二次創作小説(新・総合)

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逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 【完結】
日時: 2020/04/07 22:06
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: Rn9Xbmu5)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel7a/index.cgi?mode=view&no=1297

どうもです、灯焔です。
調子づいて続いてしまった逃走中#CR02。今回から作者募集の逃走者も参加して盛り上がりは右肩上がり(?)!
今回のエリアは、『セブンスドラゴン2020』という作品のダンジョンの1つ『渋谷 繁花樹海』。樹海と化した渋谷を舞台に、逃走者とハンターの駆け引きが始まる―――!

無事コネクトワールドを守る四神が揃い、世界の融合の謎の解明へと一歩踏み出した運営本部。
前回の最後に起きた大砲ケーキ事件から救ってもらった十四松が、『自分も戦えるようになればあのケーキを叩けるのかな』とか思っている様子。
そしてまた新たに『混ぜられた』世界の住人が、運営本部へと集う…。様々な思いが交差して、世界は進んでいきます。



<ルール>
逃走エリア:『渋谷 繁花樹海』 エリア紹介 >>1
東京の中心街の1つともいえる『渋谷』が、竜の力で樹海と化してしまっているエリア。
普段の渋谷とは違い、どこもかしこも木々が生い茂っており、エリア内には登れてしまう巨木も存在する。
また、今回エリアに使用するのは地上のエリアのみになる為、地下への侵入は不可。
OPゲーム終了後から5分までは『駅前交差点』『道玄坂』『渋谷通り』での逃走しか出来ない。


逃走時間:90分

賞金:54万(1秒100円)

ハンター:初期2体(OPゲーム会場のハンターボックスに2体)


<参加者>

【pop'n musicシリーズ】より (3人) 詳細 >>2
ユーリ
ポエット
タイマー

【ファイアーエムブレムシリーズ】より (3人) 詳細 >>3
アイク
ロイ
クロム

【星のカービィシリーズ】より (3人) 詳細 >>4
カービィ
デデデ大王
メタナイト

【ダンガンロンパシリーズ】より (3人) 詳細 >>5
霧切響子
七海千秋
最原終一

【beatmania IIDXシリーズ】より (3人) 詳細 >>6
キュベリア
ルシェ
マモニス

【作者枠】 (3人) 詳細 >>7
junris
ウィオ
葉月

【逃走中#01 MVP】 (2人) 詳細 >>8
エーデルガルト
芽兎めう

計20名



逃走中#CR03 次回作出場権(シード枠)争奪予想アンケート実施中!
※締め切りました

逃走中#CR03 次回参加者募集中!&確保MVP投票受付中!
※締め切りました
MVP&作者枠発表 >>138

※『お手伝い』として参加してくださる方向けの案内※
版権キャラ応募用紙 >>139 ※4/7(火) 20時まで



◎AfterBreakTime

 ①『政府特務機関、叢雲』 >>9
 ②『カフェと邪神と道化師と』 >>19
 ③『氷の堕天使』 >>26
 ④『純白の古代兵器、襲来』 >>36-37
 ⑤『星々と暗闇の協奏曲』 >>54
 ⑥『ローティーンは何を願う』 >>74
 ⑦『汽笛はルーンの光を乗せて』 >>93
 ⑧『風の公女と滅びし暗殺者』 >>106 >>110
 ⑨『打ち上げ』 >>140-141 >>145-146





以上、逃走中#CR 運営本部がお送り致します。

Re: 逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 ( No.29 )
日時: 2020/03/09 22:08
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: eldbtQ7Y)

【75:00】








ピリリ ピリリ









ユーリ「…む?また通達か。今度はなんだ?―――次のミッションが来たのか!」

カービィ「『残り60分を経過すると、『渋谷通り』に設置されたハンターボックスからハンターが3体放出される。』
     えーっと、今いるハンターが4体だから…失敗しちゃったら7体になるね。ボク的にも面白いからいいけど、全滅しちゃうかもね?」
     
