二次創作小説（新・総合）
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入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 逃走中：恋路迷宮ターミナル［完］
- 日時： 2023/07/12 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
Ride on time, fugitives.
＜逃走者一覧＞
愛城恋太郎（君のことが大大大大大好きな100人の彼女）
赤神明光（てんぷる）
天野エリカ（カッコウの許嫁）
綾崎ハヤテ（ハヤテのごとく！）
一姫（雀魂）
鷺森灼（咲-Saki-シリーズ）
桜衣乃（おちこぼれフルーツタルト）
桜ノ宮苺香（ブレンド・S）
志田黒羽（幼なじみが絶対に負けないラブコメ）
染谷まこ（咲-Saki-シリーズ）
雀明華（咲-Saki-シリーズ）
中野四葉（五等分の花嫁）
棗ノノ（うらら迷路帖）
羽瀬川小鷹（僕は友達が少ない）
福路美穂子（咲-Saki-シリーズ）
幕澤桜花（女神のカフェテラス）
海凪小春（スローループ）
水瀬渚（カノジョも彼女）
八重森みに（彼女、お借りします）
唯我成幸（ぼくたちは勉強ができない）
（全20名・五十音順）
＜ゲーム情報＞
ゲーム時間：90分
賞金：1秒200円ずつ上昇、逃走成功で108万円獲得
ハンターの数：4体
- Re: 逃走中：恋路迷宮ターミナル ( No.20 )
- 日時： 2023/06/06 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
――――――
津山トシタカ《演：津田タカトシ（生徒会役員共）》
「まいったな……何を着ていくか決めるのを完全に忘れてた……」
朝食や歯磨き・頭髪のセットなど身の回りのことを一通り済ませた後、俺は自室でデートに着ていく服を選ぶ。
トシタカ
「こっちか……？いや、この組み合わせの方がいいのか……？」
トシタカ
「……うーん……」
トシタカ
「ダーメだ、ファッションは分からん！」
しかし、普段ファッションに無頓着な俺にとって、こういった場における相応しい服装を選ぶということはこの上ない難題である。
トシタカ
「大体、このサイトにある『コーデの最適解』ってなんなんだよ」
トシタカ
「印象のいい服装とか、そんなん受け手によってまちまちだろ……」
ドスドスドスドス！！
津山コトネ《演：津田コトミ（生徒会役員共）》
「トシ兄ー！大変だよーーー！！！」バーン！
トシタカ
「うおっ！？コトネ、入る前にノックしろって言ってるだろ！」
コトネ
「あっ……もしかして、デート前の処理中だったとか？それは失礼しました……」ギィィ
トシタカ
「違う違う、着替えてただけだから戻って来い！」
コトネ
「って、こんなことしてる場合じゃないよ！トシ兄、本当に緊急事態なの！」
トシタカ
「緊急事態？一体何のことだ」
コトネ
「大変だよ、地下鉄が止まってるって、今ニュースでやってた！」
トシタカ
「はぁ！？何でだよ！今から乗るってのに」
コトネ
「原因は分からない……けど、今のところ再開の見込みも立ってないんだって。どうするトシ兄？」
トシタカ
「仕方ない……在来線で行く。結構時間はかかるけど、やむを得ん」
幸い、今回待ち合わせ場所となっている駅は地下鉄も在来線も停車する駅である。
ただし、在来線の方がコースが大回りとなるため大幅に時間がかかってしまうのだ。
コトネ
「じゃあ、待ち合わせ時間に間に合うように急がなきゃ！」
津山
「あぁ、分かってる。適当に着替えてすぐ行く！」
いかなる事情があろうとも、初めてのデートで遅刻などもってのほかである。
？？？
「それでは、週末にまた会おう！」
？？？
「週末、楽しみにしてるわね」
？？？
「それじゃ、予定忘れるんじゃないわよ」
……いや、トリプルブッキングをかましている時点で既に最低なのは分かっているのだが。
津山
「とにかく、急ぐしかない！行ってくる！」
コトネ
「あっ、もう準備できたんだね！トシ兄ファイト～！」
津山
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
まさか家を出る前からハプニングに見舞われるとは。
まったく、先行きが不安で仕方がない。
――――――
カンナ
