二次創作小説(新・総合)

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≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】
日時: 2022/01/12 14:54
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: DMJX5uWW)

       
 ご注意
◯死ネタが含まれます。
◯グロ注意
◯これは二次創作です。本家とは一切関係ございません。
◯ポケバは、アニメ方式で表現させて頂きます。
◯誤字脱字、私の語彙力不足での分からない所は、紙ほかの裏の陰謀についてでも、ここのスレでも大丈夫です。





プロローグ

ここは地球。
この星に住む、不思議な不思議な生き物。
──ポケットモンスター 縮めてポケモン
彼らは 空に 海に 大地に…さまざまなところに分布している。

この物語は… この世界の… この星の"裏"で生き残る少年の物語である…






  ──覚悟はできてるんだよね?──






 記憶。

イチ─仕事場─ >>1-11
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ニ─恋バナ─ >>12-13
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
サン─双子─ >>14-24
───────────────

   ・・・

『オリキャラ、お客様リスト』

暁の冬さんーリゼ >>20
――――――――――――――――――

【オリキャラ】
※注意※

◯裏陰と比べてかなりシリアスです。

◯微グロが入ります。

◯オリキャラは死ぬ確率がかなり高いです。

◯年齢の目安は2歳~15歳です。

◯性格は、物語の中が過酷な環境下なので、それに合った性格をしていただけると嬉しいです。

◯過去は書いても書かなくても大丈夫です。しかし、私が勝手に捏造してしまうかもしれませんがご了承の上ご応募ください。

◯色々変更するかもしれませんが(事前にお知らせします。)ご了承ください。


 オリキャラテンプレ

【本名】

【仮名】

【年齢】

【性別】

【性格】

【容姿】

【相棒のポケモン】

【サンプルボイス】

『』

『』

『』


【過去】

【備考(あれば)】

【このキャラは死んでも大丈夫ですか?(死なない場合もあります。)】

Re: ≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】 ( No.21 )
日時: 2021/12/26 21:33
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: kI5ixjYR)

>>20
暁の冬さん応募してくださりありがとうございます!リゼは早速使わせていただきますm(_ _)m
勝手な設定が入ったりするかもなので先に謝罪申し上げます。そしてご了承くだされば嬉しいです。

今後とも最期の足掻き共に裏の陰謀もよろしくお願いします!

Re: ≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】 ( No.22 )
日時: 2021/12/27 08:20
名前: 暁の冬 (ID: b2YT8yya)

>>21
はい、大丈夫です。使ってくれるだけで嬉しいので。

Re: ≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】 ( No.23 )
日時: 2022/01/01 05:27
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: BGpucW56)

「それより、シュウは何故ここにこれたんだい?隠し扉を作ってたはずなんだけど…」

ダミ...でいいのかな?は僕を不気味なガラスのような瞳で見つめる。それはまるで最初から全部分かっているような...
僕はその不気味さに屈しながらも事の経緯を説明した。その過程でダミは考える素振りはしていたものの基本微笑みを絶やさなかった。僕のことなんて最初から全てわかってますと言ってるような瞳。崩れない口角。何もかもが不気味だった。

「なるほど...てことは、そのリーダーを早く見つけないと行けないんだね」

リーダーっていうか、雰囲気と容姿からリーダーの妹だと思うんだけど...

「ダミはリーダーの妹じゃないの?」

僕は思った疑問をそのままぶつけてみた。ダミは一瞬ポカンとした表情を浮かばた後ケラケラと笑い出す。僕は何がおかしいのか分からずにただその場で慌てふためくしかなかった。