アイク「『放出を阻止する為には、エリアのどこかにある『フロワロシード』を3つ破壊し、中に入っている『封印カード』をハンターボックスのカードキーに通さなければならない。』
    …シンプルにハンター放出ミッションだな。だが、3つカードが揃わないと放出は阻止できないのか」
    
jun「『また、フロワロシードを破壊する為には『とある条件』を満たした状態で『シードに触れる』必要がある為、注意するべし。』
   フロワロシードとやらを見つけてただ触っても中にある封印カードは取りだせないんだね…。なかなか難しいミッションが来たなぁ」





続いてのミッションはハンター放出阻止ミッション!
しかし、前回と違いやり方がやや特殊。というかエリアの特色になぞらえたものになっております。
セブンスドラゴン2020シリーズをやったことがある方ならば分かると思いますが、同ゲームには『フロワロシード』なる敵が渋谷に現れることがあります。こいつ、倒せば大量のスキルポイントを貰える所詮メタルスライム的な存在の敵なんですが、滅茶苦茶固い。罠で一気にダメージを与えるか、手数で押し切るかしないと逃げられてしまうおっそろしい敵であります。
今回はその敵をイメージした装置が3つ、エリア内に飛び散ってしまいました。その中にはハンターを封印する『カード』が入っており、阻止する為には3枚集めてボックスのカードキーに通さなければなりません。しかし、フロワロシードを壊すには『とある条件』が必要な様子。何でしょうかね?

現在4体のハンターがエリア内をうろついている今、ミッションを失敗してしまえばハンターは合計7体に…。放出されてしまえば逃走成功が遠のいてしまいます。
…出来るだけこのミッションはクリアしたいところですが、『条件のヒント』は提示されておりません。そこまでやらなければならないとは。2つ目でいきなりきついミッションですねぇ。
逃走者の皆さん、頑張ってくださいねー。





ミッション② 「フロワロシードを破壊せよ!」
残り60分を経過すると、『渋谷通り』に設置されているハンターボックスからハンターが3体放出される。それを阻止する為には、エリアのどこかにある『フロワロシード』3つを破壊し、中に入っている『封印カード』をハンターボックスのカードキーに通さなければならない。また、フロワロシードを破壊する為には『とある条件』を満たした状態でシードに触れる必要がある為、注意するべし。





タイマー「7体になっちゃったら全滅必須だよー!これは参加しないと…!」

エーデル「現状の悪化はなんとしても避けるべきよ。参加するわ」

ロイ「えっと…。とりあえず宝石っぽいのを探せばいいのかな?形状のヒントくらい暮れてもいいと思うんだけど…」



ミッションに向かう逃走者…。



デデデ「あっ ハンター!くっ、オレ様は今回ミッションは控えるぜ…!」

ポエット「すべって壊しちゃいそうー。見つけたら触ってみる、ってかんじでいいかなー」



様子を見る逃走者…。
判断は各々に委ねられています。





キュベリア「zzz……」





彼女はもう放置しておきましょう。










【74:41】





~センター街~





霧切「場所のヒントも形状のヒントもないから、それらしいものを探すしかないわね…」

アイク「中に『カード』が入っているんだろう?なら、そんなに小さい物でもないはずだ。目を凝らして探せば必ず見つかる」

霧切「貴方のその自信はどこから湧いてくるの…?」



ミッション①クリア後、ロイと分かれ2人で行動していた霧切さんとアイク。
2人ともミッションに参加するようで、フロワロシードを探しています。



霧切「『シード』ともいうのだから、種の形状をしているのではないかしら?…でも、種の中にカードが入っているものなのかしら…」

アイク「種の中に何かが入っている、というものならば安易に想像は出来るがな。豆のような食い物の形状だろう?」

霧切「だとすると、貴方が言っていた『そんなに小さい物』という条件に当てはまらないと思うのだけれど…」



意見を交わし合いながら辺りを散策する2人。
―――しばらくした後、アイクが声を上げます。



アイク「……ぬぅん?自然ではあり得ない色が今見えた」

霧切「人工的なもの、ということ?確認してもいいかしら?」

アイク「ああ。行くぞ」



アイク、不審な物を発見した様子。
近付いてみると、そこには木々に覆われた『台座』と、そこに置いてある『《青い》種の様な魔物の置き物』がありました。動く気配はありません。



