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真っ暗で、カチカチと、パソコンの音が鳴り響く部屋のなか、私、春嶺佳子(はるね かこ)15歳現在引きこもりライフ満喫中♪は、一生懸命、あることをしている。毎日毎日。そう、小説を書いているのだ!「ふぅん、なによこいつ!私の小説をバカにしてさぁ!あんたは、私みたいな小説書けんのかよバァカ!オリコン一位なめんなバァカ!」そう、私、佳子は、仮名ゆまちょ、という名で、小説を書いているのだ!この前、新人賞をとり、さらにさらに、アニメ化もしてしまうほどに!ファンタジーものの小説で、結構人気!……………なはず。だが佳子は、ずっと引きこもり生活をしており、学校には行っていない。まさにニートだ。しかも、小卒。中学校や、高校には、行っていない。頭は、相当のバカ。…………………………………。「ぬわぁぁぁあ!てかてか、マジムカつくんだってばぁぁ!なによこいつぅぅぅ!えらそうにしやがってぇ!」ゆまちょのサイトのコメント欄に、ゆまちょに対する悪口がコメントされていたのだ。“マジ、主人公が可愛くないわぁwwwwロムちゃん、四巻で何で死んじゃうの怒!マジゆまちょクソだわwwww„…………………と。はぁ!?しょうがないだろうがぁ!ロムちゃんは、死ぬ運命なんだよ!設定なの!これだから素人はぁ。今度、サイン会があるんだ。どうしよう、このコメントを書き込みした、とうのほんにんが来たら!「やだなぁ、ないない、そんなこと♪」なんて思ってた私が悪かったんだ。「よぅ、ゆまちょさん、コメント見ましたかぁ?ははっマジうけるぅ、こんなクソ作家のとこ、本来来たくないんだけどねぇ。」「はぁ?どなたですか?」「私は、あんたを倒す、新人作家、レイブンスダヨ。覚悟しときなさいよぅ、このクソ作家さん」次回、佳子爆発の予感☆
***ついったで書き散らしていた短歌を詰めました。***++花言葉短歌鮮やかな赤の花束差し出して 君に誓ったあの約束を(千日紅/変わらぬ愛)香り立つあの丘に立ち待っている 薄紫の花を抱えて(ラベンダー/貴方を待っている)泣き濡れた僕に竜胆差し出して 泣きそうな君 「泣くのはおよし」(竜胆/悲しみに寄り添う)あの庭に零れた白い花抱え どこか遠くへ二人で行こうか(マダガスカル・ジャスミン/二人で遠くへ)「愛してる」囁く君が差し出したアザレアの花に涙が一つ(アザレア/愛される喜びを知る)戻れない遠い日の夢 鮮やかなクコの果実の紅が弾けた(クコ/お互いに忘れよう)移り気な君の横顔「無情だね」あの愛さえも雨に流れた (紫陽花/無情)十五夜に在りし日想う追憶の 遠き何時かの紫苑の花束 (紫苑/追憶)++恋の歌この腕を伸ばして君を抱き締めた 「恋しています」君の全てにやれ恋し 恨み辛みは 人の常 ままならぬかな 心といふはその愛を私にください できぬならせめて憎んで優しくしないで届かなし 恋は想へど 百々哀し 千々に散るのは こころかにくかいとおしや、きみをおもへどとどかなし。いたむこころもしあはせとしる。(愛おしや、君を想えど届かなし。痛む心も幸せと知る/いと惜しや、君を想えど百々哀し。悼む心も死合わせと知る)++その他現し世の儚きことの良く似るは 春の桜の散りゆく様にあのそらにまっさかさまにおちていく ひざをかかえて そらにおぼれる冬を経て綻ぶ桜の美しき その微笑みは何時かの定め寒空に 映える桜の 哀れかな 花はひらけど 陽さえ見られず月のない夜を歩けば猫が鳴く。やあおいでませ、あやしの時間へ。月明かり浮かぶ背中の恨めしや。努気を付けよ、此の刃届くまで。革靴が吸った雨水。濡れた指。水溜りに溶けた君の哀しみ。カラフルな飴玉ばかり詰め込んだ。硝子の小瓶、ぼくの宝箱。「しあわせかい?」問うだけ無駄と知っている。それでも訊くよ、「きみはしあわせ?」世界すら灰に沈める雨の中 赤色の傘君だけ色づく
この世の中は、私の嫌いなもので溢れている。 社会に出てからなんか使わない「常識」を教えてくれる学校。 ちょっとしたズレから簡単に嫌われてしまうコミュニティ。 いちいち挑発的な人。 