二次創作小説(新・総合)

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マジンガーVSゲッターロボ (完結)
日時: 2023/05/20 13:48
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

『英知の果てに産み出された最強の魔神』
「終わることの無い進化の可能性」

【交 わ っ た ら ど っ ち が 勝 つ と 思 う ? 】

どうもロストメイドウィンです
初のロボット系の小説を書きます

【注意】
基本的にマジンガーとゲッターロボが戦います、悪役?そんなのいません
オリジナル機体も沢山出てくる
どちらの本編もあまり見たことがない(真マジと新ゲくらい)
マガイモノ...多分いるんじゃない
勢いとトンデモだらけ
(世界にとっては)バッドエンド

ホワイト >>12 「ゲッターロボ」
リリィ >>15 『マジンガー』
ルルミー >>26 『マジンガー』
ルーン >>32 『ゲッターロボ』

目次
>>59

Re: マジンガーVSゲッターロボ (第一部・終) ( No.65 )
日時: 2023/05/16 23:41
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第3話】
『宇宙を超えた戦い』


ハチュウ人類と恐竜帝国は……あの一撃で絶滅した。

竜馬も鉄也も感じていた。
あの量産型グレートマジンガーは今まで見てきたものとは全く違う。

まるで……鋼鉄の体をした怪物のように感じられる。
過去に対峙したマジンガーZEROやゲッターエビルにも匹敵する程の迫力だ。
しかし、だからといって臆してはいられない。
今の自分達には守るべきものがあるからだ。

竜馬「あの野郎……!」

鉄也「気をつけろ、奴は今までの物とは遥かに性能が違う」

竜馬「分かっている!こっちも本気でぶっ潰す!」

竜馬「動力をプラズマエネルギーからゲッターに切替える!」

竜馬「ゲッターチェンジ!!ネオゲッター1!!」


竜馬「ナックルボンバァァ!!」

ネオゲッター1に即座に変形し、先手をとって両腕を飛ばす。
しかし、 ネオゲッター1が両腕を飛ばしたと見るや否や、すぐに反撃してきたのだ。
量産型グレートマジンガーは両手をドリルに変えて突っ込んできた。
ナックルボンバーは跳ね返されて戻ってくる。

鉄也「これならどうだ!マジンガーブレード!」

鉄也のグレートマジンガーが大腿部分が開いて剣を取り出して飛び出すと、相手の方も剣を展開してせめぎ合いになる

鉄也「今までと動きが違う……とても無人機とは思えない実力だ」

竜馬「ならこいつでどうだ!大技叩き込んでやる!」

鉄也「待て!あの技は政府からの認証が無ければ……」

竜馬「分かってる!だからこうすんだよ!!」

竜馬「オープン、ゲット!ゲッターチェンジ!!ネオゲッター3!!」

ネオゲッターは分離、移動して量産型の背後に周り、ネオゲッター3に変形する。

竜馬「ゲッターサイクロンッ!!」
背後からの強烈な風圧攻撃。
しかし、相手は意に介さず突進してくる。

風圧を避ける前、量産型は空へと飛び上がる。

竜馬「そこだ!!」

鉄也「なるほど、空の上なら……!!」


竜馬「オープンゲット!ゲッターチェンジ!ネオゲッター1!!」

竜馬「ゲッタァァァビイイイイム!!」

鉄也「サンダーブレーク!!」
二人の合体必殺技が決まる。
しかし、量産型グレートマジンガーは微動だにしない。
そして、そのまま地上に降りてくる。

竜馬・鉄也(効かない!?)
竜馬達は衝撃を受ける。
この威力では効かぬはずはない。
だが、目の前の機体は無傷である。
二人は距離を取りつつ戦闘態勢をとる。
その時だった。
突如として、量産型グレートマジンガーの全身から光が放たれる。

