二次創作小説(新・総合)
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- 「もしも」で始まるRTP世界(完結)
- 日時: 2018/10/09 12:57
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 1lEcCkWN)
「ドコなんだよ・・・ココは・・・」
元ネタ:VIPRPG
個人で書くいつものメイドウィン小説はこっち
『注意』
原作が原作なだけに超カオス
キャラクター超多い
ほぼ一発ネタ
マガイモノ
昔っぽいネタ?
たくっちスノー
「VIPでやれとツクールでやれは禁句な!!!」
テンプレ >>24
カザヤ(ルルミーさん)【>>27】カレン【>>38】
鈴(霊歌さん)【>>29】
エルミー(Miruraさん)【>>31】
リニャ(シャドーさん)【>>35】アミュ【>>41】
ミオ&レオ(花音さん)【>>43】
目次
>>115
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.73 )
- 日時: 2018/05/10 22:10
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
数日前...ブライアンは兵士たちを連れて山へ向かっていた
ブライアン
「日が暮れてきたな...今日はここで休むぞ、俺が火を起こすからテントを張っておけ!」
兵士
「了解!」
ブライアン達は暖をとりながら寝転がる
兵士A
「あー、腹へったなぁ...煮干しなんかじゃ足りないよ」
兵士B
「そうはいっても、城の99.9%の金がポテチに使われるからな、煮干しが出るだけまだマシだろ」
ブライアン
「ほんとなー」
ジャンヌ
「なんだ、ブライアンはちゃんとしたものが食べたいのか」
ブライアン
「ジャンヌもあんな飯じゃ満足に動けないだろ?」
ジャンヌ
「...これを」
ジャンヌはラップで包んだ食品を用意する
ブライアン
「これって...コロッケか!?」
ジャンヌ
「今日で期限が切れそうなポテチを加工して作った粗末な物だが...」
ブライアン
「いやいや構わねぇって!おい、これ皆で分けあって食べるぞ!」
兵士A
「うおおおお揚げ物だ!!」
兵士B
「サクサクのコロッケだ!!」
【キイイイイイイインッ!!】
ブライアン
「...って、なんだこの金属音は?ちょっと見てくるわ」
ジャンヌ
「気を付けろ」
ブライアン
「ああ...おーい!俺の分も残して桶よな~!」
...
ブライアン
「てな感じでさ、ハガネドラゴンが現れた時せっかくのコロッケをぐちゃぐちゃにされて腹立ってたんだよな、だから立ち向かった」
王様
「貴様わしのポテチ勝手に食ったのか!?」
ブライアン
「賞味期限切れそうだったんだからいいだろ別に!ジャンヌは悪くねぇ!」
恍惚なる闇
「それはそうと、これをご覧下さい」
恍惚はテーブルに地図を広げる、ハガネに襲撃された所に印を付けたものだ
恍惚なる闇
「この部分の近くには一流のレストランがあり...この森はリンゴが多く採れる事で知られており...この家は複数の味噌を浸けていた事が分かっています」
アンデッドナイ
「...全部食べ物が関係してますね」
魔王
「つまり、ハガネは食料を消すことを目的としているということか!?」
恍惚なる闇
「あくまで私の仮説ですが...」
アンデッドナイ
「なるほど...全てが食料関連ともなれば、私も反論のしようがありませんね」
アンデッドナイ
「ハガネはこの星を支配する為にエイリアンが送り込んだ刺客で、食料を消して我々を餓死させ支配する...というのは考えられません?」
キャロル
「でも、なんで餓死なのよ?」
恍惚なる闇
「どんな兵器よりも恐ろしい物、それが餓えです...食料がなければ冷静な判断も出せませんからね」
キャロル
「なるほど...筋は通ってるわね」
アンデッドナイ
「しかしこれはラッキーですね、食料とあれば獣のようにおびき寄せることが可能であるということ、囮を用意して集団で来たところを叩けば...」
ブライアン
「集団って、そんな食料を集められるのか?」
それを聞いてナイはニヤリと笑う
アンデッドナイ
「食料なら既にあるじゃないですか、貴方の部下が持ちより加工するほどの大量のポテチが...ね。」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.74 )
- 日時: 2018/05/10 22:51
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
そして...恍惚達はポテチスキー城の全てのポテチを運び出していた
王様
「貴様!!ワシのポテチをどうするつもりだ!!」
キャロル
「まぁ落ち着きなさいよ老いぼれ」
キャロルが魔法で王を拘束しながら、ナイとブライアンが小屋に袋を次々と入れていく
アンデッドナイ
「まだありますか?」
ブライアン
「これで全部のはずだが」
アンデッドナイ
「よし、後はこれを...」
ナイはポテチの袋の中に何かを仕込む
ブライアン
「何入れたんだ?」
アンデッドナイ
「ちょっとしたまじないですよ」
魔王
「...金属音が響いてきた」
恍惚なる闇
「来ましたか」
アンデッドナイ
「皆さん、離れてください...巻き込まれたくないのであれば」
ブライアン
「巻き込まれる?」
アンデッドナイ
「ふふふ...」
王様
「まだ食ってないポテチがあああああ総額500億Gのポテチがあああああ」
キャロル
「あんたポテチにどんだけ絶してるのよ、むっちゃ金の無駄遣いじゃない」
ブライアン
「税金はもちろん俺達の給料を99.9%減らして食費も何もかも超最低限にして全部ポテチを買い占めることに使ってたからな」
キャロル
「うわぁ...あんたこれ終わったらジャンヌ連れてうちの国に就職しなさい」
ブライアン
「うちの兵士皆雇ってくれるなら考えても...」
恍惚なる闇
「静かに!...見てください」
【キイイイイイイインッ!!】【キイイイイイイインッ!!】【キイイイイイイインッ!!】
無数のハガネ達が金属音を鳴らしてポテチの入った小屋へと群がっていく
王様
「ポテチがああああああああああ」
キャロル
「次々と集まっていくわ...」
魔王
「やるか!?」
アンデッドナイ
「もっと引き付けて!」
...
