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中1の夏。セミの鳴き声が私の耳を刺激する。夏の暑さは感じない。私の全神経がケータイに向いてる。私、朝霧まおは今、告白したばかりである。メールで。返信を待っている間は暑さのせいではない汗が背中を伝った。あぁ、お願い。ピロリン来た!そっと開いてみる。「別に」え、別に?どゆいみ?いいってこと?・・・っしゃあ!え、マジで?やばい。嬉しい!それにしても告白されて「別に」って返す人いるんだー。今まで緊張して言うの忘れてたけど、告白の相手は高木ゆうま。あしたがたのしm…ピロリンん?なんだろ?ゆうまだ!「みんなに秘密ね」う…これまた読み取られて・・・とほほみんな言いたーい。っふ。いいよ別に言わなくたって雰囲気とかニュアンスでばらすだって、ちやほやされたいじゃん大好きゆうま
「大丈夫だよ。」と君に言うその冷たい手をそっと握って「大丈夫だよ。」それしか言えないけど震える手を きゅっと握ったうつむくきみの瞳は閉じられてひらいたらきっと こぼれおちてしまう透明なナミダうん、つらいよね 悲しいよねただ寄り添うしかできないけどでも 寄り添うことは 出来るからきみと手をつないでとなりに座る触れている肩があったかいよね外は寒いけど 2人一緒にいるこの場所はなんだかあったかいのは 私だけかな違うといいな きみも あったかかったら いいな君に届いていたらいいと 心から願うこの ぬくもり「 ここに いるからね 」
私の名前は北川みなみ。ある学校に通う中学1年生。この話は私が本当に体験した話です。(これは、以前書いたものの続きです。これを初めて見る人は、以前書いたものを読んでからをオススメします。)第2章〜アリスの悲しい雨〜私はいつものように7時20分くらいに学校のもんをくぐる。み「今日もまた雨か〜。」最近雨が降り続いている。そうアリスと喧嘩したあの日からーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーみ「アリスってすぐそういうこと言われるだけでなんでも嫌いになっちゃうのね。そんなアリス、私は、私は大っ嫌いよ!」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあんなきついことを言ってしまってとても後悔している。なんでちゃんと気持ちをわかってあげられなかったんだろう。あの時から、アリスは笑わなくなってしまった。まわりにいる私の友達はみなみのせいじゃないと言って、励ましてくれる。でも私はあの時からずっと自分を攻めた。翼と翔もあの時からずっと浮かない顔をしている。私は、いつも謝ろう、謝ろうと思ってもいざとなったら勇気が出なかった。なんだかんだあって音楽際、三日前になった。アリスはインフルエンザにかかり音楽際に出席出来なくなってしまった。指揮者は課題曲の指揮者の子がやってくれた。み「翼、翔。話したいことがあるんだけど...。」つ「どうしたんだよ。」み「分かってるでしょ、アリスのこと。」つ「あれは勝手にアリスが泣いたんだ!俺たちは悪くない!」み「何言ってるの!じゃあ最近なんで浮かない顔してるの?」し「そ、それは...」み「やっぱり心配なんでしょ!アリスに謝ろうよ!」つ「...」し「...」み「音楽際が終わったら一緒にアリスに謝ろう!」つ「わ、分かったよ」し「うん」み「じゃあ、一週間後にアリスと一緒に話せるように説得するから!」