「あわわ……初めてのデートなのに電車が止まるなんて、災難だね……」
ピーリー
「まぁ、その元凶はすべて『これ』にあるんだけどね」
綾木
「これ言うな。全てはこのゲームのためだ。間髪入れず次のミッション行くぞ」
ピーリー
「もう次のミッションか、相変わらず早いな」
綾木
「ミッションの休憩なんて、5分ありゃ十分だ」
カンナ
「次はどんなミッションを出すの？」
綾木
「次はな……このゲームの根幹に関わる重要なミッションだ。さっきのミッションに動くかはアイツら次第だったが、今回は全員に動いてもらう」
▶[MISSION2]
シュン！
ハンター×50
「「…………」」
ゲームマスターにより、エリアに50体のハンターが入ったケージが出現
突如現れた大量のハンターが、逃走者たちを翻弄する！
- Re: 逃走中：恋路迷宮ターミナル ( No.21 )
- 日時： 2023/06/09 23:30
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
Prrrr！ Prrrr！
エリカ
「メールだわ！今度は何かしら？」
四葉
「[MISSION２ 南口のバスターミナルに50体のハンターを乗せた大型バスが接近中] えっ、50体も！？」
イノ
「[残り45分になるとバスが到着し、中にいるハンターがエリアに解き放たれる 阻止する方法はない] え……阻止する方法はないって、じゃあどうすればいいんですか！？」
灼
「続きがある…… [ハンターを回避するには、駅から鉄道に乗り込み、新エリアへ移動しなければならない]」
クロ
「[改札を通過するには、エリア内の２か所にあるQRコードのうちいずれかをモバイルで読み取り、運賃をチャージしなければならない]」
ハヤテ
「[電車は残り40分になると発車してしまう 急ぎたまえ]」
MISSION２ 新エリアへ移動せよ！
現在、駅の南口のバスターミナルに50体のハンターを乗せた大型バスが接近中
残り45分になるとバスが到着、中にいるハンターがエリアに解き放たれ、現行エリアでの逃走が不可能となってしまう！
ハンター放出を阻止する方法はないため、生き延びるには新エリアへ移動しなければならない！
エリア内の２か所に出現したQRコードのいずれかを読み取って運賃をモバイルにチャージすれば改札を抜けることができ、新エリア行きの電車に乗ることができる！
電車は残り40分になると発車してしまうため、それまでに乗り込むことができなければ、大量ハンターとともにエリアに閉じ込められてしまう！
桜花
「50体……ってあり得ないでしょ！？そんなに放出されたら確実に全滅よ！」
成幸
「じゃあ、このミッションは実質全員強制参加ってことか……」
小鷹
「このまま何もしなかったら終わりってことじゃないか……まだ自首する気もないし、これは行くしかないな」
美穂子
「間に合わなかったら確実に確保だわ……急ぎましょう！」
衝撃の通達を受け、続々と逃走者たちが動き始める！
ハンター×50
「「…………」」
残り45分になるとバスターミナルに50体のハンターを乗せたバスが到着、中からハンターが解き放たれ、エリアに取り残された者の逃走成功は実質不可能となってしまう！
渚
「立ち止まっている暇はありませんね……早くQRコードを見つけないと！」
明華
「一刻を争う事態ですね……急ぎましょう」
一姫
「とにかく走る……それだけにゃ！」
現時点で残る逃走者は13人
果たして、何人が無事に脱出できるのか！？
小鷹
「QRコードは２か所にあって、俺が読み取るのはそのどっちか一方だけでいいんだよな？」
小鷹
「……多分、駅の南北それぞれに１か所ずつあるってことなんだろうな……だったらこっちに絞って探せばよさそうだな」
２つのQRコードの場所に関するヒントはないため、自分で探し回るしかない！
灼
「これは……さすがにもうここから出ないとダメだね」
灼
「一歩も動かずに逃走成功なんて、そんなうまい話はないと思ってたけど……まさかこんなあからさまな形だとはね」
ゲーム開始から店内にとどまり続けていた鷺森灼も、ついに動き始める……！
灼
「……あっ、ハンターいる……！」
ハンター１
「…………」
しかし、ハンターを目撃し再びUターンだ……！
灼
「私がここから出ようとするとハンターが来るんだけど……これ、何なの？」
ハンター１
「…………」
ハンターの行動は、予測不可能だ……！
明華
「時間は残り12分ですか……となると、エリア全体を詳しく調べる時間はなさそうですね」
