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〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 完
作者: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg  (総ページ数: 74ページ)
関連タグ: 家庭教師ヒットマンREBORN! オリキャラ 
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標的52 思い出

「そうそう、次の日に会った時、日本語を喋っていて驚いたよ」

私が、そう言うと、ディーノは、愚痴る様に言ってきた。

「あれはなぁ、リボーンに一夜で覚えれる様にたたき込まれて、そりゃもうスパルタだったんだぞ」

それは・・・・・・ご愁傷様。・・・?リボーン?

「リボーンって、あの赤ちゃんの?」

「そうだけど・・・知らなかったのか?」

イヤイヤ、知ってる訳ないじゃん。初耳だよ。・・・初耳だよね?
リボーンさんって、いま何歳なんだろう、スッゴク気になって来たんだけども。

「そういや、ディーノはドジなくなったんだね。凄いじゃん」

今のところ、特に怪我してないし、ドジしてこけてないし。
成長したんだね。やっぱり約10年の月日は、長かったんだな。

「そういや、確かアルバムがあった気が・・・、とっt・・・イッテ!」

訂正、いまだにドジだ、一生治らないんじゃ…?
て、言うかアルバムって、なんで持ってんの?仕事場だよね。ココ

「なんで、持ってんの?ココ仕事場でしょ?」

アルバムを捜しながらディーノは答えてくれた。

「ああ、少し前リボーンがお前の写真あったら見せろって言ってきて」

「なんで、リボーンさんがそんな事言ったんだよ」

可笑しい、すっごく可笑し過ぎるだろソレ。

「お前の情報を知りたかったんじゃないのか?ほらファミリーの一員になり奴の情報をしっかり見定める為にさ」

・・・・・・・・・リボーンさん、どんだけ徹底してるの?

「お、あった、あった。コレコレ」

そう言って机に持って来てくれた。何か豪華そうな表紙のアルバムだった。
豪華そう・・・、なんでこんなに豪華なんだろう・・・?

「昔の写真かぁ、懐かしいな」

そう、心底懐かしむように笑っていた。

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