私は中学1年生のアイカ。私は今、彼氏はいない。でも、前はいたんだ。私にとって、すっごく大事な人が。これは小学6年生のころ。彼、ウイタとは、小学生5年生のときに知り合ったの。優しくて、おもしろい、とても良い人だった。休み時間は、必ず会ってた。廊下で、ずっと話してた。笑って、時には泣いて………。いつの間にか、彼に惚れていたんだ。そして、電話で告白されて、ウイタと、付き合いはじめた。小学校卒業し、中学校に入学しても、私達は、なかのよい、ラブラブカップルだった。私は彼が、大好きだった。……………………だった、のに。友達から、彼が私のこと、好きじゃないときいた。頭の中は真っ白。彼はたしかに、知らない女の子と、一緒にいたんだ。悲しかった。とても、すごく。私は、彼に、別れを告げた。彼のそのときのかおは、今でも覚えてる。彼は今、他の子と、付き合っている。悔しい。わたしがふったのにね。何でだろう。心がモヤモヤするんだ。そうか、そうなんだ。私はまだ、彼、ウイタが好きなんだーー…………。
彼女は、狂っていた。美しい心や容姿は人々から愛されず、頼れる親は他界し、彼女は徐々に感情を無くしていった。最終的に残ったのは、楽しい、という得もしない感情のみ。どれだけ楽しいと思っていても、彼女はそれを声や顔に出さず、心の無い人間として、日々を過ごしていた。そんな狂った彼女が、日記に書き記した、ちょっとした物語を、綴ってみようと思う。●月●日「桜の花弁を拾った。」ある春の日の日記だ。当時高校2年生だった彼女は既に狂っており、普通は苦痛であろう学校へ行くのを楽しみにしていた。傷が付いた手で桜の花弁を拾い、ちょっとだけ口角を上げると、再び学校へ向かって歩きだす。膝の傷も額の傷もまるで初めから存在しなかったかの様な振る舞いを見せた彼女は、大きな瞳を輝かせ、狂った笑顔を見せた。彼女は、虐められていた。ペンで落書きされた靴箱を開くと、鈍く光った画鋲と、これもまたペンで落書きされた靴が、まるで恥じているかのように顔を出した。彼女は溢れていた画鋲を靴の中に押し込むと、切れた指を控えめに舐め、もう片方の手で画鋲を玄関にぶち撒けた。―嗚呼、楽しいなぁ。彼女は狂った目で金色に輝く画鋲に目を向け、見下すように笑うと、遅刻寸前で廊下への扉を開いた。●月●日今日は画鋲が無かった。あの鈍い輝き方も、全てを投げてしまう感覚も、全部、たのしかったのにな。油性マジックで落書きされた机を愛おしむかのように指でなぞり、彼女は噂話に耳を傾けた。どうやら、転入生が来るらしい。―それも、容姿が素晴らしいのだとか。女子が獣の唸り声かの如く発狂している為、男子だと思われる。案の定転入生は男子で、世の言う「イケメン」というヤツだった。彼は、誰も座りたがらない彼女の隣に座ると、「よろしく」と微笑み、彼女の瞳を見た。●月●日彼も、彼女とは違う意味で狂っていた。彼女のことが好きだと言い出し、彼女が虐められていたら物凄い形相で説教した。彼女は何とも思っていない、と思っていたが、心の深い奥では、好意を抱いていたのだとか。●月●日彼女は反抗した。彼が助けてくれると信じて。勿論虐めっ子は怒り狂った。そこで彼女達が取り出したのは、銀色に光る、カッターだった。彼は焦った。だって、彼女が傷付けられてしまうかもしれないのだもの!彼は虐めっ子がカッターを振り上げると同時に、彼女の前に飛び出した。そのカッターは彼の目に、突き刺さった。彼女の前で蹲った彼。そして軽快な音を立てたカッター。彼女は徐にカッターを拾った。―憎い、―憎い?―っ、憎い!彼に好意を抱き、それと同時に虐めっ子に憎い、という悪意を抱いた。その2つの感情の赴くままに、彼女はカッターを振り回した。●月●日皆で仲良く退学処分。彼も彼女の退学に合わせて中退した。彼は彼女と幸せに過ごしー…あははは、あはははははは!何が「彼」だ、馬鹿馬鹿しい!これは、「彼」と「彼女」のお話。これは、「僕」と「嫁」 のお話。愛する娘と一緒に、嫁の日記を見た。そして、そこにあった物語を、僕は綴った。あ、お母さん帰ってきた、なんて言っている。僕は日記を閉じ、娘と玄関へ向かった。―僕が、君を、幸せにするんだ。
