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*4*
票的2 異端者
私には『トモダチ・シンユウ』といった人物がいない。
寂しいし、苦しいけど、人を信じられなくなった私には仕方のない事だ。人と喋っていても(ホントに面白いと思ってる?)とすぐ疑ってしまう・・・、ホントサイテ―だな、私・・・。
まぁ、私がいなくてもだれも気がつかない。浮いた存在、いわば『異端者』なんだ・・・、あはは、虚しいな・・・。
其んなことを考えていると、昼休みが終わった。
「お―――い、お前ら、席に着け――――。
五時間目は、予告どうり、席替えをするぞ―――。」
其うだったけ?まぁいい、さっさとくじを引いちまおう。
結果は、窓際で後ろから2番目。私のくじ運ナイス。
しかし、喜ぶのもつかの間、
「私の席ここだね。」
と、笹川京子さんが私の席の後ろに座った。エ?ちょと、待って?
しかも、
「ええっと、俺の席ってここだよね?(ヤッタ――、京子ちゃんの隣だ―――////)」
と、沢田綱吉が私の斜め後ろの席に、座った。なんか嬉しそうだな、オイ。追い打ちをかける様に、
「10代目近いっすね!!(野球バカ邪魔だ――!!)」
「ハハ♪ツナと獄寺近いのな♪」
と、言いながら、山本武は、私の隣に、獄寺隼人は、私の斜め前の席に座った。エ?待ってどうなってんの?あと獄寺、君、微妙に不満なんだろ、絶対。
私、くじ運なかったじゃね――か!!
女子の目が怖い・・・、ファンクラブの女子と、獄寺のこと好きな女子の目が・・・。
てめぇらの所為だ!!ど――してくれんの?まったくさぁ(^言^)
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