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仮面ライダーフォルテ(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 227ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 
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*221*

詩伍郎
「ハーモニー?」

たくっちスノー
「アレが………フォルテシステムが時空から作られたものなら、この世界の力を結集してぶつければ、拒絶する力が働き破壊することが出来る」

たくっちスノー
「パンク、ヒット、ノイズの3つの音が合わされば………拒絶する力がはたらく!」

たくっちスノー
「やってくれ!この世界の仮面ライダーよ!」

ミコト
「しかし、どうやってそんな力を使えば…………」

詩伍郎
「…………なるほど、そういうことか!!」

詩伍郎はポケットからマイクを取り出して梨子に与える

詩伍郎
「ミコトくん、何か楽器は使えるかい?」

ミコト
「…………あ、ああ、ベースなら」

ミコト
「といっても、シロウト同然だが」

詩伍郎
「構わないよ、おじさんだって趣味の範囲内だし」

アークフォルテ
『…………何をするつもりだ!?』

詩伍郎
「届け!俺たちの魂のメロディ!!」ジャカジャカジャカ


詩伍郎、梨子、ミコトは楽器を構え、演奏を始める

たくっちスノー
「いいぞいいぞ!!」

アークフォルテ
『ぐ………な、なんだ!?このメロディは!?3つの音が…………グチャグチャに………』


アークフォルテ
『雑音だこんなもの………ジャンルもテンポもメチャクチャだ………』


フォルテ
「…………いいえ」


詩伍郎
「よし、ここから合わせていくぞ!」

ミコト
「今追いつく!」

詩伍郎
「慌てなくていい、ゆっくりだ!ゆっくり追いついていけ!」

梨子
「自分のペースで楽しく行きましょう!」

3つの音楽、3種類のメロディが1つになっていき………新しい曲となって………音色が響く!!

フォルテ
「ここにあるのは雑音なんてものではありません………音楽です!!」

アークフォルテ
『ぐっ!?なんだ、フォルテシステムが乱れ………どうした!!あっ!!』


詩伍郎
「…………まだだ!慌てても気を抜いてもダメだ!このままのペースで弾き続けるぞ!!」

梨子
「はい!!」

ミコト
「よく聴け、衣真雄吾!!これが!これこそがフォルテニウムに頼らない本物の音楽だあああああああああああああああ!!!」

アークフォルテ
『やめろおおおおお!!!』


【終曲】

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