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*48*
標的40 勝者
神威が全然見つかんねー・・・どこだ!!泥棒!!
闇雲には知らず計画を練らなきゃ、アイツは捕まんないのかよ!?
焦っている、どうしようもなく途方に暮れている。
負の感情が押し寄せてきそうだ。
・・・・・・そう言えば沢田は無事なのか?
だって今、XANXUSさんと戦っている。まだ何とも無いかもしれないが、酷い怪我を負う可能性もある。
そんな考えが出た途端、沢田が戦っている方向をむいた。
そこで見た沢田は私は知らない。
何時もはひ弱で何やってもなんかドジしてる、だけど優しい奴。
でも今のあいつは、なんか凛々しくなって何時もと違う。でも目を見て分かる(気がするだけ)。アイツは優しいままだと、わかる。必死なんだって事は凄く分かる。根本的にはあんまり変わって無いなぁ、沢田。
頼む、頑張って勝ってくれ。
拝むように願掛けをした。
あ、忘れてた、私は神威を鉄拳を喰らわせなきゃいけなかったや★
覚悟しとけよ、痛くしてやる。
クルッと沢田達が戦っている方向を背にしてまた走り出した。
目的は今のところ一つに絞られた。
自分のペースで走っていると、リボーンさん達が変なとこにいた。
あれ・・・?まだガラスケースみたいな所に居なきゃ駄目だったんだ。知らなかった。
よーしここは何か怒鳴られないように、通り過ぎよう。
幸いリボーンさんの所から私は見えて無いしな。
こっそりと別のルートを見つけ走る。ラッキー
そしてまた沢田達の所へ戻ってしまった。あれ?
沢田が、XANXUSさんに一発食らわしているところを目の当たりにした。
沢田が勝ったんだ。
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