二次創作小説(新・総合)
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- 「もしも」で始まるRTP世界(完結)
- 日時: 2018/10/09 12:57
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: 1lEcCkWN)
「ドコなんだよ・・・ココは・・・」
元ネタ:VIPRPG
個人で書くいつものメイドウィン小説はこっち
『注意』
原作が原作なだけに超カオス
キャラクター超多い
ほぼ一発ネタ
マガイモノ
昔っぽいネタ?
たくっちスノー
「VIPでやれとツクールでやれは禁句な!!!」
テンプレ >>24
カザヤ(ルルミーさん)【>>27】カレン【>>38】
鈴(霊歌さん)【>>29】
エルミー(Miruraさん)【>>31】
リニャ(シャドーさん)【>>35】アミュ【>>41】
ミオ&レオ(花音さん)【>>43】
目次
>>115
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.88 )
- 日時: 2018/05/12 10:06
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
「俺は最強のドラゴン、パワードラゴナス!勇者め覚悟しろ!」
「ど、ドラゴンか!うおおおお!」
「くらえ!」
「うわ攻撃力高っ!うわああああああ!!」
「...デフォ戦だと俺も強いのになぁ」
嫁様
「それにしても、今日は勇者の数が多いわね」
恍惚なる闇
「そういえばそうですね...いつもはアレックスぐらいだと言うのに」
嫁様
「何かあったのかしら...?」
...
「俺は四天王の一人、死霊使いの死神五世!」
「死霊使いか!だがこんなこともあろうかと対アンデッド用装備を...」
「おっと、おれをただの死霊使いと思うなよ...くらえ!」
「な、なんだこの魔法は...うわあああっ!!力が抜ける!」
「はっ、デバフ耐性を忘れるとはな...極めつけはこいつだ!」
「う、うわああああ!!即死魔法だとっ!!」
「俺が四天王の最後を任される意味が分かっただろう?さぁ、ニンニンからやり直しだぜ、勇者様...?」
恍惚なる闇
「...はぁ、食事の暇もありませんね」
嫁様
「あの人ってお昼はどうしてたのかしら?」
恍惚なる闇
「魔王様でしたら、四天王が戦ってる間に早めに済ませてますよ」
嫁様
「そう...なら軽いものをいただこうかしら」
恍惚なる闇
「はい、本日のメニューはオムライスです」
嫁様
「どうも」
「俺は四天王のダークエルフ!エルフだが攻撃力はドラゴンにも引けをとらないぞ!」
「何を!攻撃力は高くても、エルフなら先手必勝で!」
「おっ、俺に魔法を使ったな!これでどうだ!」
「何っ!?魔法反射だと!?ぐわああああっ!!」
「...はぁ、アレックス相手にもこれ使えたらいいのに」
嫁様
「四天王の皆ってちゃんと四天王らしい力あったのね」モグモグ
恍惚なる闇
「はい、戦闘の過程をすっ飛ばすアレックスやもしもの力が異常なだけです」
「うおおおおもう一度だ!」
「ちょ、またお前か」
恍惚なる闇
「あ、来ますよ」
ザック
「うおおおおお!」
嫁様
「あら、また貴方なの?どうしてそこまで魔王を倒したがるの?王様は機能してないのに」
ザック
「単純だよ!名声を得られるから!」
ザック
「ポテチスキー王国のワガママもなくなったし、単純に【勇者】として名を広める事が可能になったんだ!覚悟し...」
ゴメス
「ウホッ」
ザック
「ちょwwwwゴメス早いwwww」
<アーッ!
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.89 )
- 日時: 2018/05/12 12:01
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
...そして、気がつけば夜中になっていた
恍惚なる闇
「今日はもう休んでいいですよ」
嫁様
「え、夜はいいの?」
恍惚なる闇
「はい、夜は魔物の力が強くなり魔王城に強力なバリアを貼れます」
恍惚なる闇
「貴方や娘様が快眠でいられるのはこのバリアのおかげでもあるんです」
嫁様
「そうなの...では、戻ろうかしら」
恍惚なる闇
「四天王の皆さん!自由時間をゆっくりお過ごし下さい!」
...
