二次創作小説(新・総合)
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- カオスcross混屯物語(消失)『完結』
- 日時: 2019/04/22 21:46
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a.r6qXLT)
もう、ここには何も無い。
あるのは、俺の歴史と藤堂晴香の最後の足掻きだけだ。
たくっちスノーに頼んで痕跡は残しておいた
振り返るとバカバカしい物語だが、どうか見て行って欲しい
【ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマンより】
- Re: カオスcross混屯物語 ( No.104 )
- 日時: 2019/04/13 18:43
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: kyaGGoYV)
草加雅人の攻撃!
マクスウェルに645ダメージ!
キュルルの攻撃!
フェネックに648ダメージ!
晴香
(あれ、あんまり強くない)
那雄宏
「ッシャオラー!!」
晴香
「待って松山!!」
那雄宏の攻撃!
草加雅人に64546464ダメージ!
草加雅人は撤退した!
キュルルは撤退した!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
草加
「グッ………想像以上だ、十黒柱を4本も折ってきただけはある」
晴香
「十黒柱を知ってるの!?」
キュルル
「ついさっきね、頼まれたんだよ………【十黒柱】に」
草加
「この台風を止めるヤツを潰せってさ」
早苗
「十黒柱が!?」
草加
「………早く君も現実を直視した方がいい、どの道死ぬんだからさ」
バッ
巧
「草加………」
イエイヌ
「あの、十黒柱とは一体なんですか?」
冴子
「分かりません、世界に10人存在する何かとしか………」
晴香
(流石に本来の目的は言えない……眞子さんもいるし………)
………
弘司
「…………」
晴香
「どうしたの?弘司」
弘司
「イエイヌだったか」
イエイヌ
「どうしました?」
弘司
「ずっと前はこの場所は憩いの場だと言っていたな」
イエイヌ
「はい、最後には他の動物や遊具は撤去されて私一人になってしまいましたけど………」
冴子
「貴方だけ無事だったんですか?」
イエイヌ
「気付かれなかったんです、ずっとシェルターの中に隠されていたので」
イエイヌ
「でもシェルターから出たら、数百年ものの年月が立ってて、何もかも無くなってて………」
早苗
「数百年!?」
マクスウェル
「そんなものがあったなんてな、知らなかったよ」
眞子
「そうですね………何年も前では雑誌とかに載ってないのも頷けます」
イエイヌ
「………しばらくの間ずっと1人で、ただお客様を待っていたある時、不思議な人に会ったんです」
魔理沙
「不思議な人?」
イエイヌ
「皆さんが仰っている………人ならざるものです」
晴香
「人ならざるものがここに!?」
イエイヌ
「はい、その日………数百年ぶりにお客様が来たんです」
………
「………生き物?」
イエイヌ
「いらっしゃいませ、遊具は何も無く動物も私1匹のみのつまらない場所ですがごゆっくり………」
「………真っ白だ」
イエイヌ
「えっ?」
「お前の心は真っ白で、純粋で………綺麗な洗濯物みたいだ、見ているだけで心が洗われる………」
- Re: カオスcross混屯物語 ( No.105 )
- 日時: 2019/04/13 19:18
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: kyaGGoYV)
イエイヌ
「それからはもう、洗濯物を綺麗にしたいとばかり」
那雄宏
「お前単純だな」
晴香
「そういう事言うんじゃないの!」
弘司
「………憩いの場があったのは数百年、それは確かか?」
イエイヌ
「はい………ほら、地下には時計がありますので」
弘司
「憩いの場には、キュルルもいた………普通に考えて人間が数百年も生きているのはおかしくないか?」
アライさん
「えっ、そうなのだ?」
フェネック
「ヒトの寿命は長くても100年ぐらいなんだよアライさ〜ん」
アライさん
「それは知らなかったのだ!」
晴香
「ってことは………今のキュルルは人間じゃ……ない………?」
巧
「…………」
ミエル
「でも魔物って感じはしなかったわね、魔力無かったし」
早苗
「となると、別の何か………?」
巧
「………」
イエイヌ
「どうしました?」
巧
「いや、なんでもない」
メイドウィン
『話が真面目すぎて外野が入り込めないやん!どうしてくれんのこれ』
晴香
「リスペクト元も『後半になってシリアスになってきたら外野が減った』し当然よ」
永夢
『僕らの出番はいつ無くなるのだろうか』
【宝箱②】
冴子
「古い資料のようですね」
那雄宏
「なんかボロボロだな、読めるやついるか?」
晴香
「やってみる」
…………
生き物はたとえ死んでも存在を失うことは無い
立場を変え、設定を変え、同じ名で生を受けて生き長らえる
しかし、たまに死なずに何百年も生き長らえる存在もいる
このエリアに現れた【イエイヌ】という少女もその一つだ
………
イエイヌ
「わ、私の名前?」
那雄宏
「どういうことだ?」
弘司
「イエイヌは憩いの場からクリーニング屋になる前から何百年も生きていたということになるが………」
イエイヌ
「はい、憩いの場自体も何百年は続いていましたので」
魔理沙
「だがそれより気になるのは………生き物は死んでもすぐ生き返るって奴だな」
晴香
「立場と設定を変えて………実質転生ってことかな………」
晴香
(ということは………私達が殺した十黒柱のナイチンゲール、エルシオン、真庭狂犬、そしてバルファルク………皆もまた立場を変えて………?)
