二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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パークの歴史家の摩訶な手記
日時: 2019/03/14 22:24
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

これはジャパリパークのある出来事。
パークのある一角の小さな小屋。そこにはライガーという不思議なけものがいた
彼女はパークの出来事を日記助けるのが趣味で、いつか世界の謎を解き明かそうと頑張っている
体は大きくけれど強くはない、けど優しい、ヒトに造られたけm
「って、なんなのこれ⁉」
(天の声という奴ですよ)

そして今日も、新たな不思議を解き明かすべく西に東に駆け回るのだった。


その果てに、大事件に巻き込まれようとも

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Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.33 )
日時: 2019/03/27 22:28
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

………………っは!」

目を覚ましたライガー。手元のリュックを開けてパピがいる事を確認して立ち上がる。「この建物はなんなんだろう?」
外は雨が降り始め、シトシトと音を立てていた。少し待って雨がやんだらこの得体の知れない建物から出ようと思ったその時、奇妙なけものが柱の陰からすっくと現れた。「◯★!?------」動転したライガーはやけくそでそのけものに襲いかかる。どんなライオンより大きくてどんなトラより鋭いその爪は、しかし空を虚しく切るばかり。 (まま、話でもしようじゃないか)そのけものに呼びかけられて我に帰る。
「ご、ごめんなさい!急に出て来られてびっくりしたから……」そう呼びかけた時、既にソレは姿を消していた。いつのまにか雨も止んでいた。建物の窓から光が差す。
そして。
その窓から見知った赤い影がこちらを覗き込むのも。

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.34 )
日時: 2019/03/28 23:20
名前: 日に日 (ID: De6Mh.A2)

…………………ロジコマ ちゃん!?」
(はい!ロジコマ です!ライガーさん、大丈夫ですか?)
「うん、平気だけど、パピが電池切れで此処がどっかわからなくなっちゃって。」
(私達がアブノマリアン達を倒した後、嫌な予感がしてライガーさんの小屋に向かったら居なくって、でもみんな損傷がやばかったから僕が率先して探してたんです。三日も何してたんですか?)
「……………長くなりそうだからまた今度ね。」
よく見ればロジコマ の腕や足の装甲板は所所煤けていた。ライガーはそんなロジコマ をきずかって、建物を調べたい欲求を抑えて帰路に着いたのだった。


その頃、ライガーの家のそばに佇む二人の影があった。彼らの正体はいかに。

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.35 )
日時: 2019/03/28 23:29
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

次回から第2部的なのの始まりです。と言っても余り変わらないと思いますが。

設定
パピの正体
パピはラッキービーストのボディを流用したフレンズ狂化装置です。ライガーは今はきずいていませんが。本来はサーバルでも四神を倒せるぐらい強くするような危険な代物(簡潔に言うとハザードトリガー的なもの)

黒い誰か
お察しの方は多いと思いますが黒かばんです。 但しこの世界ではタチコマの存在でアドバンテージが薄れている気がしします。

???
セルリアン殲滅隊として選抜されたフレンズの部隊です。三匹のネコ科の動物で構成されていて、(ヴァルキュリア隊)として巨大なセルリアンを多く倒してきました。
しかし、あの日の戦いで全滅してしまいます。その生き残りがいるとか居ないとか

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.36 )
日時: 2019/03/28 23:57
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

その日の夜。ライガーは自分の小屋に戻り、早速日課を始めた。今日まだあった事を本に書き、パピを充電台に乗せて、そして寝る体制に入ろうとして、ふと鏡を見る。 いつもの自分の顔だ。腰まで届く白い髪。ふっくらした頬。赤と青のオッドアイ。「………んん?!」 自分の目の色は右側が赤、左が青の筈だ。なのに今鏡に移っている自分の目は…………
「左が赤い…………」怖くなったその時、鏡から何かが飛び出す。
「◯★*お亞たおple!!?!?」
言葉にならない声を上げて転がり回るライガーを尻目にソレは、(俺は悪いビーストじゃない!)と叫んだ。


しばらくの押し問答の後。
「それであなたは鏡の中のフレンズさん?」
(ああ、俺はドラグブラッカーってゆうんだ。物好きなけものがいるって髭爺から聞いてな、ちょっとからかってやろうと思ってさ。)

突然の客人との話は夜更けまで続いたのだった。







Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.37 )
日時: 2019/03/29 00:06
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

ライガーがドラグブラッカーと雑談をしている頃、ライガーの小屋の外では。
〔とうとうあれを使ってしまった。あれはこの世界にあってはならない物なのに。〕
[いいや、普通のけものなら野生暴走に陥り、粒子崩壊してもおかしくはない筈だ。]
〔まさかあの白いのがヴァルキュリア隊の生き残り?〕
[そのようかもしれない。あの人の業が生み出したあれなら。]
〔それではクイーンゴースト様と同じ!、我らでは勝てぬぞ。〕
[確かに、だがまだコントロールを自分の者には出来ていない。黒いのを嗾ける価値ある情報だ。]

二つのなにかの会話は、誰にも聞こえないのだった。


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