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*202*
【第44曲】
「衣真の最期」
フォルテ
「片付きましたね」
全てのクラシックノイザーを倒したカルマは変身を解く、詩伍郎達も…………
カルマ
「…………もしかして詩伍郎様、ですか?」
カルマ
「変わりましたね………」
詩伍郎
「…………まぁ、色々あったからね」
カルマ
「その…………申し訳ありません、何も告げず出ていったりして、せめて手紙でも残しておけば…………」
カルマ
「皆様には、大変ご迷惑を…………あっ」
詩伍郎は力強くカルマを抱きしめる
詩伍郎
「ああ、本当酷いよ………急にいなくなって、心配した…………でも、良かった」
詩伍郎
「生きててくれて良かった………会いたかったよ、俺の家族」
カルマ
「……………はい、ごめんなさい、詩伍郎様」
梨子
「………あ、カルマさん戻りましょう!皆が待っています!」
カルマ
「はい」
…………
たくっちスノー
「おっかえりー!!カルマート・アレグレット!!」
ウォズ
「そして………祝え!今ここに真の仮面ライダーフォルテの力を取り戻した瞬間である!」
カルマ
「皆さん、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」
サンダーボルト
「まさかお前がフォルテの本当の変身者だったとはな………」
嵐原
「でも、どうして分かったの?」
カルマ
「あの音楽を聴いて………怪物が私に近づいて、フォルテドライバーになりました」
カルマ
「その時………あのフォルテの試験に居た時の記憶が頭の中に………」
たくっちスノー
「本来行うはずだった思い出がしわ寄せで一気に来たって訳か」
カルマ
「………そういうことかと」
詩伍郎
「でもそうならなかったのは」
カルマ
「あの日、試験の日に私は衣真遼という男に買われたからです」
たくっちスノー
「買われた?」
カルマ
「…………まぁ、実験材料のようなものかと」
詩伍郎
「定期的にお金を求めていたのは?」
カルマ
「あれは元々です、各地を転々としながら食い繋いでここまで生きてしましたので………ここまで滞在したのは初めてです」
詩伍郎
「なるほどね………」
カルマ
「今の状況を説明してくれませんか?」
詩伍郎
「ああ、いいよ」