二次創作小説(新・総合)

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北大路さくら劇場 終幕!!
日時: 2022/01/01 08:49
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

この作品は北大路さくらちゃんの魅力を少しでも多くの人に知って貰いたいと思い、執筆することにしました。カッコイイさくらちゃん、可愛いさくらちゃん。色々なさくらちゃんを堪能してほしいです!
それでは北大路さくら劇場、開幕です!!

Re: 北大路さくら劇場 ( No.37 )
日時: 2021/12/12 18:16
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

さくら「ミア様、お誕生日おめでとうございますわ!」

ミア「さくら!? ボクの誕生日を知っていたのか」

さくら「当然ですわ。大好きなミア様のお誕生日を忘れるはずがございませんわ」

ミア「まあ、一応はありがとうと言っておくよ」

さくら「ミア様に喜んでいただけてこのさくらも嬉しいですわ。ところで、今日はおひとりなのですか? いつもは璃奈様もご一緒ですのに」

ミア「・・・・・・実はこれから璃奈と待ち合わせなんだ。このお店に入ったのは小腹を満たそうと思って」

さくら「ミア様。璃奈様との楽しいひと時をご満喫くださいませ。この北大路さくら、影ながら応援させていただきますわ」

ミア「君を見ていると、こういう子が日本の大和撫子って言うんだろうなって思う時があるよ」

さくら「そんなそんなそんな! 私のような未熟な者が大和撫子などと、勿体ないお言葉を」

ミア「謙遜しなくてもいいよ。こういう時は素直に受け取るんだ」

さくら「それではミア様の有難いお言葉を感謝して頂きますわ」

Re: 北大路さくら劇場 ( No.38 )
日時: 2021/12/13 12:45
名前: トクマ (ID: jtELVqQb)

 初めましてモンブラン博士様。
 自分はトクマと申します。
 北大路さくら劇場を読ませて頂きましたが、地の文による説明が細かく丁寧で展開が分かりやすく、様々なキャラの再現が高くて、とても読みやすかったです。

 同時に自分はモンブラン博士様に謝罪しなければいけません。
 今から五年前、ここ小説カキコにて『北大路さくら』と名乗る作者が合作で作品を出しました。それはアイカツキャラを使用した作品でしたが、お世辞にも良い作品とは呼べませんでした……むしろ、酷い部類に入る方で……
 そして、現在でここを見つけた際にあの作者が名前を変えて戻って来たのかと思いましたが、蓋を開ければ勘違いでした。

 誠に申し訳ありません。

 作品のクオリティは高いので、是非とも頑張って欲しいです。陰ながら応援しております。

 長文、失礼致しました。それでは!

Re: 北大路さくら劇場 ( No.39 )
日時: 2021/12/13 19:53
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

トクマさんへ
感想ありがとうございます!読みやすいと言ってくださり大変嬉しいです!
謝ることは何もありませんよ。
感想本当にありがとうございます!作者冥利につきます!

Re: 北大路さくら劇場 ( No.40 )
日時: 2021/12/15 20:16
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

九条ひかりは学校から帰ってすぐにエプロンに着替えてアカネのタコカフェの手伝いをしている。
彼女にとっては部活のようでもあり日課でもあり、日常に欠かすことはできない大切な風景である。
たこ焼きを買いに来るお客さんを接客していると、自分も笑顔と元気を貰うことができて嬉しくなるというのがひかりの考えてある。この日もいつものように手伝いをしていると、珍しい客がやって来た。

「たこ焼きをひとつ頂けませんか?」
「まあ♡」

ひかりは目をキラキラと輝かせて顔中に喜びの色を見せた。目の前の客が巷で大人気のアイドル、北大路さくらだったからだ。

「かしこまりました。少々お待ちください」

ひかりは慣れた手つきでくるくるとたこ焼きを回して形を整え、ソースに青海苔、鰹節をまぶしていく。
香り高い白い煙が店や外の席にまで漂っていく。

「お待ちどおさまです!」

最高の笑顔でたこ焼きを差し出すひかりにさくらも笑顔を見せてお金を手渡す。
そしてふーふーと息を吹きかけ少し冷ましてから爪楊枝でぱくり。

「美味しいですわ!」
「ありがとうございます!」

夕焼けに染まるふたりの笑顔はキラキラと輝いていた。こうしてひかりの心の中には大切な記憶のアルバムの1ページが追加されるのだった。

おわり。

Re: 北大路さくら劇場 ( No.41 )
日時: 2021/12/15 20:33
名前: モンブラン博士 (ID: pRqGJiiJ)

秋も深まった公園のベンチで、北大路さくらはひとりで腰かけていました。
ロケが終わって少し休憩の時間になりましたので、誰かを待つということもなく、ただ何となくと言った風に木製のベンチに腰掛けたのです。
綺麗に足を揃えて座り、公園を眺めます。
季節は秋ですから、公園に生えている木々は茶色や赤い葉をつけています。
さくらの頭上にそびえ立つように生えたイチョウの木から風に吹かれたイチョウの葉がハラハラとさくらの頭の上や膝に落ちてきました。
さくらは膝に落ちた葉に微笑み、ゆっくりと目を閉じて深呼吸をします。秋の爽やかな空気を肺にいっぱい取り込んでから思いきり吐き出します。冷たい風が全身に染み渡っていくような心地よさを覚え、さくらは目を開けました。
それから頭と膝のイチョウの葉を優しく取ってベンチに置くと、立ち上がって歩き始めます。僅かな休憩時間ではありましたけど、さくらは充分なほど秋の光景を楽しむことができたのです。

おわり。


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