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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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【第25曲】
「ブラザー覚醒 」

カルマ
「………坊っちゃまの母親がアンノイズに?」

詩伍郎
「そうなんだよ………」

カルマ
「しかし、前々から聞いていましたが………衣真愛弓様、あの方は既に亡くなっていると」

詩伍郎
「そのはずなんだ、でもあの時、俺や雄吾に顔を見せたあの女性は」

詩伍郎
「間違いなく愛弓と同じ顔と、声と、口調をしていたんだ」

カルマ
「‥‥‥‥死んだ人間が生き返るなんてことは、有り得るのでしょうか?」

詩伍郎
「分からない‥‥雄吾にも聞いてみたが興味無さげでさ‥‥‥仮にも母親なのに‥‥‥」

カルマ
「‥‥‥詩伍郎様、少しお聞きしたいことがあるのですが」

詩伍郎
「どうかしたの?」

カルマ
「………雄吾坊っちゃまに聞いても答えてくれなかったのですが………」

詩伍郎
「雄吾の事で何か気になる事が?」

カルマ
「はい、実は………」

と、その時梨子が入ってくる

梨子
「お邪魔します」

詩伍郎
「お、梨子ちゃんいらっしゃい」

カルマ
「今日はなんの要件で?」

梨子
「その………ここじゃ何なので……外で」

詩伍郎
「え………え?アイドルがそれはまずくない?」

梨子
「変装セットは用意しました、あまり雄吾さんの前では話しにくくて」

詩伍郎
「何もう皆して………分かった、大事な話のようだし……… 」

カルマ
「私も同行してよろしいですか?」

梨子
「あ、はい!どうぞ!」

…………
詩伍郎、カルマ、梨子はファミレスに入り、テーブル席に座る

梨子
「うわ~!綺麗なお店ですね!」

カルマ
「ここですか………」

詩伍郎
「おじさんここ大好きなんだよ」

店員
「ご注文は?」

カルマ
「梨子様はハンバーグはお好きですか」

梨子
「あ、はい!好きです」

カルマ
「ネギ盛りハンバーグを3人前お願いします」

店員
「かしこまりました」

詩伍郎
「カルマさんもここのハンバーグが好きそうで何よりだよ」

カルマ
「代金は私が支払います、元々詩伍郎さんに無理言ってついてきたわけですから」

詩伍郎
「いやいや、前もカルマさんが払ってたじゃないか、俺が払うよ」

梨子
「………あ、それで、えっと」

詩伍郎
「先にカルマさんからでいいかな?」

梨子
「どうぞ」

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