二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中:恋路迷宮ターミナル[完]
- 日時: 2023/07/12 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
Ride on time, fugitives.
<逃走者一覧>
愛城恋太郎(君のことが大大大大大好きな100人の彼女)
赤神明光(てんぷる)
天野エリカ(カッコウの許嫁)
綾崎ハヤテ(ハヤテのごとく!)
一姫(雀魂)
鷺森灼(咲-Saki-シリーズ)
桜衣乃(おちこぼれフルーツタルト)
桜ノ宮苺香(ブレンド・S)
志田黒羽(幼なじみが絶対に負けないラブコメ)
染谷まこ(咲-Saki-シリーズ)
雀明華(咲-Saki-シリーズ)
中野四葉(五等分の花嫁)
棗ノノ(うらら迷路帖)
羽瀬川小鷹(僕は友達が少ない)
福路美穂子(咲-Saki-シリーズ)
幕澤桜花(女神のカフェテラス)
海凪小春(スローループ)
水瀬渚(カノジョも彼女)
八重森みに(彼女、お借りします)
唯我成幸(ぼくたちは勉強ができない)
(全20名・五十音順)
<ゲーム情報>
ゲーム時間:90分
賞金:1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数:4体
- Re: 逃走中:恋路迷宮ターミナル ( No.10 )
- 日時: 2023/05/21 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
Prrrr! Prrrr!
クロ
「あっ、メール来た」
苺香
「[MISSION1 駅に向かう地下鉄の車内に3体のハンターが出現した]」
明光
「[地下鉄が駅に到着するとハンターが解き放たれ、残り65分になると3か所の出口から1体ずつエリアにハンターが解き放たれてしまう]」
成幸
「[阻止するには、それぞれの出口の両脇に設置されたレバーを2人で下ろし、出口のゲートを封鎖しなければならない]」
MISSION1 ハンター放出を阻止せよ!
商業施設 ― ロータリー ― 公園 ☆
\ ☆ | /
― ― ― ― ―[ 駅 ]― ― ― ― ― (線路)
|
バスターミナル ☆
|
駅前広場
現在、3体のハンターを乗せた地下鉄が駅に向かって走行中
地下鉄が駅に到着すると中からハンターが解き放たれ、残り65分になると公園・ロータリー・バスターミナルの3か所の出口からハンターがエリアに解き放たれてしまう!
阻止するには、それぞれの出口に設置されたレバーを2人で下ろし、ゲートを封鎖しなければならない!
一姫
「ヤバいにゃ!これは止めないとマズいにゃ!」
ハヤテ
「いきなりハンターが増えるのはやってないな……ただでさえ4体いるっていうのに……!」
みに
「3体も増えたらヤバいっス!1体でも、これは止めに行くっス!」
ハンター3
「…………」
現在、エリアには4体のハンター
このままでは残り65分に3体のハンターが放出され、その数は合計7体となってしまう!
苺香
「ということは、最短でもこのショッピングモールを出て、ロータリーまで行く必要があるわけですか……」
苺香
「……それでも遠いですね……どうしましょうか……?」
四葉
「あっ、バスターミナルなら近くにある!」
四葉
「これは行くしかないね!」
美穂子
「……私、このままじゃ絶対終われないわ……!」
美穂子
「棗さんのおかげで私は今逃げられているんですもの……私がやらないと!」
逃走者たちが、続々とミッションに動き始める……!
【ミッションどうする?】
恋太郎
「俺もやるよ……ハンターが増えるのだけは、何としても阻止しないと!」
愛城恋太郎も、ミッションへのやる気は十分だ……!
恋太郎
「俺、高校に入ってから何だか調子がいいんだ……それはもう色々と上手くいくことばかりで悩んじゃうくらいなんだ」
恋太郎
「もちろん簡単なミッションじゃないと思うけど……俺ならできる気がするんだ!」
高校入学後に突如としてモテ期に突入した恋太郎
果たして、ミッションクリアに貢献することはできるのか……!?
明華
「2人同時……ということは、私が行っても他に誰かいなければレバーを下ろすことはできないということですよね?」
明華
「出口まで移動した上で他の方を待つとなると、リスクが大きいですね……ここは様子を見ましょうか……?」
ミッションのリスクを重く見、一旦様子を見る雀明華……
ハンター2
「…………」
その近くに、ハンター……!
