二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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パークの歴史家の摩訶な手記
日時: 2019/03/14 22:24
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

これはジャパリパークのある出来事。
パークのある一角の小さな小屋。そこにはライガーという不思議なけものがいた
彼女はパークの出来事を日記助けるのが趣味で、いつか世界の謎を解き明かそうと頑張っている
体は大きくけれど強くはない、けど優しい、ヒトに造られたけm
「って、なんなのこれ⁉」
(天の声という奴ですよ)

そして今日も、新たな不思議を解き明かすべく西に東に駆け回るのだった。


その果てに、大事件に巻き込まれようとも

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Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.18 )
日時: 2019/03/23 02:07
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

「これ以上は[ぜろ]のデータは無いなあ」ライガーは書斎で一人呟いていた。
[ぜろ]が何なのか書斎の資料を全て引っ張り出して、しんごじさんにも手伝って貰って精査したが、有益な事とかは何もなかった。しんごじさんは、無理しない、とそのまま二人で昼寝で仮眠をとる事にした。(ちなみに火の鳥は危険察知で逃げた。)
「[ぜろ]って一体全体何なんだろう?」
ライガーの意識はまどろみへ消えていった。

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.19 )
日時: 2019/03/23 02:16
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

ライガーは誰かの手に抱かれていた、ライオンを見下ろすぐらい身長の高い自分がどうして、と手に目をやると、そこには猫の手。これは夢と覚った時、ふと視線が上に向く。自分を抱きかかえているのは軍服姿の男。優しい顔つきで、こちらを見つめている、フレンズになる前の、まだ生まれて少し位しか経っていない、その時の記憶。




(おーい、もうおやつの時間)
そんな声で目覚めたライガーは、
(怖い夢見たの?)
懐かしさで、少し涙を浮かべていた、その時、〔ごめん!助けて!〕
目をやるとそこには、口から煙を吹くロジコマをタチコマが担いでやってきた所だった。

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.20 )
日時: 2019/03/23 04:17
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

タチコマからの説明はこうだ。自分達は二手に分かれて挟撃する作戦で動いていた、その時、アブノマリアンだけでなく、データに無いビーストが現れて、襲いかかってきたのだ。タチコマ、ロジコマはこれと交戦して、こうなったらしい。
(そのビースト、僕のガトリングを受けても全然へっちゃらそうで、しかも次々アブノマリアンを呼び寄せてきたんだ。EGUZAMUやHADESUを使っても決定打にならなくて、そしたらロジコマから変な音したら急にロジコマの動きがとんでも無い事に……)
「はあ、それでそのビーストはどうなって?」
(煙吐いて逃げた。)
「そいつ何なの?」
ロジコマの修理基治療がひと段落し、アブノマリアンを倒したウチコマとHAWも駆けつけて来てくれた。

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.21 )
日時: 2019/03/23 04:32
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

それからロジコマはメンテナンスのためにみんなに連れられ帰っていった。
ライガーは疲れで寝てしまい、そのまま夜に。
ライガーの家の横、和風の建物の中では。
(ライガーちゃん、ほんと頑張り屋よね。)
いびきを立てるしんごじの横で火の鳥が、独り言を呟いていた。
(あの子はパークに謎を解こうとしてるけど、自分の謎はどうでもいいのかしら?)
(どうして字が読めるのか、銃が持てるのか、野性解放ができないのか、もしその訳を知ってしまったら、きっとあの子は戻れなくなってしまうかなって。)
〔少なくとも、うちは見捨てない、撃たれても、平気。〕
(起きてたのね、まあ、私もだけど。)
〔あの子、戦う、苦手。だけど、あの子、〕
(そう、人に造られ、育てて貰った野性にいてはいけない生き物。それがライガーちゃんなのよ。)〔ゆうて、うちらも、50歩100歩〕

Re: パークの歴史家の摩訶な手記 ( No.22 )
日時: 2019/03/23 04:54
名前: 日に日 (ID: 1HWfNnl0)

作中用語解説パート

EGUZAMU
タチコマ達がパークに配備された時にインストールされたコンバットプログラム。一時的にサンドスターの出力を向上させて、高機動戦闘を可能にする。発動中は目が赤く光る。起動音は怖い。

HADESU
同上のシステムであり、EGUZAMUが野性解放を手本し下のに対し、こちらは野性暴走を手本にしている。発動中は各装甲板が展開して、サンドスターロウを大量に吸収、その全てを四肢が損壊するリスクと引き換えに出力リミッターを外して、亜音速機動戦闘を可能にする。発動にはEGUZAMUを経由するから必要があり、一回の作動毎にメンテナンスをしなければならない。起動音はもっと怖い
起動中は目の光が強くなり、空いた装甲から黒い霧が噴き出す。

どっかで聞いたようなシステムだが、別にタチコマが無口になったりはしない


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