ニンニン
「いやー、今日は大変だったでござるな」
ドラゴナス
「ああ、勇者ってあんなに居たんだな」
ダーエ
「そりゃそうだろ、勇者って自称みたいなものでほぼ無職なんだから」
ニンニン
「お、おう...無職がいっぱいと書かれると途端にリアリティー出るでごさるな」
ダーエ
「たまねぎ剣士的な奴か」
ドラゴナス
「俺たちもそれみたいな感じじゃ...」
ニンニン
「し、忍びはRPGの花形でござる!」
ダーエ
「俺だって一応ダークメイジっていう職業に!」
死神五世
「ニンニンはともかくダーエは聞いたことないぞそんなの」
ドラゴナス
「ところで嫁様は?」
ニンニン
「魔王様の所でござる」
...
魔王
「...怪我していないか?」
嫁様
「ええ、何とも...あなたこそ調子はどう?」
魔王
「ああ...朝と比べて楽になってきた、明日からまた頑張れそうだ」
嫁様
「そう、よかった...」
魔王
「...すまないな、お前に迷惑をかけてしまって」
嫁様
「いえ...魔王の元に嫁いできた以上、覚悟はしていましたから」
魔王
「お前はいい女だ...本当にな」
メビウス
「お、おい!母さんが魔王の椅子に座ったって本当かよ!」
魔王
「ああ、私がこんな情けない姿なものでな」
メビウス
「なんだよー!俺も座ったことないのにズルいぞ!」
魔王
「むーちゃんもあと数十年すれば座れるようになるさ」
メビウス
「数十年も掛かるのかよ...」
嫁様
「むーちゃん、私たちは魔物よ、寿命だって人間と比べて遥かに上なんだから」
魔王
「そうとも、人間にとっての一歳は我々にとっての一ヶ月に過ぎないのだから」
メビウス
「マジで?」
魔王
「ああ...」
メビウス
「...そうなんだ。」
魔王
「...さて、そろそろ晩御飯の時間だな、今日は何だ?」
メビウス
「今日はカレーだってよ!」
魔王
「おお、カレー...すまない、ここに持ってきてくれるかな、あとスプーンも」
嫁様
「貴方大丈夫なの?」
魔王
「起き上がることぐらいなら出来るさ、それに...食べさせてもらうのは恥ずかしいからね」
嫁様
「もう、あなたったら」
END
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.90 )
- 日時: 2018/05/12 15:00
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
【第十五話】
『もしもの食事』
食事に恵まれないやみっち。
他キャラの食事情を知ってあわよくば上がり込もうと計画するが...?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は、ダークネスⅠことやみっちに視点を当てていこう
やみっち
「腹減った...」
ダークネスⅠは契約者のいないフリーの具現化。
それ故に稼ぎも食事も無く、押し売りやガラクタの路上販売で生計を立てていた...
しかし売れることなんて滅多にない為、やみっちは常に飢えていた
やみっち
「腹減った...最近全然稼げてない...つーか売るものもない...」
やみっち
「この辺りにフルーツも草もない...あったとしても掴みとる体力もない..」
やみっち
「ううう...どこかに食べ物を...」
やみっち
「...あ、そうだ、ライチに何か恵んでもらおう」
...