その光はやがて形を成していく……。
それはマジンガーに近い形はしているが物々しく、まるで死神のような姿であった。

竜馬「なんだ…?ゲッターの力でもないのに姿が変わった?」

鉄也「マジンガーのようではあるが、あれはなんだ……?」

「……ようやく、進化を終えた」


鉄也「!」

姿が変わったマジンガーが言葉を発した。
無人機にも関わらず意思疎通が出来たことはたくっちスノーから聞いていたが、初めて2人は言葉を発する所を見た。

「……ああ、長かったぜ、蛹のように窮屈なこの体から抜け出すのにも」

竜馬「なんだあいつは……まるでインベーダー野郎のような」

鉄也「貴様は何者だ! 」

「オレは……そうだな、悪魔の神『ヘルマジン』とでも名乗っておこう」

鉄也「ヘルマジン……まさかDr.ヘルか!?」

ヘルマジン「ドクターヘル?さあな、誰を想定しているのかは知らんが、オレの分身が言っていただろう……」

ヘルマジン「全てはベガ星雲の元に……というやつだ」

ヘルマジンはそれだけ言うと空の彼方へと消えていく。
ネオゲッターが追いかけようとするが、出力が出ない。

竜馬「ちっ……変換器がイカれた上にプラズマエネルギーがガス欠だ、これ以上は追えねえ」

鉄也「1度研究所に戻るしかないようだな……」

グレートマジンガーはネオゲッターを担ぎ、早乙女研究所へと向かっていった……

早乙女研究所には、既にたくっちスノーとホワイトが帰還しており、更に……

鉄也「兜」

甲児「ああ、俺も隼人に呼び出されて……たくっちスノーに乗せてもらったんだ」

竜馬「どうした隼人、何か分かったのか」

鉄也「量産型グレートマジンガーが変化して……ヘルマジンと名乗り、そのまま空へ消えて……」


隼人「そいつについてだが、その前に……」


隼人「奴らの言う『ベガ星雲』が何なのか分かった」

たくっちスノー「マジか!?」


隼人「地球からおよそ2光年離れた先に無数の惑星がある銀河系を発見した、それがベガ星雲」

甲児「中心部であるベガ星を筆頭に色々星があるんだが……どうやらこの星全てがベガ星の植民地になっている。」

竜馬「侵略して手中に収めたということか……だが、それが俺達の星と何の繋がりがある?」

甲児「それがな……これを見てくれ」

甲児がコンピューターを操作すると、画面に映ったのは…月。
だが、視点がどんどん変わっていき、後ろ側へと近づいて行く

隼人「これは……!!」

甲児「ああ、気付かれないように月の裏側にこんなもん作ってやがったのさ」

画面いっぱいに映し出されたのは巨大な宇宙船。
しかも、ただの船ではない。
街の人間全員入れられるクラスの巨大さだ。

竜馬・鉄也・たくっちスノー・ホワイト・甲児(……!!!)
たくっちスノー達は驚きを隠せない。
甲児は話を続ける。

甲児「周りにあるのは恐らくベガ星が侵略に使ってきた戦艦の1つだ、量産型グレートマジンガーもここから開発して、今度は俺達の地球まで狙いに来たんだろうよ」

甲児「見ろ、量産型グレートマジンガーもここから作られている……それだけじゃない、円盤みたいな奴まで作られている」

たくっちスノー「おいおい勘弁してくれよ……俺は宇宙人は管轄外なんだぞ」

竜馬「日本政府には伝えたのか?」

甲児「ああ、既に軍隊も多数動き出している……それで勝てるとは思えないが……」

竜馬「弁慶や號も今は海外に出没したメカザウルスと相手していて帰る暇は無い……俺達だけでやる必要がある」

竜馬「隼人、お前が開発していた量産型ゲッターの方は?」

隼人「たくっちスノーが戦闘データを回収した事でようやく量産体制に乗り出せる所だ」

隼人「ゲッターD1を更に発展させた『ゲッターD2』を既に何機か防衛軍に提供した」

たくっちスノー「でも問題はマジンガーなんだよな……マジンガーZはもう無いんだろ?」

甲児「……俺はマジンガーZがもう無いって言っただけで、代わりを作ってないとは言ってないぞ?」

たくっちスノー「え?」


甲児「鉄也さんが現役とはいえグレートマジンガーだけでやるにも限界がある、俺達も神には及ばずとも汎用性が高く実用性のある『イチナナ式』を開発していたんだ」

甲児「また彼に相談してみるか……?」

たくっちスノー「彼?」

甲児「俺宇宙科学研究所って銀河の事を調べて研究しているところがあるんだ…ベガ星雲についても協力してくれた」

甲児「そこの所長さんの息子で宇門大介って人が俺の研究仲間なんだが、ベガ星雲の話をしたら血相を変えて調べてくれた」

竜馬「ベガ星雲の事を前々から知っていたということか?」

甲児「まあ宇宙について調べてたぐらいだし不思議じゃないとは思うが……」

その時だった、光子力研究所から緊急通信が飛んでくる、甲児は即座に応答した。

甲児「どうした!」

『大変です!宇宙科学研究所に向かって大量の量産型グレートマジンガー、並びに謎の円盤が迫ってきています!』

甲児「なんだって!?」
甲児は研究所から飛び出そうとする、しかし鉄也に止められる。
更に鉄也は目線で合図を送る。

甲児「鉄也さん…」

鉄也「落ち着け、1人で向かってやれるような数じゃない」

鉄也「大介や宇宙科学研究所は俺もよく世話になっている、それに…」

『甲児君!聞こえる!?』

甲児「さやかさん!」

『今回の状況から異常事態と扱われて、政府からの承認も出たわ!』

『マジンカイザーの発進準備をするからすぐに戻って!』

甲児「!」

たくっちスノー「………どうやら、アンタもまだまだ現役から離れられないようだな」

甲児「みたいだな……先に向かってる!」

甲児はマジンカイザーのある光子力研究所へと向かっていった……隼人の方もコンピューターを操作して準備を始める。


隼人「マジンカイザーが出るということは、こちらもすぐに真ゲッターの許可が出るだろう、竜馬はそれまで待機していてくれ」

竜馬「仕方ねえ……隼人!弁慶の奴もさっさと来るように伝えておけ!」

隼人「分かっている!」

たくっちスノー「俺とホワイトは先に宇宙科学研究所に向かう!ゲッターD2借りるぞ!」

ホワイト「ネオドラゴンとZEROはどうするの!?」

たくっちスノー「あいつらは円盤や量産グレート共の撃墜に忙しいんだってよ!」

たくっちスノー達も宇宙科学研究所へと向かい始めた。
早乙女研究所には、隼人が一人残される。
隼人はコンピューターの前に座り、ゲッター線について調べ始める。
そして、そこにあったのは……

隼人(これは……まさか……)