霧切「随分と異様な形をしているわね…。もしかしなくても、これが『フロワロシード』ってことよね?」

アイク「そうらしいな。良く分からんが」

霧切「触る前に写真を撮って皆にメールで送りましょう。きっと残り2つも同じような形状を……って、貴方何触ってるの?!」

アイク「―――???さっさと触って中のカードを取った方がいいだろう?」

霧切「まだこれが割れる条件が分かっていないのに触るのは危険な行為―――うっ!」

アイク「うおっ?!」





アイクが『シード』に触れた瞬間―――。
それは、パキパキと音を鳴らしながら崩れてしまいました。

そして、中から『封印カード』と書かれたカードが1枚、落ちました。





霧切「割れた…!?貴方、何をやったの?」

アイク「何もしていない。ただ触れただけだ」

霧切「どういうこと…?でも、何はともあれカードは1枚入手したわね」





【73:25】

アイク
霧切響子

封印カード入手





霧切「そうだわ、カードを入手したことをメールで皆に知らせないと―――」





スマホを取り出しメールを打ち始める霧切さんと、それを見守るカードを持ったアイク。
そんな彼らに忍び寄る影。その正体は―――?

Re: 逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 ( No.30 )
日時: 2020/03/10 22:01
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: eldbtQ7Y)

カードを入手したことと、フロワロシードの形状について他の逃走者達にメールをし始めた霧切さん。
彼女達に近付いてきた影の正体は――――――





















































ハンターDE「…………!!!」
















ハンターが2人を発見し追いかけてきていました!
しかし、メールに夢中な2人はハンターが近づいてきていることに気付いていません!





ダッダッダッダッダ!!!!





霧切「―――しまった、ハンターだわ!!」

アイク「二手に分かれるぞ!今はメールどころの話じゃない!!!」



慌てて二手に逃げ出す霧切さんとアイク。しかし、ハンターと逃走者との距離は目と鼻の先。
狙われれば確保は免れないでしょう。ハンターが視界に捉えたのは―――





















ROCK ON 【KYOKO KIRIGIRI】





ピーーーーーーーーーーーー





霧切「こんな時に…!!」



ハンターが視界に捉えたのは霧切さん!アイクはその隙にハンターの視界から姿を消しました。
走るスピードを上げますが、身を隠せそうな場所は近くにないようです…。



霧切「まだ文面が途中だけど…仕方ないわ。誰かが攻略法を見つけてくれることに駆けましょう」



霧切さん、逃走を諦めスマホを取り出し、打っていたメールの文章そのままに送信ボタンを押しました!
その動作で動きが遅れた彼女にハンターはあっという間に近づき…。









ポンッ








【72:05】
霧切響子 確保 残り15名





霧切「確保されて打ったメールの内容が水の泡になるのは御免だわ。みんな…ミッションクリアは託したわよ…!」





霧切さん、何かミッションクリアの糸口を掴んでわざと逃げるのを止めたようです!
確かに確保されてしまえば『確保者からのメール送信は不可能』。彼女の判断は懸命だったと言えましょう。