- Re: カオスcross混屯物語 ( No.106 )
- 日時: 2019/04/13 23:34
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Umi1HurT)
………
草加
「なにかな?こんな所に呼び出して、今更何を話そうと言うのかな?」
「ちょっと調べてみたが、彼らはもうこの世界の事を調べちゃったみたいなんだ」
キュルル
「ああ、あの資料のことな」
草加
「あの程度なら問題ないくらいだ、世界の全てが載っているわけではないし」
「うん、君たちにはまた戦ってもらうよ、3回目には僕も出るから」
キュルル
「分かった」
………
『レベルアップ』
晴香 レベル121
早苗 レベル124
マクスウェル レベル134
蟷螂 レベル128
フェネック レベル134
巧 レベル140
晴香
「あっ、あれは………!!」
キュルル
「やぁ、また会ったね」
イエイヌ
「キュルルさん………」
キュルル
「あの紙を読んだことは知っている」
草加
「まぁ……どうでもいいことさ」
早苗
「貴方達………本当に何者なんですか?」
早苗
「立場がどうとか、何百年とかわけわかんないですけど………十黒柱が敵なら容赦はしませんよ!」
草加
「………じゃあ、こっちも本気を出しちゃおうかな」
那雄宏
「来いよ化け物」
草加
「…………ウオオオオ!!」
草加雅人は姿を変えた!
キュルルは姿を変えた!
魔理沙
「な、なんだ!?」
聖
「これは………!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
!!
サーバルオルフェノクが立ちはだかる!
カラカルオルフェノクが立ちはだかる!
晴香
「灰色の怪物………!?まさか、人ならざるもの………!?」
『いいや、僕らもヒトさ、進化した存在』
『どんなに死んでも立場は変わらず【オルフェノク】のまま………何回も何回も生きてきた』
『まぁ、関係者の設定が混ざったせいでこんな体になってしまったがね』
イエイヌ
「な、なんですかこれは………本物のキュルルさんは………」
『オルフェノクへの覚醒は人体の死を必要とする、人間としての2人は我々とは別の存在ゆえに無関係となった』
『つまり、僕らが生まれた過程で本来の「草加雅人」と「キュルル」は死んだんだよ』
イエイヌ
「そんな………」
那雄宏
「つまりだ、今ここで俺に殺されても文句は言えねぇな?」
『………お前は、そうか』
『じゃあ、殺しちゃおうかな』
- Re: カオスcross混屯物語 ( No.107 )
- 日時: 2019/04/14 15:22
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Umi1HurT)
那雄宏のガチ攻撃!!
サーバルオルフェノクに999999999999999999999999999999
晴香
「なんかのゲームの最後で見た」
那雄宏
「ぶっ殺すと心に誓ったなら、その時既に行動は終わってるんだ」
オルフェノクは逃げ出した!