「あはははっ!いやぁ、そういう所レイに似てるよね。やっぱり。」

レイに似てる?え、どこが?!僕は抗議の目を向けつつ実は嬉しがってる自分が居ることも気づいていた。が押さえつけた。

「ごめんごめん。困らせちゃったね。僕はリーダーの妹じゃないよ。血縁者でもない。」

あれ、もしかして思い違いだった?!なら僕凄く恥ずかしくないか?!
そう思うと僕の顔は下から徐々に熱を帯び始めた。

「あ、リーダーだっけ?リーダーは図書室にいるはずだよ。」

ダミは僕に助言をしてくれる。恥ずかしくなって凄く罰が悪かったからその助言はありがたいな。
そうと決まれば図書室に行かなきゃ!確か食堂の隣だったはず。

「あ、シュウ。暇になったらまたおいでよ。僕もずっとひとりで暇だからさ。あ、もちろん他の人には内緒でね?」

ダミはイタズラ好きな笑みを浮かべてそう言った。何故他の人には内緒にするのか。そんな疑問はその時浮かばなかった。ただリーダーを呼ぶことで頭がいっぱいだったからだ。

「うん!またねダミ!」

僕はそう言って扉をくぐった。

「...またね...レイ...」

ダミのそのくすんだ声は僕には届かなかった。

ーーーーーーーーーーーーー
《レイ》

「キュウコン。ふぶき」

青髪の奴が呟くと部屋の中が雪で包まれる。俺とゲッコウガはそれをモロに受けてしまう。

「よしやったか!」

桃髪の奴が叫ぶ。それはフラグってやつじゃないのかい?そう思いながら俺は笑いながら双子の前に現れる。

「そんな攻撃俺には効かないんだよなぁ」

そう言って俺は双子の首を掴む。それと同時にゲッコウガはキュウコン2匹の首に水手裏剣を当てている。チェックメイトだ。今頃双子とキュウコン達は死ぬ恐怖で怖気ずいているだろう。それをじっくり楽しむのも見ものなんだが...おっと、昔の"あいつら"の悪趣味が写ってしまった。自重せねば。

「じゃあ。楽に死ねることを喜びなよ」

俺はそう言って双子の首を折ろうと...した。

「無駄に戦力を削るのは辞めてくれないか?」

その声の主はクリーム色のフード付きコートを着ており、見慣れた白銀の髪に紫紺の瞳をした青年。リーダーだ。
シュウ。連れてくるのが遅いよ。危うくこの双子を殺しかけたじゃないか。

「ま、間に合った...」

後ろからシュウがゼイゼイと息を荒らげながら追いかけてきた。お、リーダーにギリギリ追いつけるようになったとは。成長したねシュウ。

「レイ。聞いてるのか!」

おっと、シュウのことで頭がいっぱいでリーダーの声が聞こえてなかったようだ。

「ごめんごめん。聞いてなかった」

俺はケラケラと笑いながらリーダーに言う。リーダーは額に青筋を浮かべた。あ、これはヤバいな。

ーーーーーーーーーーーーー
《シュウ》

なんとか僕は図書室にいたリーダーを呼びレイと双子の喧嘩に見事終止符を打つことに成功した。着いた時にはレイとゲッコウガは双子とキュウコン達にトドメを指すところだったから危なかったけど...

「いいか!仕事人同士の争い事は禁止だ!特にレイ!お前は大きな力がありすぎるが故に他の力を持った仕事人を直ぐに消すことが出来る。しかしだ!そんなことしたらただでさえ人数、勢力不足の施設が潰れるだろうが!潰れたらお前らはゆく宛もなくさまよい死ぬだけ何だからな!いいか!もう一度言う!仕事人同士の争い事は禁止だ!」

リーダーの長くあひがたーい説教がレイと双子に注がれる。というか僕達のことって仕事人って言うんだ。覚えておこ。

「はいはい。すまなかったよリーダー。」

何度言っても態度を改めないレイに諦めたのかリーダーはため息を着くとコートを翻し帰って行った。

「まあ、これで分かっただろう?俺と君たちには大きな差があるんだ」

リーダーがいなくなった後、レイはまた喧嘩の火種を産む。余計なこと言わなくていいのに...

