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標的34 帰還
そこからずっと涙が止まらなくって沢田困らすし、それで獄寺怒るし山本それ見て笑ってたし・・・で大変だった。
しっかし、変な夢だったなぁ・・・もう見たくない、絶対。
「でも心配したよ、目を開けたかと思ったら虚ろだったし、急に泣き出すしで・・・」
メヲアケテイタ、デモウツロ、ソシテナイテイタ。
私は夢を見ていたはずなのに・・・どうして目を開けていたの?虚ろ?何それわけ分かんないけど・・・
「あの・・・気分が悪いなどはありませんか・・・?」
神威が心配そうに覗き込んできた。無駄に美形だからなぁ、びっくりする。
「ん?無いけど・・・ああでも私寝ていたんだよ?何で起きていたの?」
「大変申し難いのですが・・・限界が近いかと」
嗚呼、それでか・・・あんまり使ってないと思うんだけどな・・・
削りすぎた覚えも無いんだけど、・・・じゃぁ、仕方ないのかなあの夢を見たのって、
・・・?何か忘れているような・・・?えぇっと・・・、
「あ――――!!!」
「うわっっっ!?どうしたの!?」
近くにいた沢田は驚いていた、デカイ声を出し過ぎたかな?
「次の戦い、もう始まった!?」
始まってんじゃぁねぇぞ、コノヤロー
「まだだけど・・・」
ヨッシャ―――!!応援しなきゃいけないな!頑張らないと。
今度こそ見逃すなんて事はするもんか。
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