明華
「ゲームはまだ始まったばかりですし……まだ捕まりたくない時間帯ですからね」
ハンター2
「…………」
[________]
明華
「……!ハンターです!」
ようやくハンターの接近に気づき、その場を離れる……
ハンター2
「…………」
ハンター2
「…………!」ダッ
しかし、見つかった……!
明華
「きっ、来てます!」ダッ
ハンターの追跡を見て、明華も全力疾走に切り替えだ!
ハンター2
「…………」タッタッタッ
明華
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
明華
「ハァ……ハァ……」タッタッタッ
[CHOE]
[________]
ハンター2
「…………?」
上手く撒いたようだ……!
明華
「ハァ……ハァ……早めに気づいて、よかったです……」
明華
「普段、こんなに走ることがないもので……もう、疲れてしまいました……」
しかし、体力を大幅に消耗してしまった……!
ハンター4
「…………」
ハンター1
「…………」
明光
「さて……ミッションか、どうするかなー……?」
ミッションに動くかどうか検討中の赤神明光……
明光
「そりゃあ行った方がいいってことは分かってるんだが……要は2人居れば1か所封印できるってことだろ?俺が動いている間に誰かやっててもおかしくはないよな……」
1か所の出口を封鎖するのに必要な人数は2人
残り逃走者の人数18人と比較すると、ハードルは低い……!
明光
「……でも、一応俺も行っておくか……終わってたら終わってたで、別に損はしないわけだしな」
明光
「煩悩を振り払うには、こういう小さな善行の積み重ねも大事だからな」
恋愛の煩悩に取りつかれている明光
ミッションに参加し、煩悩に打ち勝つことはできるのか……?
80:00
120,000円
残り18人
愛城恋太郎/赤神明光/天野エリカ/綾崎ハヤテ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/桜ノ宮苺香/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/海凪小春/水瀬渚/八重森みに/唯我成幸
- Re: 逃走中:恋路迷宮ターミナル ( No.11 )
- 日時: 2023/05/17 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
クロ
「2人同時に下ろさないといけないってことは、私以外にあと1人誰か必要ってことでしょ?」
クロ
「それなら、先に誰かと待ち合わせの予定を立てた方がよさそうだね」
確実にレバーを下ろすパートナーを押さえるため、他の逃走者に電話をかけるようだ……!
クロ
「電話しなかったら、もしかしたら誰も来てくれないかもしれないからね」
Prrrr! Prrrr!
渚
「志田さんから電話です……ミッション関係でしょうか?」
電話の相手は、水瀬渚だ……!
渚
『もしもし、志田さんですか?』
クロ
『渚、ミッション行く?』
渚
『はっ、はい!今から行くところです!』
クロ
『渚って、今どこにいる?』
渚
『えっと……今駐輪場にいます!一番近いのがバスターミナルなので、そちらに向かおうかと……』
クロ
『じゃあ、そこで待ち合わせしよう。レバーを下ろすにはもう1人必要だからね』
渚
『分かりました……あっ!でも、私よりも先に誰かがいたら、遠慮せずに下ろしてしまって構いませんから!』
クロ
『もちろん。渚こそ、私のことは待たなくていいからね』
渚
『了解です。それでは!』ピッ
クロ
「とりあえず、渚が来てくれるから最低限はOKかな」
クロ
「あとのことは、あっちに着いてから考えよう」
渚
「何はともあれ、早いに越したことはありませんからね……行きましょう!」
このミッションにおいては、逃走者同士の協力が必要不可欠だ!
小春
『オッケー!じゃあ、今から公園に向かうねー!』
エリカ
『分かったわ。私もすぐ行くから!』ピッ
一方、海凪小春と天野エリカは公園の出口で待ち合わせをするようだ……!
エリカ
「とりあえずこれで1つは下ろせそうね……小春がちゃんと来てくれれば、だけど」
小春
「約束したけど、捕まっちゃったら意味ないからね……慎重に急ごう!」
ハンター4
「…………」
待ち合わせをしても、どちらかがハンターに捕まってしまえば、プランが崩壊してしまう……!
