!!!≡≡≡≡(ノ´;Д;`)ノ」
マリオ「ナイスだブラピ!!ワリオがあっちに行った今がチャンスかもしれないぞ……隙を見て逃げるぞみんな!!」
ワリオの注意が逸れたその瞬間、オリマーはすぐさま投げられた岩ピクミンを呼び寄せた。岩ピクミンは何回かワリオに踏まれかけたものの、岩ピクミンは他のピクミンとは違い敵に踏まれても死なずに済む為、半べそになりながらも無事にオリマーの元へ撤退。マリオはブラピに翻弄されるワリオを冷静に観察し、脱出のチャンスを伺う。そして……。
マリオ「……今だ!!走れーーーーーーーー!!!!」
オリマー&ブラピ「「うおおおおぉぉぉぉーーーー!!!」」
ワリオが動いた隙を見計いマリオが合図を出すと同時に、一行はワリオの地団駄から逃れるべく花壇のジャングルを一心不乱に駆け抜けた。
数分後……。
ブラピ「ここまで逃げれば……さすがに大丈夫、だよな……ゲホゲホ……はぁはぁ……」
オリマー「そう願いたいですね……はぁ、はぁ……」
マリオ「ぜえ……はぁ……さすがに死ぬかと思った…あれに踏み潰されたら流石にお陀仏だったぞ……;」
ピクミン達「みゅ〜……;」
ワリオからかなり距離を離せたことを確認すると、ようやく三人と50匹は足を止める。そのまま一行はその場にへたりこむと、持参していた飲み物を一口、二口ほど飲みながら乱れた息を整えた。
マリオ「……すっかり道に迷っちまったみたいだな。いやまあ、元々行き当たりばったり感はあったっちゃああったんだがな;」
オリマー「というか、どうして細切れになったパンツが顔に降ってくるんですかOTLしかもせっかく育てた花があんなに荒らされた……OTL」
ブラピ「あー…パンツはともかく、花壇の被害に関してはオレも同情するわ。まあ、元気出せよ;」
あれから一同は無我夢中で逃げてきた甲斐あってなんとかワリオの猛攻から逃げることは出来たものの、逃げることに必死になりすぎたために来た道を見失い……早い話が道に迷ってしまっていた。しかも先程の騒動によって、せっかく綺麗に咲いていた花壇の花もいくらか踏み荒らされてしまったらしく、花壇の花達を手塩にかけて可愛がってきたオリマーは言わずもがなパンツと花のダブルダメージにガチでOTL。ワリオのイボ痔騒動にゲラゲラ笑っていたブラピもオリマー同様に花壇をよくいじっていたので、そこばかりはオリマーに同情している様子であった。
ブラピ「ふみ荒らされた花は新しく苗を植えるし、オレも世話を手伝うからよ……ん?」
岩ピクミン「……」
と、ブラピがオリマーの肩をポンポンと叩いて慰めていると、不意に一匹の岩ピクミンがすくっと立ち上がったではないか。
頭にクエスチョンマークを飛ばす一同を他所に立ち上がった岩ピクミンはとてとてと走りだし、そのまま何処かに走り去る……と思いきやある程度の距離を走った後くるりとUターン。すると先ほどの小走りから一転、短距離走の金メダリストも真っ青の猛スピードで一直線にブラピに向かって駆けていき……
岩ピクミン「やろうおぶくらっしゃぁぁぁーーーーー!!!!(#####▼益▼)」
ブラピ「ごぺらぁぁぁぁーーーーっっ!!!?!?」
岩ピクミンはそのまま某NL作者の緑ドラゴンみたいな雄叫びをあげながら、ブラピの鳩尾に弾丸のごとき捨て身タックルをぶちかましたのである。それはもう、ピカチュウのロケット頭突きなんて霞むくらいに見事なスピードと破壊力であった。あのー、岩ピクミンってこんなに素早く動けましたっけ?;
ブラピ「あんぎゃあああぁーーーーー!!!」
マリオ「うわっ!?綺麗に吹っ飛んだなこれ!!?;」
オリマー「そりゃあそうなりますよ、全く……;」