やみっち
「そんなわけで何か恵んでライチ」
ライチ
「無理」
やみっち
「は?」
ライチ
「は?じゃねーよ私がペット以下の扱いになったの忘れたのか」
やみっち
「でも飯くれるだけ私よりマシじゃん、よこせ」
ライチ
「最近は王さまにアクションが無くて収入がレナックスだけなんだよ!」
やみっち
「ちっ、役に立たねぇなぁ...」
ライチ
「お?覚えとけよ?いつかカキコじゃないところで●●●とか■■■な目に合わせてやるからな?」
やみっち
「お、おう...ちなみに今日の晩御飯は」
ライチ
「にぼし」
やみっち
「にwwwwwぼwwwwしwwww」
ライチ
「お前数行前まで果物とる体力もないって言ってたくせに笑う元気はあるのな」
やみっち
「これは別バラだから」
ライチ
「別腹ってそういう意味じゃねーよ」
やみっち
「ちなみにアレックス達は普段何食ってんのさ」
ライチ
「さぁ、なんでもかんでももっしゃもっしゃと平らげてるからね、姉が」
ライチ
「まぁ、どっちにせよ私はろくなもん食ってないけど」
やみっち
「ふーん」
ライチ
「で、知ってどうすんのさ」
やみっち
「どうするって、タカるに決まってるじゃん」
ライチ
「うっわ正直だね」
やみっち
「アレックスはダメ...っと、よし、違う奴の所行こう、じゃあ!」
ライチ
「お前、やっぱ元気じゃね...?」
...
アレックス
「なー、ライチの奴煮干しだけで大丈夫なの?」
リナックス
「戸棚漁ったら煮干しがあったもんで」
アレックス
「えー...おやつじゃん」
レナックス
「いいからあんたも仕事探しなさいよ」
アレックス
「分かってるよ...僧侶以外でね」
コンコン
クレアス
「ごきげんよう」
アレックス
「またお前か!」
レナックス
「誰だっけこいつ」
アレックス
「ナイ軍所属のクレアスだよ...俺の偽物の」
レナックス
「あー...」
クレアス
「ナイ軍...なるほど、俺はそうなっているのか」
アレックス
「はぁ?それで何のようだよ、こっちは食事中だぞ」
クレアス
「ブライアンの家を知らないかと思ってな」
アレックス
「はあ?ブライアンの?」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.91 )
- 日時: 2018/05/12 16:31
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
次にやみっちはポテチスキー王国へと向かった
やみっち
「城なら、盗み食いをしてもバレたりはしないよね...なんてったって、有り余るほどのポテチがあるんだし?」
やみっち
「それなら、一袋...一袋くらいパクったってバレないよね...よーし」
やみっちは王国の中と向かっていき...天井からロープをつたって倉庫の中に入っていく
やみっち
(えーと...ポテチ、ポテチの倉庫...ありゃ、空っぽ)
やみっち
(違うところだったかな?上がるのめんどくさいなーよいしょ)
~別の倉庫~
やみっち
「あれ?ここにもない」
...
やみっち
「ここにも...」
...
やみっち
「えっ、嘘!?ここにもないけど、次の倉庫...」
...
やみっち
「...えっ、ポテチ無くね?」
やみっち
「え?マジ?ないやんポテチ」
やみっちがどの倉庫に入っても、何も入ってなかったのだ
やみっち
「てか、なんでこんなに空き倉庫ばっかなの...ん?」
やみっち
(まずい...私の勘が誰か来るって囁いている!!何処かに隠れないと....)
やみっち
(隠れる場所...えーとえーと、どこにあるんだそんなの!)
やみっち
(くっそー!こうなったら全身全霊のダークネスⅠだ!)
やみっちは全力を振り絞り闇魔法を巻いて姿を隠す
その後に扉がゆっくりと開いた
王様
「ああ...あああ...」
扉の先には、まるでミイラのように痩せ細り、白目となった王様が...
やみっち
(え、なにあれゾンビ、ゾンビなの!?)
王様
「あああ...あああ...」
やみっち
(こ、怖っ!!やだ来ないで!!)
王様
「...あああ?」
王様は膝をつき、何か謎の動作を...
兵士A
「あっ、こんなところにいた!!」
兵士B
「またエアポテチしてるよこのじいさん...ほら、お前こっち持て」
兵士A
「はい先輩」
兵士達は王の足と腕を掴み運んでいく
兵士A
「しかし随分ゾンビみたいになりましたね」
兵士B
「腹がポテチ以外を受け付けなくなったからな...」
兵士A
「でも、ポテチなんてもうありませんからなー」
兵士B
「これで餓死しないのが不思議なくらいだ」
...ガシャン
やみっち
「は?ポテチがない?」
やみっち
「え、マジで?え?ポテチない?」
やみっち
「............」
...