恋太郎
「おっ、あったぞ!これがレバーか!」
愛城恋太郎が、バスターミナルの出口に到着!
恋太郎
「これであと1人来てくれれば下ろせるんだが……ん?これは?」
そこで恋太郎が目にしたのは……
同時に下ろしたレバーの数だけゲートを封鎖することができる
チャンスは1度だけだ
恋太郎
「えっ?これ、どういうことだ?」
恋太郎
「もし仮に今誰か来たとして、そこですぐに下ろしたら他のレバーは下ろせないってことか?」
公園・ロータリー・バスターミナルの出口3か所に設置されたレバー
それぞれのレバーを2人で下ろせば、その出口のゲートを封鎖することができる
しかし、レバーを下ろすチャンスは全体で1度きり
すなわち、3体のハンター全ての放出を阻止するには3か所すべてに2人が集まり、合計6人の逃走者が同時にレバーを下ろす必要がある!
桜花
「あっ、あったあった!これだ!」
一方、ロータリーのレバーには幕澤桜花が到着!
桜花
「えっ、何これ?チャンスは1度きりってどういうこと?」
恋太郎
「おっ、バスターミナルの方に誰か来たみたいだな」
なお、それぞれのレバーにはモニターが取り付けられており、中継で何人集まったかを確認することができる!
ハンター1
「…………」
[ロータリー]
桜花
「……つまり、人が揃うまではここで待機しないといけないってことね……」
[バスターミナル]
恋太郎
「いずれにしろ、2人揃わないとこのレバー1つすら下ろせないわけだからな……誰でもいいから、誰か来てくれないと話にならないな……」
ハンター1
「…………」
ハンター1
「…………!」ダッ
見つかったのは、どっちだ!?
77:30
150,000円
残り18人
愛城恋太郎/赤神明光/天野エリカ/綾崎ハヤテ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/桜ノ宮苺香/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/海凪小春/水瀬渚/八重森みに/唯我成幸
- Re: 逃走中:恋路迷宮ターミナル ( No.12 )
- 日時: 2023/05/21 23:45
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
[ロータリー]
桜花
「……つまり、人が揃うまではここで待機しないといけないってことね……」
[バスターミナル]
恋太郎
「いずれにしろ、2人揃わないとこのレバー1つすら下ろせないわけだからな……誰でもいいから、誰か来てくれないと話にならないな……」
ハンター1
「…………」
ハンター1
「…………!」ダッ
ハンターに見つかったのは……
恋太郎
「うわっ、ヤバい!」ダッ
恋太郎だ……!
桜花
「えっ!?今あの人ハンターに追われなかった?大丈夫なのかしら……?」
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「誰でもいいとは言ったけど……ハンターはお呼びじゃないよ!」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
粘りの逃走を見せる恋太郎……
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「くっ、まだ来てる……一体どこまで逃げれば……」タッタッタッ
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「……なっ!?行き止まり!?」
しかし、逃げた先は袋小路だ……!
ハンター1
「…………」タッタッタッ
恋太郎
「くっ、これは無理だ……!」
76:47
愛城恋太郎 確保
残り17人
恋太郎
「捕まった……俺、まだ何もしてないのに……!」
恋太郎
「っていうかあんなに逃げてもダメなのかよ……ハンターしつこすぎるだろ……!」
女にもハンターにも、好かれる男……!
Prrrr! Prrrr!
小鷹
「[愛城恋太郎確保、残り17人]」
成幸
「うわ、アイツ捕まったのか……絶対ミッションには動いてくれそうだと思ったんだけどなー……」
灼
「これで捕まったのは3人か……」
ハヤテ
「えっと……地図によると出口はこのあたりのはずなんだけど……」
桜花
「ここよ、ここー!」
ハヤテ
「あっ、誰かいる!」
ロータリーの出口に、綾崎ハヤテが到着!
ハヤテ
「2人揃ったということは、もうレバーを下ろせるということですね?」
桜花
「待って!まだ下ろさないで!」
ロータリーに2人が揃ったため、今この2人がレバーを下ろせばハンター1体の放出を阻止することができる
しかしレバーを下ろせるチャンスは全体で1度きりのため、2体の放出が確定してしまう……!
