二次創作小説(新・総合)

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「もしも」で始まるRTP世界(完結)
日時: 2018/10/09 12:57
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 1lEcCkWN)

「ドコなんだよ・・・ココは・・・」

元ネタ:VIPRPG

個人で書くいつものメイドウィン小説はこっち

『注意』
原作が原作なだけに超カオス
キャラクター超多い
ほぼ一発ネタ
マガイモノ
昔っぽいネタ?




たくっちスノー
「VIPでやれとツクールでやれは禁句な!!!」

テンプレ >>24
カザヤ(ルルミーさん)【>>27】カレン【>>38
鈴(霊歌さん)【>>29
エルミー(Miruraさん)【>>31
リニャ(シャドーさん)【>>35】アミュ【>>41
ミオ&レオ(花音さん)【>>43

目次
>>115

Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.63 )
日時: 2018/05/08 23:41
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

一方魔王は、恍惚とダークネスⅢと共にハガネドラゴンの調査をしていた

ダークネスⅢ
「貴方、本当に完璧に消し飛ばしたわけではないのね」

魔王
「塵1つも残さなかったら調べられないからな...で、どうだ恍惚」

恍惚なる闇
「うーむ...あの竜は見たこともない材質で出来ていますね」

魔王
「やはりそうか...」

恍惚なる闇
「誰がこのドラゴンを作ったか...」

ダークネスⅢ
「作った、というのは?」

恍惚なる闇
「鉄に近い体を持ち、血液や肉体組織のようなものは見られませんでした...つまり、奴は『生き物ではない』ということです」

魔王
「生き物ではない...か、これが知れただけでも良しとしよう、帰るぞ」

恍惚なる闇
「...ええ」

と、その時...背後からニンニンが現れる

ニンニン
「魔王様、一大事でござる!」

魔王
「一体何が!?まさかまたハガネが...」

ニンニン
「娘様が家出したでござる」

魔王
「え、ああ?そうなの...」







魔王
「な、なんだってーーー!?」

ダークネスⅢ
「家出?あの娘が?」

魔王
「ど、どこに行ったか分かるか?」

ニンニン
「それが、娘様の持ち物を全部持っていったらしく全然分かんないんでござる」

魔王
「ぽーげーーぴーー!!」ピイイイイ!!

恍惚なる闇
「魔王様の体が北斗の拳の雑魚キャラみたいに!!」

ニンニン
「は、破裂しないうちに娘様を探させるでござる!!」バッ

ムシャ
「ところで俺の出番」

...

たくっちスノー
「で、何で家出してきたの」

メビウス
「お前には関係ねぇだろ...」

たくっちスノー
「まぁ、確かにそうだけども」

メビウス
「はぁ...」

コンコン

メビウス
「入れ」

たくっちスノー
「鍵開けの魔法!」

ガチャッ

リナックス
「おっすむーちゃん!」

メビウス
「リナ!」

リナックス
「ここにいるって聞いたから兄ちゃんにテレポート使ってもらったんよ、冒険しよ」

メビウス
「あ、ああ...んじゃ行ってくる」

たくっちスノー
「きぃつけぇな~」

...
たくっちスノー
「すまんね部屋借りて」

エルミー
「いやいや大丈夫だよー」

たくっちスノー
「でも、危ないかもしれないってのに家出とは...嫌な予感しか」


その瞬間


【キイイイイイイインッ!!】

エルミー
「あっ!!」

たくっちスノー
「なっ...この音は!!」

Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.64 )
日時: 2018/05/09 09:22
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 3i70snR8)

たくっちスノー
「どうなっている!?」

ガチャッ

【キイイイイイイインッ!!キリリリリリッ!!】

メビウス
「なんだよこいつ...」

リナックス
「.....っ!」



たくっちスノー
「ハガネドラゴン...いや、違う!」

たくっちスノーは金属音の鳴る物を凝視する。


それはドラゴンではなく、鋭い刃を両手に構えた細長い...