「カラス」また、ささやかれている気がする。あの集団の中心で笑っているのは、そう。───白鳥。チャイムがなって、周りのひよこたちが散っていく。背筋を伸ばした彼女と、わたしの目があった。あわてて首を前に向けるけど、鼻で笑われた。醜いと思われているに違いない。悔しい。悔しい悔しい悔しい悔しい。ほんの三日前まで、あの席には私がいた。この席には、彼女がいた。そして私が鼻で笑ってた。「カラス」って。この学校では踊りがすべてだ。席替えで、成績の順位は丸わかりになる。一番優秀な生徒は、教室の一番後ろの真ん中の席。そこに座ればランクは白鳥。前から二列目と三列目、それから一番後ろの真ん中以外がランクがひよこ。一番前は、カラス。カラスになれば、みんなから笑われ、下僕としてつかわれる。そのカラスがたとえ、前回の白鳥だったとしても。運が悪かっただけ。彼女が白鳥になったのも、まぐれ。何度言い聞かせても、心からは血があふれだしてくる。血がにじむほど手を握りしめ、後ろで笑っているであろう白鳥を呪った。次の試験は、明後日。絶対に、絶対に、負けない。明後日は明日になり明日は今日になり試験が始まった。まずは、白鳥がおどる。ひよこもほかのカラスたちも、すごいすごいと騒ぎ立てる。でも、私にはひどく醜く見えた。────プレッシャー、でしょ?この白鳥という最高の立場を維持するためには、ここで最もうまく踊らなければいけない、という思いにあがらうように体が固まっていくことを、私は知っている。前回がそうだった。でも、今回は違うから。貴方を、絶対抜かす。一番最後に、私の番が来た。先生はきつい目で私を見るけれど、にらみ返してやる。見てなさい、私の実力を。音楽と体が重なり合った滑らかな動きは、想像以上だ。彼女がこちらを赤い顔で見ているのは、きっとおびえているのでしょうね?くるくると回り最後のポーズを完ぺきに見せつけてやった。これで私の勝利は確実。明日の朝が楽しみね。次の朝、部屋をノックする音でめざめた。ママがいそいで入ってくる。まぁ、もしかして白鳥になったお知らせを聞いたのかしら。もう、せっかちなんだから。「なぁに、ママ」「早く学校に行きなさい、まぁどうしましょう」何かあったのかと考える。そういえば試験中ずっと不思議な人がいたのを覚えている。確か頭のよさそうな女の人。もしかして、私、スカウトされちゃった?!ふわふわとして学校に着くと先生が校門で待ている。おでむかえ?今更いい顔したってなにもあげないわよ!先生につられて校長室にいった。お祝いの言葉でもあるのかもしれない。ふふふ。「ごきげんよう、校長先生」優雅におじぎをすると、頭から声がかかる。「君は退学だ」「えっ」なんで。頭を上げると昨日の女の人が、難しい顔をしている校長先生の横に立っている。「昨日の白鳥の踊りを覚えているかね?」なぜかわからないけどきれいに答えておく。「よかったとおもいます」「ちがうだろう」いや、それはそうだけど。確かに汚い踊りだったけど。「きみが白鳥を脅して最低の演技をさせたんだろう?」え……「違います!そんなこと、絶対にしません!」私は必死で抗議した。それを校長は大声で遮る。「秘書が、ずっと見ていたのさ。汚い真似はやめてくれ。君は、白鳥の踊りをずっとにらんでいたんだろう?」秘書、という言うところでよこにいた女の人を指さし、校長先生は息切れしながら言い切った。「さぁもう出て行ってくれ。金輪際この学校に来ないでくれ!」先生に引っ張られて校長室を出て行き、校門の前におかれる。