ハヤテ
「なるほど……今僕たちがこのレバーを下ろせば他のレバーが下ろせなくなるということですか……」
桜花
「とにかく、今は他のレバーに人が集まるのを待つしかないわね」
ハヤテ
「でも、現状は僕たちだけ――あっ、ターミナルに誰か来たみたいですね」
[バスターミナル]
四葉
「あった!これがレバーだね!」
バスターミナルのレバーに、中野四葉が到着!
四葉
「でも、1人じゃ下ろせないんだよね?じゃあ今は他の人を待つしかなさそうだね……」
レバーの前で他の逃走者を待つ3人!
ハンター1
「…………」
ハンター2
「…………」
しかし3か所の出口はどこも周囲が開けているため、ハンターに見つかりやすい……!
【ミッション行く?】
苺香
「どうしましょうか……もちろん行った方がいいに決まっているのは分かっているのですが……」
苺香
「でも、今私がいるところの近くに出口がないんですよね……」
現在苺香がいるショッピングモールから、3つの出口まではどれも距離がある……!
苺香
「果たして私が動いて危険を冒す必要はあるのでしょうか……?ここは一旦様子見ということにしておきましょう」
自らの安全を優先し、ミッションは他人任せのようだ……!
イノ
「やっぱり怖いです……うかつに動くこともできません……」
同じくミッションに動かない桜衣乃……
イノ
「ハンター4体なんて、少し動いただけですぐに見つかってしまいそうです……もし見つかってしまったら、とても勝ち目はありません……」
イノ
「……というか、そんなことより私はこっちの方がピンチなんです……!」
ゲーム終了まで、膀胱は堪えられるか……!?
渚
「この道を渡ればバスターミナルですか……」
レバーがあるバスターミナルの目の前の道にやって来た渚……
渚
「確か、道を横切るには横断歩道を渡らないといけないんですよね?」
道路を通行してエリア間を移動する場合、交通法規の遵守が必須である……!
渚
「横断歩道はあっちですか……ってハンターがいます!」
ハンター2
「…………」
しかし、ハンターのせいで思うように動けない……!
渚
「やっぱり、そう簡単には行かせてくれないですよね……厳しいです……」
ハンター2
「…………」
一刻を争うミッションであれど、ハンターへの注意が最優先だ……!
75:00
180,000円
残り17人
赤神明光/天野エリカ/綾崎ハヤテ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/桜ノ宮苺香/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/海凪小春/水瀬渚/八重森みに/唯我成幸
- Re: 逃走中:恋路迷宮ターミナル ( No.13 )
- 日時: 2023/05/21 23:55
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
小春
「エリカちゃんもう着いてるかな~?私も早く行かなきゃ!」
小春
「あっ、福路さん!」
美穂子
「あれは……海凪さん!」
公園に向かう海凪小春が、福路美穂子と合流!
小春
「もしかして、福路さんも公園に行く途中ですか?」
美穂子
「えぇ、そうよ……私、レバーを下ろしに行くところだわ」
小春
「それじゃあ、一緒に行きましょう!私も今レバー下ろしに行くところだったんです!」
美穂子
「分かったわ……残り時間も少なくなってきたし、そろそろ急いだ方がよさそうね」
共に、公園を目指す……!
クロ
「やっと着いた~……ちょっと迷ったせいで遅くなっちゃったな……」
四葉
「あっ、黒羽さん!レバーはここですよー!」
クロ
「渚……じゃなくて四葉か」
四葉のいるターミナルの出口に、黒羽が到着!
クロ
「これは何?モニター?」
四葉
「はい!これで他の出口の様子を確認することができます!どうやらこのレバーは1回しか下ろせないみたいなので……」
クロ
「じゃあ、他の出口の人と同時に下ろさなきゃいけないってこと?そうなると話が変わってくるな……」
[ロータリー]
桜花
「あっ、ターミナルも2人揃ったわ!」
ハヤテ
「じゃあ、今僕たちが4人で下ろせば2体を阻止できるわけですか……」
ガタンガタン……
ハンター×3
「「…………」」
今4人がレバーを下ろせば、3体中2体の放出を阻止することができる
しかし、その瞬間残りの1体の放出が確定してしまう!