一番後のハガネが小屋に近づいたその時...
アンデッドナイ
「今だ!」カチッ
ナイは右手に持っていたスイッチを押す
キャロル
「....え、カチ?」
アンデッドナイ
「ふふふ」
恍惚なる闇
「なんですかそのスイッチ」
アンデッドナイ
「爆弾に決まってるじゃないですか、大勢を倒すのにはこれが手っ取り早い」
王様
「ま、待ってポテチがああああああああああ」
その瞬間であった、小屋がハガネやポテチもろとも粉々に吹き飛び、炎を撒き散らした
近くいた全てのハガネは爆風に巻き込まれ消し炭になり...粉々になったポテチらしきものが辺りに飛び交う
王様
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
...こうして、数日かかったハガネ騒動は終わりを告げたのだった
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.75 )
- 日時: 2018/05/10 23:29
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
ウィンドⅠ
「いや、おかしくないですか?」
たくっちスノー
「何が?」
ウィンドⅠ
「確かにマスターの考え通り、皆が結束してハガネを倒すことは出来ました」
ヒールⅢ
「ああ、なんとか平和になったな」
たくっちスノー
「うん、自分の思い通りに事が進んで良かったと思っ...」
ウィンドⅠ
「私が活躍してないじゃないですかっ!」
ヒールⅢ
「え?」
たくっちスノー
「え?」
ウィンドⅠ
「私はですね、この小説で一番最初に登場したもしもキャラなんですよ、つまり私が主人公じゃないですか」
たくっちスノー
「え、別に主人公とか決めてな...」
ウィンドⅠ
「どっちにしてもねぇ、アナザールートでもそうですけど最初に登場した私たちの出番が少ないとかどういうことだ?お?」
たくっちスノー
「ちょっと落ち着けって...」
ヒールⅢ
「...全くこいつは」
ヒールⅢ
「しかし、こうやって軽口を叩けるくらいの世の中が調度いいわけだ」
たくっちスノー
「おう、これでアパートのやつらに家賃払わせる暇は出来たな」
ウィンドⅠ
「家賃とかあるんだ...でも、これでめでたしめでたしですね!」
たくっちスノー
「...いや、まだだよ」
たくっちスノー
「ハガネの驚異は一旦去った、でもハガネが何故現れたのか、ハガネとは何なのかまだ分かってはいない」
たくっちスノー
「元凶を叩かない限り、いずれこの騒動は起きるだろう」
ウィンドⅠ
「.....」
たくっちスノー
「もしかしたら自分でも知り得ない衝撃の事実が待っているのかもしれない」
たくっちスノー
「ウィンディもヒールⅢもこの世界も...そして自分も、時空問題に巻き込まれた以上覚悟しなくちゃならないな」
たくっちスノー
「その時までに...情報を集めておかないと」
ウィンドⅠ
「...はい」
たくっちスノー
「あ、アパート代は月に160Gね」
鈴
「あ、意外と安い」
たくっちスノー
「この王国の宿屋が一泊10Gだからね」
鈴
「序盤の国の宿屋はやっぱり安いなぁ...」
...そして
~ポテチスキー王国~
王様
「あああああポテチがああああああ」
アレックス?
「ははは無様だなクソハゲ」
王様
「き、貴様はアレックス!ちょっとポテチ買ってこ」
サクッ
王様
「ぐふ...」
アレックス?
「はははは」
~アンデッドナイ城~
アンデッドナイ
「今回の件で多量の謝礼金を頂きました...これでまともな城を作れますね」
カーバンクル?
「ナイ様...」
アンデッドナイ
「おや、戻ってくれたのですかカーバンクル、どうですこの立派な城は」
カーバンクル?
「....」
アンデッドナイ
「いや、お前はただのカーバンクルではない...?」
~アレックス家~
アレックス
「だっりー」
ガチャッ
「アレックスはいるか?」
アレックス
「お前は確か俺の偽物の...クレアスだったか、何のようだ?」
クレアス
「...ハガネをやったか」
アレックス
「ああ、キャロルの奴に先越されちゃったよ」
クレアス
「...なぁ」
「もし、俺が犯人って言ったら笑うか?」
少しずつ、世界が歪んでいく
END
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.76 )
- 日時: 2018/05/11 08:58
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十二話】
『もしも僧侶のお仕事』
僧侶と医者の収入源を調べようとしたアレックス
しかし...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハガネ事件から早くも一週間が経過した...