一切の手加減をしない全力タックルに加えて、先程のワリオでも立証された硬い身体による攻撃力にブラピは某ヤムチャばりに盛大にふっとばされて地面に激突。しかもよく見たら突撃した岩ピクミンは先ほどブラピがワリオの気を引くためにコスモスに投げつけたあのピクミンであり、さらに言うと身体を持つ丸めて威力を高める体制になっていたという徹底ぶりである。うん、相当怒ってるなこれは……あ、タックルした岩ピクミンがむっちゃいい笑顔で仲間に親指を立てた;
岩ピクミン「Σd(・ω・)」
岩ピクミン達「「「Σd(・ω・)ぐっじょぶ!!」」」
ブラピ「うぐぁぁぁぁぁぁ……いっでぇーーーー!!!オイ、何でオレが岩ピクミンに腹パンされなけりゃならないんだ!!?」
オリマー「当たり前です!!むしろあれだけやらかして腹パン一つだけですんだんですから有難く思いなさい!!!;」
ピクミン達「じごうじとくー…;」
マリオ「まあまあ喧嘩はその辺にしとけよ。オリマーもさ、何も今でなくたって説教は後ででも出来るだろ?」
放っておけば今にもブラピへの説教を始めかねないオリマーを、マリオはまあまあとたしなめる。痛みに呻いてうずくまるブラピの目の前で仁王立ちするオリマーの呆れる気持ちもまあ分からなくはないのだが、今はとにもかくにも本来の目的であるアリの巣探索を進めてしまいたいところなのが本音である。
マリオ「気を取り直して、みんなで早いところアリの巣を探そうじゃないか。こうしている間にも時間は過ぎていくんだしさ」
オリマー「そうですね……ほら、ブラピさんも行きますよ」
ブラピ「はいよっと…いつつ、まだ腹いてぇ…;」
オリマーがマリオの制止にはぁとため息をつくとピクミン軍団を笛で呼び、先に進む。ブラピもそれに続いてのっそりと立ち上がると、未だに痛む腹をさすりながらゆっくりと歩き出した。
ちょっと短いですがキリがいいので今回はここまででごめんなさい。次回は中編…本格的にアリの巣探索(予定)になりますが、もしかしたら別の短めのネタ文をはさむかもしれません。まあ、中編が今回以上にぶっとんだ展開になるのは間違いないですが(え)
オリマー「すいません、次回が今回以上にとんでもないことになるとかどうとか以前にまず初っぱなからイボ痔ネタとか一体どういうことですか?」
ブラピ「見ている分には笑うよなあれwwwつか、あんなにケツを酷使してたら一生治らないんじゃね?www」
コメントあればどうぞー。
- Re: SNS的(非)日常観察日誌2 ( No.170 )
- 日時: 2017/09/28 08:35
- 名前: 八雲(元BFD) ◆FvibAYZ8Tw (ID: rBo/LDwv)
どうも、八雲です。お久しぶりですね。
お久しぶりです、今回はミクロサイズになってアリ退治って所ですね。ってかオリマー、そこは妥協しちゃダメでしょwww
ピクミンの舞台設定が地球だって事には今知りました。いや、あんな怪物地球外生命体だって思いたくもなりますよ。確かにどこかで見た事あるようなお宝ばかりでしたけど。
って、ブラピおまwwwワリオのイボ痔に岩ピクミン乱舞ってwww痛いしピクミンかわいそうwww
ショウマ「ぶっはwww第7戦でストレスたまってたのに一気に消し飛んだwww」
アンリエット「ツッコミに回されたのにwww凄いもの見せてくれてありがとうございますwww最後のもグッジョブですわwwwwww」
こちらでは逃走中を更新しました。戦闘ミッション全部終わりましたよ〜。
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