ピリリ ピリリ














七海「おっと、通達か。『霧切響子 確保 残り15名』 …あちゃー、早くもロンパ勢残り私だけか」

アイク「すまん、俺がおとりになってやりたかったが…。『これ』があるからな…」

マモニス「なんなんですか今回の逃走中?!頭の良い人ばかり序盤確保されてるじゃないですか!」



頭の良い人だって捕まる時は捕まるんですよマモニス。
―――霧切さん確保の通達の他にもう1件、一部の逃走者達は霧切さんから送信されたメールを読んでいました。



------------------------

霧切響子よ。
フロワロシードらしきものを発見。アイクさんが壊して、中にある封印カードを彼が手に入れたわ。
フロワロシードの形状は種の様な形をしていて、中が透明になっていてカードが入っているのがすぐに分かるわ。そして、私達が見つけた色は『あo

------------------------



ロイ「(メールを打っている途中でハンターに見つかったのか…。それにしてもアイク、話を聞かずにすぐに割っちゃったんだね…。―――ん?『アイクが青いフロワロシードを割った』?)」



ロイ、何かに気付きそうです。






【71:44】





~牢獄ルーム~



霧切「ロンパ勢として長く逃げることは出来なかったけれど、役目は果たしたわ」

最原「お疲れ様…。僕なんてOPゲームで確保だよ…。探偵の意地どころの話じゃなかったね」

めう「あれは…しゃーないめう」

クロム「運がものを言ったからな。悪かったと割り切るしかないだろう」

リピカ「そーさ?割り切っていかないでいつまでも引きずってると悪い気を引き寄せるのさ!」

クロム「うおお?!会話に急に割り込んでくるな!」



こちらは牢獄ルーム。クロム達にも霧切さんのメールの内容は届いており、彼女がいかにとんでもない状況に置かれていたのかを知ることとなりました。
仕方ないと慰める中、リピカが差し入れを持って牢獄ルームへとやってきました。背後から急に現れるのは某パーカッシヴ3のあの人だけで充分です!



リピカ「嫌いなものを要求するとはとんだ見上げた根性さ…。それよりも、牢獄に今回も運営本部からの差し入れなのさ!今回はミミとニャミから『ポップ君マカロン』!5色あるから好きな奴食べていいからな?」

メタナイト「マカロ……私の分はあるんだろうな?!」

クロム「あるに決まってるだろう興奮するな!!」

めう「ミミミもニャミミも空気が読める乙女めうー!ありがたーくちょうだいします~」

最原「うわ、綺麗な色だなぁ…。どれから食べようか迷っちゃうよ」

霧切「マカロンの色によって味が違うわけじゃないのよね?なら…どれから食べても一緒かしら」



普通のマカロンならばそうだとは思いますが、あのミミニャミですからねー。何を仕込んでいるか分かりませんよ?



ミミ『MZDでもあるまいしー。そんなロシアンルーレットみたいなことしないって。普通にお菓子屋さんで買ったマカロンです!』

MZD『確かにお前らに頼み事はするけど、そんな酷いことは頼んでなくない?』

ニャミ『いや、今はかなり真面目に神してるところ見てるの知ってるけどさ。たまにとんでもないことあたし達に無茶振りしてくるじゃん。時を超えろーだとかさ、ラピスを何とかしてくれーだとかさ!』

ヴィル『普通の淑女達にそんな無茶な願いを押し付けて来るとは…』

MZD『客観的に見て無茶扱いなのアレ?!』



……普通のマカロンみたいです。



メタナイト「うまい!うますぎる!」(ばくばく)

クロム「疲れた頭が癒されていくようだ…。やはり小腹に甘いものは効くな」

霧切「逃げられないのは勿体ないけれど。こういう経験が出来るならここにいるのも悪くはないわね」



美味しいマカロンに舌鼓。ミミニャミ、差し入れありがとうございます。





【71:25】





~宮下路地~



ロイ「これが『フロワロシード』か…。でも、僕が触れても何ともないんだよな。アイクには割れて、僕には割れない…。色…?それとも…属性?」



ロイ、2つ目のフロワロシードを発見して何やら考えているようです。
ちなみにロイが見つけたシードの色は『緑』。先程アイクが壊したものとは違う色ですね。



ロイ「アイクが壊したのは『青色』だったはずだよね。でも…これは『緑』だ。もしかして、残りのフロワロシードの色も『見つけた2つの色とは違う色』だったりするのかな?しかも…この色の繋がり…。まさか……」



彼は何かに気付きスマホを取り出します!そして、素早く誰かに電話をかけました!
ロイ、『逃走中のブレーン』として動き出す……!