明華
「少しリスクはありますが……目立つところだけ、流して探していきましょう」
ミッションの時間に余裕がないと判断し、精密さより速度を優先するようだ……！
渚
「これ、ヒントがないということは自分の足でとにかく探し回るしかないということですよね……？」
渚
「……とは言ってもエリアは広いですし……どこを探せばいいのでしょうか……？」
ミッションの方針に迷う渚……
ハンター４
「…………」
そこへ、黒い影が迫る……！
渚
「……って、こうして悩んでいる間にも時間は過ぎていきます……考えるより、足を動かすべきですよね」
ハンター４
「…………」
[________]
[MINASE]
ハンター４
「…………！」ダッ
元逃走成功者・水瀬渚の運命は！？
55：30
414,000円
残り13人
綾崎ハヤテ/天野エリカ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/幕澤桜花/水瀬渚/唯我成幸
ミッションクリア者 ０名
- Re: 逃走中：恋路迷宮ターミナル ( No.22 )
- 日時： 2023/06/09 23:45
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
ハンター４
「…………」
[________]
[MINASE]
ハンター４
「…………！」ダッ
水瀬渚が、ハンターに見つかった……！
ハンター４
「…………」タッタッタッ
渚
「それじゃあまずは……って来てる！！」ダッ
ハンター４
「…………」タッタッタッ
渚
「気を付けていたつもりなのに……本当にいきなり来ますね……！」タッタッタッ
ハンター４
「…………」タッタッタッ
渚
「あのモールの中に逃げましょう……建物の中の方が、逃げやすいと思うので！」タッタッタッ
ショッピングモールの中に逃げ込む渚……
ハンター４
「…………」タッタッタッ
渚
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター４
「…………」タッタッタッ
渚
「ハァ……ハァ……！」タッタッタッ
[MINASE]
[________]
ハンター４
「…………？」
目論見通り、ハンターを振り切った！
渚
「ハァ……ハァ……危なかったです……！」
渚
「迷ったら、とりあえず建物の中に逃げれば何とかなる気がしたんです……前回、私が逃げ切ったのもこういう場所だったので……！」
逃走成功時の経験が、役に立ったようだ……！
クロ
「QRコード……QRコード……」
クロ
「……あっ、あった！絶対あれだよ！」
南エリアの広場を探索中の志田黒羽が、QRコードを発見！
クロ
「えっと……このカメラで読み取れば……」
[CHARGED]
クロ
「よし……チャージできた！駅に行こう！」
見事読み取り成功第１号となり、すぐさま駅へ向かう！
成幸
「おっ、あったあった！あれだ！」
一方、北エリアの公園では、唯我成幸がQRコードの記されたトラックを発見！
成幸
「意外とすぐ見つかったな……あとはこれを読み取れば――」
ブロロ……
成幸
「えっ？おい、ちょっと待て！」ダッ
ブロロ……
成幸
「ハァ、ハァ、ハァ……」
成幸
「クソ……見失った……！」
しかし、QRコードを見失ってしまった……！
成幸
「でも、とりあえずQRコードがトラックについているのは分かった。あとは道路沿いを探していけば、もう１回見つかるはずだ」
２つのQRコードは、それぞれ大型トラックの荷台の両脇に大きく取り付けられており、視認は容易である
だがトラックはそれぞれ北エリアの公園・南エリアの広場の周囲を回るように走行しているため、読み取るタイミングも重要だ！
桜花
「はぁー……こんなことってあり得る？ハンター50体とか……」
桜花
「せっかくさっきハンター放出を防いだっていうのに、これじゃさっきの努力がバカみたいじゃない！」
ハンター２
「…………」
QRコードを探す桜花に近付く、ハンター……！
桜花
「それにしても、時間短いわね……もうあと10分もないじゃない」
ハンター２
「…………」
桜花
「早くQRコードを見つけないと――っている！」ダッ
ハンター２
「…………！」ダッ
見つかった……！
桜花
「毎回毎回こういう時に……今はアンタらの相手をしてる場合じゃないのよ！」タッタッタッ
ハンター２
「…………」タッタッタッ
桜花