なかなか進まない宿題。 やらなきゃいけない進路選択。 どうしても馬が合わない人。 ケーキのフィルムについてるクリーム。 溶けかけのアイス。 嫌いのもの、といわれて出てくるのは大きなものから小さなものまでたくさんあるけど、一番嫌いなのは、そんな「嫌い」をネットの海に流す自分。 黙っておけばいいじゃん。 人に言うことないじゃん。 文字にする意味なんてない。 何かして、自分の中で反省して、また同じことをして反省して、今までずっと繰り返してきてたこと。 でもそのなかで、どうしても嫌いになれないものが出来てくる。 一緒に笑える友達。 安心できる場所。 好きな音楽。 ふと見上げたとき綺麗な星空。 誰かが撮ってくれたどこだかわからない場所の写真。 だらだら過ごしている毎日。 言葉。 本。 音。 嫌い、なんて言ってるくせに、いつの間にか好きになる。 見たくない、なんて言ってるのにいつの間にか何か目指してる。 したくない、なんて言ってるのに、いつの間にかやってる。 きっと、いつの間にか、の間に何かが起こってるんだと思う。 そうだ、そうに違いない。 この世に私の嫌いなものが溢れていても、前に進もう。 明けない夜は無い。 止まない雨はない。 それに、夢を見つけるのは、星を見つけることなんかより、ずっとたやすい。
毎日退屈で仕方ない。4つの鎖で繋がっているから、行動がせーげんされてる。しかも、サイカって言う名前。ちゃんと意味があるとか…まー、どうでもいいや。ここからは逃げないし。ご飯は、自分で出すか、勝手に魔法で送られてくる。ま、どうでもいいや。死ねないんだもん。fin
どうやら天気予報は嘘をついたらしく、滝のような雨が突然降り出した。徐々に強まっていく雨のなか、折り畳み傘が運良くリュックの中に入っているはずもなく、私は近くにあった屋根付きのバス停に慌てて駆け込んだ。すると今度は雨が斜めに降ってきて、やっぱり身体が濡れてしまったけれど、それは仕方ない、諦めるしかなさそうだ。 スマホの充電に余裕がない状況で雨宿りの最中にすることなんて特になく、私はただ何の気なくきょろきょろと辺りを見まわした。 日々悩まされている山ほど出る課題の息抜きに、と散歩がてらにこの街に来たのに、雨が降るなんて本当についていない。今日は朝の情報番組の時間よりも寝坊してしまったけれど、もしかしたら星占いで最下位でもとったのかもしれない。 ……そういえば、あの傘は誰かの忘れ物だろうか。 お世辞にも大きいとは言えないバス停の隅に、まるで自己主張は苦手だと言うようにもたれかかった、綺麗な空色をした傘。それは全然存在感がなくて、むしろ見ないでと言っているような雰囲気を醸し出していて。 そんな傘に『ごめんね』と心の中で謝り、私は傘を開いた。 さすがにいつ止むか分からない雨を待っていられるほど私も気が長くなかった。ただ、それだけ。 バス停から足を踏み出した途端、とても強い風が吹いた。空色の傘は風に流されてどこかに飛んでいきそうで、私はその風に負けないようにと傘を強く握り直した。なぜか風に負けてはいけないような気がした。 もう既に身体はびしょびしょだった。お気に入りのスニーカーの中まで雨水が染み込んでいる。でも雨宿りをしていても身体はどうせ濡れてくるのだし、今更戻る気にもならなかった。 駅の方へとそれからしばらく歩いた。ひたすら歩いているうちに、アスファルトに叩き付ける雨の音が次第に遠くなっていったように感じた。 私は、空色の世界に立っていた。辺り一面の空色に傘はすっかり溶け込んで、そしてかえって私という存在を異様なほどまでに目立たせた。 夢を見ているのかもしれない。頬をつねった。痛かった。でも、こんなファンタジーな世界が夢以外には考えられなくて、例え頬が痛くなくても夢なのだとしたら、ただ醒めるのを待つしかここから戻る方法はない。 そういう結論に至った私は、何をするでもなくただひたすらに歩いた。どこかにあるかもしれない出口にたどり着けば、夢から醒めると思ったのだろうか。 どこからか聞こえた声。泣いている、と直感で思った。その声の方へ歩みを進めると、空色の女の子と出会った。