Re: 逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 ( No.31 )
日時: 2020/03/11 22:13
名前: 灯焔 ◆rgdGrJbf0g (ID: ZFLyzH3q)

【70:33】





~宮下通り~





プルルル プルルル



タイマー「…ん?誰かから電話だ。何だろう?」



ミッション①クリア後、ルシェと分かれ宮下通りで逃げていたタイマー。
突然彼のスマホの電話の音が鳴り響き、通話ボタンを押し電話に出ます。その相手は…?





ロイ『もしもし。急にすみません、ロイです。タイマーさんで間違いないですか?』

タイマー「タイマーで間違いないけど…急にどうしたんだい?」

ロイ『ミッション②について、霧切さんが送ってくださったメールのことで相談したいことがあるんです。実は…もしかしたら、ミッション②の『フロワロシードを破壊する為の条件』が分かったかもしれません』

タイマー「…何だって?!でも、ならどうしてみんなに一斉に確認できる『メール』じゃなくて『電話』の手法を取ったのかな?1人にしか連絡できないし、非効率だと思うんだけど…」



電話の相手はロイ!先程かけていたのはタイマーに対してだったんですね。
確かにタイマーの言う通り、電話よりもメールの方が連絡を伝える時間は手短に済むはず。それなのに、ロイはあえて電話という手段を取っています。何か考えがあるんだろうと踏みタイマーは聞き返します。すすると、彼はこう切り返してきました。



ロイ『ここからは僕の推測の話になるので、全員を一斉に動かして余計なハンターによる犠牲者を生みたくなかったんです。…なので、『フロワロシードを破壊できる可能性のある人物』に絞って電話をかけることに決めました』

タイマー「なるほどね。…それで、僕がその『フロワロシードを破壊できる可能性のある人物』ということでいいのかな?」

ロイ『推測が正しければ、ですが…。タイマーさんは今どこにいらっしゃいますか?』

タイマー「僕?えっと…マップの通りだと、『宮下通り』って場所にいるよ」

ロイ『今僕の目の前に『緑色のフロワロシード』があります。でも、僕ではフロワロシードを割れないみたいで。…で、先程アイクが『青色のフロワロシードを破壊した』と霧切さんから連絡があったことはご存知ですよね?それで、もし『黄色のフロワロシード』を発見したら教えてほしいんです」

タイマー「黄色…?どうしてそう思うの?」

ロイ『ミッションの破壊に必要な『フロワロシード』の数は3つ。そして、それぞれで色が違った…。これは、今回ドラマパート的な役割を果たしている3人『カラ松さん』『チョロ松さん』『十四松さん』のイメージカラーと一致しているんです。アイクが壊した色が『青』。僕の目の前にあるフロワロシードの色が『緑』なので、残りの見つかっていない1つが『黄色』という推測を僕は立てました』

タイマー「うん、分かったよ。見つけたら教えるね!…でも、彼らの色と破壊できる条件。『ココロネの色』くらいしか思いつかないんだけど…。それだと、僕は割ることが出来ないよ?そもそも、僕のココロネも君と同じ『赤』だからね」

ロイ『はい。しかも、『ココロネの色』だけで判断すると、アイクが青いフロワロシードを破壊したことに説明がつかなくなってしまいます。あいつのココロネの色も『赤』ですからね…。それで、僕は色の他に『もう1つ条件がある』という考えに至りました。それが―――『属性』です』