先生は残念です、と言い放ち、門をぴしゃりと閉じた。「違うんです、何かの間違えです」なんどもそういって、門を揺らしたけれど、先生は一度も振り返らずに校舎へ消えててしまった。「わたしも、クラスメイトとして残念だよぉ、カラスさん?」いやな声がして後ろを振り返ると、白鳥がいた。「カラスさん……」白鳥がうつむく。本気で残念と思ってくれたのかもしれない。協力して疑いを一緒に晴らそうよ、と言おうと、息を吸おうとした時、白鳥がバぱっと顔を上げた。「ばっっかじゃないの?あははは、はは、はぁ、おっもしろ!」涙を流し、指をさしておなかを抱え笑っている白鳥をにらみながら、震える手を後ろに隠した。すごく気持ちが悪い。いやなよかんがする。「みぃんな騙されてやがんの!全部私が仕組んだんだょ。すごくない?カラスさん、あなたの踊りきれいだったね。ほんとに危なかった。ねぇ、カラスさん、あなたはもうこの門を超えられないよね。でも私は超えられる。白鳥として」立っていられなくなり、しゃがんでしまった。あたまがいたい。手も足も震える。「ばいばい、カラスさん」門を開きまた閉じる音を聞いたら、吐きそうになった。でも、私は立つ。よろめいて、門に手をかけた。スキップする後ろ姿を見つめる。────見てなさい。絶対に、絶対に、わたしはあなたの超えられない門を超えてみせる。そして、世界の白鳥になるわ。世界ではカラスにしかなれない貴方を鼻で笑うの。「カラス」
「あのね、あんたの友達の、えっとね、うーん………、あ!そうそう、カナタくん!大変なのよ、実はね、あと一日で、死んじゃうんだって。」嘘だぁ。最初はそう、思ってた。でも、でも…………………………。「カナタァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーー!!!」鳴り響くサイレンの音。何で?どぉしてよ。カナタ、私に何にも言ってくれなかったじゃん。カナタの冷たい頬を、私の手で包みこんだ。お願い、目を開けて。私、カナタとしたいこと、いっぱいあるよ。カナタ、私のこと、昨日「大好き」って、言ってくれたの、嬉しかったよ。「ねぇ、目を開けて………開けてよぉぉぉぉ!カナタぁぁぁ!」私は、カナタの冷たい冷たい手を握りしめた。優しいカナタのかお。笑うとえくぼができる可愛いカナタ。あの、元気な声。もう、カナタのすべてが、聞けないし、見れないんだ。ねぇ、カナタ。「もぉいっかい、大好きっていってぇ………………………?」
校舎の隅まで来ると、皆の声はひとつも聞こえなくなった。 それに少しの寂しさを感じながら、私は胸に付けた花飾りを揺らしてとぼとぼと廊下を歩く。 開けっ放しにされた保健室のドアの向こうで、何人かの女子の楽しげな話し声が聞こえる。「じゃあね、先生!」「元気でねー!」 出てきたのは私と同じ、今日この学校を去る3年生。 そのうちのひとりは私の良く知るクラスメイトで、だけど顔を合わせることもなく隣を通り過ぎて行った。 何も言わずに保健室を覗き込んで、こちらに背を向けて机の上をがさごそと整理している先生を確認した。 小さく息を吸って部屋の中に足を進める。「先生」 おわっ! と大袈裟に驚いて振り返った先生の顔には、苦笑いが浮かんでいた。「お前……一切泣いてないのか」 先生は多分私の目元を見て、楽しそうに「くっくっく」と笑った。 いつもの笑い方。 私も同じように笑った。 先生とは違う、上品な笑い方。「変わらないなぁ」「先生こそ」 生意気にも言い返してやると、先生は何とも言えない――ちょっとだけ寂しそうな顔をして、私から視線を外す。 しかし、すぐに笑いかけてきて口を開いた。「……ずっと待ってた卒業だな」 授業をサボって保健室のソファーでだらだらしていた日々。 