「くっそぉっ!なんで...なんでなんだよぉ!死ぬ気で練習したのにっ!死ぬ気で...死ぬ気で強くなったのに!」

桃髪の子が悲痛に近い叫びを上げる。"死ぬ気で"その一言は幼い子にしては酷く重く過酷な環境が垣間見えた。この施設で育ったからこそ、命をかけて来たからこそ言葉一言一言に重みがあった。僕は15歳だ。けれどこんな重い言葉は発せられない。

「そうだなぁ。」

レイは微笑みを絶やさず考える。しかし、チラチラと僕の方を見てくる。あれ、もしかしてこれからどうすればいいか分からないとかじゃないよね?僕にどうにかしろって言ってるのかな?
ど、どうしよう。取り敢えず部屋に戻すとか?
するとレイは尚ニッコリと笑った。あ、これ僕への期待が崩れた時の顔だ。

「とりあえず双子の名前は?無いのか?」

「無い」

レイが乱暴に問いかけると青髪の子は声色を変えずにポツリという。

「じゃあ名前考えようか。シュウ頼める?」

えぇ、ここで僕に押し付けてくるのかぁ。名前...名前...花が打倒だよなぁ。花...花...双子の髪色の青と桃を混ぜたら紫色の花が思い浮かぶ。紫の花と言えば...アイリス、アネモネ、スミレ...タツナミソウ。タツナとミソウ。安直だけど良いかな。タツナミソウの花言葉は分からないけど。

「桃髪の子はタツナ。青髪の子はミソウ。でどうかな?」

「うん。いんじゃないかな?」

レイはこんな安直な名前に肯定をしてくれる。

「...私はタツナ...タツナ...」

桃髪の子はタツナという名前を何回も復唱する。あれ、気に入らなかったかな?それとも勝手に名付けしたのが悪かったなぁ。

「ありがとう。私はタツナ。この子はミソウ。ありがとう」

名付けされるのがそんな嬉しいことだったのかな。青髪の子はただ黙って僕らの方を見つめる。そ、そんな見つめないでよ...

「さてさて、名付けは終わったところで、君達の生い立ちを聞こうか」

話を進めるのが早いなレイは。いや、こういう時どうすればいいか分からないのか?

「なんでお前に教えなきゃならないんだよ。」

タツナはレイに反抗的な態度を示す。レイはニッコリと微笑むがそこから怒りのオーラが少し...いや、すっごく見える。

「えと、僕達もっと仲良くなりたいな...って思って...僕たちの生い立ちも話すから、君たちの生い立ちも教えてくれない?」

僕はなるべく、穏便に話しかける。多分レイは双子と仲良くなりたくて困ってたんじゃないかな?そう思ってレイの方へ向くとレイは微笑みは絶やしていなかった。うん。全然わかんないや。

「...いいよ。お姉ちゃん優しいから。」

青髪の子...ミソウが呟く。え、ちょ、突っ込みが追いつかないって!

「ぼ、僕は男だ!」

顔を真っ赤にさせて僕は抗議する。ミソウはフフっと笑う。それを見てタツナは目を見開く。

「妹...いや、ミソウ...」

なんで驚いてるんだろ?

「ミソウが言うなら教える。生い立ち。」

タツナがそう言ってポツポツと話し始めた。

Re: ≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】 ( No.24 )
日時: 2022/01/12 14:50
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: DMJX5uWW)

《タツナ》
母親と父親。そんなものは知らなかった。生まれた時からいなかったから。否、気づいた時から僕は培養槽にいた。ひとつのポットにミソウと一緒に。身体中にチューブを付けられずっと、ずっといた。苦しくもなければ楽しくもない。只只無が続くだけだった。
ある日、2歳になった頃かな。ポットから出されて施設に放り込まれた。私たちは"普通の人間とは違う"から施設に放り込まれても何とかやっていけたけど... 生と死の狭間に毎日いると狂ってしまう。ミソウがいい例だ。ポットにいる間は外の世界について楽しく話してて、明るくてアグレッシブな子だったのに毎日の生死の分け合いで狂ってしまった。狂った当初はポケモンを八つ当たりのようにポケモンを狩りまくっていた。でもそれが続いていくとどんどん表情が無くなっていき、今のように無表情。何も興味を示さない子になってしまった。だからこそ、ミソウがシュウに興味を示した時は驚いた。だからこそシュウになら尽くそうと思った。この身を骨を、魂全てを。