「ホンット、しつこいわね……！」タッタッタッ
ハンター２
「…………」タッタッタッ
階段を利用して逃げる桜花……！
桜花
「ハァ、ハァ、ハァ……」タッタッタッ
ハンター２
「…………」タッタッタッ
[MAKUSAWA]
ハンター２
「…………」タッタッタッ
桜花
「ハァ……ハァ……ひゃっ、嘘！？」ポン
53：52
幕澤桜花 確保
残り12人
桜花
「そんな……まだ全然距離あると思ってたのに！」
ハンター２
「…………」
桜花
「こんなに近くまで来てたなら早く言いなさいよ！こんなの、納得できないわ！！」
ハンター２
「…………」
ハンターには、何を言っても意味がない……！
Prrrr！ Prrrr！
ハヤテ
「あぁ……桜花さんも捕まったか……」
四葉
「ハンター増えずとも、全然油断できません……！」
小鷹
「あっ……あったぞ、トラックについてやがる！」
南エリアの広場で、羽瀬川小鷹がトラックを発見！
小鷹
「よし、あとはカメラで認証すれば――」
ブロロ……
小鷹
「あっ、おい待て！読み取るまで待て！」ダッ
[CHARGED]
小鷹
「あっ……フゥ、何とか間に合ったみたいだな」
走りながら読み取りに成功し、駅を目指す！
ブロロ……
美穂子
「あっ、見つけたわ！」
北エリアの公園では、福路美穂子……
成幸
「おっ、いた！今度こそ読み取るぞ！」
さらに、唯我成幸が再びトラックを発見！
成幸
「よし、止まってるな……今ならいける！」
[CHARGED]
成幸
「よし、今度こそチャージ成功だ！」
成幸
「……あれ？福路はあそこで何やってるんだ？」
美穂子
「あ……あれ？読み取りって、どうやればいいの……？」
モバイルの操作に、手間取っている……！
成幸
「どうしたんだ？やり方、分からないのか？」
美穂子
「あっ、唯我くん……ごめんなさい、私こういうの苦手で……」
成幸
「そういうことか……俺がやってやるから、それ貸せ」
美穂子
「えっ……やってくれるの？」
成幸
「カメラモードをONにして、QRコードに携帯を向ければ……」
[CHARGED]
成幸
「はい、これで完了だ」
美穂子
「すごい……本当にできてる……！ありがとう、唯我くん！」
成幸の助けで、機械音痴な美穂子も読み取りに成功！
[CHARGED]
ハヤテ
「よし……できた！」
明華
「あっ、入りました……これでいいんですよね？」
その後、南の広場で綾崎ハヤテと雀明華がQRコードの読み取りに成功
認証済み 未認証
綾崎ハヤテ 志田黒羽 雀明華 一姫 天野エリカ 鷺森灼
羽瀬川小鷹 福路美穂子 唯我成幸 桜衣乃 中野四葉 水瀬渚
まだQRコードを認証できていないのは、半分の６名となった！
52：30
450,000円
残り12人
綾崎ハヤテ/天野エリカ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/水瀬渚/唯我成幸
ミッションクリア者 ０名
- Re: 逃走中：恋路迷宮ターミナル ( No.23 )
- 日時： 2023/06/09 23:55
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
エリカ
「ハァ、ハァ……どこにあるのかしら？こんなに探しても見つからないなんて！」
まだQRコードを発見できていない天野エリカ……
エリカ
「絶対このモールの中にあると思ったのに……一旦外に出てみようかしら？」
探す場所をショッピングモールの外に移すようだ……！
エリカ
「……待って、ハンターいるわ！」
ハンター３
「…………」
しかし、ハンターのせいで思うように動けない……！
エリカ
「でも、こんなところで立ち止まってる場合じゃないし……別の出口を探すわ！」
ハンター３
「…………」
やむを得ず、ルート変更だ……！
一姫
「QRコード、どこにあるのにゃーーー！？！？」
同じく、未だにQRコードを見つけられていない一姫……
灼
「あっ、一姫だ」
一姫
「にゃ？その声は灼にゃ！」
同じくQRコード未認証の鷺森灼と合流……！
一姫
「灼！QRコード、見つけたかにゃ？」
灼
「いや、私はまだ……今までモールの中探してたんだけど、どうも見つからなくて」
一姫
「駅にもなかったにゃ！一体どこにあるというのにゃ！？」
灼
「もうこんな時間……そろそろペース上げていかないとね」
一姫
「分かってるにゃ！このままだとマズいのにゃ！」
灼