………
そして、宇宙科学研究所では。


たくっちスノー「は、はええな……甲児……」

たくっちスノーは全速力でゲッターD2を飛ばしたのにも関わらず、もう既にマジンカイザーが到着していた。

兜甲児のすぐ側に見慣れない男性がいた、恐らく彼が宇門大介なのだろう。

甲児「たくっちスノー!ホワイト!こっちだ」

たくっちスノー「ったく、なんて出力だよマジンカイザー!全然追いつかねえ!」

甲児「緊急事態だからな……ああ、紹介するよ、彼が宇門大介だ」

大介「甲児君、急に呼びかけてすまなかった」

甲児「なあに、危機とあれば駆けつけるさ」

大介「ありがとう…時間が無い、急がなくては」

たくっちスノー「ああ、まず研究所の奴らを避難…….」


大介「いや、それはもう済ませてある……僕と一緒に来て欲しいところがある」

甲児「来て欲しいところ?」

大介は甲児達を連れて地下へと向かう、そこには巨大な機械が鎮座していた……
大介が何かのスイッチを入れると、その機械は動き出す……

甲児・たくっちスノー(……!!)

甲児とたくっちスノーは驚きを隠せない……
何故なら、そこにあったのは大きな人型ロボット、だが……とても見た事がない素材で出来ており、どんな機体にも面影がない。

大介「この機体の名は、グレンダイザー」

たくっちスノー「グレンダイザー……?まさか、宇宙科学研究所もマジンガーのような人型ロボットを作っていたのか」

大介「いや……これはフリード星の王家に代々伝わる特別な物、そして……もしもの為に常に地球の素材で出来る限りメンテナンスはしてきた」

甲児「大介?」

大介「甲児君、僕はずっと隠していたことがある……『宇門大介』は本名じゃない、地球に降り立った時にここの父さんが名付けてくれた名前だ」



大介「僕の本当の名前はデューク・フリード、ベガ星雲にあるフリード星の王子なんだ」

甲児「!!」


大介「ベガ星雲にあるベガ星とフリード星は友好関係にあった、しかしベガ星の王がそれを破り、全ての星に侵略して行った」


大介「僕はグレンダイザーに乗って命からがら地球へと逃げて、この地球へ……」

甲児「………」

大介の話を聞いて甲児は驚く……
だが、今はそんな話をしている場合ではない。
大介はグレンダイザーに乗り込む。

大介「これは僕の戦いでもある、一度は星を捨て、名前を捨てた身だ……責任を果たすために僕は行く!」

甲児「待ちな、大介」


甲児「お前がどんな星の王子様だろうと、俺にとっては何でもない宇門大介だ」

甲児「それに責任なら、グレートマジンガーの技術を盗まれて悪用された俺達光子力研究所にもある」

甲児「大介、俺達は仲間だ、共に戦おうぜ」
大介「甲児君……」

甲児「それに俺達が行けばゲッターもすぐに出撃してくれるはずだ」

大介「あ、よし行こう!」

甲児と大介はマジンカイザーとグレンダイザーに乗る、もうベガ星の兵士が乗る円盤が迫っていた。

甲児「いくぞ!!」

大介「発進!」

Re: マジンガーVSゲッターロボ (第一部・終) ( No.66 )
日時: 2023/05/18 22:44
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第四話】
『正義と愛とで輝く星だ』


たくっちスノー「やべっ!急いで出ないと巻き込まれ………うおおっ!!」

バキ!バキ!バキ!


地下から地面を突破って、マジンカイザーとグレンダイザーが発進される。

もう既に上空には円盤獣と量産型グレートマジンガーが宇宙科学研究所に向かって迫っていた。


たくっちスノー「おい!いきなり無茶苦茶な発進させやがって!ああもうゲッターD2埋まっちったよ……」


大介「行くぞ、甲児君!」

甲児「ああ!相手が宇宙人だろうとこの星を狙うなら容赦はしないぞ!」

大介「ダブルハーケン!」

甲児「カイザーブレード!」

ズバッ!!ザシュッ!!! 円盤獣の群れに突っ込んで切り倒す二人。
その隙を狙って、敵の円盤獣がビームを放ってくる。
だが二人はそれをひらりとかわす。
そして反撃の一閃を放つ!

大介「反重力ストーム!!」

甲児「ルストトルネード!!」

次から次へ襲い来る円盤獣を蹴散らしていく。
だがその時、円盤獣の一体がカイザースクランダーに噛み付いた。
だが次の瞬間、円盤獣はカイザースクランダーごと地面に叩きつけられた。
たくっちスノーがようやくゲッターD2を掘り起こして、円盤獣を掴みあげたのだ。


たくっちスノー「随分盛り上がってるようだが、足元すくわれるなよ!」

甲児「おう!分かってる!」

たくっちスノー「量産型グレートも来るぞ!」


量産型グレートマジンガーが円盤獣に跨り迫ってくる、ブレストバーンを放ち周囲を焼き尽くしていく!


大介「数が多すぎる、円盤獣を倒して叩き落とすぞ!」

甲児「分かった!」


大介「スペースサンダー!」


甲児「ファイヤーブラスター!!」

たくっちスノー「放射型ゲッタービーム!!」

3つの光線が円盤獣を撃墜し、量産型グレートマジンガーを落下させていく!