ーーーーーーーーーーーーー
《シュウ》
僕の生い立ちが話終わったあと、タツナとミソウの生い立ちが話し終わった。それは5歳とは思えないほどに壮絶で残酷な生い立ちだった。まず親がいない、培養槽で生まれた。これだけでも過酷な人生が決定されてるようなものだ。更にこんな過酷な環境の施設に放り出されて、妹が狂うなんて。僕よりも倍壮絶な生い立ちだった。

「私達は話した。最後はレイ。」

タツナがレイに話を振る。レイはうーんと唸る。

「言わなきゃダメ?」

レイは無駄に整った顔をかくんと傾げる。カッコイイ...と思わず声が出そうになった。しかしタツナとミソウはギラッと目を釣り上げる。

「言えよ。」

「言って。」

タツナ、ミソウ2人の声が重なった。やっぱり双子だなぁと僕は呑気に思っていた。

「はぁ…話すから。その目辞めてくれないか。シュウに嫌われるだろ。」

レイが双子にきつく当たる。いや、いつも仕事で守ってもらってる身からするとそんなことで嫌ったりしないよ。レイなりの冗談かな?

「俺は_」

ーーーーーーーーーーーーー
《レイ》

俺も双子と同じ。培養槽で生まれた。双子とは違って1人でな。全身透明チューブで繋がれ、白衣を来た大人たちにジロジロと見られる気持ち悪い生活だった。
ある日突然外に出されてこの施設に来た。初日の仕事は死にものぐるいでこなしていった。と言っても一日に5体程しか倒せなかったが。
その日の夜飯の時。俺よりも強い奴らに襲われた。そんな中助けてくれたのが俺の初恋の人だ。本当に強くて、俺の数倍強かったであろう奴らがゴミのように蹴散らされてしまったのだ。多分。今の俺の数倍強い。そこから鍛えられて今に至る。

ーーーーーーーーーーーーー
《シュウ》
レイも培養槽育ちだったんだ。奴隷市場から来る人はそんなに居ないのかな?それより、初日で5体のポケモンを殺したって本当?!僕初日どころか、結構な期間レイに助けられて一体も殺せなかったよ!バケモノとの差って最初からあるんだな…と思い知ってしまう。

「はい、俺の話は終わり!まあこうして打ち解け合えたし。俺達はもう仲間ってことでいいよね。」

え、仲間?!レイ、仲間にするの強引だな。やっぱり人と仲良くするのって苦手なのかな。

「誰が仲間だよ!シュウはともかく、レイと仲間なんて思われたくもねぇ!」

タツナと、ミソウは僕に懐いてくれてるようだ。バケモノ級の子達と言っても見た目は孤児だ。懐いてくれるのは嬉しい。レイは残念だけど……

「じゃあシュウの世話は君達がしてくれるのかな?」

え、ええええ?!レイ!僕を捨てる気?!いや、元々レイの物ではないけど。
でも、レイに捨てられると思うと悲しいような怖いような…

「あぁ!シュウは俺達で世話する!」

「シュウ。私達と。一緒。」

タツナとミソウが言う。するとレイは微笑みを絶やしていないが…なんか口元がピクピクしてる。
お、怒ってる?

「ならいいけど。コイツ。一日に助けもないと500体殺せるかどうかだよ?しかも弱いやつ。俺の助けがなかったら一日2匹倒せるかどうか。それを世話しきれるの?」

レイの猛攻撃が続く。隣のゲッコウガもウンウンと頷く。ぼ、僕そんなお荷物だった?いや、お荷物の自覚があったけどこんなダイレクトに言われると結構傷つく…

「うっそれは…」

「……出来ない。」

タツナとミソウにとっても僕はかなりのお荷物のようだ。
うっ、不甲斐なくてごめんなさい…
僕のメンタルはどんどん凹まされていく。

「で、提案だ。俺達と一緒に行動したらシュウを世話しながら一緒にいられる。さらに毎回ランキング1位の俺がサポートする。よって双子のランキングも上がる。どうだい?悪い話じゃないだろう?」