メビウス
「カマキリ...!?」

リナックス
「むーちゃん、離れてて!」

ハガネカマキリ
【キイイイイイイインッ!!】

リナックス
「うっ!」

ハガネカマキリの持つ鎌は、瞬く間にリナックスの剣の根本を切り取る

リナックス
「うわっ」

ハガネカマキリ
【キイイイイイイインッ!!】

メビウス
「あっ」

リナックス
「やっべ」

たくっちスノー
「ウィンディ!」

ウィンドⅠ
「はい!」

たくっちスノー
「くらえ、ウィンドⅠ!!」

ハガネカマキリ
【!】ビュンッ!

たくっちスノーは軽い風魔法をハガネカマキリに浴びせ、矛先をずらす

メビウス
「あっ...お前、ウィンディの契約者マスターだったのか!」

ハガネカマキリ
【....!】

たくっちスノー
「こいつは自分が引き付ける!その隙に誰が呼んでこい!」

リナックス
「えっ...でもお兄さんは」

たくっちスノー
「自分は君の兄ちゃんほどではないがタフだから心配はいらん!」

リナックス
「...うん!行こう、むーちゃん!」

リナックスはメビウスの手を引き、村の方へと駆け出していく


ハガネカマキリ
【.....】

ウィンドⅠ
「それでマスター、アレに勝てる見込みは?」

たくっちスノー
「勝てるか勝てないかも何も分からない、この間も魔王に助けてもらったようなものだしね」

ウィンドⅠ
「そうですか...効いてるかな、私の魔法」

たくっちスノー
「効いてようと無かろうと、隙を作ることぐらいなら!」

ヒールⅢ
「なんだ、騒がしいと思ったらまた変なものを連れてきたな」

たくっちスノー
「今度ばかりは自分じゃないがな」

ヒールⅢ
「まあいい、死にそうになったら動いてやる、この辺りを壊すんじゃないぞ」

たくっちスノー
「あいよ」

たくっちスノー
「...こい、ハガネカマキリ!」

ハガネカマキリ
【キイイイイイイインッ!!】

ヒールⅢ
「こいつ本当にやかましいな」

たくっちスノー
「金属音だからね!」


Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.65 )
日時: 2018/05/09 13:19
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 3i70snR8)

そして村では...

アレックス
「あー、やっと帰ってこれた...」

アレックスが遠出から帰って来た最中だった

レナックス
「お帰りアレックス、どうだった?」

アレックス
「大変だったよ、今までとは違う仕事だったからな」

レナックス
「へー、どんな仕事だったの」

アレックス
「船に乗って海の向こうの孤島まで調査に行くんだよ、何が辛いって島に付くまで暇だったというのもあるんだけど何より...」




アレックス
「なんか鉄みたいなモンスターと戦わされたことかなー」


レナックス
「.....えっ?」

アレックス
「あー、信じてもらえないかもしれないけどさ、ドラゴンが居たんだよ!目のないドラゴン!鉄みたいな色合いでキーンってなるような音を鳴らしてさ!」

レナックス
「...それって、倒したの?」

アレックス
「ああ、倒したから帰ってこれたんだよ」

レナックス
「...」

アレックス
「姉貴、どうかしたの?」

レナックス
「アレックス、よく聞いて...あんたが遠出している間に...」

リナックス
「兄ちゃん!!」

アレックス
「リナ!?」

レナックスが何かを話そうとした調度、ちょうど、リナックスがアレックス達の元に到着する

リナックス
「兄ちゃん、ちょっと来て!」

アレックス
「何があった!?魔王の娘も連れて!」

メビウス
「あっちで鉄みたいなカマキリのモンスターが!」

アレックス
「.....何?」

レナックス
「アレックス、私が言いたいこと...分かったわね?」

アレックス
「...ああ、案内してくれリナ」

リナックス
「こっち!」

アレックスはリナックスに引っ張られあの病院に...

レナックス
「鉄の怪物...あいつは、一体何なのよ?」

....