[ロータリー]
ハヤテ
「あと8分ですか……公園にはまだ誰もいませんけど、どうしますか?」
桜花
「まだ下ろさないわよ!当たり前でしょ!?」
ハヤテ
「ですよね……僕もまだ待った方がいいと思います」
[バスターミナル]
四葉
「誰かが公園に向かっていてくれればいいのですが……」
クロ
「……だけど1番奥の方にあるし、1人ならともかく2人行ってくれてるかどうか……」
公園のレバーに逃走者が到着するのを待つ2組のペア……
ハンター3
「…………」
しかし、そのいずれかにハンターが迫る!
[ロータリー]
ハヤテ
「ここは目立ちやすいですから、ハンターには最大限気を付けましょう」
桜花
「分かってるわ。私はこっち見張っておくから、アンタはそっち見てなさい!」
ハンター3
「…………」
[バスターミナル]
四葉
「どうしましょう?ロータリーのお2人はまだ待つみたいですけど……」
クロ
「私もまだ下ろさない方がいいと思うけど……誰かに電話して、公園に行かせるのがいいかも」
ハンター3
「…………!」ダッ
見つかったのは……
四葉
「電話するのはいい考えですね!それでは――」
クロ
「逃げて!」ダッ
四葉
「えっ……うわっ、ハンター来てる!」ダッ
バスターミナルの2人だ……!
ハンター3
「…………」タッタッタッ
クロ
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
四葉
「今ミッション中なんですから、邪魔しないでくださいよ~~!!」タッタッタッ
ハンター3
「…………」タッタッタッ
[________]
ハンター3
「…………?」
気付くのが早かったため、無事ハンターから逃れた!
四葉
「ハァ、ハァ……あれ、ハンター来てない?よかった~……」
クロ
「安心してる場合じゃない……すぐに戻らないと」
桜花
「……あれ、ターミナルの2人がいつの間にかいなくなってるわ!」
ハヤテ
「本当ですね……ハンターに追われたのでしょうか?」
桜花
「ホントに上手く行かないわね~このミッション……」
6人が同時にレバーを下ろすのは、極めて難易度が高い!
明光
「……あっ、あった!あそこだ!」
ハヤテ
「あっ、誰か来ましたよ!」
桜花
「ここはもういらないのよ……他のところ行ってくれないと!」
赤神明光がロータリーの出口に到着
しかし、すでに2人揃っているため人手は足りている……!
明光
「……って、もう2人いるのか。レバーはもう下ろしたのか?」
ハヤテ
「それが……レバーを下ろせるのは全体で1回だけみたいなんです」
桜花
「他のところには誰もいないから、もし私たちが今このレバーを下ろしたら2体の放出が確定するってわけ」
明光
「そういうことか……」
ハヤテ
「とは言ったものの、誰も来る気配がありませんね……」
桜花
「本当に、困っちゃうわよね……」
明光
「わーい困り顔もサイコー」ドカッ!(自傷)
桜花
「……!?ちょっと、何やってるのよアンタ!」
ハヤテ
「だ、大丈夫ですか!?」
明光
「(おのれ……煩悩!)」
桜花
「いきなり自分の顔殴るなんて、アンタどういう――」
ハヤテ
「逃げてください、ハンターです!」ダッ
桜花
「えっ……キャァァ!」ダッ
明光
「こんな時に……!」ダッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
3人の運命は!?
72:00
216,000円
残り17人
赤神明光/天野エリカ/綾崎ハヤテ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/桜ノ宮苺香/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/海凪小春/水瀬渚/八重森みに/唯我成幸
- Re: 逃走中:恋路迷宮ターミナル ( No.14 )
- 日時: 2023/05/26 23:30
- 名前: 綾木 ◆sLmy/eUNds (ID: ANX68i3k)
ハヤテ
「逃げてください、ハンターです!」ダッ
桜花
「えっ……キャァァ!」ダッ
明光
「こんな時に……!」ダッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
3人の輪の中に、ハンターが乱入……!
明光
「クソ……顔いってぇ……!」タッタッタッ
桜花
「もう……あとは下ろすだけだったのに、何なのよ!」タッタッタッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
ハヤテ
「くっ、こっちに来たか……!」タッタッタッ
ハンターの標的となったのは、綾崎ハヤテだ……!