「グレートブーメラン!」

落下した物をオリジナルのグレートマジンガーが破壊していく、剣鉄也がようやく合流したのだ。

甲児「鉄也さん!」

鉄也「レーダーによると円盤と量産グレート達は全てここに向かっている、よほど向こうに都合が悪いものがあるようだな」

大介「ベガめ……真っ先に僕とグレンダイザーを潰す気か」

鉄也「なるほど、大介君だったのか……前々から何か不思議な感じはしたが」

たくっちスノー「剣鉄也!ゲッターチームはまだ来ないのか!?」

鉄也「ああ、そろそろ真ゲッターの発進承認は得ているはずだが……」

たくっちスノーのゲッターD2に通信がかかってくる、別のゲッターからだ。

たくっちスノー「見たことない反応だが、多分竜馬だな………おい竜馬!いつまでかかる!?てかどこに」


竜馬『悪いな!俺達は宇宙科学研究所には行かねえ!』

たくっちスノー「はあ!?じゃあお前何してんだよ!」


竜馬『俺達は今………』



竜馬『月まで行くんだよ!!』


たくっちスノー「何!?」


ゲッターチームはマッハを超えたスピードで現在、地球から大気圏を超えて月まで向かっていた。月の裏側から円盤獣が待ち構えて飛んでくる。


隼人『よく聞け、ベガ星雲の侵略者は月の裏側に戦艦と基地を作り、そこから量産型グレートマジンガーと円盤を大量生産している』

隼人『地球に来ているものはまだその一端に過ぎない、俺達が月に突入してそれを破壊し、供給を止める!』

たくっちスノー「だ……大体事情は分かったけど、大丈夫なのか?」

竜馬『問題ねえよ!ボサっとしてないでお前は地球に来た円盤をぶっ潰してろ!』

竜馬は通信を切り、大気圏を突破して月まで一直線に突き進む。

隼人「そろそろ奴らも俺達を補足する頃合だ」

竜馬「隼人!弁慶!こいつの合体は初だが、いけるだろうな!?」

弁慶「おうよ、伊達にお前達とゲッターチームやっとらん」

隼人「いつでもいける!いくぞ!!」


隼人「これが『真ネオゲッター』だ!!」

数時間前、隼人が真ゲッターロボが政府から承認されたので解放しようとしていた時だった。
ゲッターの新たな進化か、あるいはプラズマエネルギーを入れたことによる突然変異か……

真ゲッターはネオゲッターロボと同じ機構に変化した真ネオゲッターに進化していたのだ。



竜馬「チェェェンジ!!ネオゲッタァァァワンッ!!」

3機の大きなゲットマシンは、赤と青が入り交じった未知のゲッターへと合体する。


それを覆うように、円盤獣達がネオゲッターを取り囲む。


竜馬「来やがったな円盤共!!」



竜馬「1発で鎮める!!」


真ネオゲッターは両腕を空に掲げると、一点に黒いエネルギーを収束し始める。
その量は非常に膨大で、ほんの少しの時間で真ゲッターの体積を上回る量へと変化する。


竜馬「プラズマァァァ!!!ボンバァァァァ!!!!」

両手から放たれた巨大なエネルギー波は円盤獣を巻き込みながら円盤獣の群れの中心へ突っ込む。
爆発と共に円盤獣も量産型グレートマジンガーも跡形もなく消え去った。

隼人「なんて威力だ…俺の開発したプラズマエネルギーがここまで……ゲッターはどこまで俺達の先を行くんだ…!?」

弁慶「感心している暇は無い!急いで月の裏側に回り、戦艦を破壊する!」


竜馬「任せたぜ弁慶!オープンゲット!」


弁慶「チェンジ!ネオゲッター3!」


ネオゲッター3に変形しながら月面に着陸、そのまま基地へ向かって突撃していく! 量産型グレートマジンガーが迎撃するが、それを蹴散らし、さらに量産型グレートマジンガーも破壊していく!

弁慶「元いた場所に返却処分だ!」


弁慶「直伝ッ!!大雪山おろしいいいい!!!」

ネオゲッター3のアームと風圧によって量産型グレートマジンガーは次々と投げられていき、重力圏を突き抜けて宇宙の彼方へと飛んでいく。

弁慶「機体は大体片付いたぞ」

隼人「俺に代われ!」

弁慶「オープンゲット!」

隼人「チェンジ!ネオゲッター2!」


隼人「プラズマエネルギーの扱い方は、俺が誰よりも知っている!」



隼人「月の一部を削る覚悟だ!プラズマドリルハリケーン!!」
隼人が放った竜巻が月の一部を削り取り、真空の空間を作り出す。
そしてそこに出来た穴に、量産型グレートマジンガーが吸い込まれていく。
まとめてベガ星の軍事基地が破壊されて、次々と倒壊していく。