瞳も髪も、身につけている服も、空色の女の子。 泣き声の正体はどうやら少女のもののようだった。何があったの?と思わず少女に訊くと、彼女は「わたしの傘が、無くなっちゃったの」と潤んだ瞳で私に答えた。空色の瞳から、空色の涙が溢れる。 空色の世界、空色の女の子。もしかしたら、という予感がした。いや、予感ではない。確信めいたものがあった。私は、バス停に置いてあった空色の傘を差し出した。 「お姉ちゃん、それ、どこで見つけたの?」女の子は驚いた様子で私を見つめて、それから微笑んだ。彼女の笑顔は、まるで太陽のように明るかった。 何の根拠もなかったけれど、あの大雨の正体は、きっと彼女の涙なんだろうとぼんやりと思った。今は、さっきの雨が嘘のように太陽が照りつけていることだろう。珍しく私もいい夢を見たものだ。そしてだんだん、私の視界は暗くなっていった。 気がつくと、私はバス停のベンチに座っていた。雨はもう降っていなかったけれど、濡れた地面が、ついさっきまで雨が降っていたことを私に教えた。 あれは夢だったのか、はたまた現実に起こったことなのか。 ベンチから立ち上がったそのとき、地面に一枚のメモがはらりと落ちた。 『ありがとう』綺麗な、空色のメモだった。
***もうすぐ夏ですね。ホラー風味小噺です。風味なので全く怖くありません。*** セミの鳴き声をBGMに見上げた空は抜けるように青い。コンクリートの黒い色は熱を集めて空気を歪め、吹き抜ける風は生温く、駅舎の人がいない事務室に下げられた風鈴が時折鳴り響く。──ああ、どうしようもなく夏だ。 祖父母の家に向かう田舎の駅で、来ない電車を待ち続けながら当たり前の事を思う。 わかりやすくド田舎にある祖父母の家に向かうにはここで一度電車を乗り換えねばならない。しかしまたこの電車というのがなかなか来ない。かれこれ電車を降りて1時間は経過しようというのに俺がまだこのホームにいる時点でお察しである。普段嵩張るしか能がないでかい水筒がこの時ばかりは役に立つ。 しかしいい加減に思考力が死滅しそうである。なにせ暑い。ひさしすらない無人駅で小さな影に縮こまっているのにも限界がある。人は暑さでも死ぬ脆い生き物なのだ。 ふ、と。 一瞬だけ陽射しが強くなる。その眩さに目を瞑った、刹那。 目を開いたその時に、いつの間にか俺の隣を陣取る影がいる。 どう考えてもおかしいそいつ(男だ)は、俺と同じ年頃のようだった。というのも、その姿がどこからどう見ても学生服としか言いようのないものであったからである。 ただ、そいつはいきなり現れたことを抜きにしてもやはりおかしいとしか言いようがない。だって普通ならばありえるわけがない。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・ 何せそいつは、このクソ暑い最中にぴっちりと前を留めた黒い詰襟姿で汗ひとつかかずに涼し気な顔をして立っているのだ。 どう考えたっておかしい。おかしいのだ。 呆然とする俺に気づいているのかいないのか、そいつはじいっと線路の続く彼方を睨んでいる。口さえ開かないその姿はやはり異様だった。 そいつは動かないし、俺も動けない。そうして俺だけがそいつに注視しているその妙な均衡状態の中で、はたと、遠くから電車の音が聞こえた。時間的に急行電車でこの駅には止まらないものだが、そいつは何故かそれを待ち侘びていたかのように一瞬だけ顔を綻ばせた。 がたんがたんと不愉快に重たい音を立てて通り過ぎようとする電車。その眼前。そこに、そいつは身を投げ出した。 まるで何か素敵な場所へ駆け出すような、そんな表情を浮かべて。 一瞬のことで何が起こったか理解ができなかった。清々しい笑顔でそいつがやらかしたとんでもないことが分からなかった。 ひどい音と血の匂いを覚悟した。あまりのことに目を瞑ることすらできなかった。 けれど、その影は車体にぶつかろうかというその瞬間にふっ、と霞のように消えてしまった。まるではじめから何も無かったかのように。 騒々しい音を立てて通り過ぎていく急行電車を呆然と見送ったところで、思い出した。 この急行が過ぎたら、俺が乗る電車がようやっとやってくる。 ぼんやりとする頭に無理矢理理屈を付ける。きっと、夏の暑さで幻を見ていたのだろう。 長く夏の陽を浴び過ぎたのだ。そう思えばふっと力が抜けて、空を見上げれば。いかにも夏らしく、入道雲がゆらりと立ち上っていた。
悲しみは、分かち合ってこそ、乗り越えられると…誰かが言った。でも、僕はどうなんだろう…
