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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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愛弓
「なぜ分かったか………だったな、答えてやろう」

愛弓
「死んだフリをするまで兄ぃとは別で育てていたのは誰だと思っている?」

愛弓
「兄ぃはちょっとそういう所に鈍感な所があったが、私を騙すことなど不可能だ」

愛弓
「私が亡くなった後、何をしていたか………考えたことはなかったか?」

詩伍郎
「何をしていたかって、アンノイズに居たんじゃないのか?」

愛弓
「状況ではなく行動の話だ」

愛弓
「私はずっと観ていたんだ………衣真雄吾の行動と記録を」

愛弓
「そこからフォルテニウムの事、衣真遼の事、そして………お前の計画までプライベートの隅々まで残っていたんだ」

雄吾
「何!?」

ミコト
「何故それを黙っていた!?私だけでなく、アンノイズの全員に!」

愛弓
「それに関しては悪いと思っている、だがどうしてもこの時まで気づかれるわけにはいかなかったのだ」

愛弓
「………いつどこで漏れるか分からなかったし」

愛弓
(元々は兄ぃが見たくて始めたことだし)

雄吾
「…………そんな、馬鹿なことがあるのか!?」


たくっちスノー
「あるのかって言われても、この通りだよ!!」

愛弓
「だが、それだけてはないぞ?」

たくっちスノー
「その通りだ、ウォズが活躍して母さんがあんなことして………俺が何もしないと思ったか?」

ウォズ
「この本によれば私の活躍はまだ先だが」

たくっちスノー
「おだまり」

雄吾
「…………それだけじゃない?」

たくっちスノー
「こいつを見な」


たくっちスノーはポケットからベルトを取り出す…………

たくっちスノー
「カルマ、受け取れ!!」

カルマ
「これは?」

愛弓
「私とたくっちスノーが開発した、新しいフォルテシステムだ」

たくっちスノー
「ってよりは、本来の歴史で生まれるはずだったフォルテニウムを使わないフォルテシステムだ」

愛弓
「そいつを使って奴を倒せ!!」

カルマ
「…………本来の、仮面ライダーフォルテ」

雄吾
「そんなものは………そんなものはない!!僕が、僕が本物の仮面ライダーフォルテだ!!」

カルマ
「……………では、決着をつけましょう」


カルマ
「これが最後の戦いです!!」

【終曲】

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