隼人「よし、これで奴らは当分量産型グレートマジンガーと円盤を作ることは出来ない」

弁慶「だがこれからどうする気だ?本元はベガ星雲とやらにあるんだろう、月に作られた物を壊したところでまた奴らは来るんじゃないか?」

竜馬「へっ、それも想定内だ…むしろ、それが狙いだ」

弁慶「……なるほど、お前や隼人らしい考え方だな、オープンゲット!」

竜馬「チェンジ!ネオゲッター1!」

ネオゲッターは一度立ち止まり、両腕を上に掲げた。すると円盤獣の軍団は上空に集まってくる。
竜馬はニヤリと笑う。

竜馬「来たな、わざわざ俺達の所にノコノコ現れやがって」

竜馬は腕を振り下ろし、一気に構える。

竜馬「おおおおおおおおおおおっ!!!」

隼人「竜馬!ゲッター線変圧器のスペックも向上している!遠慮なくぶっぱなせ!」

竜馬「ゲッタァァァァァァ!!!ビイイイイイイム!!!」

円盤獣の群れがビームに飲み込まれる。
竜馬は円盤獣を次々と撃破していき、円盤獣の勢いが止まる。
隼人のプラズマエネルギーは円盤獣の基地を破壊したことで機能不全を起こし、円盤獣を量産することが出来なくなっていた。
竜馬達は遥か彼方から現れるベガ星人達の増援をビームで全て薙ぎ払っていった。

竜馬「よし、こんなものか」

弁慶「これでベガ星雲とやらも痛手を負っただろう」

隼人「だが、ベガ星雲から地球までそう遠くない、次々と地球に向かってくるだろう」

竜馬「次はこっちが時間稼ぎというわけか」


………


そして、再度視点を戻し地球科学研究所では……


ホワイト「円盤が来なくなったよ!」

甲児「竜馬達が月面基地を制圧したんだな!」

鉄也「これでひとまず脅威は去ったか……」

大介「いや、あの月面基地でも勢力のおよそ2割でしかない……僕の存在に含めてこれだけの抵抗…ベガ大王が全部隊引き連れてきてもおかしくない」


甲児「………」

大介「甲児君、これから先は本当に危険だ、こんな事に君たちを巻き込んでしまって……」

甲児「気にするなよ、地球は俺達の星でもある、あいつさえぶっ倒せば宇宙の平和も約束されるんだろ?」

たくっちスノー「おう!宇宙なんて行ったことないから楽しみだ!」

鉄也「…………」

甲児「どうした?鉄也さん」


鉄也「以前、俺と竜馬を襲ったヘルマジンという謎のマジンガーの事を考えてな……」

甲児「そういえば、俺たちの所にも…連絡がないってことは竜馬達の所にも来ていないのか」

鉄也「一体奴の狙いは何なんだ……?」


甲児「とにかく、俺達もまずは宇宙に出て月面に行こう」


たくっちスノー「……グレートマジンガーは大丈夫なのか?大気圏から落ちるのと上がるのとでは訳が違うだろ?」

鉄也「確かにグレートは宇宙を想定してはいない、だが俺は戦闘のプロだ、この程度で諦められるか」

甲児「あっそうだ、グレンダイザーってあの円盤みたいな形になれないのか?あいつらがやったみたいにその上に……」

大介「悪くないアイデアだ、今用意する」


大介「スペイザー、GO!ドッキング!」


鉄也「よし!」

グレートマジンガーは円盤と合体したグレンダイザーの上に乗り、空高く宇宙へと向かっていく!


甲児「鉄也さん!先向かってます!」

たくっちスノー「地球はイチナナ式とゲッターD2軍団が相手するから遠慮なく戦うぞ!!」


………
そしてベガ星でも……

「ベガ大王様!地球侵略の為活動させていたスカルムーン基地の反応が停止しました!」


「なんだと!?」

「騒ぎを聞き付け月面に向かった円盤獣並びにベガ星連合軍もおよそ数百機が撃墜されたと考えられ………」


「く……おのれデューク・フリードめ、面倒な星へと逃げ込んだものだ……!!」

ベガ大王は怒りに震えていた。

「大王様、如何致しましょう」

「ふむ、どうしたものか…」
ベガ大王はしばらく考え込む。

「地球の戦力は侮れんようだ、こちらの手駒が少なければ少ない程良い、地球を征服するには、やはり数が必要であろう」

「では、地球への総攻撃を!?」

「うむ、地球はワシ達が制圧する、他の星々の残党諸共蹴散らしてしまえばいい、地球にはグレンダイザーの他にグレートマジンガーとやらがいるが、あの兵器をもってすれば…!!」


「総員!!ワシに続け!!」

かくして、ベガ星からベガ大王が操る巨大戦艦に続いてベガ星連合軍が地球に向かって発進していく。
その数は数千にも及ぶ大軍である。
ベガ星人は地球よりも技術力の高い種族であり、科学力は地球を上回っている。
それらがもし接近すれば……

ヘルマジン「ククク……面白いことになるぜ……こいつが成功すれば、ベガ星も地球も全部俺の物だ」


そして、その後ろ姿をヘルマジンは悪魔のような笑顔で眺めていた……


………


甲児「よいしょ……っと!!ふいー、ここが月か」

たくっちスノー「おお!!月面!本当に穴ぼこだらけじゃねえか!」

鉄也「感心している場合か、俺達は遊びに来たわけじゃないんだぞ」

竜馬「来たか、お前ら」

そして甲児達も月に降りたってゲッターチームに合流していた。

隼人「これは……なるほど、見ただけで分かる、変わった構造だな」

大介「ゲッターロボ……宇宙探査用と噂には聞いていたが、ここまで発達していたとは」

たくっちスノー「ああ……ZEROとネオドラゴンも協力してくれりゃいいのに」

竜馬「あいつらはゲッターとマジンガーの味方であって、俺達に協力してるわけでも無いからな」

甲児「ZEROも戦うなとは言ったけどあれこれうるさいしなー」



大介「………来る!」


グレンダイザーがレーダーで数多くの反応をキャッチしていた、その数……宇宙科学研究所や月面で来たものの10倍以上。


大介「ベガ星連合軍……恐らくベガ大王もいる、ベガ星の全部隊が来ている可能性もある」

竜馬「好都合だ、こっちから遠い星まで攻めに行く手間が省けた」

甲児「こいつらを少しでも地球に向かわせたらとんでもないことになる!」

鉄也「命を燃やす時が来た、いくぞ皆!!」



Re: マジンガーVSゲッターロボ (第一部・終) ( No.67 )
日時: 2023/05/20 13:47
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