私の名前は『かれん』かくれんぼが大好き。遊んでくれる皆も好きケガしたらいつもバンソーコーくれる優しい『さくら』女の子なのにいじめっこも退治しちゃうカッコいい『ちなつ』お口は悪いけど困ってるときいつも助けてくれる『しゅう』いっつも難しいこといってるクールな『とうや』私はかくれるのが得意だからみつかるのはいつも最後。皆みつけられなくて最後に「「かれんはかくれんぼの名人です」」っていうのそうしたら私はいつも「そーだよ」といって出てくるこんな毎日が楽しかった。でもねある日かくれんぼしてたらからすが鳴いて日も暮れそうなのに皆がみつけてくれなかったの皆忙しかったかな?急に用事ができちゃったのかな?そんなことを考えながらお家に帰ってたのいつもの信号のところにしゅうがいたの私はしゅうに訊こうとしたの「どうしてみんな探してくれなかったの?」って信号がいつまでたっても青にならないから走ったら大丈夫だと思ってそのまま行っちゃったのそしたらね、しゅうが何か叫ぼうとしたとき私は何かに思いっきりぶつかったの。――「だから、バカなんだよぉ…っ」最後にしゅうの声が聞こえた気がした。今日も皆でかくれんぼしてた。「もぅ…かれんはなんでじゃんけんそんな強いの?」「えへへーひみつ♪」今日は俺の負けで俺が鬼になった。俺は探すのはとくいであっというまにかれん以外のみんなをみつけた。「かれん…みつからないね…」「もういう?」「まだだっ!」「しゅう…」「あのさ今日親が家にいなくてはやく帰ってこいっていわれてるんだ…だから帰るね」「わかった」「ばいばいちなつ」「ばいばい!かれんにもばいばいいっててねー」数分後には「俺今日塾があって…」「おー遅れないようにいけよ!またな!」と、とうやも帰った。さくらも弟が家で一人だからと帰った。「俺だけか…」俺は大事な用を思い出して猛ダッシュで家に帰った。今日はかれんの誕生日だった。いつもの信号に差し掛かるとかれんがいた。まだ青にもなってないのにこちらへ走ってくる。キィィットラックがいきなりかれんに衝突した。俺は夢中でかれんに声を掛けた。「しゅ…う?」「かれん!なんで飛び出したんだよ!」「しゅうが…いたから」「だから、バカなんだよぉ…っ」かれんは静かに瞼を閉じた「はぁ…今日でかれんも18か」あれから寝たきりのかれんの病室を開ける「しゅう…?」「か…かれん……!!」―みつかっちゃった
私はある日を境にふっとでてきた数式に疑問をもっている。なにを隠そう私は数学が大の苦手。だから私は数学の先生に数式の答えを聞いてみた。すると「自分で解きなさい」って言われた。先生も意地悪だな〜というわけで親友の明南(あきな)に答えを聞いてみた。そしたら「答えは分かるけど途中のxとかyが分かんない」って言われた。途中式なんてどうでもいいよ。私は答えが知りたいの。最後に幼馴染の春都(はると)に聞いてみた。春都は私と違って数学が大の得意。見た目は苦手そうなんだけどね。「春都!」「どうした、陽周(ひまり)」「この数式教えて」「また数学か?」うんん。違うの。こんな数式だから。(ひまり+はると)×(]+はると)=y「これは、こうやって解くの」すると春都からキスをされた。「わかった?」「……うん」世界一難しい数式が世界一簡単な数式になっちゃいました。(ひまり+はると)×(ひまり+はると)=カレカノ