アレックスはいつものようにだらだらゴロゴロしていた
アレックス
「あ~...」
レナックス
「アレックス、あんたいつまでダラダラしてんのよ、まるでニートじゃない」
アレックス
「もうちょっと休ませてくれよ~ハガネの件でも俺頑張ったんだしさー」
レナックス
「解決したのはあんたじゃないでしょ...」
アレックス
「そうは言ってもさ...最近ポテチスキーの王様は全然反応見せないんだよ、勇者って王様に命令されなかったら何もやることがないんだよ」
レナックス
「勇者やめちゃえばいいのに」
アレックス
「嫌だよ!俺のアイデンティティーなんだから!」
レナックス
「じゃあ何か仕事してきな!稼ぐまでうちには入れないからね!」
アレックス
「えー!?」
...
~ヒールⅢの病院~
アレックス
「というわけで仕事ください」
ヒールⅢ
「何故うちに来る」
アレックス
「働いてるって言い切れるのお前ぐらいで...」
ヒールⅢ
「医者の手伝いなんて出来るのか?医師免許も持たないお前が?」
アレックス
「じゃあお前はあるのかよ!?」
ヒールⅢ
「あるに決まってるだろう、一応いろんな患者を診ているのだからな」
アレックス
「ウィンディ以外に患者居たのか、この病院...」
ヒールⅢ
「病院だけで診るわけではない...とにかく仕事は」
ウィンドⅠ
「先生、アレックスさんだって人なんですから雑用くらいは出来るんじゃないですか?」
ヒールⅢ
「む、それもそうか」
アレックス
「フォローになってないよそれ...」
ヒールⅢ
「そうか雑用か...しかしそれならもう一人くらい欲しいところだが」
たくっちスノー
「ん?雑用の相手がほしいの?」
アレックス
「あ、お前はいつぞやの...」
たくっちスノー
「あ、どーも...んで、雑用だったらうちのアパートから誰か連れていってよ、こっちとしても何とか出番あげたいし」
ヒールⅢ
「理由が不純だがまあいい...遠出をするから準備しろ」
アレックス
「遠出?俺のテレポート使う?」
...
たくっちスノー
「そういやあの人って定期的にどこか行くけど、何してんの?」
ウィンドⅠ
「さぁ...私は同行出来ないので知りません」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.77 )
- 日時: 2018/05/11 10:14
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
~とある村~
ヒールⅢ
「お前のテレポートは便利だな」
アレックス
「使えるのは母さんと俺ぐらいらしいけどな」
鈴
「へー、そうなんだ」
ヒールⅢ
「それにしても...奴は何故こいつを連れてこようと」
鈴
「アパートで暇だったのが私ぐらいなんだってさー」
ヒールⅢ
「まあいい、手を洗って消毒して仕事に備えろ...これから忙しくなるからな」
アレックス
「仕事って言ってもさ、ドコいくんだよ?」
ヒールⅢ
「宿屋だ」
アレックス
「え?」
...
村の宿屋に入ると、玄関で神官の服を来た男が近寄ってきた
ヒールⅢ
「なんだ、お前も来ていたのか」
「たまたま同じところに来ちゃったみたいですね」
鈴
「ん?僧侶?」
アレックス
「男の僧侶だから...ダッツとかいう奴か?」
ダッツ
「おや...アレックスさんでしたっけ?」
アレックス
「あまり知られてないのか、俺....まあいいや、なんでここに?」
ヒールⅢ
「やってる仕事は同じようなものだからな...それで、今日は何人宿泊している」
ダッツ
「えーと、あっちの部屋に戦士四人パーティ、あとあっちは例の...」
ヒールⅢ
「分かった」
アレックス
「え?何?え?」
ヒールⅢ
「とりあえずアレックスはダッツと一緒に行け、私はこいつを借りていく」ガシッ
鈴
「え?」
ダッツ
「ではひるみさんまた後で」
ヒールⅢ
「ああ」
アレックス
「ちょっと、おい、説明しろって」
...
ヒールⅢ
「まずは確認だ」
鈴
「確認?」
ヒールⅢは隙間から部屋を除く
ヒールⅢ
「まだ寝ていないか」
鈴
「寝てないと困るんですか?」
ヒールⅢ
「ああ...ちょっと待て」
ヒールⅢは白衣から薬の袋を取りだし、近くにあったポットの中にサーッ!と入れる
...
ダッツ
「サーッ!」
アレックス
「ダッツ、なんで飲み物に薬盛ってるんだ?」
ダッツ
「眠ってもらわないと困るんですよ、仕事が出来なくて」
アレックス
「マジか...俺、宿屋とかあまり行かないからそういうことしてたなんて知らなかったよ」
ダッツ
「ばらさないでくださいよ?」
アレックス
「おう...デイジーの奴が睡眠薬持ってたのはそういうことだったのか...」
ダッツ
「さて、眠ってからが僕たちの仕事です」
ヒールⅢ
「よく見ておけ」
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