「じゃあ、２人で手分けして探して、お互いに見つけたら電話するっていうのはどうかな？ここは２人で協力した方が早く見つかると思う」
一姫
「それは名案にゃ！分かったにゃ、ここは手を組むにゃ！」
灼
「じゃあ、私は南の方探してくるから……一姫は北の方お願い」
一姫
「了解にゃ！見つかったら、必ず電話するにゃ！」
２人で協力し、QRコードを探しに向かうようだ……！
クロ
「よしよし、順調順調！」
真っ先にQRコードの読み取りに成功した志田黒羽が、駅に到着！
クロ
「えっと、改札は……あそこか」
クロ
「50体も出てきたら逃げ場なんてないからね……早くここから脱出しよう」
残り45分になるとバスターミナルに到着した大型バスから50体のハンターが一斉に放出され、逃げる場所がなくなってしまう！
クロ
「じゃあ、行くよ」
ピッ
志田黒羽 脱出成功
残り11人
クロ
「よし、行けた！これでクリアだね！」
ミッション終了まで5分少々を残し、見事ミッションクリア第一号となった！
クロ
「ま、私からすればこのくらい超余裕って感じかな～」
クロ
「それじゃ、私は先にホームに行くとしますか～」
四葉
「どうしよう……どこにあるか、全然分からないよ～……」
四葉
「……そうだ！こういうときこそ、誰かに電話してみるのがいいかも！」
他の逃走者から、QRコードの位置を聞き出す目論見のようだ……！
四葉
「えっと……じゃあ綾崎さんにかけましょう！彼ならもう見つけていると思うので！」ピッ
Prrrr！ Prrrr！
ハヤテ
「中野さんから電話だ……何だろう？」
ハヤテ
『はい、もしもし？』
四葉
『あっ、綾崎さん！QRコード、見つけましたか？』
ハヤテ
『QRコードですか？はい、さっき認証したところですよ！』
四葉
『本当ですか！？どこにありましたか？』
ハヤテ
『えっと……南口側の広場で、道路を走っているトラックの荷台に書いてありました！』
四葉
『トラックですか……分かりました！とりあえず広場に向かおうと思います！』
ハヤテ
『頑張ってください、中野さんならきっとまだ間に合いますよ！』ピッ
四葉
「場所はつきとめました！広場に向かいましょう！」
ハヤテのヒントを頼りに、無事QRコード認証なるか……！？
ハンター×50
「「…………」」
50体のハンターが放出されるまで残り5分
果たして、何人の逃走者が無事に脱出を果たすのか！？
50：00
480,000円
残り12人
綾崎ハヤテ/天野エリカ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/水瀬渚/唯我成幸
ミッションクリア者 １名
志田黒羽
- Re: 逃走中：恋路迷宮ターミナル ( No.24 )
- 日時： 2023/06/10 23:45
- 名前： 綾木 ◆sLmy/eUNds （ID: ANX68i3k）
ハンター放出まで
5分
イノ
「もう5分切ってますよ……これ、だいぶマズいですよね？」
イノ
「……はっ、見つけました！トラックについてます！」
桜衣乃が、公園沿いの道を走るトラックを発見！
ブロロ……
イノ
「動いてると読み取りづらいと言いますが……大丈夫でしょうか……？」
[CHARGED]
イノ
「あっ、できました！よかったです、感度よかったみたいですね！」
走行中のトラックに照準を合わせ、見事運賃のチャージに成功！
【読み取り上手いですね】
イノ
「そ、そうですか？まぁ、このくらいは普通ですよ～現代人ですし！」
イノ
「……って、こんなことしてる場合じゃないです！早く駅に行かないと！」
エリカ
「外に出てみたはいいものの……見たところどこにもなさそうね……」
エリカ
「まいったわね……どこにあるのか、全然見当もつかないわ」
明華
「何かお困りでしょうか？」
エリカ
「ひゃっ！？……びっくりした、ミョンファさんか～」
QRコードを探すエリカが、既に読み取りを終えた明華と合流！
明華
「あっ……もしかして、QRコードをお探しでしょうか？」
エリカ
「そうよ……ずっと探してるのに全然見つからなくて、もうイヤになっちゃうわ」
明華
「私、さっきQRコードを読み取ったところですよ」
エリカ
「えっ、もう読み取ったの！？場所は？どこで見つけたの？」
明華
「あちらにトラックが走っていたのですが、その荷台部分に取り付けられていましたね」
エリカ
「それを聞きたかったわ！ありがとう、認証してくるわ！」
明華
「頑張ってくださいね～」
エリカ