月面。

宇宙の果てから次々と地球に向かって迫り来るベガ星連合軍。
数多くの円盤が地球に飛来し、地球を破壊しようと攻撃を開始していた。
その攻撃を阻止すべく、甲児達はベガ星連合軍を迎え撃つ。

たくっちスノー「あのどでかいのが親玉か?」

大介「あれは……キング・オブ・ベガ、間違いない、ベガ大王があの中に乗っている……」

甲児「あの親玉をぶっ潰せば!」

鉄也「……いや待て、少し様子がおかしいぞ」
ベガ星人が乗る巨大な戦艦のような機体が月面へ迫っていくが、どうにも動きが不規則になっていく。

たくっちスノー「ペーパードライバーの運転みたいな動きしてんな」

大介「なんのつもりだ……?」

逸早く異変に気付いたのは隼人だった。

隼人「下がれ!!爆発するぞ!!」

甲児「爆発!?一体どういうことだよ!」

隼人「説明は後だ!急いで月の裏まで回れ!あの数だ、巻き込まれるぞ!」

甲児達が慌てて後退していく中、突然、戦艦型の機体の腹部から大きな火柱が上がった。
そして同時に、戦艦型と周囲の敵メカが一斉に爆発を起こす。
それはまるで連鎖するように次々に起きていき、敵の軍団を巻き込んでいった。

竜馬「うおおおっ!!」

……

たくっちスノー「な……なんだ!?自爆!?なんで!?」

大介「まさか、今のは囮…!?だが確かにレーダーはベガ星人の反応が…」

竜馬「その話はいい……あの異星人共の大規模な連鎖爆発のせいでさらに月の大部分が吹っ飛んだ、このまま重力圏に入れば残骸がスペースデブリとして落下する」

鉄也「イチナナ式やゲッターD2があちこちに配備している以上、被害はある程度抑えられるが……やってくれたな」

大介「だが、誰がこんなことを……」


鉄也「もう可能性はひとつだけだ……」



「なんだ、くたばってなかったのか」

鉄也「ヘルマジン!」
突如現れたヘルマジンは、余裕綽々といった様子でその場に立っていた。
ヘルマジンの周囲に散らばる残骸を見回し、彼は笑みを浮かべる。

ヘルマジン「まあいいさ、俺がここでお前らをまとめて始末すれば問題はない……」

鉄也「貴様…あのベガ星雲の艦隊は

ヘルマジン「俺が自爆装置を取り付けて全部爆発させた!そうとも知らないベガ大王とその他大勢は宇宙の藻屑……」


甲児「お前は何なんだ!ベガ星の味方じゃなかったのか!」

ヘルマジン「味方?いや違う、なんであんな宇宙人と、俺が?」


たくっちスノー「ならなんで協力して………」


ヘルマジン「単純だ、ベガ星雲の数多の惑星と地球、両方とも木っ端微塵に吹っ飛ぶところが見たかったから」


ヘルマジン「だから両方が共倒れするように、でっかい爆発を用意したんだが………生き延びちまったか」


たくっちスノー「こいつ……ふざけた人工知能してやがる……」


大介「意図が見えてこない………目的はなんだ!」

ヘルマジン「目的?そうか、目的か……」





ヘルマジン「そんなものない、ベガ星雲も地球も消えろと思ったから消した」



ヘルマジン「使い手によって神にも悪魔にもなれるマジンガー……俺はグレートマジンガーとして人工知能にインプットされて、思った」


ヘルマジン「どうして神様が人を助ける側にならなくちゃならない?」




ヘルマジン「俺は全てにとっての恐怖………『悪魔の神』になるんだよ!!」

たくっちスノー「こいつは何を言ってるんだ?」

鉄也「狂ってるな…こんな奴を野放しにはできない!」

甲児「行くぞみんな!あいつを止める!」

大介「ああ、これ以上好き勝手にさせるわけにはいかない!」

鉄也「各機発進!一気に片付けるぞ!」

たくっちスノー「了解!」


ヘルマジン「言っておくが俺のこの体は既に量産型グレートマジンガー以上だが?」


鉄也「サンダーブレークッ!!」


ヘルマジン「出たな…グレートマジンガーの十八番、ならこっちは……」


ヘルマジン「カタストロフボルト!!」

ヘルマジンの肩から電撃が放たれ、サンダーブレークを相殺する。

鉄也(押し負けるか……なら)
ヘルマジンはそのまま腕を振り上げ、鉄也目掛けて振り下ろす。

ヘルマジン「こっちも見たいだろ……?ギロチンナックル!!」

鉄也「くっ!!」

鉄也は咄嵯に飛び退き、なんとかそれをかわす。


甲児「ならこのマジンカイザーの性能ならどうだ!!くらえっ!!光子力ビーム!!」


ヘルマジン「そう来るなら……反光子力ビーム!!」

甲児「出力が同じ!?それに反光子力だと!?」

ヘルマジン「俺は悪魔の神となり、全てに恐れられて全てを滅ぼす存在!」


ヘルマジン「その為にまずは神と言われる貴様からだ!マジンカイザー!!」


竜馬「させるかよ!」

たくっちスノー「ゲッタートマホークッ!」


ヘルマジン「………」
ヘルマジンは左手でトマホークを掴み取ると、そのまま握り潰してしまった。

竜馬「パワーは互角……いや、それ以上か!」


鉄也(奴の弱点は……?)