ハンター2
「…………」タッタッタッ
ハヤテ
「このまま逃げてても勝ち目がない……上に上がろう!」
階段を利用し、ハンターをかく乱しに向かうハヤテ……
ハンター2
「…………」タッタッタッ
ハヤテ
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
みに
「……?なんだか、下の方から音が……」
逃げる先にいたのは、八重森みに……!
ハンター2
「…………」タッタッタッ
ハヤテ
「……八重森さん!ハンターが来ます、逃げてください!」
みに
「えっ、ハンターって……うわっ!本当に来てるっス!」ダッ
ハンター2
「…………」タッタッタッ
みに
「ちょっと……ちょっと待つっスーーー!!!」ポン
71:19
八重森みに 確保
残り16人
みに
「ハァ、ハァ……なんで……そんないきなり来られたら、逃げられないっス……!」
ハンターは、いつどこから現れるか分からない……!
みに
「水原さんの分も頑張りたかったのに……悔しいっス~~~!!!」
Prrrr! Prrrr!
渚
「[八重森みに確保、残り16人] そんな……八重森さんまで……」
ハヤテ
「うわ、これは完全に僕のせいだ……本当にごめんなさい……!」
そして、3か所のレバーの前からは誰もいなくなった……!
ガタンガタン……
ハンター×3
「「…………」」
現在、3体のハンターが地下鉄に乗ってエリアに接近中
彼らがエリアに解き放たれれば、その数は7体となってしまう!
一姫
「あっ、あそこにゃ!あそこにレバーがあるにゃ!」
誰もいなくなったロータリーのレバーの元に、一姫が到着!
一姫
「にゃ?モニターが付いてるにゃ。これで他のレバーの様子を確認できるのにゃね」
一姫
「私以外誰もいないにゃ。私が一番みたいだにゃ~!」
しかし、他のレバーの元には誰もいない……!
一姫
「みんな何をやってるのにゃ?もう残り6分だというのに、さすがに遅すぎるのにゃ」
小春
「福路さん、駅ってこっちでしたっけ?」
美穂子
「えぇ、もうすぐ着くと思うわ」
公園の地下鉄駅出口の近くにやって来た小春と美穂子……
小春
「もうあと5分です!福路さん、急ぎましょう!」
美穂子
「待って、ハンターがいるわ!」
小春
「えっ……!」
ハンター4
「…………」
しかし、1体のハンターが行く手を遮る……!
ハンター4
「…………」
美穂子
「これでは駅に行けないわ……一旦戻りましょう」
小春
「そんな……もうすぐそこなのに……」
一旦ハンターから離れる2人……
ハンター4
「…………」
ハンター4
「…………!」ダッ
しかし、見つかった……!
美穂子
「……っ!来るわ、逃げて!」ダッ
小春
「えっ……うわぁ!」ダッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
エリカ
「あっ、小春――ってハンター来てるじゃない!逃げなきゃ!」
同じくすぐ近くまで来ていた天野エリカも、Uターンだ……!
美穂子
「海凪さん、ここは別々に逃げましょう!」タッタッタッ
小春
「わ、分かりました!」タッタッタッ
二手に分かれて逃げる2人……!
ハンター4
「…………」タッタッタッ
ハンターの標的となったのは……
小春
「ハァ、ハァ……来てる!!」タッタッタッ
小春だ……!
ハンター4
「…………」タッタッタッ
小春
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター4
「…………」タッタッタッ
小春
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター4
「…………?」
気づかれる前に距離をとっていたため、振り切れたようだ……!
小春
「ハァ……ハァ……ここ、どこだろう……?」
小春
「振り切れたのはよかったけど……駅が遠くなっちゃった……」
美穂子
「ハァ……海凪さん、大丈夫だったかしら……?」
エリカ
「もうちょっとで駅だったのに……もう最悪!」
しかし、ミッションクリアに向けては大ブレーキとなった……!
70:00
240,000円
残り16人
赤神明光/天野エリカ/綾崎ハヤテ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/桜ノ宮苺香/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/海凪小春/水瀬渚/唯我成幸
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