一方こちら側

たくっちスノー
「あー、しぶといなこいつ...モンハンのモンスターだってここまで耐えないぞ」

ハガネカマキリはどれだけ攻撃を与えても傷ひとつつかない

たくっちスノー
「やっぱり魔王ほどの馬鹿力がないとへし曲げることは出来ないのか...?」

ウィンドⅠ
「マスター、やれます?」

たくっちスノー
「そろそろMPが尽きてきそう...」

ハガネカマキリ
【キイイイイイイインッ!!】ビュンッ!

たくっちスノー
「二度もピンチになるものかよ!」ガキンッ!

たくっちスノーは刀でハガネカマキリの鎌を受け止めるも、容易く折られる


たくっちスノー
「この刀結構使えないな...」

ウィンドⅠ
「あっ、まだ来ますよ!」

たくっちスノー
「何ッ!?」

ハガネカマキリ
【キイイイイイイインッ!!】ビュンッ!!





アレックス
「一刀両断!ハガネの剣!」

スパッ!

ハガネカ マキリ
【キイイイイ イイインッ】


背後からアレックスが銀色に輝く剣を振り降ろし、ハガネカマキリが縦真っ二つに倒れる


たくっちスノー
「ゆ、勇者アレックス...」

アレックス
「はぁ、はぁ...なんで、鉄の怪物が...」


たくっちスノー
「...ハガネ、か」

アレックス
「ひとまずこれを運んで...」


歪み、話が少しずつ捻れていく。


原作にとっての『当たり前』が、どんどん意味のないものとなっていく

...いや、そんなもの、最初から意味がなかったのかもしれない

特に、この世界においては。

END

Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.66 )
日時: 2018/05/09 14:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)

【第十話】
『もしも平凡じゃない日常』

突如現れた未知の存在『ハガネ』
あり得ない生き物の登場し、崩れていく日常の最中、アレックス達は...?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あれから数日後...生き物の形をした謎の金属体『ハガネ』は次々と姿を表し、世界を襲撃した