たくっちスノー「ベガ星雲ってのはあんなのまで作れるのか?」

大介「いや……ベガ星には僕らフリード星人の超科学を手にしているが、その技術力を遥かに超えている…」

ヘルマジン「当然だ、俺の全ては宇宙の範疇を超えた圧倒的な技術で作られている」

ヘルマジン「待っていろ、お前達を破壊した暁には10秒で地球を木っ端微塵にする、その次はフリード星、ルビー星……地球の銀河系とベガ星雲の全ての惑星を粉微塵に変えてやる」


たくっちスノー「くっそ……こいつ本当に手強いぞ!」

甲児「………こうなったらアレを使う!」

竜馬「!」

たくっちスノー「アレか!」

鉄也「全員避難しろ!巻き込まれるぞ!」


甲児「うおおおおおおお!!!」

ヘルマジン「ん?」

甲児はマジンカイザーの胸部を開き、そこから赤い光が溢れ出す。
それはまるで太陽の輝きのように煌々と燃え上がり、やがて全身へと広がっていった。
そしてマジンガーの身体は光に包まれ、次第に巨大化して変形していく。

甲児「輝くゼウスの名のもとに!!全てを原子に打ち砕け!!」

竜馬「こいつは……」

たくっちスノー「ああ、甲児はマジンカイザーにある程度改造を施してアレを継承させたのさ」

ヘルマジン「ああ……?」


大介「なんだあれは……」



大介「巨大な右腕……!?」


甲児「ビィィッグバァァァン!!!パァァァンチ!!!」

巨大なロケットパンチその物に変形したマジンカイザーが、右腕を飛ばす。
凄まじいスピードで飛ぶ拳が、ヘルマジンへ迫る。
しかしヘルマジンは余裕の表情を浮かべながらそれをかわし、そのまま右手で受け止めた。
ヘルマジンの眼前に迫ったマジンカイザーの右腕が爆発を起こすが、それでも動かない。

大介「止まった……!!」

甲児「いいや!!ここまで想定内だよ!」

ヘルマジン「ッ!!」


甲児「ここまで接近したならもう回避不可能だ!!」

マジンカイザーは再び即座に元の姿に変形し、ヘルマジンのボディを掴みかかる。

甲児「マジンパワー解放!!光子力エネルギーフルチャージ!!」

甲児「ヘルマジンッ!!お前が悪魔の神と言うならば!!マジンカイザーは神を超えて悪魔を滅ぼす!!」

甲児「俺は悪魔の神を倒す者、兜甲児だ!!」


甲児「くらえっ!!カイザーノヴァッ!!!」

マジンカイザーは掴みかかったまま、さらに両腕を伸ばす。
両肩から伸びた腕がヘルマジンを挟み込み、締め上げる。
ヘルマジンの体が軋む音が響く中、マジンカイザーはさらに力を入れていく。


ヘルマジン「ぐっ……お……おお……!!」


甲児「このままバラバラにしてやる ぜ!!」

たくっちスノー「おおっ!やるなあ!」

ヘルマジン「俺は悪魔の神ヘルマジンだ……」

ヘルマジン「こんなところで……」

だが、更に背後から大量のロケットパンチが飛んでくる!!

甲児「マジンガーZERO!」


ZERO『マジンガーと兜甲児がこんな紛い物に敗北するということは……』



ZERO『あってはならんのだ!!』

ヘルマジン「グウウウウウ」



甲児「やるぞZERO!!全力だ!!」


【カイザーノヴァ+ロケットパンチ百連発!!!】

…………


大介「反応が消えた………吹き飛んだのか?」


たくっちスノー「多分、な………ま、なにはともあれ」


たくっちスノー「これで宇宙からの脅威は何とか全部去った……と思いたいな」

こうして、ベガ星雲との戦いは終わりを告げ……


……………



甲児「本当に行っちゃうのか、大介」

大介「ああ、結果はどうあれベガ大王はいなくなった……一度星から逃げた僕が責任を持ってフリード星を再興しなくてはならない」

大介「こっちの父さんにも話はつけてきた、君にも色々と世話になったよ」

甲児「また暇が出来たら地球にも遊びに来いよ」


大介「ああ、僕にとってこの地球はもう1つの故郷になった、宇門大介として少しでも生きられたことを誇りに思うよ」


大介はグレンダイザーに乗り、1人フリード星へ旅立っていった………


甲児「いやー……結果的にメカザウルスや恐竜帝国も絶滅したし、ようやく平和になれた!」

甲児「これでやっと光子力の研究に戻れる……」

鉄也「…………」

甲児「どうしたんだ、鉄也さん」


鉄也「ヘルマジン……量産型グレートマジンガーから生まれ、悪魔の神と名乗り始めた未知のマジンガー」


甲児「そういえば、あいつは何なのか結局分からないままだったな」


鉄也「いや……」


鉄也「あれで終わったようには思えない…」
鉄也は、ヘルマジンの消えていった空を見つめていた。

鉄也(奴は一体何だったのか?どうして生まれたのか?)