いつも1時間だけと言いながら、他の生徒が来るまでは休ませてくれた。 そんな私が毎日のように言っていた「こんな学校、早く辞めたい」という言葉に、先生は「早く卒業できるといいな」と決まった言葉を返した。「お疲れ様」 突然頭のてっぺんに手が置かれ、その温もりに目頭が熱くなる。 一瞬のうちに涙が溢れ出て、鼻を伝って床に落ちていった。 泣いてる姿を見られるのは初めて来たとき以来だ。 頭から手が離れたおかげで、なんとか涙が止まりそうになった。「これから」 そう話し出した先生の声が涙声で、ふたりで顔を合わせて笑う。 照れた表情で頬を掻いて、少しだけ真剣な顔で見つめてきたから、私も笑うのをやめて見つめ返した。「これから、君は進学する。たくさんの人間に出会う。全ての人との繋がりを大切に……大切にしなさいとは言わない。大切に、想ってほしい」 涙を隠すことなく、先生は話し続けた。「未来の君には、過去の僕たちがついている」 頼もしく胸を張る先生。 私は笑って頷いた。 3年間、ありがとう。
私は篠(しの)。明日から、中学生になります!「篠、明日はいよいよ中学生ネ!お姉ちゃん、ちょ〜楽しみぃ♪」私のお姉ちゃん、加奈(かな)は、中学3年生。可愛いくて、優しい、自慢のお姉ちゃんなんだ♪「私、チョコ(犬)の散歩行ってくる〜!」私は、チョコを連れて、近くの公園へやって来た。ピンク色の桜がキレイ………ン?誰かいる!誰だろ?私は近くへ、行ってみた。キレイな、男の人。私は、思わず見とれてしまった。「……………?何かよう?」男の人が、私の方に近づいてくる。うわわ、どぉしよう!その時、「陸(りく)………!?………と、篠!どぉしてここに?」お姉ちゃんが来たんだ。「お姉ちゃん、知り合い?」「知り合いもなにも、私の彼氏だお♪」……………………。えーーーーーーーー!!!!!なんか、残念?てか、悔しい?なんだろ、この気持ち。まままさか、これが恋!?私は決めた。 「お姉ちゃんから、この人奪う!」何が何でも、奪ってみせるんだからね!「ちょっと!?篠、何考え………」「ふぅん、楽しみにしてる。」お姉ちゃんの彼氏、陸は、私にそう、呟いた。「頑張りまぁーーーーーーーーす!」 つづく
「私のmyダ〜リン、陸くぅ〜〜ん!見て、○○○の新作スカート!可愛いでしょ?あ、私の方が、可愛い?ありがとー!大好き陸くぅん、あははは♪」中学生になってから1ヶ月がたちました。私は篠。お姉ちゃんの彼氏(このあと私の彼氏になる予定)の、陸君が大好き!この前、公園でみた陸君に、惚れました。「篠ちゃん、いい加減、俺怒るよ?俺、一言たりとも、篠ちゃんのこと、可愛いとか言ってないし!」「まぁまぁ陸君、照れちゃって、可愛いーーキャハハハ」私は、陸君に、自分の良さを、もうアピールしている。しかも、大好きアピールもしている。なのに、なのに………「何で陸君、心開いてくんないのぉ〜〜〜〜?」「それは、あんたがウザイから。しかも、あんたのお姉ちゃんという彼女がいるのよ?あたりまえでしょう。」私の友達、花(はな)は、いつも私の相談にのってくれる………のは良いけど、言い方が、キツイ。「篠、あんたのウザイ行動に、周りの人皆が呆れてる。しかも、先輩だよ、あんたのお姉ちゃんの彼氏。」そっか、私、ウザイんだ。だから、陸君に嫌われてるんだ。惨め。お姉ちゃんが、羨ましい。憎いなぁ。「ウザイ行動、しなきゃ良いじゃん。ギャップを見せんのよ。陸先輩に会ったら、話かけない、お辞儀だけ、うるさくしない、先輩を付けて呼ぶ、とかね。ギャップ萌えって、あるのよ。知ってた?」ギャップ萌え!さっそく実行だぁ!「花、私、頑張りマス!」 実行できるかなぁ………………? つづく