二次創作小説(新・総合)

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カオスcross混屯物語(消失)『完結』
日時: 2019/04/22 21:46
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: a.r6qXLT)

もう、ここには何も無い。


あるのは、俺の歴史と藤堂晴香の最後の足掻きだけだ。


たくっちスノーに頼んで痕跡は残しておいた



振り返るとバカバカしい物語だが、どうか見て行って欲しい




【ロストメイドウィン・ザ・ダストヒューマンより】

Re: カオスcross混屯物語 ( No.99 )
日時: 2019/04/10 18:50
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: e/ZG7OkK)

眞子
「それで、なんで静岡県に?」

晴香
「冴子の言うクリーニング屋が興味深くて……」

眞子
「人ならざるものですか?」

弘司
「知ってたのか?」

眞子
「私もだいたい同じ理由で乗ってますから………それにしても」

蟷螂
「…………」


「Zzz………」

魔理沙
「オエッ酔ってきた、箒より速い乗り物乗ったことないんだよ」

早苗
「だらしないですね」

アライさん
「空飛んでるのだ!」

フェネック
「窓は開けないでね〜」

眞子
「随分………賑やかになりましたね」

那雄宏
(全部クローンだけどな)

眞子
「そういえば、なんでこんな壮大なことしてるんですか?」

晴香
「え?」

眞子
「最初は確か私を捕まえた生物兵器の情報を集めるために忍者の里に行って」

晴香
「ああ、最初の目的は生物兵器の情報探しだっけ、それで十黒柱を元凶として……」

眞子
「何を根拠に?」

晴香
「え? 」

眞子
「決めつけるには早いような気もしますけど」

晴香
「そうは言われても………」

弘司
「眞子、お前も十黒柱の情報を集めていたじゃないか」

眞子
「それはまぁそうですが………なんでしょう、何か引っかかるんですよね」

晴香
「そうね」

晴香
(私たちの目的は世界征服の為に邪魔になる十黒柱を全て倒すこと………になっている)

晴香
(でもなんだろう………何かか欠けたようなこの気分は)

晴香
「ねぇ、松山」

那雄宏
「なんだよ」

晴香
「このままでいいかな?間違ってないかな?」

那雄宏
「はあ?エージェントがんなこと気にしてどうすんだよ、手当り次第ぶっ殺してりゃいいんだよ」

晴香
「………うん、それもそうね」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜静岡県〜
ザアザアザアザアザアザア

晴香
「さっむ!!!」

眞子
「な、なんでこんなひどい大雨に!?天気予報だと晴れだったのに!!」

アライさん
「うええええええええ!!」

マクスウェル
「くそっ!召喚本が濡れるだろ!」

カイオーガ
『俺の仕業ちゃうぞ』

グラードン
『俺来ようか?』

レックウザ
『やめようね!』

眞子
「こ、これは………クリーニング屋をより好んでる暇なんてないですよ………」

晴香
「雨をしのげる場所を探さないと!」

冴子
「はい………」

那雄宏
「ブエックシッ!!」

Re: カオスcross混屯物語 ( No.100 )
日時: 2019/04/10 23:40
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: pkcZe/lV)

