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*46*
標的38 悔い
クソ、クソ、クソ!!
何回考えても腹が立つ!!私を騙すなんざぁ良い度胸じゃねぇか!!
悔しいと、腹立たしいと、体全身から何かが湧いて出る。
「ししし♪なんか居た♪」
はぁ?何かいたとは何だ。いて悪いかっつーの!!おぉっと、王子って人だ。ヤッベ―殺される
ここは無視しよう。関わったら死ぬ。これ絶対
ダッと、走り出した。あの王子は怖い人だ!!だって獄寺でも苦戦したんだぜ?私だったら死ぬ、確実に。
「王子を無視するなんてなっまいきー」
ハイ追いつかれた―!!ってジョークを抜きにしてヤバイ。
コレハコロサレル。
覚悟を決めて、目をギュッと瞑ったが、痛みを感じない。
あれ?もう天国に着いたのか?
ソロっと目を開けると、なんとそこには・・・・・・
雲雀さんがいた。
あれ?毒はどうなったんだい?
毒とはこの人にとって一体何なんだぁぁぁぁぁ!!
凄い・・・私もこれ位強くは無理でも強かったら、良かった。
そうしたらもう少し役に立ったかも、本当に私は何?
役立たずじゃん。みんなを助けれるくらい強くならなきゃいけないよね?
もう少し強かったらと・・・私はいつの間にか唇を噛み締めていた。
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