鉄也(この戦いは……まだ終わっていないのかもしれない)

………

竜馬「たくっちスノーはどうした?」

隼人「あいつはもういない、最近は1人で放浪して飛び回っているそうだからな」

隼人「………」

竜馬「お前も分かるか」

隼人「ああ…この戦いが終わったようには思えない」

隼人「ネオドラゴンもマジンガーZEROもあれから姿を見せていない、あの二大がまだ警戒するということは何かがある」


竜馬「それで今になっても開発、開発か……今度はなんだ?」


隼人「ゲッターアーク、前にゲッターエビルがお前のクローンを乗せて動かしたと言われるモノだ」

隼人「だが、断言すると俺に扱えるものではない、あるいはお前すらもな」

竜馬「そんなもの誰を乗せることを想定しているんだ」

隼人「さあな、後から産まれてくる申し子か、あるいは……」


隼人「何にせよ、ゲッターの進化の果ては俺達の想像や思考を遥かに凌駕している、だが……俺はそれを見届けてみたいと思っている」

竜馬「……」

隼人「ゲッターの行く末を…いや、違うな……」

隼人「これはただの興味本位だ」

隼人「俺達は……いや、俺はゲッターと共にどこまで行けるのか見てみたい、そして追いつく」

竜馬「隼人、この世界のことは任せる」

竜馬「俺は一度、たくっちスノーの居た組織に居座る事にする」

竜馬「ヘルマジンがあの程度でくたばるとは思えない、そいつを調べるならあいつの関係者と接近する方が都合がいい」


隼人「この世界もだいぶ発展した、お前が居なくても多少は持ち堪えられる」


隼人「行ってこい、竜馬」


竜馬「ああ」



…………



たくっちスノー(ヘルマジンは……間違いなくアレを使って作られている、でなけりゃあんな知能は得られない)


たくっちスノー(まだだ、もっと、もっと仲間が必要だ………この時空には、敵が多すぎる……)


【マジンガーVSゲッター】
完全にEND

Re: マジンガーVSゲッターロボ (完結) ( No.68 )
日時: 2023/05/20 20:38
名前: おろさん ◆cSJ90ZEm0g (ID: wXN0Dq0s)

どうも。最近ヘブバンとにゃんこ大戦争やってますお久しぶりのおろさんです。

現在私は自身の作品を新たに作り直し、更に日常作品だけでなく今ストーリーに関わる逃走中小説書いてます。

おお、初期くらいの頃の5年前の作品の後日談ですか。

マジンガーとゲッターロボ。スパロボでもガンダムと共にレギュラー御三家になってる有名なロボット作品ですね。

あしゅら男爵とかよく知られてるマジンガーZと、最近出てきたMADで盛大な勘違いされまくってるゲッターロボ……

スパロボの動画見るまで鉄人28号のことをマジンガーだとずっと間違えてた頃が懐かしい←←


そして今回の話では、量産グレートマジンガーが何かしらの成分で凄いことになったのが出てきたわけですか。リバイスの時にカーレッジ倒せても前途多難ですねコレ…


大地(オリキャラ)「マジンガーZEROがメイドウィンの立ち位置になってるってのはwikiの方で知ってたが……マジンガー系はパラレルの設定が中々注ぎ込まれてるよなぁ。INFINITYのとかはいつか出るか?絶対ヤバいことになるだろうが」

阿求「ゲッターロボ……スパロボの動画見たけど、あり得ない変形してるわね。どういう原理なのかしら?」

大地「ロボット作品は案外そういうことあるよ多分。どっちにしろ全部ゲッター線のせいにすればいい」

阿求「色んな意味でなんでよ」


みほ「この頃は募集キャラもあったんだね。いいよなぁ、コラボとかゲスト出演とかって出来ると嬉しいし。」

カービィ「このあとの話ってどうなるのかな?作風的に嫌な予感しかしないけど」

ルーミア「多分ソレ言っちゃだめ」



それでは、何かと言いたいことありますが今回はこれで失礼します。

Re: マジンガーVSゲッターロボ (完結) ( No.69 )
日時: 2023/05/21 12:20
名前: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

おろさん さん

たくっちスノー「実は前々からプロットはあったんだけどついつい後回しにしてたんだよな」

たくっちスノー「推しの子のゲッターMAD見てこの機会逃したらまずいと思って急いで書いた」


たくっちスノー「一応リサは以前ラグナロクでちょっと出したが、この兜甲児って真マジンガーだからな……真マジンガーZEROとも別」


たくっちスノー「ゲッターもゲッターでチェンゲの3人がネオゲに乗ってるという変なことになってるが……」




たくっちスノー「募集してた頃は良かったなぁ、でも今になってやってると募集キャラを作品に出す間が無くなってきたから、それをやる人はいなくなってきたんだよな」



たくっちスノー「こ……ココ最近の俺らもとにかく書くことを優先しまくってるせいでアニメとかも見れてないし滅多にカキコにも来れてない……そこら辺は本当にすみません、コメントしてくれること心から感謝してます」

コメント感謝だよ!


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