彼女はくもりぞら色の服をきていたのだった だから、彼女は青色いろいろなのだったのだったそして空は静まった。プラスチックは、空色に染まり、血のようにこけたようにたゆよいていた。だから健二は疑い深くたゆよいをたゆよい続けているのだった。だから、けんじは目をつぶることも やぶさかではないけんし。いろの健二なのだった。だからけんじはいつも自分のことをけんじいろだとおもっていたのだった。「おまえはけんじか!?」といわれすぎて、ケンジはケンジであることをやめられないのだった。だから、ケンジはから色のケンジと呼ばれていた。ケンジのなかで。そんな真面目なケンジが砂糖ばかり食べているはずはない。と、彼女の心眼ではそうみているのだった。 そして空は赤色に染まり ケンジもさすがに赤色でありつづけてしまったのかいつもの空色をクズ崩している。ケンジらしさだ。ぼくのスタイルをまねているな。とケンジを横目にぼくは思ったのだった。まるで誘拐事件のようではないか。どくりととけたようなにびいろのケンジだ。ゆうかいじけん らしく。ケンジ 爆発の音が遠くに聞こえ過ぎてしまっている とっくに音速は食べてしまっている突然 世界はバラ色になった。めめめめめめめめめめめめめめめ。けんじ。 一番のケンジ。 錯綜はやがてケンジをコントロールし始めた混乱を極めすぎたケンジは、きっとあとであれは最高のケンジを食べていた出来事だった、と振り返るのだろう。あまりにも確信的な宝箱は ケンジらしさをたくりとさせていた。やはりケンジはありえない。、、、、、。一番地帯、ケンジとはまったく関係のない2番目のケンジ地帯、、、、。今日もケンジはドットマークなのだった。なぜ、そんなにも にびいろなんだ。とケンジは歩んでいっしょにいるのか。たてものはおいしい。今日も彼女はたてもの自体を味うように略奪的に略だっていた。きわだって目に見えない彼女らしい略奪は、とてもきれいな糸をあゆよんでいた。まとも目。くるくるまともめ。「そうだ! 私はここに住む!」と彼女は言う。彼女らしい。ゆうととととととととととととととととと。食べ食べしい感情は広げるように手をかざし、 もともとしい感情も、当たり前かもしれないけど彼女は泣いていた。血が ひろがったのだった。きらりと髪が赤くなるその手のきらきら。あきらかに攻撃的な男は、くわえるように含み含んでいた。だがら、世界は静寂なのだった。車らしく。もともと彼女は臆病で 手紙のようにきらきらしく、能面のようにぴりぴりしい臆病気質な彼女の口はりんと赤色になっていて、だがらその辺りはしずまっていた。だがら、青色は元らしい青色を取り戻していた。いや、もともとそうだ。もともとは、かのじょらしい。しかし、そんなことは遠方にいる男にはきわめてどうでもいいことなのだった。だって、その男は遠方にいたのだから。泣き叫ぶように、けむりっぽいものは、その遠方の男。だから。きわめてどうでもいいことなのだった。あまりにも遠方にいたからだ。リート。たさむ。す。男の人は葉巻らしきものをくわえていた。きわめてまっとうなその葉巻らしきものは、すこやかに息を止めるような白色の花。目が、おかしいのでこわい。とぼくなんかは思ってしまう タイプの人なのだった。だから、そのタイプは今日も食べ続けていたらしい。以上に、そういう食べまくりの異常的な人間だったらしいのだったのだ。つまり、火だ。ぼくはこの男から火を感じてしまうのだった。にじいろの火。 心の底からのきれいな虹色の火なのだった。そして世界は灰色に染まった。すちつゆすむむせむせむくらくゆすめむすむくゆくゆくゆすむめす。「2」 その部屋は今日も灰色だったらしい。なぜ使われていないいのに灰色なのだろう。きっと、つかわれてないのに灰色だからなんだな。とぼくなんかは思ってしまったのだった。黒土。黒い少女はそこにいたのだった。「なぜきみは黒いんだ?」とぼくなんかは聞いたけど、その黒色の彼女は黒色を増していくばかりでとても黄色色のその男は会話にまざれない有様なのだったのだ。だから、すずく。ついイライラして男はゆったりとその首を締める。まるで締め切り前の編集者のように新緑のその首色は、愛憐を込めて締まっていっていたのだった。だから、世界は藍色なのだった。彼女は呪わしく男をながめる。余裕そうに死んでいく愛憐チックな彼女。たしかに少し死んでいってるみたいだ。明白すぎるそのきれいな首。死にかけた首。黒色は捨てられ、結局彼女はそれが似合うということで赤色の服をきたのだった。血のクリスマス。