………
『それがお前の隠し技か』
『覚えたよ、次はこうは行かないから』
………
イエイヌ
「オルフェノク………」
巧
「気を落とすな店長、あんたの信じていたキュルルはいいやつだった………それに変わりはない」
巧
「ここから出たら供え物でもしてやろう」
那雄宏
「つーかあっちはあっちで生きてんだろ、多分」
イエイヌ
「そうですね………」
マクスウェル
「気になるのは、奴らと協力している十黒柱だが………」
冴子
「突如静岡に現れた台風が関連してる可能性はあります」
アライさん
「きっとそいつを倒せば台風も収まるはずなのだ!」
弘司
「もし相手が本当に嵐を起こせるような奴だったら………厄介だな、用心していくぞ」
【宝箱3】
メイドウィン
『「中盤くらいに出てくる回復薬」だ!』
トウマ
『外野の出番ってこれくらいなんだな………』
メイドウィン
『まあ普通はでしゃばる枠じゃないしな』
【宝箱④】
アライさん
「また紙なのだ!」
弘司
「研究資料のようだな……さっきのより字がかすれている」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【オル…ェノ… 実……録】
隔…エ…ア…実験体……合成678…6……
ホース………ェノク………木場……【死亡】……
スパイ……オル………………【行…不明………
………
非覚………
キュルル
草加…人
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
那雄宏
「オルフェノクの資料か、復元したら使えそうだな」
イエイヌ
「どうしてここにキュルルさんの名前が………?」
弘司
「それに関してはこの部分が答えになっているはずだ」
眞子
「………こ、これは!」
弘司
「話してもらおうか、乾巧」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウ………オ……フェノ…… 乾巧……【覚醒】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巧
「…………」
イエイヌ
「た、巧さん?」
巧
「バレちまったか、店長が可哀想だからずっと隠しておこうと思っていたんだが」
弘司
「やはりお前もオルフェノクか」
巧
「………ああ」
- Re: カオスcross混屯物語 ( No.108 )
- 日時: 2019/04/14 16:46
- 名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: Umi1HurT)
晴香
「そもそも貴方達はなんなの?」
巧
「俺自身、オルフェノクに関してはさっぱり分からないがこれだけは言える」
巧
「俺と人としての草加とキュルルは実験体だった」
アライさん
「じっけんたい?」
巧
「ヒトと獣、2つの力を持った覚醒新生物オルフェノク………俺はそんなのになる為に何百年もここに住まわされた」
魔理沙
「憩いの場のお客ってまさか」
巧
「全員実験体だ、大体は覚醒せずに死んだかどこかに行ったりしたがな」
晴香
「じゃあ、イエイヌさんは何なの?」
巧
「後から知ったんだが獣の設定を得るためには獣を近くに放す必要があったらしい」
巧
「そのために動物がそばにいてやる必要があった、傍から見れば戯れているようにしか見えないからカモフラージュ代わりにもなったんだろ」
イエイヌ
「私もその内の1つ………?」
巧
「そうだ、忘れもしない数百年前………全てのオルフェノク実験体が人では無くなった時、撤退作業が始まった」
那雄宏
「作業って、片付けか?」
巧
「ああ………獣の殺処分、完全なる証拠隠滅ってやつだ」
イエイヌ
「えっ………!!」
巧
「その場所には血すら残らないほどに真っ白になっていた」
巧
「だが運良くシェルターに篭もり発見されなかった獣がたった1匹だけ存在していた」
マクスウェル
「それが………こいつというわけか」
イエイヌ
「じゃあ、まさか………!!」
巧
「そうだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ウルフオルフェノク
「………ちっ、ダメだ、何も残っていない」
ウルフオルフェノク
「もう少し早く気がついていれば………」
「あっ、お客様………」
ウルフオルフェノク
「この声は………生き物?」
イエイヌ
「いらっしゃいませ、遊具は何も無く動物も私1匹のみのつまらない場所ですがごゆっくり………」
ウルフオルフェノク
「………真っ白だ」
イエイヌ
「えっ?」
ウルフオルフェノク
「お前の心は真っ白で、純粋で………綺麗な洗濯物みたいだ、見ているだけで心が洗われる………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
巧
「俺はイエイヌを見た時頭の中で2つの考えがよぎった」
巧
「1つは無事な奴がいて良かったという安堵」
早苗
「もう1つは?」
巧
「もし、こいつが生きていることを関係者が知れば………殺しに来るだろう」
イエイヌ
「!」
巧
「イエイヌがクリーニング屋を始めたと知っていつ狙われてもおかしくないと悟った俺はオルフェノクの体を捨て再び『乾巧』として生きる道を選んだ」
巧
「イエイヌはオルフェノクになるためだけに呼ばれた俺達を愛してくれた、そしてイエイヌは、またあの時のように楽しく過ごせることを夢にしていた」
巧
「あの頃の俺には夢がない。でもな、夢を守ることはできたんだ。」
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