一方、ブライアン家。
ブライアンとジャンヌが二人で夕食を嗜んでいた
ブライアン
「いやーまさか家で夕食を食べられる日が来るなんてな~」
ジャンヌ
「しかしいいのか?部下達は残して...」
ブライアン
「他の皆は好きなものを食べていいと命令してある!」
ジャンヌ
「そうか...」
ブライアン
「俺たちもこれを食べたら警備に戻るし、それまでゆっくりと味わう...」
コンコン
ジャンヌ
「こんな時間に客か...?」
ブライアン
「部下じゃないのか、入っていいぞ」
ガチャッ
クレアス
「ごきげんよう」
ブライアン
「ん?確かアレックスの偽物か、俺に何か用」
クレアス
「ブライアン本人で間違いないな...ちょっと頼みたいことがあるんでさ」
ブライアン
「頼みたいこと?」
- Re: 「もしも」で始まるRTP世界 ( No.92 )
- 日時: 2018/05/12 17:22
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: VOI/GMTL)
やみっち
「くそぉ...他に、他に食料は無いのか...」
やみっち
「うおお...魔王城は入れる気がしない、キャロル城はそれ以上に入れない」
やみっち
「つーか入れたとしても殺される未来しか見えねぇ」
やみっち
「アンデッドナイ城は...まず、飯があるかも分からない」
やみっち
「...あ、そういえば、ヒールⅢの近くにアパート出来たってウィンディの奴が行ってたな」
やみっち
「タカれる奴が...いるかもしれない...」
...
~ヒールⅢの病院~
やみっち
「さーてカモはどこにいるのかなー」
ヒールⅢ
「そのカモは私の物だ」ビュッ!
やみっち
「イェアアアアアア!!!」
アパートに近づいたやみっちの喉元にメスが突き刺さる
ウィンドⅠ
「あれ、やみっち...死んでませんよね?」
ヒールⅢ
「具現化に死の概念はない」
ウィンドⅠ
「.....」ジー
ヒールⅢ
「お前は...すぐ生き返るし仮死状態みたいなものだろ」
ウィンドⅠ
「ええー」
たくっちスノー
「うわなにこれ!!」
やみっち
「飯をくれ」
ヒールⅢ
「なんだ、やっぱりタカりに来たのかこいつは」
やみっち
「しゃーないでしょ収入も飯も家も無いんだから!」
たくっちスノー
「そうはいってもなぁ...アパートの皆も結構カツカツなんだよねぇ」
ヒールⅢ
「(この世界に限ってのみ)無職の集団だからな」
やみっち
「ちっ...飯はどこだ飯は」
ウィンドⅠ
「マスター、やみっちと契約してあげたらどうですか?」
たくっちスノー
「前にも言ったけど自分、MPはあんまり多くないからね?魔法はメル姉頼りだったし...」
ヒールⅢ
「どのぐらいだ」
たくっちスノー
「ファイアⅠを三回使ったらすぐ燃料切れになるくらい少ない」
やみっち
「脳筋型かよこいつ」
たくっちスノー
「どっちかと言うと器用貧乏型...つーわけで与えるほどご飯はない」
たくっちスノー
「あ、でもツナ缶ならあるよ」
やみっち
「ツナ缶!!」
やみっちはツナ缶を掴むと遠くの方へと走っていった
ウィンドⅠ
「アパートの皆さんって何食べてるんですか?」
たくっちスノー
「さぁ?自分は食べる必要ないし分かんない」
...
やみっちは小さなツナ缶の中にある微量のツナを必死に平らげる
やみっち
「食べ物...数時間ぶりの食べ物だ...」
やみっち
「はー、生き返った気分...さて、この後どうするかなぁ」
クレアス
「あ、お前がダークネスⅠだな...」
やみっち
「ん、誰あんた」
クレアス
「喉にメス刺さってるのはまぁいいとして...ちょっと来てよ」
やみっち
「お?ロリコン?言っとくけど私は高いよ?」
クレアス
「そういう意味じゃないから」
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