〜クリーニングハウス『うるふ』〜

晴香
「な、何この店………建物は大きいけど手書き感漂う看板と………」

那雄宏
「なんかここだけオーラ違うな」

眞子
「だ、大丈夫なんですかここ」

マクスウェル
「雨宿りにでも使えばいいだろ」

魔理沙
「そうだぜ、こんな雨じゃろくに外も歩けない、許してくれるさ」

ミエル
「そうね」

晴香
「失礼しまーす」

………

クリーニングハウス内

「いらっしゃい」

晴香
「あ、すみません雨宿りしたくて」

「………客じゃないのか」

弘司
「悪かったか?」

「別に、ただ見ての通り大雨、こっちも忙しいから休めるスペースなんて無いだけでな」

早苗
「あーこの人数ですしね………」

那雄宏
「少し減らすか」チャキッ

冴子
「やめなさい」

「あっ、お客様………いらっしゃいませ」

「店長、こいつらは客じゃなくて雨宿りだ」

「ああ………そうだったんですか、雨が止むまでごゆっくりどうぞ」

「おいおい………ま、いいか、こんな天気じゃ外に出すのも嫌になるしな」


「すみません」

「気にするな、俺は『乾巧いぬいたくみ』ここのクリーニング屋で働いている、全ての洗濯物を真っ白にすることが俺の夢だ」

那雄宏
「粗末な夢だな」


「これでも精一杯考えた夢なんだよ、立派な夢を持つことがそんなに偉いのかよ」

晴香
「じゃあ松山の夢って何があるの?」

那雄宏
「ドン勝?」

弘司
「それは果たして夢なのか」


「で、こっちが店長のイエイヌ、店長っていうかもうマスコットみたいなものだが」

イエイヌ
「初めまして、このクリーニング店のオーナーをやっています、イエイヌです」

那雄宏
「オーナーなのか店長なのかどっちだよ」


「店はここだけだからどっちでもある」

晴香
「あ、そうなんだ……… 」

イエイヌ
「大きいだけで服を洗うものしかありませんが、ゆっくりしていってください」


「それはどうも」

………

「お前ら、どこから来た?」

那雄宏
「そりゃどこかに決まってんだろ」

晴香
「少なくとも、静岡ではありませんが………」

イエイヌ
「遠いところからわざわざ………」


「人ならざるものを探しに来たのか」

イエイヌ
「え?」

マクスウェル
「なんだ、知っていたのか」


「まあな、そんな奴いるわけがない………いないんだよ、人ならざるものなんてな………」

Re: カオスcross混屯物語 ( No.101 )
日時: 2019/04/11 20:25
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: ZYxCEFbA)

イエイヌ
「………雨、やみませんね」

魔理沙
「むしろ酷くなってるような気がするな………」

フェネック
「もしかしたら………嵐の前触れかもね」

那雄宏
「はあ!?嵐!?冗談じゃねぇ!!」

晴香
「嵐ってそんなわけ………眞子、天気予報調べれる!?」

眞子
「あっ、はい………静岡県の天気は晴れのはず………えっ?」

冴子
「どうしました?」

眞子
「今、前例のない大きさの台風が接近しているみたい!!」

晴香
「な、なんだって!?」

弘司
「そんなものが直撃したら………とても想像したくない」

那雄宏
「ふざけんな!!」


「どうする?店長」

イエイヌ
「お洗濯物を全部回収しましょう、台風が収まるまで私の部屋に」


「こんな時まで仕事か………分かった、急ごう」

早苗
「洗濯機多っ!」

アライさん
「アライさんにおまかせなのだ!」シュババッ

フェネック
「アライさ〜ん、洗濯に関してはスペシャリストだねぇ〜」

マクスウェル
「しまってるだけだろ」

晴香
「あっ、私も手伝うよ!」

那雄宏
「俺はやりたくない」

晴香
「うん知ってるからあっち行ってて」


「そこのお前、そっちに店長の部屋あるから開けてくれ」

魔理沙
「え?この辺りに扉なんてあったか?」

イエイヌ
「真下です 」

魔理沙
「あっ、シェルター」

イエイヌ
「私はそこで生まれたんです」

晴香
「闇深かな?」


「そういうのじゃねぇから」

メイドウィン
『雨のせいで外野が離れていく』

ロストメイドウィン
『外野も命懸けだな』

トウマ
『雨の日もバイトはキツイ、台風は流石に抜けてもいいよな?』

DIO
『関係ない 行け』

トウマ
『嫌だァ!僕には出来ない!(DMN)』

カイオーガ
『ごめんやっぱグラードン来て』

グラードン
『あっ、この雨深いッ!!ボボボボ』

カイオーガ
『雨で溺れ死ぬな』

………

〜イエイヌのへや〜
イエイヌ
「あっ」


「お前ら………」

「ああ、来たんだ……もう少しゆっくりしていたかったけど」

「ちっ、多いな」

晴香
「だ、誰この人………店員?」


「違う、ただの厄介者だ………『草加雅人』と『キュルル』っていうんだ」

草加
「厄介者?俺が?そこの店長に住まわせてもらってる君が言えたことなのか?」

キュルル
「ほんとだよ、誰得なんだって話だよこのカップリング」


「お前はなんなんだよ!」

イエイヌ
「喧嘩はやめてください!」

Re: カオスcross混屯物語 ( No.102 )
日時: 2019/04/12 23:11
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: F9bxWwot)

