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*117*
フォルテビート
「ふ、不死身………!?」
たくっちスノー
「そ………ていうか、マジで頭殴ってきたな」
たくっちスノー
「ラビットパンチが必殺技の仮面ライダーとか前代未聞すぎるだろ………」
たくっちスノーは頭を抑えながら立ち上がる
ウォズF
「残念だ」
【Finally Beyond・The・Time!!】
【超銀河エクスプロージョン!!】
ウォズ
「ハッ!!」
フォルテビート
「ぐわああああああ!!!」
フォルテビートは銀河級の一撃を浴びて変身が溶ける
雄吾
「くっ………ウォズ………お前のような、醜い音の仮面ライダーだけは………」
ウォズ
「衣真雄吾、この世界や君に関しては分からないことだらけだが……1番よく分からないのはそれだ」
ウォズ
「君にとっての醜い音の定義は一体?」
魔トリョーシカ
「…………正直な所、ボクらは音楽で世界を発展させようという流れ自体は悪くないと思うし、そこまで否定する気はないと考えている」
魔トリョーシカ
「だが今現在、音楽時代の要となる要素が歪すぎる」
たくっちスノー
「よりどりみどりの音を肯定するどころか否定している、それは仮面ノイザーも言ってたよな」
雄吾
「だからどうしたって言うんだ………サンダーボルトも同じことを言った、だからこう答えた」
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「必要ないものを捨てるのは当たり前の事じゃないか、どうせ使うならうるさい音より綺麗な音の方がいいに決まってる」
「お前も見ただろ………あのコンサートの人間を、音楽法を受け入れる人間も沢山いるんだ」
「生まれ変わらせるんだよ、音楽を………全く新しい………美しい音を作っていく段階なんだよ!」
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雄吾
「だから昔の音にしがみつくアンノイズは僕が潰す………ってな………」
ストームメガノイザー
「なに、それ………」
たくっちスノー
「そいつがお前の言い分か、まあ分かったよ」
たくっちスノー
「あんたに何を言われようが、俺たちは導くことを諦めねぇからな」
雄吾
「導くってなんだよ……音楽法を守って綺麗な音を出して、綺麗な音に感謝する、それがぼくらの時代だ、勝手に邪魔しないでよ」
魔トリョーシカ
「そっか、じゃあ貰ってくよ」
ストームメガノイザー
「え、ちょっと!?」
魔トリョーシカはメガノイザー2人をぐるぐる囲って包み込み、たくっちスノーとウォズもその中に入って消えていく
雄吾
「………ウォズ!!」
パンク
(昔の音にしがみつく、か………)
【終曲】