アレックス
「.....」

ライチ
「どうよアレックス」

アレックス
「未だに信じられない...えーと、ハガネだったか?」

ライチ
「おん、ドラゴン型の奴をあのブライアンが発見し命名したのが始まりだよ」

アレックス
「そいつが現れたのって何時だ?」

ライチ
「アレックスが遠出して一週間後だってさ」

アレックス
「.....そうか」

ライチ
「生き物じゃないって事以外は何も分からず、見境なく生き物や住宅を襲う...」

アレックス
「人間も、魔物も...そして魔法も対抗出来る者はあまりいない」

ライチ
「でもさー、アレックスが遠征して得たものだってデカいじゃん」

ライチ
「アレックスが倒したハガネを加工して武器を作る手法を広めて、最近ではある程度対抗出来るようにもなったし」

アレックス
「それは...そうだけど」

ライチ
「それなのに...何をそんなに落ち込んでいるんだい」

アレックス
「...なんか、怖くてさ」

ライチ
「怖い?」

アレックス
「俺達ってさ、毎日王様に呼び出されて、魔王をぶっ飛ばして、なんだかんだで終わる...そういうのが当たり前の生活だったじゃないか」

アレックス
「でも、ハガネっていう奴が現れて、そんな毎日が壊された」

アレックス
「俺だけじゃない、他のやつらの当たり前も無くなっていった」

アレックス
「何もかも分からないものに侵食されて、最後には世界まで壊れてしまうんじゃないかってさ...」

ライチ
「.....」

アレックス
「はー...勇者が弱音吐いてもしょうがないよな」

ライチ
「そうそう、せめて外出るときぐらいはいつもの調子でいないと」

アレックス
「ああ...そうだな、そうだよな。」

ライチ
「ほら、リナもレナもハガネ狩りしてるんだ、お前も行くぞ!」

アレックス
「ああ...」

...
~冥界~

ヘル
「...白天星、赤天星、来たか」

カレン
「え?なんでここにヘルがいるの?」

カザヤ
「ここ...あの人の仕事場」

カレン
「え、そうだっけ?」

ヘル
「...まぁ、宵の居るこの世界は黄泉国から離れているからな、まぁそれはいい」

ヘル
「白天星、お前が探っているのは例の『ハガネ』とやらじゃな」

カザヤ
「どう...何か分かった?」

ヘル
「特になにもな...砕けたハガネの魂がここにやってこない以上生き物の可能性は薄いと見たが」

カザヤ
「そっか...」

ヘル
「しかしお前も災難じゃな...せっかくの休暇だというのに」

カレン
「この間まではアパートでゴロゴロしてたからねー」

ヘル
「じゃがお前達の正体を知っているのはお前を送った『たくっちスノー』と呼ばれる者とこの世界の生死を管理する宵だけじゃ、気付かれないようにな」

カザヤ
「分かってる」

Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.67 )
日時: 2018/05/10 10:00
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: .niDELNN)

~魔王城~

一方魔物側...魔王が恍惚を連れて王室へと帰還する

嫁様
「おかえりなさい、あなた」

魔王
「ああ...むーちゃんはどうしてる?」

嫁様
「自分の部屋で眠っているわ」

魔王
「そうか...」

嫁様
「何をしてきたの?」

魔王
「まぁ対したことじゃないよ、会議...みたいなものさ」

恍惚なる闇
「ハガネを対処するために至るメンバーの代表が集まったんですよ」

魔王
「実はナイも参加した...非常事態ゆえにやむを得なくてな」

嫁様
「それでどうなの?」

魔王
「未知の生物ハガネ...詳細不明、正体不明、目的不明...私たちは奴らの狙いを探ることを目標とすることを発表した」

恍惚なる闇
「奴等が何故生き物を襲うのか検討が付けばある程度策も浮かびますからね」

魔王
「四天王の奴等には既に調査に向かわせている、ただ...ポテチスキー王国の王は相変わらず平和ボケ状態だ」

恍惚なる闇
「まぁ、無理もありませんかね...今まで非常時はアレックスになんでも押し付けてたようですし」

魔王
「うむ...そのアレックスですら苦戦となると、人間側は面倒だろうな」

魔王
「おっと、私達も休んではいられない...恍惚、この辺りのハガネの情報をまとめておけ」

恍惚なる闇
「分かりました。」

恍惚は図書室へワープし、魔王はゆっくりと玉座に腰かける

魔王
「ふぅ...ハガネの事が何か分かればいいが...」

ガチャッ

ダーエ
「魔王様!来ましたぜ、ハガネの新種が!」

魔王
「何、またか!?」

ダーエ
「ああ、今度はカニ型だ!」

魔王
「む...そういうわけだ、行ってくる」

嫁様
「大丈夫なの?もう数日は休まずに動き回ってるじゃない」

魔王
「ハハ...むーちゃんと遊んでやる暇もないな」

嫁様
「そうじゃなくて、貴方の体が...」

魔王
「私の事は心配要らないさ、この件が全て終わったら、ゆっくりと休ませてもらうよ」

嫁様
「.....」

魔王
「この城と娘を頼んだぞ」

嫁様
「...ええ、いってらっしゃい」

ダーエ
「こちらに...」

魔王
「ああ」

魔王はダーエと共にテレポートする

嫁様
「...なんだか不安ね、この騒動はどうやって収まるのかしら」


嫁様
「あの人が無事に帰ってくることを祈るしか出来ないなんて...お願い、誰か協力して...」

...

アレックスと魔王が動き出す数時間前、天の上では...

エルミー
「あのー、ここどこですか?」

たくっちスノー
「天界...神の居る場所です」

エルミー
「神?」

たくっちスノー
「はい、僕はこの世界の神...創造者メイドウィンに用があって来ました」




たくっちスノー
「居るんですよね?女神カナエール」


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