「トラックは正直盲点だったわ……私、ずっと建物の中を調べてたわ」
明華
「……とは言ったものの、あと４分です……大丈夫でしょうか……？」
ハンター50体が放出されるまで、もう時間がない！
灼
「QRコード……QRコード……」
灼
「……あっ、あれじゃない？何かトラックの荷台についてる」
公園沿いの道で、鷺森灼がQRコードを発見！
灼
「よし……これを読み取って……っと」
[CHARGED]
灼
「よし、できた……駅に戻ろう」
すぐさま、駅を目指す！
ハヤテ
「駅に着いた……早く改札を抜けよう！」
その頃、駅には綾崎ハヤテが到着！
ハヤテ
「これをここにかざせば……」ピッ
綾崎ハヤテ 脱出成功
残り10人
ハヤテ
「よし……これで脱出成功だ！」
小鷹
「今度はハンター、いないよな？」
さらに、羽瀬川小鷹も戻ってきた！
小鷹
「よし、今度こそ……！」ピッ
羽瀬川小鷹 脱出成功
残り9人
小鷹
「フゥ……これでひとまず安心だな」
新たに２人の逃走者が脱出成功、ミッションクリア者は計３人となった！
エリカ
「QRコード、明華によるとこの道で認証したらしいんだけど……」
明華の言葉を頼りに、北の公園でQRコードを探すエリカ……
ブロロ……
エリカ
「あっ、トラック！あれじゃないかしら？」
ついに、QRコードのついたトラックを発見！
ブロロ……
エリカ
「タイミングを見計らって……今！」
[CHARGED]
エリカ
「よし、チャージできたわ！駅に行くわよ！」
無事、チャージに成功！
四葉
「トラック……あっ、あった！QRコード！」
さらに、南の広場の道沿いでは四葉がQRコードを発見！
四葉
「それじゃ早速――ってハンター！」
ハンター１
「…………」
しかし、１体のハンターが四葉の行く手を阻む！
四葉
「困ったな……これじゃ先に進めない……！」
ハンター１
「…………」
四葉
「ここからだと……読み取れませんよね～……やっぱりもう少し近づかないと！」
ハンター１
「…………」
四葉
「……行くしかない……今です！」ダッ
タイミングを見計らい、飛び出した四葉！
ハンター３
「…………」
四葉
「ハァ、ハァ……」
ハンター３
「…………」
ハンターには、気づかれていない！
四葉
「よし、バレてない！あとは――」
ブロロ……
四葉
「えっ……ちょ、ちょっと！待ってくださ～い！！」タッタッタッ
ブロロ……
四葉
「ハァ、ハァ……そんな……遅かった……！」
しかし、トラックは四葉を待つことなく走り去ってしまった……！
成幸
「駅だ！もうすぐクリアできるぞ！」
美穂子
「……やっと、脱出できるのね……」
唯我成幸と福路美穂子の２人が、駅に到着！
美穂子
「えっと……改札は……」
成幸
「あそこだ！今なら行けるぞ！」
安全を確認し、一直線に駆け寄る！
成幸
「これでクリアだ！！」ピッ
唯我成幸 脱出成功
残り8人
成幸
「よしよし、とりあえずこれで前半戦は突破だな」
見事、脱出に成功！
成幸
「……で、福路は何やってんだ？」
美穂子
「あの……唯我くん、これどうやって通るの？」ピンポーン！
成幸
「はぁ？さっきその携帯にチャージしただろ？その携帯を改札にかざすだけでいいんだよ」
美穂子
「えっ、ここにかざすの？それだけで本当に――」
ウィーン！
美穂子
「あ……開いたわ！」
福路美穂子 脱出成功
残り7人
美穂子
「すごい……最近の技術はこんなに進んでいるのね」
成幸
「お前……いつの時代の人間だ？」
明華
「着きました……これをここにかざせば――」ピッ
雀明華 脱出成功
残り6人
明華
「これでクリアですね……よかったです！」
さらにその直後、雀明華も無事に改札を通過
QRコード認証済 QRコード未認証
天野エリカ 鷺森灼 桜衣乃 一姫 中野四葉 水瀬渚
これで、まだエリアに残っているのはこの６人
うち半分の３人は未だにQRコードを認証できておらず、大ピンチだ！
ハンター×50
「「…………」」
ミッション２終了まで残り3分
それまでに改札を通過することができなければ、50体のハンターの餌食になってしまう！
48：00
504,000円
残り12人
綾崎ハヤテ/天野エリカ/一姫/鷺森灼/桜衣乃/志田黒羽/雀明華/中野四葉/羽瀬川小鷹/福路美穂子/水瀬渚/唯我成幸
ミッションクリア者 6名
志田黒羽/綾崎ハヤテ /羽瀬川小鷹/唯我成幸/福路美穂子/雀明華
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