ロイの推測だとこう。
今回サクヤからのミッションに挑んでいる保留組こと『カラ松』『チョロ松』『十四松』のイメージカラーの3色が、それぞれ3つのフロワロシードの色と一致していること。そして、それを破壊できるのは『ココロネの色が同じ色の逃走者』か『もう1つの条件、属性が適応した逃走者』だけだということ。

確かに、彼の考えだとアイクが青いフロワロシードを破壊出来た理由が不透明になってしまいますもんね。
…そして、ロイの考えを聞いていたタイマーにも、とある1つの考えが浮かびました。



タイマー「…あっ!僕も分かったかも!その属性って…『色』に関係するのかな?例えば…青だったら『水』、緑だったら『風』、そして黄色だったら―――『雷』って当てはめていくと…。属性でなら、僕は黄色いフロワロシードを破壊できるよ!」

ロイ『流石、理解が早くて助かります。そして、恐らくサクヤさんはこのミッションが詰まないように『救済処置』を施している可能性が高いです。それが…アイクが青いフロワロシードを破壊出来た理由に繋がると思います。…タイマーさん、もう1つお願いがあるんですけど…。このことを、『マモニスさん』にも連絡してほしいんです。本当なら僕が連絡すべきところなんですけど…』

タイマー「いや、そこはこの僕、『歌って喋れるミュージシャン』タイマーに任せて!…黄色いフロワロシードを壊せることは分かったけど、緑色のフロワロシードを壊せる逃走者って…」

ロイ『唯一の風属性であるクロムが確保されている上に、今回逃走中に参加している出場者の中で『ココロネが緑色』の逃走者がいないんです。つまり―――緑色のフロワロシードを壊せる逃走者が…悔しいけど、あいつしかいない。僕は今からこのことをアイクに連絡します。…すみません、こんなことを頼んでしまって』

タイマー「ううん、ここは協力してミッションクリアしようよ!…それにしても凄いね、君は。あんな少ないヒントからここまで導き出せるなんて…。流石、『FE御三家の将』だね!」

ロイ『……は?なんでそんなことになってるんですか?!』

タイマー「マスターハンドさんが言いふらしてたよ?『うちにはFE界の御三家がいて、それぞれ『王』『兵』『将』って呼べるほど高名な人だ』って。……あれ、間違ってた?」

ロイ『(ゲーム終わったらあの右手しばきに勝ち上がり乱闘しよう…)
   …いえいえ、気にしないでください!とにかく、黄色いフロワロシードのことは頼みましたよ!』
   
タイマー「おっけー!絶対ミッションクリアしようね!」



ぷつり。電話が切れたようです。
…マスターハンドは後で覚悟せねばならないようですね?



タイマー「…よーし、僕もミッションクリアに貢献するぞー!」





タイマーは早速マモニスに電話で連絡し、ロイが立てた推測のことと『宮下通り』まで来てほしいことを話しました。途中で七海さんの声も聞こえてきたので、まだ一緒に行動しているようですね。
マモニスは一旦彼女と別れ、すぐにこちらに来てくれるようです!


















【69:41】





マモニス「タイマーさーん!こっちです、こっち!」

タイマー「マモニスさん!急に呼びつけてごめんなさい…。呼び出した後で申し訳ないんですけど、ミッションクリアに協力してもらえませんか?」

マモニス「当然ですよ!この『強欲の悪魔』マモニスが活躍しちゃうんですから!」

タイマー「頼もしいや!それじゃ、早速黄色いフロワロシードを探そう!」



マモニス、本当にすぐに来てくれました!リンクルキングダムでもこれだけ力を発揮すれば悪魔としての威厳が出せましたのにねー。←
どうやらタイマー、ここら辺にあると自信を持って思っている様子。時間も惜しいと早速フロワロシードを探し始めました。



マモニス「…むむむ。ありませんねぇ」

タイマー「残りの2つのフロワロシードがどっちも『新しく解放されたエリア』に置いてあったから、ここら辺にあるのは間違いないんだけど………あっ!あった!」





タイマーが指差した先には、黄色い種のような置き物が。中には『封印』と書かれたカードが入っています。
フロワロシードで間違いなさそうですね!