マクスウェル
「で、結局こいつらは何なんだ?」

イエイヌ
「草加さんとキュルルさんはここに住んでいるんです、ルームメイトというものです」

キュルル
「ちなみに乾巧もそうなんだよ」


「悪いか、俺はタダ飯はしないんだよ」

草加
「女の子と親しくするってのはどうかなぁ?」

魔理沙
「事案起きそう」

キュルル
「で、その汚いシャツの山はなに?クッサイからおうちにおかえり」

イエイヌ
「おうちはここなんですが………えっと、台風が来そうなのでシェルターを開けようかと」

弘司
「シェルターだと?そんなものがあるのか?」

イエイヌ
「乾さんによるとそうらしいです」


「この下にな……とてもデカいもので、これだけの人数が入っても問題ないくらいだった」

冴子
「なんでそんな凄いものがクリーニング屋に………!?」

草加
「へぇ………」

イエイヌ
「急ぎましょう皆さん、被災者の為のごはんも作らないと」

キュルル
「いいや、そんな必要は無いよ 」

イエイヌ
「え?」

草加
「………」スッ

眞子
「あの、なんですかそのレバー」

草加(あの顔)
「よくないなぁ…こういうのは」

パカッ

キュルル
「悪く思わないでね、この姿もそろそろ飽きてきたんだ」

草加雅人
「そろそろ………なんでね」

晴香
「えっ、なんで下が開いて」


「草加ァ!!」

ヒュウウウウウウウ


草加
「………」

キュルル
「…………」

「あっ、どうもどうも!見事に引っ掛けたようだね!」

草加
「あの二人は単純だからね、簡単だったよ」

キュルル
「へっ、僕らの正体にも気付かないなんてやっば籠ってたやつは知能が低いな」

「これで僕も安全にここを荒らせるというわけさ、ハハハ」

………

〜シェルターよりはるかに下〜

晴香
「う、うーん」


「起きろ!」

晴香
「はっ!!」

弘司
「気がついたか」

晴香
「あれ、皆………ここは?」

那雄宏
「シェルター………には見えねえよな」


「恐らくだが、シェルターとはまた別のところだろう、草加の奴何を考えて……」

早苗
「それを考えるのは後にしましょう、ここから出ないと」


「ああ………気をつけろ店長、危険な匂いがする」

イエイヌ
「は、はい………」

Re: カオスcross混屯物語 ( No.103 )
日時: 2019/04/13 13:50
名前: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (ID: PSeVuljm)

晴香
「………あの二人、なんであんなことを」

イエイヌ
「草加さんはともかく、キュルルさんはああいうことをする方では無かったのですが………」

眞子
「そうなんですか?」

イエイヌ
「はい、元々この場所はクリーニング屋ではなく、ヒトが生き物と一緒に遊ぶ憩いの場だったんです」

イエイヌ
「わたしはそこの動物の1つで、キュルルさんはお客さんの1人でした………とっても優しいヒトでしたのに………」

冴子
「巧さんはその時のキュルルさんを知っているんですか?」


「いや………俺がここに来た時は既にクリーニング屋になってたからな」

早苗
「あのキュルルさん達が来たのは?」


「俺より後だ、草加とキュルルが同時にな」


「同時に………?」

イエイヌ
「………」

晴香
「悩んでてもしょうがない、先に進もう!」


「ああ」

【宝箱①】

晴香
「これは………写真?」

早苗
「白黒写真ですね………でもなんでしょう、不思議な力を感じます」

マクスウェル
「何らかのお守りになるかもしれないな」

イエイヌ
「あれ、この写真草加さんと乾さんに似ていません?」

アライさん
「あっ、ホントなのだ」


「へぇ………とんだ偶然もあるもんだな………」


………

草加
「ああ、生きていたのか」


「あの程度で怪我なんてするかよ 」

キュルル
「ああ、台風が来るまで時間稼ぎしないといけなくなった」

イエイヌ
「キュルルさん、どうして………昔はあんなに仲良くしていたのに………」

キュルル
「昔の事なんて覚えてないよ」

那雄宏
「時間稼ぎってことは、俺達を殺しに来たってことか?」

草加
「だとしたら?」

那雄宏
「じゃあ………」

マクスウェル
「死んでもらおうかな………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
!!

草加雅人が現れた!
キュルルが現れた!


「草加………お前本気か!!」

草加
「ずっとここにいたいんだよ。君の代わりにね。君は邪魔なんだ」


「ちっ………下がってろ店長!こいつは俺が止める!」

イエイヌ
「は、はい!」

【クリーニング店員の乾巧が仲間になった!】

那雄宏
「絶滅タイムだ!!」


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