確かに。双子にとってはこれ以上ないメリットが詰まった案だ。しかし、タツナはかなり頭が切れるようで、こんな甘い案にも即乗らずに考え込んでいる。

「兄さん……タツナ兄さん。私。乗りたい。案」

ミソウがボソ、ボソッと呟く。タツナはミソウの声にすぐさま反応する。

「乗る。その案乗るよ!」

思考を放棄しレイの案に乗る。こう見るともしかしてタツナってシスコン?なんか親近感が湧くな。

「よし決まりだね。早速リーダーに頼んで同じ部屋にしてもらおうか。」

そう言ってレイは部屋を出ていった。なんだかんだ言ってレイが1番喜んでるじゃないか。するとタツナはまた何かを考えてる。

「どうしたの?タツナ」

他に考えることは無いだろうと思って聞く。

「いや、ずっと1人で行動して、ランキング常に1位だったレイがなんで仲間を作ることに執着するのか分からなくて」

確かに。なんでだろう?というか、こんな小さい歳で考えようとするなんて凄いな。僕より頭いいのかも。

「うーん。単純に寂しかったとか?」

僕は思ったことをそのまま口にしてみた。タツナは眉を歪める。

「そうだといいんだけど…」

それってどういうことなんだろ?
まあいいか。

こうして僕らにタツナとミソウという双子が仲間に加わった。

〜完〜

Re: ≪ポケモン二次創作≫ 最期の足掻き【オリキャラ募集】 ( No.25 )
日時: 2022/01/15 00:41
名前: ベリー ◆mSY4O00yDc (ID: Mu5Txw/v)

ヨンーリゼー

『ガヤガヤガヤガヤガヤ』

食堂にて、人が看板を見るために集まり、圧死される人が出るかと思うぐらいぎゅうごゅうになっている。ここを通るなんて出来なさそうだな…
僕は半ば諦めた。すると

「通してくれるかい」

レイの低く、深い深海のような声がじわっと響き渡る。決して大きい声ではないが耳に残る声。その声を聞いた瞬間。野次馬はビクッと体を1回跳ねさせ、すぐさま僕たちに道を開けてくれた。
やっぱり凄いな…レイは。
タツナとミソウもおおっと小さく声をだし関心している。
しかしレイはそれが当たり前かのように堂々とその道を歩く。

「これが今回のランキングのようだね。」

レイが見つめるその先には掲示板に貼られたボロボロの紙があった。そこには1位から10位までのランキングが書いてあった。

1位は…レイだ。

「さすが…レイだね」

僕がボソッと呟く。それにレイは微笑みを絶やさずこういった。

「まぁね」

その顔が綺麗で僕はうっかり見とれてしまった。

「あっ!俺たち2位になってる!」

見とれているとタツナが目を輝かせランキング表を見る。そこには2位 タツナ ミソウ と表示されていた。いつの間にタツナとミソウの名前がバレたんだ… 隠してるわけでもなかったけど。

「上がってる……ランキング……!」

心做しか笑ってるようにみえるミソウが言う。タツナはミソウの頭をがしゃぎしゃと撫でている。それじゃあミソウの綺麗な青髪サイドテールがグシャグシャになっちゃうじゃないか。少し惜しく感じながらも僕はその様子を微笑みながら見る。

「シュウ。見てご覧。5位だよ」

レイが僕に声をかける。ほ、ほほほほ本当だっ!僕5位だ!
10位以内にも入るの難しいって言われてたのに!やったぁ!
僕はそこでガッツポーズをとる。タツナとミソウには負けてるけどね。

すると後ろから視線を感じる。いや、視線は野次馬から痛いほど突き刺さってるけど、なんていうか、殺気?っていうか。とにかく僕は背筋がゾッとした。その先を見ると…
ショート髪に紫髪、琥珀色の瞳の子が遠くから僕のことを見つめていた。目が合ったと思うとその子はすぐに去っていってしまった。
なんだったんだろう?

「シュウ、タツナ、ミソウ。ランキング上位に入ったんだから、物品を貰えるよ。」

そうだ!それを貰うために僕は頑張ったんだよ!これで脱走に1歩近づく!僕達はその物品が貰える場所に行くため歩き出した。

『6位 リゼ』

そのランキングには僕達は見向きもしなかった。


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