マモニス「これがフロワロシードですか…。結構な大きさがあるんですねぇ」

タイマー「青とか黄色なら樹海に溶け込まずに何とか見つけられると思うけど、これは中々見つけづらい位置にあったね…。よーし、さっそく割って中のカードを取り出そうよ!」

マモニス「い、一緒ですよ!一緒に!」





タイマーとマモニス、一緒に黄色いフロワロシードに触れました。
すると、フロワロシードにぱきり、と亀裂が走り……粉々に砕けてしまいました。

中から現れる『封印カード』。お見事、カード入手です!





【68:03】

タイマー
マモニス

封印カード入手





タイマー「カードは僕が持っておくね。協力ありがとうマモニスさん!」

マモニス「こちらこそありがとうございます!これであと1枚ですね!……あっ、忘れないうちに黄色いフロワロシードのことをメールしませんと!」

タイマー「じゃあ僕はメールが送信し終わるまでハンターが来ないか見張ってるね!」












~宮下路地~





ロイ「―――ということで、アイクにこっちに来てほしいんだけど」

アイク『……すまん。行ってやりたいのは山々なんだが今移動ができない』

ロイ「は?体力馬鹿の君が移動が出来ないってどういうこと?」

アイク『さりげなく馬鹿にされたような気がするが今は流すぞ。……誰かがハンターに追われてる。巻き込まれないように今は隠れてるんだ』

ロイ「(くっ……こんな時に―――!)」





アイク、行きたくても行けない状況の様子!ハンターに追われている逃走者は一体…?

Re: 逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 ( No.32 )
日時: 2020/03/12 14:30
名前: YUMA (ID: xV3zxjLd)

ユマです。お久しぶりでございます。

感想何個かに分けると...

OPゲームの件>
最原氏...サイコロ判定する系ならそろそろハンター目出るかもしれないとは思っていましたが...

JOKERの件>
GOLI氏の画集はユマもサントラで購入しますたよ?アレ他曲にもトンデモ話題が満載でしたね。

ミッション1>
うわぁ。どちらにしてもハンター放出は避けられないと来ますか。ランダム仕様にした際にどうなるかも面白い所ですが...投票内容は最後まで秘匿なら問題ないですねー...つか最終的に投票したとはいえキュベちゃんもユマとほぼ同意見とは。つかアンタは寝るなwww鼻ちょうちんwww

そしてミッション後>
ミッション発令前にメタ、前後でめう、クロムが確保と来たか...着実に減ってますね...そしてエリアに倒れていた謎の人物...治療中だが彼、ニフルの存在がどうなる事か。...って謎の道化師?

ミッション2発令>
目的物を壊さないとハンターボックスの施錠キーが入手出来ない系統か。...あの際アイクが壊したシードは青...あ、多分...だからココロネの色とか属性とか指定してはったのね。後メインカラーの都合とか...

で、アイク大ピンチ...どうなる事か...ですね今回。

では失礼しました。

Re: 逃走中#CR02 渋谷の松野大作戦 ( No.33 )
日時: 2020/03/12 15:30
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: N0SZnmuB)

こちらでは初めまして。おろさんと申します。

ロイ(FE)「そっちの僕、フロフワシードのこと良くわかりましたね。」

クルール「何か自分がフロフワシード仕掛けた犯人ですみたいな言い方やめろ;」

ロイ(FE)「え?」←そんなつもりはなかった

・・・;それはそうと、逃走者たちがミッションクリアできるのか、誰が生き残るのかを楽しみにしてます。ドラマもどうなるのでしょうか・・・?
それでは失礼しました。


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